Tranya X3 レビュー|ながら作業におすすめのオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンTranya X3をレビューしていきます。
自分はランニングや軽いトレーニングをする時は、いつも骨伝導ワイヤレスイヤホンを使用しているので、かなり気になった商品「Tranya X3」のレビュー依頼がきたので紹介します。
結論からいうと、ストレスない着用感がかなりよく快適にながら作業ができる。音質はそこまで期待するとガッカリするので、外音をナチュラルに取り込みながら、聞き流しを楽しめる音質
みたいな感じでした。
骨伝導タイプを持っている人でも、背の高い椅子に座った時にもたれると、位置がズレる…みたいな状況を解消できるので、そんな人にも買う価値があるワイヤレスイヤホンでした。
- 自分が所持しているワイヤレスイヤホンでは快適性No.1
- 基本的な動作はすべて平均以上で使いやすさを感じる
- シンプルなカラーリングなのでつけてても悪目立ちしない
- 通話にも適している
- 長時間使用すると若干耳に痛みがある
Tranya X3ってどんな製品
ながら作業におすすめのオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「Tranya X3」ってどんな製品なのか「どこの国のメーカー」「特徴」「スペック」を順に紹介します。
Trnaya(トランヤ)はどこの国のブランド
Tranyaは2017年創業の中国発ブランドです。現在は、Amazonアメリカでも人気爆破中で知る人ぞ知るブランド。
アメリカの他に欧州をはじめ、ブラジル、メキシコ、東アジアを筆頭に世界各国で支持されています。
Tranya X3の特徴
- オープンイヤー型タイプで耳の中が常に快適
- ランニングなど汗をかくシチュエーションでの使用は相性最強
- 外音取り込みモードにはない快適性を確保しつつ外音を聞ける
- 軽量と適度な締めつけ設計で耳への負担がかかりにくい
- 片耳でも違和感なく着用可
快適に着用できるオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンで、肌への設置範囲が少ないので、汗をかく作業・スポーツ時に不快感が少ないのが特徴的。
スペック
製品名 | Tranya X3 |
ドライバー | 16mm大口径ドライバー |
サイズ | 10×6.5×2(cm) |
重量 | イヤホン片耳:12g ケース+イヤホン:109g |
最大再生時間 | イヤホン単体:8時間 ケース込み:32時間 |
対応コーデック | aptX Adaptive |
インターフェイス | USB-C |
通信接続 | Bluetooth5.3 |
対応OS | iOS Android |
マイク | 4つのマイク搭載 |
充電方法 | 有線充電のみ |
片耳利用 | ◯ |
装着検出機能 | × |
マルチポイント | × |
アプリ対応 | × |
カラー | |
保証 | 15ヶ月 |
オープンイヤー型タイプのワイヤレスイヤホンなので、アクティブノイズキャンセリング機能はついていません。
Tranya X3の開封レビュー
Tranya X3の開封レビューをして付属品やデザイン、サイズなどを書き記します。
パッケージ付属品
本体パッケージは梱包も甘くなく、過剰梱包でもなく丁度良い感じ。配送時に中身が揺れまくるような梱包でもないです。付属品は充電ケーブルも込みで以下のとおり。
- Tranya X3本体
- USB-C to USB-A充電ケーブル
- 取扱説明書(日本語対応)
説明書がかなり見やすい!
