TP-Link スマートハブ「Tapo H100」レビュー|Tapoから登場したスマートホーム化に必須のハブ

Tapo H100レビュー

他社製のスマートハブをいくつか使用して、各スマートデバイスと連携しスマートホームライフを満喫しているボクが満を持してTP-Linkから登場した「Tapo H100」をレビューしていきます。

TP-Link Tapo H100
メリット
  • チャイム一体型のスマートハブ
  • TP-Linkのアプリが使いやすいから管理がラク
  • コンセントに直挿しタイプでケーブルレス
  • Tapoスマートデバイスとの連携がスムーズ
デメリット
  • デザインがチャイム寄り
  • 連携できるデバイスがもう少しほしいところ(2023年9月時点)
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本記事はTP-Link様から製品をご提供いただき作成しています。

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目次

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」の特徴

早速、Tapoシリーズでスマートホーム化を構築する上でかかせない「Tapo H100」の特徴をまとめます。

特徴
  • 広範囲で使える
    →優れて安定したワイヤレス接続で連携デバイスと途切れない環境を構築
  • 省電力プロトコル
    →接続デバイスを効率的に動作させて無駄な稼働を減少。バッテリー効きは最大10倍長持ちする
  • スマートアラーム
    →Tapoスマートセンサーと連携で、侵入者等に警告が出せる
  • スマートドアホン
    →19種類のサウンドに対応。Tapoスマートボタンと連携させたスマートドアホンの構築が可能
  • Tapoエコシステム
    →最大64台のデバイスを接続可能で、快適なスマートホームライフを実現

Tapoスマートホーム化の心臓部といえるハブですが、単なるハブではなくさすがネットワーク環境デバイスを得意としているTP-Link製品。

ハブの機能や付随している機能も優秀で「通信範囲」「省エネやエコシステム」「各アクション」を幅広くカバーしたスマートハブと言えます。

こびぃ

スマートホーム化はできればアイテムを統一しながら使いたいから、TP-Link製品が好きな人はありがたい特徴だね!

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」レビュー

ここからTP-Link スマートハブ「Tapo H100」のレビューをしていきます。

スペック

スペックは公式サイトを参照。

ネットワーク
プロトコル868 / 922MHz
(H100と各Tapoデバイス間の通信)
ワイヤレス タイプ2.4GHz Wi-Fi
(H100とWiFiルーター間の通信)

DHCP・WPAまたはWPA2で保護され、
DHCPで運用された
Wi-Fiネットワークによる
インターネット接続
一般
動作環境温度0~40°C
寸法
(高さ X 幅 X 奥行)
72 x 62.5 x 51 mm
素材UL94-V0 難燃性素材
ボタンSYNC(同期)/Mute(消音)ボタン
パワー要件AC, 100~240V, 50/60Hz

Wi-Fiは2.4GHzのみ

スマートホーム系のハブのWi-Fiは基本2.4GHz帯のみ対応していて、5GHzは対応していないハブばかりです。本機も漏れなく2.4GHzのみ。

スマートホームデバイスはそこまでネットワークの強さがいらなく、遮蔽物などがあっても広範囲でとどく電波が良いので2.4GHzで大丈夫です。※自宅環境で2.4GHzが普段使えるのなら問題なし

