CZUR Lenz Pro レビュー|驚きの軽さ!持ち運びやすい軽量小型のポータブルスキャナーでペーパーレス化
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この記事でわかること
- CZUR Lenz Proの使用感/レビュー
- CZUR Lenz Proの特徴やできること
- CZUR Lenz Proで実際に起こったトラブル
個人も個人事業主も会社経営者も面倒なのが、各書類の管理。
ペーパーレスってこれだけ騒がれていて、全然ペーパーレスになってない役所関連の書類。
至る所から紙ベースで渡された資料を保管する必要があるので本当に面倒ですよね。
このクッソ面倒な書類管理を劇的に改善するスキャナーがあります。
その名も「CZUR Lenz Pro」
で、このCZUR Lenz Proでなにができるか先にお伝えすると以下のとおり。
- 書類をサクッと爆速1秒でキレイにスキャンできる
- 書類の表裏を1ページで保存可能
- e文書法や電子帳簿保存法に対応している
- 複数の名刺やレシートを一気にスキャンから分割まで
- スキャンしたデータを微調整できる
- 軽くて持ち運びやすい
- 紙に印字されてている文字をテキストデータへ(OCR)
- Webカメラにもなる
- LEDライト搭載で暗所にも強い
ん?なんでもできるのでは?とお気づきになる方も多いでしょう。そうスキャン関連はこれ1つでほぼまかなえる高性能なスキャナーです。
もちろん紙という紙をデータ化することができるので、レシートもポイポイすてることが可能。
特に本機とソフトウェアの連動性が高く、スキャン時の挙動やスキャン後のデータ微調整などが秀逸なので、気になる方は本記事を参考にしてください。
こんな人におすすめ
- 爆速でスキャンできるスキャナーが欲しい
- 紙ベースの書類関連の管理に困っている・捨てたい
- 経費の多い人(個人事業主や会社経営者)
- レシートをまとめて家計簿をつけている
- ミニマリストタイプで紙を捨てたい
- 仕事でスキャンすることが多い
- 仕事で名刺をもらうことが多くいつでも確認できるようにしたい
一般販売されました↓
CZURのフラッグシップモデルが登場しました↓
CZUR Lenz Pro のスペック
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | CZUR Lenz Pro |
サイズ | 78.5×105×352.5mm 長さ・幅・高さ |
重量 | 0.42kg |
画素数 | 1200万 |
解像度 | 3968×2976 |
DPI | 330 |
センサー | CMOS(sony製) |
スキャンスピード | 1秒/1回 |
スキャン対応サイズ | A4まで |
エクスポートフォーマット | JPG、Word、Excel、検索可能なPDF、TIFF |
動画エクスポートフォーマット | MP4 |
カラービッド数 | 24ビット |
OCR | 180種以上の言語対応 |
ソフトウェア対応 OS | Windows XP以降 MacOS 10.11以降 |
何書いているかわからない方は、かなりハイスペックで軽量持ち運びスキャナーだと認識すれば大丈夫です。
CZUR Lenz Pro の特徴レビュー
国内クラウドファンディングのMAKUAKEにて応援販売しているCZUR Lenz Proは、場所を選ばずに手軽に書類をスキャンできるユニークで便利なガジェットです。
これ1台あればペーパーレス化を実現できるよ!
CZUR Lenz Proの製品特徴はこちら。
- 書類をサクッと爆速1秒でキレイにスキャンできる
- 書類の表裏を1ページで保存可能
- e文書法や電子帳簿保存法に対応している
- 従来モデル「CZUR Shine」の半分ほどの軽さで持ち運びやすい
- 複数の名刺を一気にスキャンから分割まで
- 紙に印字されてている文字をテキストデータにできる
- シンプルデザインで部屋のインテリアを損なわない
- Webカメラにもなる
- LED搭載で暗所でもスキャン可能
順にサクッと見ていきますね。
【特徴①】書類をサクッと爆速1秒でキレイにスキャンできる
スキャンを行う時間ほど、無駄な時間はないと考えている自分のような方は朗報。
CZUR Lenz Proに読みこませたい書類を設置すると1秒でスキャンしてくれます。
それ以外にも基本性能の高さは以下のとおり。
- スキャンする紙を置き換えるだけでスキャナーが動きを感知し自動スキャン
- A4に収まる範囲であれば同時にスキャンしてデータを別々保存
iPhoneのメモ機能でPDFファイルなどはキレイに残せないからCZUR Lenz Proの出番
たぶんこの経験している人多いと思うのですが、iPhoneのメモ機能でカメラ→PDFファイル保存をしたのはいいけど、キレイに残せないことが多いんですよね。
なんか端っこに背景はいったり。
役所関連などの重要書類は、こういったちょっと違和感のあるPDFファイルはNGって突き返されます。(経験済み)
何度も何度もiPhoneでパシャパシャとって挙げ句NG!って出されるからたまらん。CZUR Lenz Proならこんな悩みを解決!
