TP-Link「Archer AX23V」レビュー|コンパクトかつコスパを求めたい人におすすめのWi-Fi 6ルーター
あのネットワークデバイスに無類の強さを誇るTP-Linkから、こだわりがそこまでない多くの方の最適解になるであろうルーターTP-Link「Archer AX23V」が登場しました。
人Wi-Fi 6対応でTP-Linkルーターの中でも、人気のロングセラー「Archer AX73」を更にコスパを良くしたようなモデルです!
iPad miniよりコンパクトなボディで、合計最大1.8Gbps(1201Mbps:5GHz + 574Mbps:2.4GHz)の速度をを実現した小さく安いながら強烈な存在感を誇るルーターです。
これからWi-Fi 6ルーターを買い替える人や、サテライト用として導入したい方は是非参考にしてほしいです。それくらいよかった。ではレビューしてきます。
おすすめポイント
- 合計で最大1.8Gbps(1201Mbps:5GHz + 574Mbps:2.4GHz)速度で接続
- 軽量小型で省スペース設置可
- メインルーター・サテライト用としても使いやすい
- EasyMeshデバイスとと組み合わせて全体をシームレスにカバー
- 約5,000円と割安価格で導入しやすい
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9月19日(木)20:00〜9月24日(水)01:59
TP-Link「Archer AX23V」の概要
早速、TP-Link「Archer AX23V」の「特徴」と「スペック」から見ていきます。
特徴
- 快適WiFi 6
→合計で最大1.8Gbps(1201Mbps:5GHz + 574Mbps:2.4GHz)速度で接続、オンラインゲームをはじめ動画視聴なども快適にたのしめる - スッキリ省スペース
→縦置きと壁掛けの2Way仕様で住居環境に応じて使いわけができる - ラグを低減
→遅延を最大で75%削減。4K動画・オンラインゲーム・ビデオ通話などがスムーズ - 遠くまで届く
→ビームフォーミング技術搭載。接続デバイスに向けてWiFi信号を集中的に送りより広範囲を安定してカバー。 - 省電力
→TWT(Target Wake Time)機能が対応端末の電力やバッテリー消費を低減。 - かんたん設定
→「Tetherアプリ」を使用すれば、初期設定が数分でおわる簡単仕様 - 従来規格にも対応
→WiFi 6に対応していないデバイスも問題なし(下位互換性あり) - EasyMesh互換
→EasyMeshデバイスと組み合わせで全体をシームレスにカバー
本機TP-Link「Archer AX23V」は、上位モデル・フラッグシップモデルに近い性能を保持しながら、小型かつコストを削ったモデルです。
費用を抑えながらも、通信の安定を図りたい人にはピッタリのWi-Fi 6ルーターだね!
スペック
TP-Link公式サイトの仕様をもとにスペックを書き出します。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | Archer AX23V |
サイズ | 約150×130×40.3 mm |
重量 | 約300g |
ワイヤレス規格 | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5GHz IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4GHz |
Wi-Fi速度 | AX1800 5GHz:1201Mbps(802.11ax, HE80) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) |
Wi-Fi範囲 推奨 | 4LDK ・ビームフォーミング ・高性能FM |
アンテナ | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:2 本 無指向性 6GHz専用アンテナ:2 本 無指向性 |
EasyMesh | ◯ |
Wi-Fi暗号化 | WPA WPA2 WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) WPA3 |
有線ポート | ギガビットWANポート×1 ギガビットLANポート×4 |
ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 |
管理 | Tetherアプリ Web管理画面(GUI) |
TP-Link「Archer AX23V」のレビュー
ここからWi-Fi 6対応 AX1800の超小型ルーター「TP-Link Archer AX23V」のレビューをしていきます。
付属品
