VOLTME Revo 30 Evoレビュー|世界最薄クラスの薄型USB-C充電器
この記事はVOLTME Revo 30 Evoのレビュー記事です。
ここ最近、インスタグラムの広告やAmazonでも見かけることが増えてきた「VOLTME」の充電器。
30W出力の極薄充電器が登場したとのことで、興味津々で今回製品提供していただきました。
使ってみて、実際にどうだったかというと「このレベルの充電器がこんなに安くていいの?」でした
Appleデバイスなら、iPhone・iPad・MacBook Airクラスまでの急速充電を可能にしたフリスクより小さいサイズの本機VOLTME Revo 30 Evo。
販売価格が安く、スペックが高い、さらに安全面でも優れている極薄充電器が欲しい方はぜひ最後まで読んでくださいね!ではいきましょう。
- 約13.6mmの極薄かつ超コンパクトボディ
- 出力30WでiPhone・iPad・MacBook Airを充電できる
- 汎用性のある急速充電規格
- 発熱に強い
- 怪しいくらい販売価格が安いこと
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
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10月4日(金)20:00〜10月9日(水)01:59
VOLTME Revo 30 Evoレビュー
早速、VOLTME Revo 30 Evoをレビューしていきます。
特徴
- USB-C PD対応最大30Wで給電できる
- iPhone・iPad・MacBook Airクラスまで急速充電
- PPSにも対応でAndroid端末も急速充電
- 超薄型設計でかさばらず持ち運びやすい
- 壁挿しコンセントと相性抜群
VOLTME Revo 30 Evoの特徴を一言で表すと「超薄型の中堅デバイス急速充電できるモバイル仕様のコスパが良い急速充電器」です。
性能と価格のバランスを見ると出始めの頃のAnkerを彷彿とさせる「安くて良いもの」の香りがしてくる。楽しみ。
パッケージ付属品
シンプルパッケージで、充電器本体にデザインされているドット窪みがパッケージにも採用されてる。本体は今や小型充電器では標準搭載になったGaN(窒化ガリウム)搭載モデル。
開封してびっくりしたのが、ケーブル同梱タイプということ。さらに梱包も丁寧でわかりやすい日本語表記の説明書もあり。
あまりみかけない高音注意の表示あり。内容は、最大出力×長時間で表面温度が70℃を超えるとのこと。
正常な動作で、J62368-1準拠に適合している!と表記されています。
とはいえ、さすがに70℃は熱すぎるので「ちょっとまって」となるが、実際に計測しないとわからないので、あとで計測してみる。(先に言っておくと、長時間でも安全に使用できました)
- VOLTME Revo 30 Evo本体
- USB-C to USB-Cケーブル
- 取扱説明書など一式
外観デザイン
本体はマットブラック、ロゴだけ光の入射角によってキラリと光ります。サラサラ質感だけど傷は付きやすいタイプで、もし長期間使用すると擦り傷などは結構残っていると思う。
ボクは触って見てわかるのですが、画像から見てもわかるとおり、13.6mmの激薄かつ超小型設計でこれで30W出力にはビックリ。
ポートはUSB-Cが1基のみ。
背面のプラグ側に確認証マークと出力構成などの記載あり。
横にあるQRコードは読み取ってもエラーになってしまう。なんだこれは。
プラグは収納式で、使わない時はしまって持ち運べる。サイズと形状的に持ち運び用のモバイル機として活躍できるタイプでしょう。
サイズおもさ
サイズは68 x 13.6 x 42 mmで、超薄型サイズ。さすがにカードサイズとは言得ないけど、フリスクサイズとは呼べる代物。むしろフリスクより小さい。
厚みが13.6mmはそれこそiPhoneと同じくらいの厚みだ。※画像はiPhone14 Pro
薄型モデルでありながら、実測50gを切ってくる49gと、20Wの小型充電器クラスの重量の軽さ。
30WのMacBook Airクラスまでカバーできる出力を誇りながら、この薄さと軽さには脱帽です。めっちゃいい。
ちなみに元祖極薄充電器といえばAnker PowerPort Atom Ⅲ 30W Slimがありますが、さらに小さいのがVOLTME Revo 30 Evoです。
