EBL ポータブル電源 MP1000レビュー|家電・ノートPC充電OKの最高出力1000WのPower Station
先に伝えておくと、ボクは生粋のキャンパーではありませんが、キャンプはたまにいきます。でもアウトドアは大好き!
こんな感じの人間が、今回キャンプではほぼ必須、アウトドアグッズでも人気のポータブル電源「EBL MP1000」をレビューしていきます。
※ご提供いただきましたが、忖度なしでレビューします。
ちなみに製造メーカーのEBLは、充電式乾電池のパイオニアといわれていて信頼がおけるメーカーの一つだよ!
大容量=270000mAh(999Wh)で容量が非常に多いタイプに関わらず、同程度容量と比較すると約30%軽量にも成功していてコンパクトかつ軽量で扱いやすい本機。
出力、入力ともに多用な組み合わせが可能で、最大10台同時充電可能です。
小型ガジェットの他、小型家電にも対応しているため、災害時などでも大きく活躍できる安心要素の高いスペックを誇ります。
本記事では、そんな魅力たっぷりのEBL ポータブル電源 MP1000をレビューしていくので、ぜひ参考にしてくださいね!ではいきましょう!
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EBL ポータブル電源 MP1000レビュー【特徴・スペック】
EBL ポータブル電源 MP1000(Amazon)は冒頭でも話したとおり、大容量270000mAh(999Wh)、出力は最大1000Wというポータブル電源では一番人気のミドルレンジ帯です。
本機は※正弦波(純正弦波)を採用しているため、家電使用時にも故障の心配等リスクが少ないタイプとなっています。
家庭用コンセントのAC電源から流れている電流の波形のこと。家電製品の多くは、家電用コンセント利用前提で作られているため、正弦波ではない電源で使用すると正しく動作しなかったり故障の恐れがあります。
1分でわかる特徴
特徴
- 大容量の270,000mAh/999Wh
- 出力1,000W(瞬間2,000W)
- 3つの入力・5つの出力方式
- 最大10デバイス同時充電可
- スマホワイヤレス充電可能10W(Qi)
- MPPT制御方式採用&BMS安全保護
- LCD液晶画面&非常用LEDライト搭載
- 持ち運びに便利なボストンバッグより小さいコンパクトサイズ
EBL ポータブル電源 MP1000の特徴をサッとまとめると上記のとおり。
また、出力方式の1つにPD60W対応のType-Cポートが搭載されているため、MacBook AirやMacBook Proのような充電出力がそこそこ必要なデバイスも簡単に充電できちゃいます。
スペック
メーカー | EBL |
容量 | 270000mAh/1000Wh |
定格出力 | 1000W(瞬間最大2000W) |
出力波形 | 正弦波 |
サイズ | 約290×202×202(mm) |
重量 | 約8.5kg |
AC充電入力 ソーラー充電入力 シガーソケット入力 | 100-240V/150W 12V-26V (最大150W) 12V/10A |
AC出力 DC出力 シガーソケット出力 | 110V±10%/60Hz 14V/8A 14V/8A |
USB-A出力×3 USB-C出力×1 ワイヤレス充電×1 | QC3.0/18W PD60W 10W |
充電温度範囲 放電温度範囲 | 0 ~ 40°C -10 ~45°C |
スペックに関しては、約100,000円クラスのそれといえばそれ。
サイズが小さく、重量が10kg切っていてやはり持ち運びやすいのが、普段使いや災害時に非常に使いやすいのかな、という印象を持ちます。
EBL ポータブル電源 MP1000本体を充電するための入力も3種類あるので、自宅・屋外・車内どこでも充電できるのはいざって時に助かる守備範囲の広さ!
EBL ポータブル電源 MP1000レビュー
開封時の様子から、EBL ポータブル電源 MP1000をレビューしていきます。
パッケージ/付属品
パッケージはブランドカラーのオレンジ&清潔感のホワイト基調
箱をあけると一面に広がる安心・安全の代名詞「緩衝材」あり
本体ががっちり動かないように収納されていて安心
底面にも緩衝材があって輸送中のダメージから守るように梱包
取説は日本語表示ありでわかりやすい
EBL ポータブル電源 MP1000は頑丈なポータブル電源とはいえ、精密機器にかわりはありません。だからこそ、梱包をしっかりしてくれていてかなり好印象。EBLさんは緩衝材をふんだんに使ってくれていて輸送時の心配も少ないです。
付属品は本体を含めて5つあります。
- EBL ポータブル電源 MP1000本体
- AC充電入力ケーブル&アダプター
(長さ:100cm+150cm) - ソーラー充電入力ケーブル
(長さ:約30cm) - シガーソケット入力ケーブル
(長さ:120cm) - 取り扱い説明書
ケーブルは3種類搭載で充電時間は異なる
すべて、入力用です。(入力=本体容量を充電)それぞれの入力W・本体充電時間は以下のとおり。
- AC
→100-240V/150W・充電約7〜8時間 - ソーラー
→12V-26V (最大150W)・充電約6〜9時間 - シガーソケット
→12V/10A・充電約9〜11時間
充電方式はMPPT制御方式採用。ACが一番安定していて早く充電できるので、普段は自宅のコンセントから充電すると良いですね。
ソーラは環境にもよりますが、最大目安が9時間程度。例えば、以下のような150W以上のソーラーパネルを準備しますよね
たったこれだけで電気代かからずして、EBL PORTABLE Power Station MP1000を使ったセルフ蓄電器の完成できるんです。自宅でも普段から節電したい方にも、EBL PORTABLE Power Station MP1000(Amazon)はおすすめできるアイテムの一つ!