TP-Link「Archer AX23Vは3年保証で、高性能かつコスパもさることながら、防御面でもしっかりしています。
TP-LinK製品のルーターは職場含めかれこれ5台以上使用してますが、この保証に頼ったことはありません。
説明書もシンプルでわかりやすく書いてくれてます。
TP-Linkのルーターはアプリが特に優秀で、説明書いらないくらいだれでも簡単に設定できるのが魅力の1つ。
- Archer AX23V本体
- スタンド
- 電源アダプター
- LANケーブル
- かんたん設定ガイド
外観デザイン:マットブラックで無駄な装飾なし
さすがに手のひらサイズではないですが、想像以上にコンパクトな設計で小さいです。
マットなブラックで質感は樹脂系満載で、残念なgら高級感があるわけではないですね。
チープな質感は気になる人もいるかもですが、ルーターってほぼ見えないところに設置するので価格を考えれば全然納得できると思う。
先に土台をつけて縦置きできる状態にする。※本機は壁掛けも可能
余計な装飾もなく、まさにミニマルなデザイン。
インターフェイス:LAN4ポートとその他
WANポートは1つで、LANポートは4つ備わっています。すべて1Gbpsで、高速通信が可能。
LANとWAN以外は、電源入力、リセットボタン、WPSボタンが備わっています。
インジケーターランプ
上から
- 電源ランプ
- 2.4GHz Wi-Fiランプ
- 5GHz Wi-Fiランプ
- インターネットランプ
- LANランプ
- WPSランプ
サイズおもさ:iPad miniくらいの小型さかつ軽量
サイズは、約150×130×40.3 mmと超小型ルーターと言っていいでしょう。よくあるルーターの2/3くらいのサイズ。
iPad mini 6よりさらに小さいです。
おもさは299gで、ちょっと前にレビューしたBUFFALOルーターの半分以下のおもさで、めちゃくちゃ軽いです。
縦型コンパクトボディで置いても壁に掛けての2Way使用
本機は「縦置き」と「壁掛け」に対応してるため、設置場所の状況に応じて使用可能。軽いので、壁への負担もきにならないのが良いポイント。
Wi-Fi 6に対応
2023年の今は当たりまえになってきたWi-Fi 6に本機も対応しています。これがなんなのかって方向けに以下にまとめますね。
- UL MU-MIMOで「より高速」
- OFDMAで「より高効率」
- TWTで「より省エネ」
って、いう最新技術が盛りに盛られたWi-Fi6は、2019年9月に実装されてます。
簡単に言うと今までよりもより早く、より安定、そして省エネを実現。さらに、WPA3に対応するなどセキュリティ面も進化した規格です。
Wi-Fi接続するデバイスのバッテリー持ちが良くなります。MacBook Air/ProやiPad、iPhoneも対応!
残念ながら、iPhone 15 Pro/Pro Maxから対応になったWi-Fi 6Eには非対応です。
Wi-Fi5とWi-Fi6ってどれだけ違うのか?ってわかる簡易比較表
世代 | 名称 | 規格 | 速度 | 帯域 | サービス開始 |
---|---|---|---|---|---|
第5世代 | Wi-Fi 5 | IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 | 2013年12月 |
第6世代 | Wi-Fi 6 | IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz帯 /5GHz帯 | 2019年9月 |
最大通信速度を単純比較するとWi-Fi 5から約1.4倍高速化。
おかげで4Kや8Kなどの高画質な映像閲覧やネットゲームの配信がより快適になります。昨今の高技術を超快適に楽しむにはほぼ必須ということがおわかりいただけるかと。
あとね、意外と※2.4GHz帯が使えるようになるのも大きい!電波の状況に応じて、つなぎ変えができるからより安定するんだ。
スマートホーム化してる人・したい人は要注意
TP-Link H100ハブをはじめとするスマートホームデバイスに対応させたいなら、2.4GhHz帯は必須なので本機TP-Link「Archer AX23V」のようなルーターが必要です
IPv6 IPoEに対応
これはなんだ?って人もいるのでサクッと伝えると
プロバイダのネットワーク終端装置を経由しないで直接インターネットに接続が可能ということ。Pv6 IPoEについてはNTT光でもわかりやすく解説してくれてるので気になる方はリンク先からチェック。
IPv6 IPoEに対応してるいると、プロバイダのネットワーク終端装置を経由だと、混雑時ボトルネックになってしまっていた点を解消するメリットがあります。
Wi-Fi 6による高速化よりも、場合によって恩恵が大きくなるのがIPv6 IPoEですよ!