説明書が薄いため、見たい場所へすぐアクセスでき、全文日本語対応でサクッと確認できます。
外観デザイン
ケースはやや大ぶりのタイプ。ネック部分がフレームでつながっている骨伝導ワイヤレスイヤホンよりは小さいけど、普通のカナル型などと比べると本体ボディの体積が大きいのでしょうがない。
持ち運べないサイズ感ではないです。
全体樹脂系のマット材質で、軽量タイプ。タッチパネル部分は、光沢があります。
充電コネクタが内側肌に触れる部分に4つあり、こちら金属製なので金属アレルギーがある人は注意が必要です。
画像のとおり、外側磁気部分はくぼんでいるので肌に触れにくいですが、内側磁気部分はフラットでツライチになっているので、この部分が肌荒れするかもしれません。
装着した感じ
耳に掛けるだけで、首周りにフレームがないタイプなので、非常にシンプルに見えます。視覚的に気になりにくいので、他人の目が気になる人もこのデザインなら大丈夫そう。
qShokzのような首元に回すタイプは、上を向くとどうしてもフレーム部分が首にあたりズレたりするので、人によっては気持ち悪く感じます。
ただ、このフレームあるタイプも利点があって、音楽を聞かないとき「首にかけることもできる便利さ」p実はこの首に引っ掛けた状態で音楽を聴くこともできる」なので、これはこれでいいんですけどね。
最近新幹線に乗って感じたこと
新幹線やバスのような背もたれが首まであると、Shokzのフレームタイプは邪魔でしょうがないのでそんな人はTranya X3だとかなり快適に使えます。
サイズ重量
骨殿堂タイプのワイヤレスイヤホンよりは小ぶりで軽く持ち運びやすいです。
重量も軽く、違和感を覚えにくく耳に掛けれます。
- ケースサイズ:10×6.5×2(cm)
- 重量:109g
Tranya X3を使ってみた感想
Tranya X3を実際に使ってみた感想を紹介していきます。
音質はそこまで期待しないほうが良い
本機の対応コーデック:aptX Adaptive
ドライバー:16mmの大口径ドライバー
実際にポップからクラシックまで聞きましたが、低域から高域まで全体的に詰まったような印象を受け、耳に掛けるタイプのオープンイヤー型特有の音の解像度の低さが気にはなります。
特に低音の深みと高温の抜けはは感じれないです。スペックは高いんですけどね。この耳に掛けるオープンイヤー型だから諦めるしかないのか…
音質全体艶っぽさがやや足りずに乾いた印象をうけますが、そこまでガサガサしすぎてないので「じっくり音楽を聴く・楽しむ」のではなく「無意識に音楽を聴く楽しむ」には十分かなと。
Qualcomm® QCC3040、aptX Adaptive、空気伝導技術が盛り込まれているので、逆にいうと普通に聞けるレベルで耐えれているかもしれない。
インナーイヤー型に慣れている人は、最初音質に関してはかなり違和感を覚えると思いますが、代わりにこれまでにない快適環境の中で音楽を楽しめますよ。
骨伝導ワイヤレスイヤホンよりは全然良い!
旧式ですが、Shokz(AfterShokz時代)の「OpenMove」をランニングや筋トレのときにいつも使用しているのですが、これより断然Tranya X3の方が音質は上です。
OpenMoveはガッサガサで音質に関しては、お世辞でも褒めれる部分がほぼないので、骨伝導タイプのエントリーモデルを買うなら圧倒的にTranya X3をおすすめします。
ナチュラルに外音を広いつつ、ついでに音楽を楽しむためのワイヤレスイヤホン
外音も自然に取り込みながら、音楽を楽しめるので「まさに何かするついでに音楽を楽しむめのワイヤレスイヤホン」です。目立った遅延等もなし。
ANC搭載ワイヤレスイヤホンの外音取り込みモード時の機会的な感じやホワイトノイズ、不自然に拾いすぎる違和感などは一切ないので、アレが苦手な人とTranya X3の相性は最強でしょう。
この価格帯でこの快適さは最強クラスの一つ
快適さ。すべてはこの為にTranya X3を買おう!って言えるほど、最強クラス快適さを誇ります。これは本当に良い。
音質などは好みが分かれると思いますが、快適性に関しては、どう考えても耳に異物となるイヤーピースを突っ込まないTranya X3のようなオープンイヤー型は強いです。
Tranya X3は耳の形状に沿って型取られているため、耳へ引っ掛ける時の圧も分散してくれて、そこそこ長い時間痛みを感じずに使用できるのはかなり嬉しいポイントでした。
音は漏れ放題
これは設計上しょうがないですね。肌に密着してても普通に漏れたいだけ漏れてきます。
密室や図書館のような静かな場所では、音量は出せて50%くらいまでですかね。音漏れが全く気にならないレベルだと30%くらいで抑えておいたほうが良いです。※iPhoneから設定のはなし
参考になるように、どれくらい音量が漏れているか確認した音声を置いときます↓
距離3cmで計測:YOSASOBI アイドル(環境音で照明のファンあり)
ボリューム30%
ボリューム30%
ボリューム100%
ケース充電は有線充電のみ
Tranya X3の残念部分の一つがワイヤレス充電非対応な点。有線充電のみで充電できます。10分充電で2時間再生可能です。
Tranya X3のメリット・デメリット
Tranya X3を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- 自分が所持しているワイヤレスイヤホンでは快適性No.1
- 基本的な動作はすべて平均以上で使いやすさを感じる
- シンプルなカラーリングなのでつけてても悪目立ちしない
- 通話にも適している
自分が所持しているワイヤレスイヤホンでは快適性No.1
骨伝導タイプのオープンイヤー型はこれまで2台しか使用していないので、そこまで参考になるかはわかりませんが、ボクの所持しているワイヤレスイヤホンの中では快適性はずば抜けています。
特にランニングや筋トレ、他にスポーツをしていて汗かきながらでも、気持ちよく着用できるのはかなりポイント高いいですね。※IPX5で防水性あり
ながら作業時に最適なワイヤレスイヤホンなので、このレビュー後もヘビロテで使用するくらい気に入りました。これまでとは違う意味での耳福を感じるなぁと。
インナーイヤー型で耳が湿っぽくなって気持ち悪い!って人や難聴リスクを避けたい!って人は本当におすすめできるよ!