【特徴②】書類の表裏を1ページで保存可能
高性能複合機に搭載している機能が、CZUR Lenz Proには備わっています。
その1つに、身分証明書のようなオモテとウラをまとめて1つのデータで保管したい場合に必要となる表裏データを一元化する機能。これが渋くていい仕事をします。
今や運転免許証のような身分証明書をWeb上で提出するのが当たり前なので、助かる嬉しい機能だわ。
【特徴③】e文書法や電子帳簿保存法に対応している画質
CZUR Lenz Proの画質は330dpi、1200万画素です。e文書法や電子帳簿保存法(国税庁)に対応して、しっかり保存できるのは個人事業主の人も嬉しい機能ですね。
伝票や帳簿を電子管理することができます。
今副業が流行ってるから欲しい人が多いだろうね!経費になるレシートとかも簡単に保存できるから、経営者以外にも個人事業主も嬉しい機能!
余談だけど、電子帳簿保存法はほんとやめてほしい…この記事で初めて電子帳簿保存法を知った個人事業主は絶対に確認していた方がいいよ!
【特徴④】従来モデル「CZUR Shine」の半分ほどの軽さで持ち運びやすい
重量は500gをきっていて、公称約420g。500mlのペットボトルより軽いです。
全長も約35cmでそこまで長くないためビジネスバッグやトートバッグ、バックパックにいれて容易に持ち運ぶことができます。
このバッグは2021年買ってよかったものの1つWEXLEYのACTIVE PACKですが、コンパートメントが2層式タイプで1層目が薄型ですがすっぽり収納できます。
CZUR Lenz Proの軽量小型で持ち運びやすいのは、在宅⇄出社をしている人にもピッタリのスキャナーです。
贅沢なことを言うようだけど、持ち運び前提のモデルだから、持ち運び専用ポーチとかついているともっとよかったかもしれない
【特徴⑤】複数の名刺やレシートを一気にスキャンから分割まで
このように名刺やレシートを複数枚おいて一気にスキャンして分割してデータ保存できます。
ボクは名刺アプリやレシートアプリを使用して管理したりしたことあるけど、面倒になってやらなくなりました。
CZUR Lenz Proなら、名刺が溜まってきたら一瞬でまとめてスキャンして、データをクラウドにいれておけばいつでもどこでもきれいなデータで名刺をチェックできます。
もちろんデータにメモも残せるよ!こういったハック術は営業職の人は必須だろうから重宝するはず!
CZUR Lenz Pro本体もさることながら、ソフトウェアの完成度も高いのが嬉しいね!
【特徴⑥】紙に印字されてている文字をテキストデータにできる
紙の文字はOCRですべてテキストデータ化することができます。
OCR(Optical Character Recognition/Reader、オーシーアール、光学的文字認識)とは、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術です。
引用元:メディアドライブ
OCRはどんなファイルで使えるのか
- Word
- Excel
- 検索可能なPDFファイル
など、様々な文字をテキストデータにして編集することができます。
手書きイラストをデータ化して色付けしたりもできるよ!
OCR使用感【注意点あり】
日本語選択のみだと、URLなどの英語部分が文字化けをしてしまいます。
リンクを貼り付ける際は、改めてWordやExcel上で書き換えて、ハイパーリンクを設定する必要あり。
日本語と多国言語が混じったようなOCRはやや面倒かもしれないね!