EasyMesy対応で通信が途切れにくい
本機は、メッシュWi-FiのEasyMesh規格に対応しています。
TP-Linkと言えば独自規格のOneMesh対応モデルのルーターが多く、OneMeshを介してメッシュWi-Fiを実現してきました。
EasyMeshはOneMeshの上位互換と思えば良い
TP-LinkのOneMesh™は中継機で電波をリレーするのではなく広げるイメージ
TP-Linkの公式サイトがかなりわかりやすいのでこちらをどうぞ↓
通常のルーター+中継機
Archer AX73V + OneMesh™対応中継器
本製品に関しては、OneMeshの上位互換といえるEasyMeshを採用しているため、接続のシームレスさはそのままで、より互換性に富んだ環境を構築できるようになりました。
要は、OneMesh対応機器→EasyMesh対応機器との共存は難しかったのですが、EasyMesh対応機器→OneMesh対応機器の共存はできます。
つまり、本機だとEasyMesh対応機器と併用できるため、TP-Linkとは異なる他社製のBUFFALOルーターと繋いだりできるようになりました。
サテライト用ルーター(拡張用ルーター)などの選択肢がよりひろがるので、自分が求めてる環境により近づけれます!
本機は小さくて軽くて、壁掛けにも対応してるからこそ、メインではなくサテライト用のルーターにしてもいいよね!
初期設定の手順
TP−Linkのルーターを使ったことがある人はわかると思いますが、とにかくこの会社のルーターは初期設置やトラブルあったときの管理がラク!その理由はアプリのUIが素晴らしいから。
もちろん本機Archer AX23Vも例に漏れず、初期設定がびっくりするくらいラクです。
アプリを入れてから数分でできる初期設定
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- アプリを導入してログインする
- スマホをWi-Fiに接続
- インターネット管理パスワードを設定
- インターネット接続タイプを選択
- プロバイダーの情報入力
- 2.4Ghzと5Ghzのパスワードを設定して保存
- インターネット接続を施行して完了
上記の手順で初心者でもサクッと初期設定を終えれます。
すべての手順は説明書に細かく乗っているので、ご安心を。
TP-Link「Archer AX23V」の速度計測・範囲検証
TP-Link「Archer AX23V」を実際に使用した速度計測・範囲検証を簡易的ですが問題ないのか確認します。
速度計測・範囲検証のテスト環境
回線は割引優先でドコモ光1GBプラン(GMOとくとくBB)!10GBはまだいらないかなぁって思っててプランは切り替えてない
テスト環境
- 平日夜22時前後
- SRC造
- 約70㎡
- 小規模マンションタイプ
テストデバイス
TP-Link「Archer AX23V」の速度計測・範囲検証
今回計測地点は3点。計測地点③が特に遠く、トビラなどの遮蔽物も多く通過していきます。
計測機器 | アップロード (上り) | ダウンロード (下り) |
---|---|---|
5GHz | ||
M2 Pro MacBook Pro | 340Mbps | 440Mbps |
2.4GHz | ||
M2 Pro MacBook Pro | 190Mbps | 70Mbps |
2.4GHzは若干弱さを感じるので、データ容量の多い動画やオンラインゲームなどは基本的に5GHz接続で使用することをおすすめします。
2GHzもボクの事務所(ahamo光)で計測すると100Mbps以上出ていたので、環境や通信状況によって左右されるのは大前提です。
何度か計測してみて、400〜600Mbpsで多少の振り幅はあったものの変な挙動は全くなし。
5GHz帯×ドコモ光1GB契約で、混雑時でも計測地点①~③すべてで300Mbps以上はでているので、ZOOMやブラウジング、動画視聴でラグなどはなく快適に使用できました。
推奨されているインターネット速度はこちら
目的 | 速度 |
---|---|
LINE・メール | 上り・下り1Mpbs |