付属品

Tapo H100のパッケージ
Tapo H100付属品
付属品
  • Tapo H100本体
  • 保証書
  • クイックスタートガイド

珍しくチャイム機能があるためデザインもそれっぽい感じ

Tapo H100本体

スマートハブ+αの機能として、本機はチャイム機能があります。デザインもハブ色<チャイム色が色濃くでてます。

Tapo H100のコンセント部分

背面は各認証マークとコンセント部分あり。プラグは極性プラグが採用されていないため、どの向きでも差し込み可能。

Tapo H100のコンセント武運

ちょうどプラグ部分が盛り上がっているので、コンセントに挿した時に少し浮くような感じになります。だからといって、ポロポロ取れることはなし。

ハブの設置方法はコンセント直挿しタイプ

Tapo H100のコンセントに差したデザイン

本機はコンセントへ直挿しするタイプになってるので、自由度が低い反面、コードなどの視界ノイズがでないので全体で見るとインテリアを邪魔しにくくなっています。

他社製品ではコンセント直差しじゃないタイプが多い

他社製シンプルデザイン
SwitchBot ハブミニ
温湿度もシンプル
SwitchBot ハブ2

例えば他社のものだと、コンセントから延長ケーブルがでているタイプが多いです。

どちらも一長一短あるので、以下を参考にどうぞ。

メリットデメリット
Tapo H100タイプ
(コンセント直挿し)
・小スペース設置
・コードが邪魔にならない
・コンセントにしか設置できない
・コンセント周りにボリュームが出る
延長コードタイプ・コンセント周り以外に設置可
・コンセントがスッキリ
・設置場所に困る時あり
・コードが邪魔

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」の初期設定・手順

ここからはTP-Link スマートハブ「Tapo H100」を使うための初期設定を行っていきます。

機械オンチの人でもサクッとできるので参考にしてください。

初期設定はアプリから行う

スマートホーム初心者の方でもわかりやすくするように細かく初期設定の手順を紹介します。

まずはこちらのアプリをインストール。

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終えたらあとは以下のとおり進めます。

Tapo H100の初期設定・手順

  • 手順①アプリ内右上の+ボタン
  • 手順②Tapo H100を選択
  • 手順③電源&LEDチェック
  • 手順④Wi-Fi画面でTapo_Hubを選択
  • 手順⑤Wi-Fi 2.4GHzに接続
  • 手順⑥Tapo H100の名称を決める
  • 手順⑦設置場所を選択
  • 手順⑧アイコンを選択
  • 手順⑨ファームウェアを確認
  • 手順⑩完了
設定を画像で確認する
追加していく

手順①
アプリ内右上の+ボタン

Tapo H100を選択する

手順②
Tapo H100を選択

オレンジと青に点滅するかチェック

手順③
電源&LEDチェック

Wi-Fiを接続させる

手順④
Wi-Fi画面でTapo_Hubを選択

Wi-Fiの選択

手順⑤
Wi-Fi 2.4GHzに接続

デバイスに名前

手順⑥
Tapo H100の名称を決める

使う場所の選択

手順⑦
設置場所を選択

デバイスアイコンを選択

手順⑧
アイコンを選択

ファームウェアを確認する

手順⑨
ファームウェアを確認

いいねボタンを押す

手順⑩
完了

一本道で初期設定ができるので迷子にならずにすんなり終えることができるはずです。

もし設定できない場合は以下にまとめてるので確認してくださいね。

【重要】手順④〜手順⑤で接続できない場合

もし接続ができない場合はこちらを確認
デバイス検出できない

手順④から手順⑤は機械が苦手な人はエラーが発生する可能性が高い場所です。エラーの原因は「正しいWi-Fiに接続してない」可能性が大!

以下のチェックをしてください。

tapoと接続できているか確認する

Wi-Fi接続先が「Tapo Hub」になっているか確認して、もしなっていなかったらTapo Hubと接続するだけ。

これで解決できるはずです。もしこれで接続できない場合は、接続スマホと本機Tapo H100をグッと近づけて設定してみてください。

接続するデバイスと連携

ハブに追加するデバイスを選択する

Tapo H100の設定を終えると、すぐさま「どのTapoデバイスと接続するのか」選択画面がでてくるので、本機以外に準備しているデバイスがあれば選択して連携しましょう。

もしまだ他のTapoデバイスを買ってなかったらスキップを押してOKです。

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アプリ側から制御していく

ハブをアプリ側から制御する

Tapoアプリを立ち上げて、本機を選択すると

  • チャイムを鳴らす
  • スマートアクション(外出時や就寝時やドアの開閉などに応じて連動させる設定)
  • ペアリングデバイスの確認
  • 19種類のアラーム音