失礼しました。私の確認不足で日本語と多国言語がミックスされていても、設定をきちんと行えば文字化けせずに出力可能です。
【追記】複数言語を選択すると文字化け問題なし
このようにOCRでデータ出力する際に、ページに表示されている言語を設定してから出力すると日本語+αの言語も問題なく出力してもらえます。
これは知らなかった!本当に便利だわ。
【特徴⑦】シンプルデザインで部屋のインテリアを損なわない
これは機能に直結しないですが結構重要視している人が多いハズ。デスク周りに設置もしやすいですね。
無駄のないミニマルデザインなので外出時、たとえばカフェなどで展開しても恥ずかしくありません。
【特徴⑧】Webカメラにもなる
CZUR Lenz Proは、折りたたみ時にWEBカメラとしても利用できるので、リモートでの授業やセミナー・仕事の商談などにも使用できます。
画質もスキャン時と同様に
- 330dpi、
- 1200万画素、
- 3968×2976解像度
のカメラ性能があります。
ただ、レンズが下から映す感じになるので、顔のうつり方が気になる人は多いかもしれません。あくまで補助的な立ち位置かな、と。
【特徴⑨】LED搭載で暗所でもスキャン可能
ライトで照らされている部分のみ、部屋で電気をつけている時のような明るさをつくることができます。
実際に暗闇で撮影した画像はこちら
光があたっているとはいえ、暗所だとどうしても若干暗く感じます。スキャン後はどうか。
明所で撮影した時とかわらずキレイにスキャンできています。気になる部分があれば、アプリ内で調整できるので、この機能も普通に使いやすいですね。
家族が寝静まってから、一人で溜めたレシート撮影が捗るね
iPhoneとCZUR Lenz Proの比較
ちなみにiPhoneのスキャンと比較するとこんな感じ↓
スキャン機能 | CZUR Lenz Pro | iPhone 標準機能 |
---|---|---|
スキャン速度 | 1秒 | 数秒 |
背景の入りやすさ | ほぼ入らない | 四隅に弱い |
書類の表裏を同時保存 | ○ | × |
OCR | ○ | × |
複数枚同時に撮影して分割 | ○ | × |
スキャン後のデータ微調整 | ○ | △ |
CZUR Lenz Proスキャンメインのガジェットなので、iPhoneよりはスキャナーとしての性能はヒト周り以上のレベルです。
餅は餅屋のいい例だね!
そこそこの頻度でスキャンすることがある人は1台あると本当に便利だよ。
CZUR Lenz Proの開封レビュー
シックでミニマルデザインのパッケージ。本体はキレイに梱包されていて、精密機器のCZUR Lenz Proをガッチリ保護してくれています。
付属品は全部で5点入っています。
- CZUR Lenz Pro
- Type-C to USB-Aケーブル(Type-C変換アダプタつき)
- ドキュメントマット
- スタートガイド
- インストールCD
外観デザイン
え?これがスキャナ?!インテリア小物じゃない?!ってのがファーストインプレッションでした。普通にかっこい。見た目は重厚感があるのですが、持つとギャップを感じる軽さ420gです。
外側の穴からカメラが覗いています。このカメラをおしだすと、スキャンモードに展開可能。
開く動作⇄収納動作ともにスムーズです。可動部分もゆるすぎず硬すぎないので、スキャンモードにした状態で勝手に折りたたむこともないので安心。
回転式なので狭いスペースで共有可能
スキャンをする卓上の都合だったり、向い合せでCZUR Lens Proを使用してスキャンを使用するときなどに、使いやすい回転動作機能を搭載して便利。
底にType-Cポートあり
底の奥に付属のケーブルを差し込むType-Cポートが備わっています。
自分が所持しているノートPCのポートに応じて脱着できるのは、結構たすかる仕様ではないでしょうか。
サイズ・重量
高さが35cmなので、どこかで使用するときに高さはそこまで気にならないと感じます。カメラ側のバーの出っ張りが22.3Çmあるのでこの距離感を確保しないとキレイにスキャンしにくいです。
重量は約420g軽量です。測ったおもさより、実際に持った時の方がかなり軽く感じます。
- サイズ:長さ78.5×横幅105×高さ352.5mm
- 重量:420g(実測417.3g)
CZUR Lens Proの使い方
まずは以下のとおり使う準備をします。
付属のインストールCDでできますが、数ヶ月に一度アップデートされるので、CZUR公式サイトのこちらからダウンロードしたほうがいいです。
Windows版とMacOS版があるので持っているPCに合わせてダウンロードしよう
USBケーブルで接続するだけです
あとはスキャンするだけです。
CZUR Lenz Pro はスキャン方法やスキャン後の調整が豊富
CZUR Lenz Proでできることは冒頭付近でも紹介しましたが、もう一度スキャン方法のまとめとスキャン後の調整ができることを伝えておきます。
スキャン方法
スキャンをする際に以下の3種を設定して好みに応じて撮影できます。
- カラーモード
- ページ処理方法
- 手めくりで自動スキャンのON/OFF
色物をモノクロでスキャンしたいときはカラーモードを「白黒・グレースケール」にしたり、両面スキャン時は「結合側」任意の場所のみスキャンしたい場合は「手動範囲指定」など柔軟に対応できます。
手めくりで自動スキャンをONにすると大量の用紙をスキャンするときに、紙を入れ替えるだけでスキャンし放題になって便利でラクだよ!