Webサイト閲覧 | 下り1Mpbs〜10Mbps |
YouTubeなどの動画視聴 | 上り3Mpbs〜25Mbps |
ZOOMなどのオンラインWeb会議 | 上り・下り10~15Mbps |
原神(最高画質) などのオンラインゲーム | 下り30Mpbs~100Mbps |
体感ですが、公式が推奨している4LDK以上はやっぱり厳しいのかなという印象。
5LDKとかになると100㎡以上の延床面積の住居が多いと思うし、それだけ遮蔽物があるため、サテライト(拡張)は必須になると思う。
ベースはワンランク上のルーターWi-Fi 6E対応の「」などにして本機をサポートで使うのもありでしょう。
TP-Link「Archer AX23V」の気になった点をレビュー
本機を使用して約1週間ですが、TP-Link「Archer AX23V」の気になった点をレビューします。
- 最新規格のWi-Fi 6Eに非対応
- なんか梱包材がめちゃ臭かった
ボクはiPhone 15 Proを買ったので、1つの楽しみがWi-Fi 6Eの接続を確認すること。
タイミングが良すぎたので、ここに期待しちゃったわけですが、本機は非対応です。その分価格が安いので、しょうがないっちゃしょうがないですよね。(期待しすぎ)
>>Wi-Fi 6Eに対応してるAppleデバイスを確認する
普通に使うならWi-Fi 6対応でも十分です
あとなぜかわからないですが、梱包が臭かったです。
臭くて速攻で捨てたかったのですが、ボクはブロガーなので、写真を撮らないといけなく鼻にティッシュつめながら撮影しました。
当たり外れなのか、メーカーが梱包する場所の臭いなのか、なんかの個体差なのかよくわかんないですがくさかった。
TP-Link「Archer AX23V」を安く買う方法
TP-Link「Archer AX23V」を安くお得に買う方法をチェックしました。
- 公式サイト
- 大手ECサイト
順に見ていきます。
公式サイト
公式サイトにも購入ページはあるのですが、購入ボタンを押すとAmazonリンクに飛ぶようになってます。
大手ECサイト
ここからはご存知でよく利用する人も多いいつもの三銃士です。
ショップ | 安く買える時 |
---|---|
Amazon | タイムセールなど |
楽天市場 | 楽天マラソンなど |
Yahoo!ショッピング | ビッグボーナスなど |
基本はイベントが絡んでるサイトで購入すると安く買いやすいです。
よって、まずは各リンクからセールがあるのかチェックする
→セールしてたら他サイトと価格を比較する
→1番安いところで購入する
これでOKです。
セールがない時は、ガジェット・デバイス類を単品で買うならだいたいAmazonが一番安いですね。
TP-Link「Archer AX23V」レビュー【まとめ】
本記事は超小型で軽量かつメインでもサテライト用でも使える汎用性が高いルーターTP-Link「Archer AX23V」のレビューでした。
- 合計で最大1.8Gbps(1201Mbps:5GHz + 574Mbps:2.4GHz)速度で接続
- 軽量小型で省スペース設置可
- メインルーター・サテライト用としても使いやすい
- EasyMeshデバイスとと組み合わせて全体をシームレスにカバー
- 約5,000円と割安価格で導入しやすい
- 最新規格のWi-Fi 6Eに非対応
- なんか梱包材がめちゃ臭かった
TP-Link「Archer AX23V」は、超ハイスペックルーターを求めてない人で、普通に快適に4K動画やオンラインゲームができれば良し!って方にとっては最適解ルーターの1つでした。
この性能とボディサイズの取り回しやすさで、5,000円代ははっきり言って破格ではないかと思います。
ボクの実家がルーターを書い直そう!みたいな話になってたので、追加購入してプレゼントする予定です。それくらい良かったので、デメリットが気にならなければGOしちゃいましょう!ではまた!
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9月19日(木)20:00〜9月24日(水)01:59