上記を制御できるので、ハブ単体でも一応は使えますが基本は「Tapo」のその他スマートホームデバイスがありきです。

単体ではあまり使い道がないので他のTP-Link製品を揃える必要あり

先述のとおり、本機は単体ではポテンシャルの半分ほどしか能力を発揮できません。

他のTapoデバイスを揃えちゃいましょう!2023年9月時点で連携できる同社のTapoスマートホームデバイスは以下のとおり。

  • スマートモーションセンサー「Tapo T100
    →動作を検知
  • スマート接触センサー「Tapo T110
    →窓やドアの開閉を検知
  • スマート水漏れセンサー「Tapo T300
    →水漏れを検知
  • スマート温湿度計「Tapo T310
    →部屋の温度と湿度を検知
  • スマートデジタル温湿度計「Tapo T315
    →温度と湿度を検知し液晶で確認可能

ボクは以下のデバイスを手に入れたので日を追って順に紹介していきますね。

  • Tapo T110(スマート接触センサー
    →ドアの開閉をトリガーにして管理と制御ができる
  • Tapo S200B/S200D(スマートボタン)
    →スマートホームデバイスをアプリ・音声操作以外で物理ボタンで操作できるようになる
Tapo H100と他のデバイス
1つは本機 TapoH100のハブ

スマート接触センサー「Tapo T110」

マット素材

スマート接触センサー「Tapo T110」は、ドアの開閉を管理することができるスマートデバイスです。

トビラの開閉を管理はもちろん、開閉状況に応じたトリガーでスマートアクセス作成し、オートメーション化できます。

空いた状態を伝える
ドアに取り付け
空いたらオープンのモー旬
アプリで管理
窓に設置
窓に取り付け
見守りカメラTapo 225C 人物昼間
防犯カメラを連動
玄関をあける
玄関トビラに取り付け
玄関開けるとライト点灯
玄関付近の電気のオンオフ

画像のとおりドアの開閉に応じて、様々なアクションを自動化できます。

本ハブTapo H100からアラームを鳴らすこともできるし、各機器の管理ができるのでH100のポテンシャルをより引き出すことが可能。

Tapo T110がおすすめな人

  • 小さいこどもや高齢の要介護者がいる
  • 空き巣が怖い
  • 帰宅時に即玄関のライトが自動でつくようにしたい
  • ドアの開閉を管理したいトビラ・部屋がある
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スマート接触センサー「Tapo S200B/S200D」

キャビネットにもくっつく
S200B
かべに設置
S200D

どちらもスマートボタンですが、S200Bはマグネットやシールで設置するに対して、S200Dは専用のウォールプレートを土台にして壁に設置します。

スマート接触センサーでできること

  • スマートアクション
    →複数のTapoデバイス(ライトやプラグ)をボタン1つで操作
  • アクションのトリガーに
    →ボタンをタップ(1回/2回)・回転ごとに作動するアクションを設定して制御
  • アプリを開かず操作
    →事前に設定したスマートデバイスを、アプリを開かず1アクションで操作できる
  • ワンタップアラーム
    →ボタン1つでアラームを鳴らせる
  • 家じゅうでコントロール
    → よく使う場所や導線に複数設置しておくとどこからでもスマートホーム化できる
LEDライトランプも相性良し

特にランプ・ライト関連のデバイスやスマートプラグと相性良いので、ハブと同時に揃えて、あらゆる家電をボタン1つで操作できるようにするとQOLバク上がり間違いなし!

