BenQ treVolo U レビュー|「声」に特化して学びのための語学学習専用スピーカー
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9月19日(木)20:00〜9月24日(水)01:59
ガジェット好きにおなじみBenQから音声特化のスピーカーtreVolo Uをご提供いただきました。
treVolo U は世界初の語学学習向けのスピーカーとして、市場に登場して人気を博しており、語学学習スピーカーとして新たな地位を確立している名機です。
実際に使ってみた感想ですが、
これまでにない音声モードが「声特化スピ−カー」としての肝になっていることがわかりました。
今まで体験したことがないくらい「声」がクリアに聴こえるため、確かに語学学習向け・オンライン会議向けのワイヤレススピーカーです。
英語のリスニングもしやすいので、子供から大人まで勉強のために投資して損は無いスピーカーでした。
このtreVolo Uのレビュー記事を書いていきます。
- オンライン会議でクリアに音質を拾える
- 英会話学習に最適レベルで聴き取りやすい
- 音声モード・安心モード機能が想像以上に便利
- バッテリー残量が可視化できる
- 勉強嫌いの子供にも嫌がられにくいデザイン・カラー
- カラバリが1つ
- 音楽や映像音質はそこそこ
BenQ treVolo U ってどんなスピーカー
Apple好きやガジェット好きに人気のBenQ製品の「声」「学習」特化型スピーカーtreVolo Uの特徴・スペックを書くのでどんなスピーカーか確認してくださいね。
特徴
- 細かくクリアな音質で「声」を聞くことができるチューニング技術
- ノイジーな音がのっからないエコーキャンセラー技術
- 3つの音声モード搭載
- スピーカーと利用者の距離を自動認識して音声を自動調整できる
- ポップなカラーで老若男女手にしやすい
本機は「語学学習」に特化したスピーカーなので、音声処理能力に注力しており「明瞭で声がはっきり聴こえる」状態で音を届けてくれます。
時間が限られている社会人・主婦・学生のような方が求めている「学びの効率化UP」を実現したスピーカーです。
ちなみに、声特化は語学学習へのメリットだけでなく、オンライン会議やオンラインコミュニケーションがよりスムーズになるメリットもあります。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | treVolo U |
サイズ | 174 ×95.3 × 81.3 mm |
重量 | 760g |
通信 | Bluetooth5.0 |
Bluetooth通信距離 | Bluetooth標準規格Power Class1、10m |
連続再生可能時間 | 約12時間 |
使用周波数帯域 | 60-20K Hz |
インターフェイス | 3.5mmオーディオジャック Type-C USB2.0 |
充電方法 | Type-C USB |
音声コントロール | ◯ |
安心モード 検知可能距離 | 1.5m |
マイクロフォン | エレクトレットコンデンサーマイクロフォン |
環境条件 | 0~40° |
専用アプリ | ◯ |
BenQ treVolo Uのレビュー
BenQ treVolo Uの諸々をレビューしていきます。
付属品パッケージ
シリーズカラーのホワイト×ブルーで清潔感あふれるパッケージ。梱包もさすがBenQクオリティといわんばかりの丁寧で本体が包まれています。
- BenQ treVolo U本体
- 保証書
- クイックスタートガイド
- USB-C to USB-Aケーブル
- オーディオケーブル
外観デザイン
スピーカーには、エコーキャンセラー技術を搭載。
そのため、音声の遅延や周囲の環境音をフィルタリングし、音声クリアを実現。
人の声特化スピーカーだけあるほどオンライン会議などの声も解像度が高くノンストレスで耳に入ります。
ラウンドフォルムでトゲトゲしさは皆無で柔らかい印象。
ソフトなデザインかつポップで清潔なカラーリングは、語学学習の辛さを緩和してくれる!そんなイメージを醸し出しています。
ロゴとエレクトレットコンデンサーマイクロフォン
treVoloのロゴがスピーカー右上に悪目立ちせず設置されています。
スピーカー左上にはエレクトレットコンデンサーマイクロフォンとパラボリックデザインを採用した高感度ボイスマイク(左側)と距離検知センサー(右側)があります。
マイク側は、treVolo Uが効率的に音を広範囲から収集し、音のディティールを崩さず明瞭に伝えてくれます。
距離検知センサーは安心モードをオンにすると、使用者との距離を自動計測して、適切な音量で音を届けてくれる安心モードに必須のパーツ。
距離計測はかなり正確で、使用者が少し離れたり近くなるだけで音量も比例して適量にコントールしてくれるので、効いてる側は一定音量でヒアリングできます。
背面にUSB-Cポートと3.5mmオーディオジャックあり
背面部分はロゴ+スピーカーと右下にUSB-Cポート部分あり。
ポート部分はキャップ式になっていて、開けるとUSB-Cポートと3.5mmオーディオジャックが顔を出します。
コントロールボタン
BenQ treVolo Uのボタンは音量の+ーボタンやBluetooth、電源ボタンだけではありません。
音声モードと安心モード用のボタンがあります。それぞれの役割は以下のとおり。
- 音声モード
→動画学習・ライブ学習・音楽と3種類の音声モードがあり、シチュエーションに応じて最適な音質でBenQ treVolo Uを使うことができる
- 安心モード
→treVolo Uと使用する人間の距離を自動で検知して最適な音量に調整してくれる。移動に応じて音量調節してくれるので、必要以上に音声がでる心配なし。
大きな音を長時間聞くと聴力低下することがあるので、BenQ treVolo Uだとその心配がないから安心して学習や音楽を楽しめるね!
