【違いを比較】iPad Wi-Fi セルラーモデルどっちがおすすめ?|アンケート結果約8割はWi-Fiモデルを使用
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- iPadはセルラーモデルとWi-Fiモデル、どっちがいいの?
- iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデルの違いって何?
- 結局どっちがおすすめ?
こんな疑問に答えていきます。
iPadを購入するに当たって直面する問題がセルラーモデルにするかWi-Fiモデルにするか?
よって、特に初めてiPadを購入する人はどっちを選べばいいか迷いますよね。
結論としては、ほとんどの人にはWi-Fiモデルがおすすめです。
セルラーモデルの特徴でもある通信をするには、スマホのテザリングで代用ができます。
そのためにわざわざ本体価格が24,000円も高いセルラーモデルを選ぶ必要はありません。
ただ、使い方によってはセルラーモデルがおすすめな人も。
まずはこの記事でセルラーモデルとWi-Fiモデルの違いを知れば、自分にはどっちのモデルがいいのか選べるようになります。
ボクがどうしてほとんどの人にWi-Fiモデルをおすすめするか、この記事を読めばわかるよ。
購入ミスすると、用途に合わずiPadいらなくて後悔してしまったなんとことも起きてしまうので、本記事でチェックしてくださいね。
2023年9月13日(水)2:00〜Appleイベントが開催されましたが、iPadの新型モデルは発表なしでした。
【アンケート結果】iPad Wi-Fiモデル・セルラーモデルみんなはどっちを買ってるのか?
「iPadはcellular・Wi-Fi」どっちを使っているのか、インスタグラムのフォロワー1,800人に聞いたアンケート結果はこちら。
約75%の人がWi-Fiモデルを購入してます。
アンケートくださった方から、DMで「Wi-Fiの理由」「セルラーモデルの理由」をいくつかいただいたので、まとめて紹介します。
理由
理由
実際は、長い文章でいただけたのですが、短くまとめるとこんな感じ。
Wi-FiモデルでもiPadとしてのメリットはほぼ享受できるから、ほとんどの人はWi-Fiモデルで良いよ!
自分と似たような意見が多くて、世の中同じような意見が多いと思います。
「自分は外出先でiPadをフル活用するんだ!」って方以外は、Wi-Fiモデルで問題ないので、この時点で決断できたならばiPadをお得にゲットしちゃいましょう。
iPad Wi-Fiモデル・セルラーモデルの違いを6項目で比較
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
端末価格 | ◯ | △ |
iPad単体での使いやすさ (外出時) | △ | ◯ |
ランニングコスト | ◯ | △ |
GPS | △ ※通信時 | ◯ |
eSIM | – | ◯ eSIM・AppleSIM対応 |
デザイン | ◯ | △ ※アンテナデザインが入る |
iPadのWi-Fiモデルとセルラーモデル。
iPadとしての見た目はほとんど変わりませんが、上の表のように性能には大きな違いがあります。
全部で6項目あるので、1つずつわかりやすく説明しますね。
端末価格の違い【Wi-Fiモデルのが良い】
現行発売されているモデルのWi-Fiモデルとセルラーモデルの価格を比べてみました。
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
iPad mini 6 | 78,800円 | 102,800円 |
iPad無印9世代 | 49,800円 | 69,800円 |
iPad Air 5 | 92,800円 | 116,800円 |
iPad Pro 11インチ | 124,800円 | 148,800円 |
iPad Pro 12.9インチ | 172,800円 | 196,800円 |
表のとおり、セルラーモデルってWi-Fiモデルよりかなり高いです。
iPad無印9世代で20,000円、その他iPadは24,000円も差があります。
差額でケースや気に入ったアクセサリー類を購入する方がおすすめだよ。
iPad単体での使いやすさの違い【セルラーモデルのが良い】】
Wi-Fiモデルで通信をするためには、家ではWi-Fi環境が必須です。外出先で使うには、iPhoneのテザリングやポケットWi-Fi、フリーWi-Fiが必要。
一方セルラーモデルは電源をオンしたと同時に通信ができるので、iPad単体での使いやすさはセルラーモデルが間違いなく上。
ただし、自宅のWi-Fi環境下で使用する分にはWi-Fiモデルでも使いやすさは変わりません。
ランニングコストの違い【Wi-Fiモデルのが良い】
Wi-Fiモデルとセルラーモデルではランニングコストも違います。
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
楽天モバイル | 0円 | 1,078円〜(3Gまで) |
UQmobile | 0円 | 1,628円〜(3Gまで) |
Y!mobile | 0円 | 2,178円〜(3Gまで) |
家や職場がWi-Fi環境下なら、Wi-Fiモデルのランニングコストは0円です。外出先でもカフェやホテル、空港などフリーWiFiが充実している場所で使うのなら通信料はかかりません。
一方セルラーモデルは月々のランニングコストが1,078円〜かかります。
セルラーモデルは本体価格が高い上に、月々の料金も発生するからトータルコストはさらに高くなるよ。
GPSの違い【セルラーモデルのが良い】
位置情報の正確さにおいてはセルラーモデルの勝利。
Googleマップの現在位置や位置情報を利用したゲームでは、リアルタイムで更新されるセルラーモデルに比べてWi-Fiモデルの精度が多少落ちるのはがまんしなければなりません。
Wi-Fiモデルでは位置情報の精度が若干落ちるだけで、全く使えないというわけではないよ!