基本的な動作はすべて平均以上で使いやすさを感じる`
素材は用途的に仕方ないのですが、樹脂感が強いため高級感などは感じにくいです。
しかし、ビルドクオリティが低いわけではなく、「着用のしやすさ」「操作のしやすさ」は使いやすく作られているのでストレスなく使用可能。
アプリ非対応だから、本体が使いやすいのはストレスを感じにくくありがたいです。
シンプルなカラーリングなのでつけてても悪目立ちしない
イヤホンは、外出時に目立ちやすいため、見える部分のロゴが苦手だったり、騒がしいデザインは苦手だ!って人も多いと思います。
Tranya X3は、カジュアル・ビジネス・スポーツとどのファッションでもつけやすいカラー1色で作られていて、タッチ部分以外はマット仕様なので全く悪目立ちしません。
TPOをほぼ選ばずに使うことができるのも、Tranya X3の魅力ですね。
通話にも適している
本機は、こちらの音声のノイズを取り除いてくれる「CVC 8.0」を搭載しています。
おかげで、風切音などの雑音を取り除いた状態で相手に自分の声が届くので、仕事で車に乗りながら電話が掛かってくる人なんかとの相性もめちゃくちゃ良いと感じました。※営業車に乗る人とかも最高だと思う
現在は多くの車にハンズフリー機能がありますが、他人を乗せてるときは聞かれたくなかったりしますよね。そんなシチュエーション時、かなり使いやすいイヤホンなので、ボクも最近車乗るときは持ち運んでます。
デメリット
- 長時間使用すると若干耳に痛みがある
長時間使用すると若干耳に痛みがある
Tranya X3に限らず、耳へかけるタイプのイヤホンってどうしても痛みが出やすいデメリットがあります。
Tranya X3を使っていて、1、2時間使っていたときは「お?!痛くない!これはもしや」と思っていましたが、3時間すぎたあたりから徐々に痛みが発生。
ボクの場合は連続2時間使用して、1時間休憩してまた2時間みたいな使い方が痛みを感じないルーティーンでした。
Tranya X3の形状と耳の相性もあると思うので、3時間より前に痛みを感じる人もいるだろうし、全く感じない人もいると思います。
痒みが出にくい医療系のシリコンクッションみたいな材質を一番圧がかかるところにあると殆どの人が痛みを感じないのでは?と素人ながら思いました。
Tranya X3がおすすめの人
最後にTranya X3はどんな人におすすめかまとめました。
- インナーイヤー型が自分に合わない
- コスパを求めてる
- ながら作業時に快適なワイヤレスイヤホンが欲しい
- 車内で良く営業電話をしたりする
Qualcomm® QCC3040、aptX Adaptive、空気伝導技術などモリモリ詰め込まれて、超快適性を約束されているTranya X3は販売価格15,000円を切ってるのでコスパ良いイヤホンの部類です。
揺れや振動にも強い安定性も感じたので、ランニング含めてスポーツする人や営業車、車で通話しないといけない場面が多い人にもおすすめだと感じました。
Tranya X3 レビュー【まとめ】
Tranya X3 レビューを書きました。
- 自分が所持しているワイヤレスイヤホンでは快適性No.1
- 基本的な動作はすべて平均以上で使いやすさを感じる
- シンプルなカラーリングなのでつけてても悪目立ちしない
- 通話にも適している
- 長時間使用すると若干耳に痛みがある
全体的にビルドクオリティが高く、オープンイヤー型としての課題である音質の部分は今後さらに改良されることを心待ちにできるイヤホンでした。
次回モデルでアプリ対応してくるとめちゃくちゃ便利になるので、この辺りも楽しみに待てるシリーズです。
超快適な耳の状態で、音楽を楽しみたい!通話をしたい!って人は、ぜひ一度チェックしてくださいね!ではまた!
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります