BLUETTI EB55 レビュー|ポータブル電源を何台も体験している著者が小型ポータブル電源でおすすめできるモデルがこれ!
本記事では、小型軽量かつ大容量のポータブル電源「BLUETTI EB55」のレビュー記事を書きます。
ポータブル電源と言えば、キャンプやアウトドアに必需品になってきましたよね。
ボクはキャンプは年に1回いくかいかないかくらいなので、メインの用途としては災害時やコンセントのない撮影スタジオなどで使用するのが主な使用例です。
こんな感じの人間が、今回キャンプではほぼ必須、アウトドアグッズでも人気のポータブル電源「BLUETTI EB55」をレビューしていきます。
最大13台同時充電できるマルチ充電器としても性能が高く、容量537Wh/168000mAhとスマホを約45回充電できるほどの容量を誇ります。
AC定格出力が、700Wあるため多くの家庭家電、小型ガジェットをコンセントなしで使用可能。
約5万円のBLUETTI EB55はコスパが高いポータブル電源の1つですので、良い製品を探している人はぜひ本記事を参考にしてください!
BLUETTI EB55の特徴・メリット
BLUETTI EB55は、イケメンデザインで見た目がかなりイケてるのですが、多彩な充電方法やコンパクトなのに大容量、さらに高出力と多くのストロングポイントがあります。
この高性能な小型軽量ポータブル電源BLUETTI EB55の特徴・メリットを確認していきます。
- 最大700WのAC定格出力(瞬間最大1,400W)
- AC出力が家庭用コンセントと同じ純正弦波
- 最大13台同時充電可・大容量で災害時にも役立つ
- 最大100WのUSB-C搭載で大容量バッテリーやノートPCを急速充電可
- 容量537Wh/168000mAh
- 最大15Wのワイヤレス充電のあたり判定が大きい
- ライトの照射範囲が広い
- ブラック・グレー好きにはたまらない配色
①最大700WのAC定格出力(瞬間最大1,400W)
BLUETTI EB55のAC定格出力は700Wで瞬間最大出力は1400W。
多くの家電製品は起動時に瞬間的に消費出力が高くなります。
この出力が高くなるタイミングでポータブル電源が耐えれる力を瞬間最大◯◯Wと表されています。
最大出力が出せるのは一瞬だけで保険のようなもの。常時高出力の家電製品を使いたい場合は定格出力を重視すると良いよ!
定格出力700Wあれば、こたつクラスを使える出力。※電気ケトルやセラミックヒーターなども使用できる中出力〜高出力を誇ります。
※メーカーやモデルによる
小型のポータブル電源は定格出力500Wのモノが多いんですよね。
よって、BLUETTI EB55の定格出力700Wがあれば使用できる家電・ガジェットの守備範囲が広くなるので大きなメリットの1つです。
代表的な家電/ガジェットの消費出力
家電の種類 | 出力 |
---|---|
家庭用エアコン | 〜2000W ※モデルでかなり差がある |
ホットプレート | 1300W |
ドライヤー | 600W〜1200W |
セラミックヒーター | 600W〜1200W |
こたつ | 600W〜800W |
ヘアアイロン | 380W〜500W |
LEDランタン | 20W〜250W |
ノートパソコン | 30W〜150W |
ポータブル冷蔵庫 | 100W |
電気毛布 | 80W |
プロジェクター | 50W |
扇風機 | 40W |
ポータブルテレビ | 〜30W |
タブレット | 〜20W |
ニンテンドースイッチ | 〜10W |
カメラ | 5W |
②AC出力が家庭用コンセントと同じ純正弦波
BLUETTI EB55のAC出力は、家庭用コンセントと同じ「純正弦波=正弦波」が採用されています。
なめらかな曲線で規則正しい形状で、家庭用コンセントがまさにこれ。家庭用コンセントで使用することを前提で家電製品の多くが作られている
BLUETTI EB55のように、純正弦波が採用されたポータブル電源であれば、電気機器を長期間使っても安全です。
逆に言うと、正弦波でなければ家電製品が正しく機能しないものがあったり、劣化しやすかったり、最悪の場合故障します。
定格周波数も定格電圧も日本のコンセントと相性良し
定格周波数50/60GHzの選択式かつ、定格電圧も100V-120Vと日本の電圧に完全対応しているため、安心して使えます。
③最大13台同時充電可・大容量で災害時にも役立つ
BLUETTI EB55は、各ポート合わせて最大13台同時充電できます。
13台同時充電各ポート
- AC出力×4
- USB-C×1
- USB-A×4
- ワイヤレス充電×1
- シガーソケット×1
- DC出力×2
一気に複数台(一部低出力)で充電できるため、車中泊を始め、キャンプやアウトドア、さらには災害時や停電時にも備えることができる一台です。
MPPT方式採用
BLUETTI EB55は、MPPT方式(最大電力点追従制御)を備えているため、設置場所や天候に合わせて自動的に最大出力で充電できるのも魅力の1つ。
本体MPPT方式を採用している製品ってコストが上がるため、価格も高くなりやすいけど、BLUETTIの企業努力でなんとか5万円代に押さえてくれてるよ!