持ってみてわかる理解し難い小ささ。これには本当にビックリ、持ち運びするのに全く苦にならないサイズ感。
- サイズ:約68 x 13.6 x 42 mm
- おもさ:約49g
壁挿しと相性良いが延長コンセントとは相性悪い
本機を手に入れてからまだ新幹線には乗っていませんが、新幹線のような揺れて落ちやすい環境の壁挿しタイプのコンセントにはもってこいのボディサイズです。
延長コンセントを使用するなら表面積の大きさから、端の部分を使うのがマスト。
さらに端に差し込んでも、隣と干渉しやすいのも注意点。20W~30クラスのiPhone充電器クラスのサイズなら併用できます。
VOLTME Revo 30 Evoの充電性能
世界薄クラスの「VOLTME Revo 30 Evo」の 充電性能をチェックしていきます。
急速充電規格PD 3.0 PPS対応
VOLTME Revo 30 Evoは急速充電規格PD 3.0とPPSに対応しています。
実際に電圧チェッカーで確認しました。
VOLTME Revo 30 Evoが対応している急速充電規格
- USB PD3.0
- Quick Charge3.0 / Quick Charge 4+
- PPS
- FCP
- SCP
- AFC
本機は、説明書・公式サイトにも記載されていない各ベンダー独自の規格にも対応していて、汎用性の高い充電器です。※できれば公式サイト側で細かく表記してくれると嬉しい
急速充電で気になる急速充電規格PD 3.0にもPPSにも対応しています。
よって、Apple端末やAndroid端末など幅広く急速充電できるので、多種多様なメーカーのデバイスを持っているとより恩恵を享受できる充電規格にて構成されている。
充電出力:USB-C1ポート最大30W
PD対応出力で、5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5Aの合計30Wまで対応しています。PPSにも対応。
PD規格で1.5Aや2Aを採用していて「Power Deliveryのパワールール」から逸脱している充電器です。ただ、純正PD仕様の充電器はほぼないので、この仕様は絶対ダメだ!的なものではありません。
A◯ker充電器なんかもほぼPDルール違反してる。でも気になる人にはおすすめしないよ。そういう人はAppleデバイスだとApple純正充電器を使用した方が良い。
実際にiPhone 14 Proを急速充電した結果が以下のとおり。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
30分経過 | 60% |
45分経過 | 76% |
60分経過 | 88% |
このように1時間で約90%ほど充電できるので、合計で1時間30分あればiPhone 14 Proなら0%→100%の満充電ができる。
おかげで外出のモバイル仕様時にもiPhoneを短時間爆速で充電できるので便利で、iPhone充電器の外出専用機としてもおすすめ。
iPadやMacBook Airクラスも充電できる
本文で何度か紹介しましたが、本機は出力30W超えているのでiPadとMacBook Airも急速充電できちゃいます。
iPadを急速充電
本機の最大出力は30Wです。これはiPadならPro以外は最高速度で充電できることを意味します。
iPad Proも最高速度でなくとも、使いながら充電できるくらいの出力。多くのiPadユーザーのおすすめ充電器として紹介できますね。
MacBook Airを急速充電
Apple純正充電器しか使ったことがない人の声を代弁すると「まさか充電器の薄さ1.3mmクラスでMacBook Airを充電できるとは」ですかね。
いや、本当に充電できちゃうんですよ。軽い薄い早いの三拍子揃った30W充電器です。
最小クラスのサイズ・薄さ・軽さを求めてる人はMacBook Air充電器としても活躍の場が多く想定できるので、メイン機・サブ機のどちらでもお迎えできますよ。
発熱:1時間使用で約33℃
本機を開封したときに高温に注意の紙があったので、内心ビクビクしながら使用しましたが、完全に杞憂におわりました。
なんの問題もなかったです。というか、むしろかなり熱制御されていて、1時間使用しても33℃くらいでした。
