Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ レビュー|便利でおしゃれなiPad用USB-Cポート搭載の折り畳み式ドッキングステーション
iPadライフを楽しんでいると「スタンドが欲しい」でも「ハブも欲しい」こんな物欲に刺激されることがあります。
スタンドもハブも物欲というか、iPad持ちには必須に近い拡張アクセサリー・周辺機器ですよね。
今回はこのスタンドとハブの良いとこ取りをしたスタンド&ハブの「Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ」紹介していきます。
AppleユーザーおなじみのSatechi製なので、機能性に特化しているだけでなく、しっかりAppleフォルムに馴染むようなデザイン性の高い製品です。
よって、抑えるポイントはすべて抑えてくれている感じのスタンド&ハブなので、マルチハブを探しているような方はぜひ参考にしてください。
では「Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ USB-Cポート搭載の折り畳み式ドッキングステーションのレビュー」を書いていきます。
- iPadでUSB-AやSDカードリーダーなどポートを拡張したい
- iPadで音楽や映像を有線オーディオで楽しみたい
- iPadを立てかけるスタンドが欲しい
- 持ち運びにラクなスタンド+ハブが欲しい
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Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ レビュー
スタンドとハブが一体型となったドッキングステーション型のiPad用Satechiハブ。気になる特徴から見ていきます。
Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブの特徴
- 6ポート拡張
- iPadを充電しながら使用可(最大60W)
- 外部モニター出力可(4K60Hz)
- SDとMicroSDカードリーダー搭載(最大104MB/秒)
- iPad Pro、iPad Air、iPad miniに対応
- 持ち歩きに優れているデザイン
- スタンドのような役割も兼ねそなている
現行iPadなら、無印iPad以外のiPadすべて対応しています。※ポート部分がType-CになっているiPadなら大丈夫です。本機は、ハブのようなドッキングステーションで、かつiPadをのせてスタンドのように使用できるまさにオールインワンのような周辺機器です。
搭載ポート
合計6ポートと機能内訳は以下のとおり。
ポート | スペック特徴 |
---|---|
USB-C×1 | 最大60W ※充電専用ポート |
USB-A×2 | 最大5Gbps |
HDMI×1 | 4K60Hz |
MicroSD/SDカードリーダー×1つずつ | 最大104MB/秒 |
3.5mmオーディオジャック×1 | 音声出力と入力 ※2.5mm、6.3mmは非対応 |
癖が非常に少なく、iPadでクリエイティブな作業をする人から軽くiPadを使用する人まで、幅広いニーズに応えることができているハブです。
\どんなハブが必要か知りたい人はこちら/
- iPad Air/Proをお持ちの方はiPad Air USBハブのおすすめ記事に選び方を書いているので参考にどうぞ
- iPad miniをお持ちの方はiPad mini USBハブのおすすめ記事に選び方を書いているので参考にどうぞ
外箱/付属品
iPadに限らず、Apple製品のアクセサリー・周辺機器の雄であるSatechiパッケージはいつみてもテンションあがる。付属品は本体含めて以下のとおり3点。
- Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ本体
- ユーザーマニュアル
- 重要事項説明書
サイズ/重量
重量は約390gなので、小さいペットボトル1つ分というこの機能と素材感にしては軽量化に成功している製品だと感じます。
持ち運びに全く苦痛を感じないよ!!
画像のとおり、折りたたみ式で300g台ということもあり非常にコンパクトかつ軽量なことから、ボクがおすすめしているガジェットポーチにも簡単に収納できます。
- 横幅:129mm
- 奥行:106mm
- 厚み:22mm(折りたたみ時)
- 重量:390g
外観/デザイン
一見スタンドにもハブにも見えないこのアルミの外観。SATECHIロゴはスタンド状態にすると前面にきます。
底面にはハブが搭載されているので、FCC等の各種認証規格あり。スタンド状態になった際、すべらないようにシリコンパッドがついています。
背面にポート類すべて搭載。全部で6種です。詳しい内容はさっきこちらで紹介したので割愛しますね。
底面がフタになっていて、手であけることができます。このフタを開けるとスタンドになるギミック。
この状態が普段使用する時のスタイル。iPadを設置した場合に背面にガツンと傷がつかないようにシリコン素材があしらわれているので安心。
スタンド状態に秒でできる(ギミックも簡単)
底面の蓋を開けて反対に回すだけで、即iPadのスタンド状態にできます。
iPadを設置面にシリコンパッドがぎっしり敷かれているので、多少強めに設置しても問題なし。
Type-Cケーブルは内側に見えない位置にある
底面側が開けることができ、開けるとiPadに接続するUSB-Cケーブルが収納されています。
取り出して、本機側面のケーブルスリットから外にだして使用できます。普段はケーブルレスの状態にできるので、見た目にも配慮されたデザイン性の高さが良いポイントの1つ。
iPad Air/Pro・iPad miniを設置してみた
人馬一体かのようなまとまりのある秀逸なデザイン。普通に見惚れました。Satechi製品の魅力ってやっぱりApple純正かのようなアルミの質感とデザイン性の高さですよね。
背面には6ポート搭載されています。機能性を考慮すると、SDカードやオーディオジャックは前面にあると嬉しい!って方もいいでしょうが、ボク個人としては背面にまとめて設置してくれている方が嬉しい。
インターフェースが背面にすべて備えていることにより、前面が美しいです。無駄が一切ないデザインとはまさにこのこと。
側面から出しているケーブルをiPadに接続するとすぐに使えるので、難しい作業や別途ケーブルは不要です。ただし、iPadを充電するためのUSB-Cケーブルは必要。
側面ケーブルスリットからケーブルがでているので、本体に傾きがでたり、ケーブル周りがガチャついたりせず非常にスマートな印象。
iPad Air/Pro以外にもiPad miniにも対応してるから、iPad miniのおすすめアクセサリー・周辺機器の1つにもなりそう!
Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブを使って機能確認
本機とiPadを接続すると、ハブとして認識します。では、各ポートを1つずつ紹介していきます。
HDMIは4K60Hz対応
HDMIは4K60Hzです。だいたいMacBookやiPad用のハブで60Hzを超えるものってないので、安パイなのかなと言ったところ。
Satehciのハブがどうこうというより、iPadの外部モニターって画面専有面積を考えても使いにくいのは正直なところ。
iPadとモニターを使って会議をして画面共有するような方には相性が非常に良いと言えます。
スタンドとしても機能するから、iPad用の外部キーボードとも相性良いよ!
USB-Aは5Gbpsでデータ転送ができる
5Gbpsのデータ転送がどれくらいなの?って気になる方もいると思うので、以下のSatechi USB-C PRO ハブ ミニの計測時の数値を参考にどうぞ。
データ転送量 | 書き込み時間(約) |
---|---|
100MB | 11.9秒 |
1GB | 1分25.9秒 |
本機でデータ転送時など体感値はほぼかわらないから、同じくらいのスピードだと思っていていいよ!
USB-Cは最大60W充電(ハブ側に15W取られる)
USB-Cは使用するiPadを充電専用です。
ハブ側に15Wほど消費され、iPad純正充電器(20W)だと充電が厳しくなるため、できればAnker Nano Ⅱ 45Wのような最低でも40W以上の充電器を推奨します。
この際にiPadの充電器を見直したい方で、自分のiPadがどれくらいワット数が必要かわからない!って方は以下の表を参考にiPadおすすめ充電器を探してくださいね。
iPadモデル | 最大受電量 |
---|---|
iPad Pro 12.9インチ | 45W |
iPad Pro 12.9インチ以外のiPad全モデル | 30W |
3.5mmオーディオジャックは入力・出力ともに対応
3.5mmオーディオジャックを搭載しているので、ZOOMのようなオンライン会議で使用する方は有線で、iPadと接続でき遅延等を避けることができるのでありがたいですね。
またAnker Soundcore Life Q30のような、ワイヤレスではハイレゾで音響を楽しめないって方の問題も本機の有線接続で解決できるので、iPadで動画や動画を楽しむ方にも快適な環境を作り出してくれます。
SDカードリーダーは最大104MB/秒
MicroSD・SDカードリーダーは、UHS-IIには非対応で最大104MB/秒性能です。ざっくり言うとそこそこ速いよ〜って感じのスピード。
3GBほどのデータ転送が約40秒くらいでした。UHS-II非対応とはいえ、ライトに写真や動画を楽しんでいる人には問題ないかと。
SDカードリーダー使用時に注意点あり
それはSDの向きを逆向きにする必要があるということ。
SDカードは画像のように裏表反対で挿す必要があります。Satechiのハブで時々このパターンがありますね。
MicroSDカードは表向きでさせるので、SDカードだけ裏向きでさして使う器用な使い方をする必要あり。
ポートをすべて使用しても背面にあるのでスッキリ
このようにポートをすべて同時に使用しても背面側にしか各ポートがないため、前面はケーブルで騒がしい感じもなく非常にスッキリした状態で使用できます。
ミニマルなデザインはApple製品と親和性が高いから非常に嬉しいポイント!
Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブの気になった点
本機の気になった点は以下の2点。
- スタンドの角度を変更できない+iPadは横向きのみ
- UHS-Ⅱ非対応
スタンドは蓋を折り返して簡易的に作っている状態です。
よくあるiPadスタンドのような角度に自由度がなく、iPadをケーブル接続するなら横向きのみの使用になるので、その点はネックポイントですね。
ですが角度が45°以上あり、デスクに座ると自然と見やすい角度に設計されているので、不便に感じたことは今の所ないです。iPadを縦向きばかり使う人は使いづらいかも…
あとは人によっては、SDカードリーダーのUHS-II非対応がデメリット。とはいえ、動画編集者や趣味がカメラでデータをガンガン移行させる!って人以外はストレスを感じることもないですよ。
この手のマルチハブでUHS-II対応型ってほぼないよね。
スタンドとハブとして同時に使用できるのはやっぱり便利
本来はiPadスタンドとiPadハブは別々で準備するものですが、本機のSatechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブが1つあれば一元化することができます。
やっぱりスタンドとハブが1つになっているのは便利だし、何より持ち運びもラク。
あと、単純に本製品のビジュアルがカッコいい部分だけでもポイントが高い製品と言えます。
機能性もさることながら、デザイン性に長けているのがSatechi製品の魅力!
Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ レビュー【まとめ】
本記事は「Satechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブ レビュー」を書きました。
スタンドもハブも欲しい、手軽に持ち運びたい、でもチープな製品は嫌だ!おしゃれなiPad用スタンドとハブが欲しい!
こんな方にSatechi アルミニウム 6-in-1スタンド&ハブを強烈におすすめしたいです。
iPad用スタンドとiPad用ハブの良いとこ取りをしたようなスタンド&ハブなので、機能性もデザイン性も両取りしたい方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
それでは良きiPadライフを!
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