④最大100WのUSB-C搭載で大容量バッテリーやノートPCを急速充電可
USB-CポートはPD(Power delivery)3.0に対応しているので、高出力で給電できます。その値なんと100W。
100Wあれば、MacBook Air/Proだと、16インチサイズ含めてどのモデルも急速充電可能。
よって、Windows PCも含めて基本的にノートPCのような大きなデジタルデバイスをいとも簡単にバッテリーを満タンにできます。
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000) のような超大容量モバイルバッテリーなんかも充電できるから、いろんな使い方ができるね!
⑤容量537Wh/168000mAh
容量537Wh/168000mAhでできる充電回数(目安)↓
使用する家電/ガジェット | 使用量 |
---|---|
スマホ(10W) | 45回 |
13インチノートPC(50Wh) | 6回 |
55インチテレビ(100W) | 5時間 |
デジカメ | 120回 |
スロークッカー(200W) | 2時間 |
デスクトップパソコン(80W) | 6時間 |
電動工具(80W) | 5時間 |
ミニ冷蔵庫(60W) | 8時間 |
冷蔵庫(150W) | 3時間 |
CPAP(40W) | 11時間 |
ドローン(60Wh) | 8回 |
LED照明ライト(20W) | 23時間 |
スマホ45回充電できるのは災害時などの有事の際の安心材料になります。
また、アウトドア・キャンプ等でも使用することが多い、照明ライトなんかは23時間とほぼ丸一日照射可能。
BLUETTI EB55が1つあれば防災・安全面を確保できるのも大きな特徴メリット。
充電時間が最短2時間と爆速充電
BLUETTI EB55本体を充電時は、付属のACアダプターで90W充電が基本で約6.5時間あればフル充電できます。
さらに、以下の方法の「マルチ高速充電」を試せば最短2時間で充電できます。
マルチ高速充電方法
別売りソーラーパネルとT200 ACアダプター(200W)を同時に使用した充電方式を取れば最大400Wで本体へ爆速で給電可能。
使用寿命が長い
BLUETTI EB55のバッテリー充放電サイクル寿命は2500回以上で環境に優しく、有事の際にも充電が壊れている!なんてことが起きにくい設計。
電気自動車にも採用されているBMS安全管理システムを使用してるんだよ!
このシステムがあるから『過充電』『過放電保護温度管理』など内部バッテリーが安全に動作するよう監視と管理を自動で行ってくれるんだよ。
よって、ポータブル電源の中でも、非常に高い安全性を実現しているのがBLUETTI EB55です。
⑥最大15Wのワイヤレス充電のあたり判定が大きい
この手のポータブル電源は高確率で、ワイヤレス充電機能が搭載されています。それもだいたい15Wほどの出力。
ただ、残念なことにメーカーによっては「充電部分に突起物があって起きにくい」「当たり判定が狭い」と言ったように使いにくいワイヤレス充電が存在してるんですよね。
BLUETTI EB55は、当たり判定が広く、ワイヤレス充電がここでできますよ!ってマークに触れていればぼ100%充電可能。(iPhone 13 ProやiPhone 14 Proで試した)
ワイヤレス充電は、ケーブルなしでスマホを充電できるため、いざって時はかなり役立ちます。よって、軽視しないほうが良い部分。
⑦ライトの照射範囲が広い
BLUETTI EB55に限らず、ポータブル電源は屋外で昼夜問わず使用することを想定されたモノばかり。
上記のことから、どのポータブル電源もほぼ100%といっていいほど、ライト機能が搭載しています。
ただ、ポータブル電源によってはライト照射範囲が狭いモノがあるので、BLUETTI EB55のように大きく照射できるライトは希少価値が高いポータブル電源です。
照射範囲が広いと、遠距離もそうだけど、手元近辺を広範囲で照らせるので暗い中でなにか作業する時に役立つよね!