スキャン後の調整
具体的にはスキャンしたあとの用紙を「どのようなファイルにするか」や「コントラストや回転、いらない部分をカット」などできます。
画面下側の赤い枠は文字の記載がないので、できることを書いて置くので参考にどうぞ↓
赤枠左から
- 適応幅と高さ
- ボックスセレクト
- カット
- 回転する
- コントラスト、シャープネス、細かさ
- カラーモード
- リセット
- 印刷
- OCR
- バーコード/QRコード
- 不満足な画像を修正
スキャン後の画像をアプリ内で調整できるのはかなり便利だったよ!
CZUR Lenz Pro の気になった点は2点
スキャンができる電子機器としては、かなり優秀ですがCZUR Lenz Proも完璧ではなく、気になった点もありましたので紹介します。
- 転倒しやすい
- 従来型に搭載されていた歪曲補正ができない
転倒しやすい
軽量化したことにより、下部の軽さが原因でケーブル等が引っかかっただけで簡単に転倒してしまいます。
それを見越してなのか下部のケーブルを逃がす場所が3箇所用意されているので、普通に使用すれば転倒しにくいです。
モノを雑に扱うような人は要注意。
従来型に搭載されていた歪曲補正ができない
もともと従来の置型モデルCZUR Shineの目玉機能である「歪曲補正」が本機では使用不可です。
ゆえに分厚い本などをガバっと開いて一枚ずつスキャンする動作は苦手。
以下のとおり各機の用途が異なるので、しょうがないっちゃしょうがないですね。
- Shine(従来型):分厚い書籍など向けにご自宅用
- Lens Pro(本機の新作):外出先やオフィスでの持ち運び用
CZUR Lenz Proで実際に起こったトラブル
こんな感じでなぜかスキャンが取れなくなりました。
原因は「付属ケーブルの接触不良(ポート部分かケーブル断線かは不明)」
もし同様の挙動があれば、ケーブルを付属のものから自分が所持しているモノに切り替えて試してくださいね。
CZUR Lenz Pro レビュー【まとめ】
CZUR Lenz Proは、これからのよりペーパーレスな時代を考えると一家に1台あっても良いのでは?と思える高性能スキャナーでした。
最後にメリットとデメリットをまとめて紹介。
こんな人におすすめ
- 爆速でスキャンできるスキャナーが欲しい
- 紙ベースの書類関連の管理に困っている・捨てたい
- 経費の多い人(個人事業主や会社経営者)
- レシートをまとめて家計簿をつけている
- ミニマリストタイプで紙を捨てたい
- 仕事でスキャンすることが多い
- 仕事で名刺をもらうことが多くいつでも確認できるようにしたい
書類をガンガンためて、「あれ?これ捨てていける書類だっけ?」ってなる方もCZUR Lenz Proさえアレば、とりあえずスキャンして捨てよう。
みたいなこともできるので、ズボラなタイプ〜几帳面なタイプまで幅広くおすすめできるスキャナーでした。
立てて使えてデザインがオシャレだからミニマルデザインのガジェット好きにはたまらんかった。
一般販売されました↓
CZURのフラッグシップモデルが登場しました↓
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