ただこれはiPhone充電中に計測したので、計測したときにはiPhoneのバッテリーが80%をこえていて低速充電のトリクル充電時。
さらにiPhone充電で性能を最大に活かした状態ではなく、20W出力で充電していたので、充電器本体に負荷がほぼかかっていない状態に計測されたものです。
iPad充電で再計測
iPad充電後30分経ったところで発熱を計測。
iPadがバッテリー10%付近から充電開始して30分後なので、充電器が一番頑張っている時間帯。この状態での温度が約46℃。
手でもつとほんわか温かさを感じる程度です。普通に安全ですね。これ高温になることあるのか…と思ってしばらく使用してみます。※異常発熱等あれば追記します
VOLTME Revo 30 Evoのメリット・デメリット
VOLTME Revo 30 Evoを使用して約1週間。実際に使ってみてわかったメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 約13.6mmの極薄かつ超コンパクトボディ
- 出力30WでiPhone・iPad・MacBook Airを充電できる
- 汎用性のある急速充電規格
- 発熱に強い
なんといっても小型軽量薄型ボディ×30Wのスペックでしょう。
充電器が家に何十個もあるボクから見ても持ち運び用として今後長期間使用したい!と思える充電器でした。
いつも会社で外回りあるときはMacBook Airを使ってるので相性最高だと感じる。
急速充電規格に関しては、ルール上はメリットとは言っちゃいけないかもですが、実際にイチ消費者としての視点に立って考えてみました。
純粋PDではないプラスで異常発熱やスペック以下の出力しか出ないといったことが無い限りやっぱり使いやすいんですよね。汎用性のある充電器は。
使用してみて危険な感じはなかったし、ので、多くのデバイスを急速充電できるのでメリットと感じる人が多いはず。
デメリット
- 怪しいくらい販売価格が安いこと
充電器本体側に気になることはなかったです。ゆえにデメリットはない!って言えるんですけど、しいて挙げるなら「充電器が安すぎる」こと。
- VOLTME Revo 30 Evo本体
- USB-Cケーブルつき
- スペックが高いし表記通りの充電能力
- 安全面も問題ない
なのに、Amazonだと3,580円でさらにクーポンで30%OFFという、どういう仕組で利益でてるんだ?!って心配になるレベルで安いんですよ。
おそらくブランド黎明期で、今は認知度を上げるための製品の安さ=販促費的な立ち位置で割り切ってそう。って思ったけど、公式サイトをチェックしてみると20年以上の実績があるみたい。
よくよくみると、ちゃんと高級ラインもあるので、Revoのコスパが良い製品はいわば撒き餌充電器みたいなものかも。
で、あれば本機を手に入れる人はめちゃくちゃラッキーだと思う。
今後も注目していきたいブランドの1つなので、新製品が楽しみだなぁって思います。
物価高続きで充電器の価格もあがりそうだから、気になる人は安くなっている今!手に入れたいところですね。
VOLTME Revo 30 Evoのレビュー【まとめ】
VOLTME Revo 30 Evoレビューでした。
- 約13.6mmの極薄かつ超コンパクトボディ
- 出力30WでiPhone・iPad・MacBook Airを充電できる
- 汎用性のある急速充電規格
- 発熱に強い
- 怪しいくらい販売価格が安いこと
- iPhone・iPad・MacBook Airクラスの1ポート充電器が欲しい
- 持ち運び専用充電器が欲しい
- 狭い場所で壁挿しで使用したい
- 安全かつ汎用性の高い急速充電器を探してる
正直いうと、レビューするまではそこまで期待していなかったのですが、一気にVOLTME社の他充電器に興味が湧きました。それくらい魅力的な充電器でした。
撒き餌的な価格帯ながら、高性能かつ実用的な充電器なので、自身が上記のおすすめの人に該当するなら買って損しない急速充電器ですよ。
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
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10月4日(金)20:00〜10月9日(水)01:59