ソーラーパネルは、最大60W/80W/100W/150W/200W入力に対応していて、数字が大きいほど本体充電が早くなるのですくなくても100W以上をおすすめします。
デザイン/外観
本体はいかにもなポータブル電源らしさを感じるデザイン性です。色味はブラックベースのブランドカラーのオレンジを採用。操作ボタンが前面部分に集約されているので、初心者にもわかりやすい設計!今メインでつかっているポータブル電源よりわかりやすいので、これは高齢の親や祖父母にもおすすめできそう。
側面にもボタンやAC,DCを搭載しているポータブル電源があるから、比較すると本機の操作性はかなりシンプルだね!
本体の両側面には冷却ファンが備わっています。どちらも本体内部温度の上昇に伴い、自動的に冷却ファンが作動するシステムなので、自分でなにかボタンを押したりする必要はありません。
注意点
冷却ファン部分を塞がないように気をつけてください。放熱できずに故障する原因になります。
本体裏面はオレンジベースの樹脂素材。キャンプや災害時などの夜間時でも、視認しやすいカラーリングです。わからないですが、これは見やすい!を意図しているはず。
EBL PORTABLE Power Station MP1000の取っては収納式で、背面のくぼみから取っ手部分を立ち上げてラクに持ち運びできるようになっています。持つとわかりますが、軽い軽い!
電源ポート部分(出入力)
各ポートの詳細は以下の通り。
項目 | 詳細 |
---|---|
①電源 | 電源のON/OFF |
②ライト/SOSライト | 通常点灯/SOS点灯(点滅) |
③PV入力 | 12V-26V (最大150W) |
④DC入力 (AC充電/シガーソケット) | AC充電100-240V/150W シガーソケット充電12V/10A |
⑤DC出力&シガーソケット出力 | 14V/8A |
⑥USB出力 | USB-A×3:QC3.0/18W USB-C×1 :14V/8A |
⑦AC出力 | 1000W |
簡単にまとめると、出力方法は5種類最大10台同時出力可能で、入力方法が3種類で最大1000Wまでの家電を動かすことができるスペックです。
使用方法はボタンを押してケーブル接続するだけ
- 使用したい電源ポートを選択してボタンを押す
- 緑ランプ点灯確認
- ケーブルを差し込む※同時使用可能
- ケーブルの先端を接続したい家電/デバイスに差し込む
たったこれだけです。
任意の場所から電力を引っ張り、家電やガジェットデバイスを使用したり、充電できます。
サイズ/重量
- サイズ:290×202×202(mm)
- 重量:8.5kg
サイズは一辺30cmを切っているので、よくある小さいダンボールに持ち運びやすい取っ手がついたイメージ。
重量10kgを切って8.5kgという女性や非力な方でも持ちやすい重さも魅力的です。
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EBL ポータブル電源 MP1000を使ってみた【良かった点・メリット】
EBL ポータブル電源 MP1000を実際に使ってみた感想を含む、良かった点・メリットを6つまとめました。
- 最大10台同時充電できる
- 本体充電は3パターン
- 家電は1000W以内なら基本使用できる
- 災害時にスマホなら最高約80回充電可能
- SOSライトも搭載
- シンプル操作で使いやすい
では順に見ていきましょう!
最大10台同時充電できる
10台充電できてもそんなに使う?って思いますよね。これが知人や家族などそこそこの人数でキャンプなどに行くと、丁度よいくらいのポート数だったりします。
なんだかんだ、一人でもかなり重宝するんですよね。
例えば
ノートPCを充電しながら使用中に、ニンテンドースイッチを充電して、スマホやタブレットその他ミニガジェットを同時に充電、さらに扇風機や電気毛布を繋ぐ。
これを同時にしてもまだ余力があります。逆に6~7台しか使えないと、案外実用性が低いので10台同時で余すくらいあるとちょうど良いですよ!
ポータブル電源を持ってから気づいたことだね!
正弦波もメリットの1つ
一部のポータブル電源は正弦波ではなく、修正正弦波・矩形波を使用しているモデルがあります。
これらのモデルだと家電が対応しておらず使用できないことが往々にして考えられるんですよね。
EBL PORTABLE Power Station MP1000は正弦波なので気にせずに使用できるので安心!
本体充電は3パターン
どんな状況でも充電しやすくつくられているため、普段キャンプなどのアウトドアグッズとしても災害用グッズとしても常備しやすい充電パターンなのが嬉しいポイント!