eSIM・AppleSIMの違い【セルラーモデルのが良い】
eSIMとは、機種変更時などに出し入れする物理的なSIMカードと違い、電子回路としてデバイス内に組み込まれているものです。
iPad Proは第3世代〜、iPad Airは第3世代〜、iPadは第7世代〜、iPad mini第5世代〜以降のセルラーモデルに搭載されています。
また、Apple SIMとはApple独自のデータ通信専用のSIMカード。
海外に行く場合は、海外でも対応しているポケットWi-Fiを持って行くか現地でSIMカードの契約をする必要がありました。しかしApple SIMは、対応している180を超える国と地域で簡単に通信の切り替えが可能な便利なカードです。
Wi-Fiモデルだと海外でそのまま通信はできないよ。iPad単体で海外で通信する予定のある人はセルラーモデルがおすすめ。
デザインの違い【Wi-Fiモデルのが良い】
Wi-Fiモデルとセルラーモデルでは地味にデザインに違いがあります。
セルラーモデルには通信に必要なアンテナがiPad本体の裏面に配置されています。
モデルによっては少し目立ってしまう場合もありますので、デザインを気にする人はフラットなデザインのWi-Fiモデルがおすすめ。
正直セルラーモデルでもカバーをつけてしまえば全然気にならないよ。
iPad Wi-Fiモデル・セルラーモデルのメリット・デメリット
Wi-Fiモデルとセルラーモデル、それぞれのメリットとデメリットをまとめると以下のとおりになります。
Wi-Fiモデルのメリット・デメリット
Wi-Fiモデルは端末代金が安く、ランニングコストもかからないという価格面でのメリットが何より大きいです。
デザインを重視する人にとっても、シンプルデザインのWi-Fiモデルの方がかっこいい。
一方デメリットとして挙げられるのがGPS精度が低いことと単体では通信ができないこと。
どちらもiPadの使用目的にGPS機能や単体での通信が必要かどうかが判断基準になるはず。
セルラーモデルのメリット・デメリット
セルラーモデルは単体でいつでもどこでも使えるのが魅力。
フリーWi-Fiがない場所やテザリングでのiPhoneのデータ残量を気にすることなく通信ができます。
GPSでできるだけ正確な位置情報が知りたいGoogleマップやオンラインゲームなどをよく利用する人にとっては、端末価格やランニングコスト以上の価値があります。
単体で使えて、GPSが正確なことに値段以上の価値を感じる人はセルラーモデル!
iPad Wi-Fiモデル・セルラーモデルはどっちがおすすめか
メリット・デメリットは分かったけど、結局自分にはWi-Fiモデルかセルラーモデル、どっちがいいのかわからない。
そんな時は自分がWi-Fiモデルかセルラーモデル、どっちの「おすすめの人」に当てはまるのか?で判断しましょう。
Wi-Fiモデルがおすすめの人
- 自宅で使用することが多い
- iPad単体で外に持ち運ぶことが少ない
- 端末費用やランニングコストを抑えたい
iPadを使うのはほぼ家の中!っていう人はWi-Fiモデルで十分。
実際、最初は外でも使うかも?と思って購入しても、大きいし重いので外に持ち運ぶ回数は多くはないです。
特に「はじめてのiPad」や「どんなものかiPadを使ってみたい」というライトユーザーは、コストを抑える面でもWi-Fiモデルがおすすめです。
セルラーモデルがおすすめの人
- iPad単体で持ち運んで通信したい
- GPSの精度が必要(ポケモンGOなど地図情報必須のゲームをiPadで使用してる)
どうしてもiPad単体をいつでもどこでも持ち運んで通信したい。そんな人にはセルラーモデルをおすすめします。
微妙な位置情報のずれが生じて欲しくない「ポケモンGO」など、GPSの精度が必要なゲームもセルラーモデルなら満足のいくプレイができます。
セルラーモデルを使用するなら格安SIMがおすすめ!
セルラーモデルにしたいけど、毎月のランニングコストは抑えたい。
その場合は、大手キャリアでの契約よりも格安SIMが断然お得です。
格安SIMと言っても最近では通信性能も上がっていて、安い上に問題なくサクサク通信ができると評判です。
通信も安定していて特におすすめなのが以下の3社だよ!