Tapo S200B/S200Dがおすすめな人

  • これからスマートホーム化したい
  • 物理ボタンを導入したい
  • 玄関など生活動線に設置してスマートデバイスを一括管理したい
  • インテリアに馴染むデザインのスマートボタンが欲しい
  • 壁にボタンを造りたい(S200Dのみ)
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TP-Link スマートハブ「Tapo H100」で叶う未来

Tapo H100とその他Tapo製品と本体

何度か書きましたが、TP-Link製のスマートハブTapoシリーズの司令塔「Tapo H100(本機)」が1つだけではいかんせん何もできません。

  • 現状のTapoラインナップを揃える
  • 今後登場する新スマートホームデバイスを揃える

これにより、「Tapo H100」で叶う未来、実現できる未来が見えてきます。

まだまだ専用スマートホーム用の家電が少ないので、某社のように「カーテン自動開閉」や「加湿器」専用のスマートホームデバイスが今後登場してくると、

  • これまで億劫だったことが解決
  • 生活の一部を自動化してスマートな暮らし
  • 環境に応じて的確なサポートをうけれる

上記のようにこれまでにはない一歩も二歩も先をゆく室内環境をつくり、より快適によりリラックスしてくつろげる快適空間を構築できます。

こびぃ

スマートホーム化って1度体験すると、無い環境はもう絶対考えられないくらい便利で日常生活に馴染むよ!

Tapo専用のスマート家電がなくてもTapoのプラグを介して家電のコンセントをつなげるとスマートホーム化はできます。

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」の気になった点

TP-Link製のスマートハブtapoシリーズの司令塔「Tapo H100」を実際に使ってみて気になった点を紹介します。

気になった点
  • まだ便利で連携できるスマートホームデバイスが少ない(2023年9月時点)
  • 室内に馴染むナチュラルデザインがあっても良かった気がする

まだ便利で連携できるスマートホームデバイスが少ない(2023年9月時点)

これからどんどんラインナップも増えると思うので、そこまで気になりませんが一応書いときます。

現時点ではやはり連携できるデバイスが少なく、Tapoのみでスマートホームを構築しようとするとかゆいところに手が届かないシーンができてしまうんですよね。

とはいえ、スマートホーム化でよく使う「温度・湿度」や「接触センサー」なんかはすでに実装されているので、自宅にTP-Link製品が多い方は「Tapo H100」で構築していって良いと思います。

こびぃ

スマートホームデバイスはいろんな企業のモノを混ぜて使用するとカオスになって結果使いにくくなるので、できれば1社ないし2社くらいに止めておくと制御が楽だよ!

室内に馴染むナチュラルデザインがあっても良かった気がする

本ハブ「Tapo H100」はハブとしてのリモコン機能だけでなく、チャイム機能も搭載しているコスパに優れたアイテムで。チャイム型デザインになっているので、利便性や汎用性に特化したモデルです。

これはメリットでもありデザインを複雑にしたデメリットとも言えます。

ミニマルデザインのハブを採用したい!って考えてた人は結構残念ポイントかも。

ホワイトデザイン
とはいえチャイム部分の穴も慣れるとそこまで気にならないかも

利便性を取るのか、ミニマルな外観デザインを取るのか何を重視するかでどのスマートハブの導入を検討すれば良いですね。

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」レビュー【まとめ】

TP-Link スマートハブ「Tapo H100」レビューでした。

TP-Link Tapo H100
メリット
  • チャイム一体型のスマートハブ
  • TP-Linkのアプリが使いやすいから管理がラク
  • コンセントに直挿しタイプでケーブルレス
  • Tapoスマートデバイスとの連携がスムーズ
デメリット
  • デザインがチャイム寄り
  • 連携できるデバイスがもう少しほしいところ(2023年9月時点)

これから大きな可能性を感じるスマートホームデバイス用のハブだなぁと感じました。

スマートホームデバイスとしては、かなり後発ですがTP-Linkは新製品の開発・販売スピードがめちゃくちゃ早いので、今後ラインナップがさらに充実していきそうで個人的に楽しみなスマートホームデバイスです。

ネットワーク関連をTP-Link製品を使用してる人は、Tapo H100のハブを軸にガッチガチにかためていくのもありですね!

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Tapo H100と一緒に揃えたいTapoスマートホームデバイスはこちら。

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Tapo H100レビュー

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この記事を書いた人

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Apple製品【MacBook・iPhone・iPad・Apple Watch】やガジェット関連を買って試して最高なアイテムを見つけることが趣味のゆるミニマリストブロガー

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