USB電源オン状態だとワイヤレス充電も可能
EBL ポータブル電源 MP1000は、本体上部でワイヤレス充電(Qi)ができます。
手順は、「電源ON」→「USBボタンON」→「対応デバイスをおく」だけの3ステップです。
最大10Wだよ!ワイヤレス充電対応は、万が一の時にケーブルがなくても充電できるから便利で安心できる機能だよね!
家電は1000W以内なら基本使用できる
サーキュレーターや扇風機などにも問題なく使用可能。
EBL PORTABLE Power Station MP10001つあれば、室内・屋内で涼んだり電気ストーブなんかを使用して暖を取ることができます。
災害時にスマホなら最高約80回充電可能
ボク自身大きな災害を体験したことはありませんので、以下はあくまでも体験した知人の話です。
「外部と連絡が取れるだけで安心できる」という話を聞きました。
これを境にボクは常にiPhoneモバイルバッテリーやipad、MacBookのモバイルバッテリーなど多めに確保しています。
EBL PORTABLE Power Station MP1000はそんなモバイルバッテリー以上のスマホ充電能力+他の性能を持ち合わせています。
スマホなら約80回充電できるので、1日1台充電しても約2ヶ月半。これはかなりの安心材料だといえるメリットの1つです。
その他の充電回数も優秀
スマホ充電以外もかなり充電することができます。以下にまとめたので参考にどうぞ。
デバイス | 使用充電回数(約) |
---|---|
ノートPC(41.4Wh) | 20回 |
32型(60W) | 14時間 |
加湿器(15W) | 56時間 |
ビデオカメラ(5.9Wh) | 143回 |
照明灯 | 212時間 |
ミニ冷蔵庫 | 21時間 |
ドローン(89.1Wh) | 9.5回 |
スマホ(10Wh) | 84回 |
ニンテンドースイッチ(16Wh) | 53回 |
アウトドア・災害時にあってよかった!って思えるほどの充電能力を発揮!やっぱり270000mAh(999Wh)の大容量は安心だね!
USBポートでMacBook Air/ProやiPadも充電できる
MacBook ProとiPad AirをそれぞれUSB-C(PD)ポートに差し込んで充電。
- MacBook Pro → 約50W
- iPad Air → 約37W
MacBook充電器の選び方・iPad充電器の選び方にも書いているとおり、受電最大W数の手前近辺で充電できているので、本機を通してモリモリ充電することができます。
SOSライトも搭載
前面の電源ボタン横のボタンを順に押すと、通常ライト・SOSライトとして使用することができます。
シンプル操作で使いやすい
EBL PORTABLE Power Station MP1000のボタンやポートの配置がわかりやすく作られています。
ディスプレイも見やすい
液晶ディスプレイは、ライト点灯時はバックライトも連動して、明るい場所・暗い場所問わずして確認しやすいですね。
出力・入力共にリアルタイムでワット数が表示され、現在何がどうなっているのかわかりやすい仕組みです。
- 電池残量
- 入力(INPUT表記)
- DC出力(DC ON表記))
- USB出力(USB ON表記)
- AC出力(AC ON表記)
EBL ポータブル電源 MP1000を使ってみた【気になった点・デメリット】
EBL ポータブル電源 MP1000を実際に使ってみた感想を含む、気になった点・デメリットを2つまとめました。
- 本体充電時間がややかかる
- 周波数50Hzには対応していない
順に見ていきます。
本体充電時間がややかかる
充電方式はMPPT制御方式採用して、高い安全性BMSシステム機能を搭載しているため、「早く安全に充電できる」は可能です。
最短でも満充電に6時間程かかるので、もう少し早かったらうれしかったなぁというのが本音。とはいえ、容量を考えると致し方ないかもですね。
周波数50Hzには対応していない
本機のAC出力側は 110V±10%/60Hzです。この60Hz固定がいたずらする可能性が0ではありません。
50Hzと60Hzとは何?って方はこちらを参考に。
まぁ簡単に言うと関西・関東によって周波数が異なり地域によっては、今もっている家電だとEBL PORTABLE Power Station MP1000を介して使用できないことがあるかもしれません。
ただし、最近の家電の多くは、「50Hz・60Hz(固定)」だったり「45 ~ 65Hz(可変)」のようにどちらでも使用することができるモノが多いです。
EBL ポータブル電源 MP1000をおすすめの人・おすすめできない人
最後にEBL ポータブル電源 MP1000を使ったからこそわかるおすすめの人とおすすめできない人をまとめます。
※上記ポタ電=ポータブル電源
複雑な設定がなく、全面部分のシンプル操作とポートですべて完結できるのは初めてポータブル電源を購入する人のハードルをグッと下げてくれます。
よって、本機は特にポータブル電源初心者におすすめの一台といえます。
EBL PORTABLE Power Station MP1000 レビュー【まとめ】
本記事はEBL PORTABLE Power Station MP1000レビューについて書きました。
EBL PORTABLE Power Station MP1000(Amazon)は、定価100,000円しますが、Amazonセールやクーポンがある時は80,000円台で購入できることがあります。
気になる方は、ぜひ一度チェックをしてみてくださいね!
では良きポータブル電源ライフを!
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