おすすめ格安SIM3選
- 楽天モバイル
- UQmobile
- Y!mobile
人気のWi-Fiモデルを使用するならiPhoneのテザリングやポケットWi-Fiが必須
Wi-Fiモデルを外出先で使用するなら、iPhoneのテザリングやポケットWiFiが必要ですが、データ量が少ないプランだと、テザリングするのも気が気じゃないですよね。
格安SIMなら安くて大容量のデータ通信ができるプランがたくさんあります。
ここではiPad単体で通信接続するのにおすすめの格安SIM(格安プラン)やおすすめWi-Fiを紹介します。
【テザリング】Wi-FiモデルのiPadを使用するなら大容量かつ安いSIMをiPhoneで契約がおすすめ
iPhoneからのテザリングでWi-FiモデルのiPadを使うのにおすすめの格安SIM(格安プラン)は以下の2つ。
ahamo
料金プラン | 2,970円 |
容量 | 20G |
ahamoはNTT docomoが提供している格安プランの名称になります。
回線品質や速度はドコモのまま。誰にでもわかりやすい20G・2,980円のシンプルワンプランです。大容量なのでiPadへのテザリングもまったく問題ありません。
動画やゲームを思う存分楽しみたい人は大盛りオプションでたっぷり100Gまで使えます。
しかも5分までの国内通話が無料なのもahamoの特徴です。
ただし、オンラインでしか手続きやサポートが受けられないから、どうしても窓口で直接対応してもらいたい人には向かないよ。
ボクもahamoできてからずっとahamo回線だけど、ずっと安定してるから地方にいってもおすすめ!
povo
ahamoと同じ20Gで比べてみるよ!
料金プラン | 2,700円 |
容量 | 20G |
povoはトッピングで自分に合ったプランを作っていく新しいスタイルの格安SIMです。
- データトッピング(24時間使い放題・1G・3G・20G・60G・150G)
- コンテンツトッピング(DAZN・smash)
- 通話トッピング(5分無料・かけ放題)
- サポートトッピング
povoは高品質のau回線を利用しているので速度や安定性も抜群。
「今月は旅行に行くから多めにトッピングしよう」「先月ほとんど使わなかったから今月は1Gでいいや」
など利用状況によってトッピングを変更できるので無駄がでません。
ただしデータの繰越はできないので大容量のトッピングは注意が必要です。
また、容量を使い切ってしまうと速度制限がかかり最大128kbpsになって通信が激遅になります。ahamoの速度制限時は最大1Mbpsなので、比べてもかなり遅いことがわかります。
【モバイルWi-Fi】Nomad WiFiなら月100GB&無制限&いつでも解約OK!
料金プラン | 4,180円 |
容量 | 100G |
Nomado Wi-Fiは、100Gの大容量が使えるポケットWi-Fi。2年縛りなど契約期間が定められていないのでいつでも自由に解約できます。
端末代金が別途かかることもないので、1、2カ月だけサクッと使って返したい時にも便利。
ただし、0%→100%の充電に約6時間かかってしまうのはちょっと残念なポイント。
一般的なモバイルWi-Fi同様PS5やSwitchなどのオンラインゲームは正直厳しいですが、スマホの動画やゲームならなんら問題ありません。
【おまけ】車でカーナビとしてiPadを使う場合もWi-Fiモデルで十分
著者はiPad(Wi-Fiモデル)をナビとして使用するときあり
正確な位置情報が必要なカーナビですが、意外とWi-Fiモデルでも大丈夫です。
実際にボクはiPhoneのテザリングでWi-Fiモデルをカーナビとして使うことがあるけど、全く問題なかったよ!
ただ、なんでもかんでも大丈夫ってわけではなくて、テザリングの場合はiPhone自体の通信の強さが重要になってきます。
その点さっき紹介したahamoとpovoなら安い上に通信の強さはピカイチだから安心だね。
iPadをナビとして使うなら、Satechiの専用スタンドがおすすめです。
違いを比較!iPad Wi-Fi セルラーモデルどっちがおすすめ?【まとめ】
iPad Wi-Fi セルラーモデルどっちがおすすめか比較した記事でした。
もう一度違いをまと書くと以下のとおり。
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
端末価格 | ◯ | △ |
iPad単体での使いやすさ (外出時) | △ | ◯ |
ランニングコスト | ◯ | △ |
GPS | △ ※通信時 | ◯ |
eSIM | – | ◯ eSIM・AppleSIM対応 |
デザイン | ◯ | △ ※アンテナデザインが入る |
- iPadをサブ的な端末として使用したり、外出先でもiPhoneなどからテザリングで接続する人は、Wi-Fiモデルがおすすめ!
- 外出先でもiPadをメインに使用しつつ、外でがっつり動画やゲームなども楽しみたい方はセルラーモデルがおすすめ!
Wi-Fiモデルを外で使う場合は、iPhoneのテザリングかポケットWi-Fiがほぼ必須です。
iPhoneの契約SIMを大容量で通信が安定しているahamoかpovoにしたり、モバイルWi-Fiなら契約する解約料がかからないNomad Wi-Fiがおすすめ。
セルラーモデルの場合も、iPadにahamoやpovoを契約したり、別にNomad Wi-FiなどのモバイルWi-Fiを契約すれば良いですよ!
ではまた!
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