⑧ブラック・グレー好きにはたまらない配色
ポータブル電源って、いろんなデザインや配色があり、好みがわかれるところ。せっかくならスペック以外にも、自分が好きな色味やデザインがいいですよね。
ボクは無彩色「ホワイト・ブラック・グレー」のようなカラーが特に好きです。
BLUETTI EB55はブラック・ダークグレーをベースカラーに採用しているため、ボクのような無彩色好きにはたまらないテイスト。
LED部分含め、ワンポイントでブルーが採用されているのも個人的には小洒落ていて好み!同じような感覚の人はかなり刺さるはず。
BLUETTI EB55 開封レビュー
小型ながら大容量かつ高出力を実現したポータブル電源「BLUETTI EB55」の開封レビューを書いていきます。
スペック
製品名 | BLUETTI EB55 |
重量 | 7.5kg |
サイズ | 275x 190 x 195(mm) |
バッテリー容量 | 537Wh/145,000mAh |
電池素材 | リン酸鉄リチウム電池 |
管理システム | BMS(バッテリーマネージメントシステム) 高温保護、過電圧保護、低電圧保護、 放電低温度保護、過電流保護、 過負荷保護、ショート保護、充電過電圧保護 |
AC入力 | 12V-28V,200W Max |
ソーラーチャージ入力 | 12V-28V,200W Max |
シガーソケット入力 | 12V/24V |
AC出力(x4) | 100-120V,Max 700W 瞬間最大1400W (純正弦波 50/60Hz) |
USB-A出力(x4) | 5V/3A 各ポート最大15W |
USB-C出力(x1) | 5/9/12/15/20V/3A 20V/5A 最大100W |
シガーソケット出力(x1) | 12V/10A 最大120W |
DC5521 出力(x2) | 12V/10A 最大120W |
ワイヤレス充電 | 最大15W |
カラー | ブラック(ダークグレー) |
保証期間 | 24ヶ月 |
価格 | 59,800円 |
ミニサイズながらハイパワーでまさに小さな巨人!災害時や停電時以外にも、普段使いもしやすいバランスの良いスペックにまとまっています。
パッケージ付属品
パッケージは専用ダンボールに包まれて配送され、さらに内箱に製品本体の梱包がある丁寧梱包。
ポータブル電源は付属品が多いので、なくさないように商品が入っていたパッケージは捨てずに保管するのもありかも。(収納に余裕があれば)
パッケージの中も緩衝材でしっかり梱包されているので、大型バッテリーを積んでいるポータブル電源なので安心できる。
付属品は、本体含めて取説と各種ケーブルが入っています。
- BLUETTI EB55本体
- ACアダプター充電器(90W)
- MC4ソーラー充電ケーブル
- カーチャージャケーブル
- 保証書
- 取り扱い説明書
外観デザイン
前面は、主に操作するための各種電源やポートが備わっています。
背面は、ライトが搭載されていいるだけ。ポータブル電源の中でも、かなり大型のライトで使いやすいライトです。
ライトは3段階で光る
ライトは「小」→「大」→「点滅(SOS用)」のように、スイッチボタンを押すだけで簡単に切り替え可能。
冷却ファンは側面にあり
側面は、冷却ファン部分があるので、使用時は防がないようにすることが重要。
上部は、ワイヤレス充電(15W)と持ち運び用の取っ手あり。底面は、大きなラバー滑り止めが最初からついてます。
設置すると全然すべらないので、高さのある場所やちょっと不安定な場所で使用するにも、比較的安全に使用することが可能です。
底面の中央には、各種認証と充電規格が表示されています。
EUで販売する電気・電子機器の有害物質を非含有とさせることを目的として制定されているRoHS司令表示もあり。
大きく見やすいディスプレイ
液晶ディスプレイはブルーとホワイトで表示されていて、遠目でもしっかり確認できるくらい視認性が高いデザインで仕上がっています。
明るくても見やすいディスプレイになっているので、日中屋外使用も難なくこなすことが可能。
インプットとアウトプット部分の数字も大きいので、「今充電状況がどうなのか」ひと目でチェックできるってかなり便利なんですよね。
ワイヤレス充電部分はテーブルにもなる
上部はワイヤレス充電面ですが、取っ手を収納できるためフラットな状態にすると、ミニテーブルのような活用が可能。
キャンプなどのアウトドアや、自宅の居間などでちょっとしたスペースが欲しい時にはかなり使い勝手が良いです。
ポータブル電源によっては、取っ手部分が固定式でテーブルにできないモデルもあるのでこれはありがたい!
サイズ重量
サイズは、275x 190 x 195(mm)でコンパクトで扱いやすいサイズ。自宅のちょっとした隙間に収納できます。
重量は、7.5kgとめちゃくちゃ軽いわけではないですが、非力な方でももちやすい取っ手があるので簡単に持ち運べます。
うちの父が60を越えてて、同じ重量かつ取っ手のあるポータブル電源をらくらく持ち運んでるから、高齢者の方でも持てるサイズ・重量だと言えるね!
普通の乗用車にも詰めれるサイズ
ガチガチのキャンパーじゃなくて、普通に年に数回のアウトドアで使用したい!って方は、車もキャンプに強い車ではなく、普通の乗用車って人も多いはず。
助手席、後部座席、トランクにも問題なく乗るサイズなので、簡単に無理せずピックアップして持ち運ぶことが可能です。
電源・インターフェイス周り
側面にも電源があるポータブル電源もあるのですが、BLUETTI EB55は前面に集約しているので、ひと目でどこに何があるかわかりやすく視認性が高いです。
画像の各ポートと出力をまとめると以下のとおり。
ポート | 出力 |
---|---|
AC出力×4 | 700W |
USB-C×1 | 100W |
USB-A×4 | 15W |
ワイヤレス充電×1 | 15W |
シガーソケット×1 | 120W |
DC出力×2 | 120W |
BLUETTI EB55のAC出力を使ってみた
BLUETTI EB55のAC出力は700W(定格出力)です。この数値があれば、主に家電製品への給電に使用する人が多いでしょう。
そこで、実際に使用して問題ないかチェックしました。
定格出力以内であれば、家庭用コンセントに差した状態とほぼ同じように使用が可能です。
これは、外で使うときに非常に強力味方になるでしょう。
また、電気代が高騰している昨今、ソーラーパネルで充電→家の中の家電に使用する。みたいな形をとって、節電することもできます。
上記では、BLUETTI EB55の定格出力700W内でチェックしてみましたが、越えた場合はどうなるか確認しておきます。
定格出力を超えた場合は数分で止まる
たとえば、消費出力1200Wドライヤーを使用した場合、弱だと700W以下なので使用可能。
しかし、中以上の出力になると電源を入れてすぐに強制停止しました。
ギリギリの消費出力700Wだと使用できるので、BLUETTI EB55で使うかもしれない家電の消費出力はチェックしておいたほうが良いですね。
冷却ファンも回る
BLUETTI EB55には、冷却ファンが備わっています。
発動条件は明確に定まっていませんが、ポートを使い始めると、動作することが大半です。
気になるのは、夜間使用時などの騒音問題。実際に計測したら、超近距離で58.6デシベル(dB)でした。
決して静かとは言えない音量ですが、他メーカーのポータブル電源のファンも同量くらいのファン音がでるので、普通の音量だと思って大丈夫です。
デシベルの目安
デシベル(dB) | |
---|---|
木の葉のゆれる音 | 20dB |
郊外の深夜 | 30dB |
図書室 | 40dB |
小さい声・事務室 | 50dB |
洗濯機・掃除機 | 60dB |
セミの鳴き声・街頭 | 70dB |
周波数の変更可能
BLUETTI EB55の周波数は50Hz/60Hzのどちらにも対応しています。
この切替はボタン2箇所(AC出力ボタン+DC出力ボタン)同時押しで切り替えできます。
AC+DC出力の同時押しから、DCのみ操作すると、ECOの切り替えもできます。
BLUETTI EB55を使ってデバイスを充電してみた
BLUETTI EB55の充電性能をチェックするために、一部の充電性能や発熱をチェックします。
ここではよく使うUSB-Cポート・USB-Aポートの両方をチェックします。
USB-C
USB-Cは1基搭載で、最大100W出力可能。
実際にMacBook Proを充電したところ、約84Wで問題なし。
USB-A
USB-Cは1基搭載で、最大15W出力可能。
実際にiPhoneやiPad、LEDランタンやカメラの充電を単体や同時に充電したが、おかしな挙動はなし。
長時間使用時にも発熱はほぼなく本体が40〜50°くらいで運用できました。
BLUETTI EB55本体を充電してみた
付属のACアダプター(最大90W)で、BLUETTI EB55を充電しましたが平均して75Wで充電して、公称のとおり7時間かからずにフル充電できました。
容量537Wh/168000mAhで、この充電速度は恐ろしいですね。急いでいる時なんか、1日の1/4でフル充電できるのはありがたい。
さすがBLUETTIポータブル電源。
マルチ高速充電対応
BLUETTI EB55に付属しているACアダプターで充電はもちろん可能ですが、さらに強力に充電することができます。
別売りのソーラーパネルとより高出力なACアダプターを用意すると、最大400Wで高速充電が可能。
充電方法は何通りかあるので、以下を参考にしてください。
充電方法 | 最大入力 | 充電時間 (約) |
---|---|---|
付属のACアダプター | 90W | 6.5時間 |
カーチャージャー | 電圧12V:98W 電圧24V:196W | 6.5時間 4時間 |
別売りのACアダプター | 200W | 4時間 |
別売りのソーラーパネル | 200W | 4時間 |
別売りのACアダプター + 別売りのソーラーパネル ※マルチ高速充電 | 400W | 2.5時間 |
別売りの200ACアダプター
別売りのソーラーパネル
パススルー充電対応
BLUETTI EB55は、パススルー充電にも対応しているので、本体を充電しながら接続している家電・ガジェットを同時に充電することができます。
モバイルバッテリーでも人気の充電方法の1つですね。
ただし、パススルー充電は急ぎの時にしか使用しないようにしたほうが良いですよ!
パススルー充電を普段は使わない方が良い理由
パススルーの場合、本体と接続している家電・デバイスの両方に熱が発生します。この熱はより高温になりやすく劣化に繋がります。
BLUETTI EB55のデメリット
BLUETTI EB55のデメリットは1つありました。
- 容量が気持ち少ない
容量が気持ち少ない
正直いって、5万円クラスで小型かつ軽量、さらに高出力やその他安全機能やスペックを考慮すると、コスパ最強とも言えるポータブル電源です。
ただ1つ容量があと100Whでも多かったら嬉しかった。
同じサイズ・重量で720Whのポータブル電源もあるので、容量だけできめるなら、容量537WhのBLUETTI EB55は気持ち少ないんですよね。
ただその他のスペック、例えばポート数や定格出力などは上位モデル匹敵するスペックを誇るので、BLUETTI EB55が性能高いポータブル電源に変わりはありません。
BLUETTIの企業は?どこの国のメーカー?
BLUETTIを開発した会社名は「パワーオークグループ」です。
パワーオークグループは、中国の深センの企業です。2009年に創立した世界有数の蓄電池関連技術を誇り、特許も保有している一流メーカー・ブランド。
日本法人は、2021年に『BLUETTI JAPAN 株式会社』として設立。本店所在地は〒252-0311 神奈川県相模原市南区東林間1丁目17−16にです。
BLUETTI EB55 レビュー【まとめ】
BLUETTI EB55 レビューでした!
小型で高出力、かつ安全性能が優れいているコスパ抜群のポータブル電源を欲しい方はBLUETTI EB55はかなりおすすめできます。
デザインも秀逸で、ブラック・グレーカラーが重厚感があり、ガジェット感が強いところもかなりカッコいいので、自宅に置いてても違和感ありません。
別売りのソラーパネルを同時に購入して、節電対策もできるし、王道のキャンプ・車中泊にも使いやすいので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!