音声モードも安心モードもワンタッチで即切り替えできる便利さ。想像以上にこの音声モードと安心モードが良い仕事してくれます。
サイズ重量
本体サイズは174 ×95.3 × 81.3 mmでコンパクトな部類。
その他スピーカー、Anker SoundCore 3やAudioengine A2やCanon albos Light&Speakerと比較するとより顕著にコンパクトさがわかります。
小サイズかつ重量も744gでスピーカーとしては軽量モデルです。
片手でガツッと持ってBenQ treVolo Uを使用したい部屋や外まで簡単に持ち運びできるので、使用場所を固定せずに便利に使えるのは嬉しいポイント。
- サイズ:174 ×95.3 × 81.3 mm
- 重量:760g
バッテリー
BenQ treVolo Uのバッテリー事情ですが、充電時間は短く、ロングバッテリー仕様で電池持ちなどの心配が少ないスピーカーです。
充電方法・時間
BenQ treVolo UはUSB-Cケーブルで背面の右下ポートから充電できます。充電時間は、約3時間でフル充電可能。
夜寝る前に充電すると朝には0%→100%のバッテリー残量の状況を常に作れます。
バッテリー持ち
BenQ treVolo Uは、最大12時間の連続再生が可能なロングバッテリーです。
実際にフル充電してから、ガッツリ一日使用しても余裕で持ちました。ワイヤレス系のデバイスは、バッテリー性能って高ければ高いほど便利につかえるのでありがたいですね。
ペアリング初期設定
本機はワイヤレス対応で、Bluetoothでデバイスとペアリングしてから使用します。
その初期設定は以下のとおり。
接続デバイスのBluetooth設定画面へ行く→BenQ treVolo Uの電源を入れる。
これで簡単に接続完了!超簡単です。できない場合は、BenQ treVolo UのBluetoothボタンを長押すると再設定できます。
次回から接続は自動
2回目以降は、BenQ treVolo Uの電源を入れると勝手にデバイスと接続できるので、いつもBenQ treVolo Uを良く使用するデバイスで登録しておくと、ノンストレスで使用できますよ。
人気のiPadやApple製品でも使いやすい
ボクはApple製品が好きで使用しているデバイスとtreVolo Uをペアリングしましたが、ペアリング感度も悪くなくBluetooth接続も良好です。
特に自宅で使用するなら、タブレットで人気のiPadとの相性も抜群でした。
iPadの音声をtreVolo Uから出して聞いて勉強したり、オンライン音声を拾ったりできます。
もちろん趣味として、動画音声にも使えるので、You TubeやNetflixなんかもより臨場感あるサウンドで楽しむことが可能。
専用アプリケーション対応
treVolo U
BenQ無料posted withアプリーチ
treVolo Uアプリケーションサポートに対応しています。このアプリがあるとより便利にBenQ treVolo Uを使用可能。
BenQ treVolo U専用アプリケーションできること
- 機能の説明
- バッテリーを%でチェック
- どのデバイスと接続中か把握
- 音声モードの切り替え(画面で見れるので現状がどうなっているのか見やすい)
- 安心モードの検知開始
- よく使うデバイスを設定して自動で接続設定
専用サウンドの作り方
専用サウンドを使用すると、自身に合わせた専用サウンドへカスタマイズできます。
こう聞くと調整が難しいと感じるでしょうが、音声テストはtreVolo Uが自動で行ってくれるため、簡単かつ数分でセットできるので以下を参考に設定してくださいね。
- アプリの耳マークを選択
- 新たな専用サウンドを選択
- 環境テストを選択
- treVolo Uと60CM距離を取りテスト開始を選択
- 聴こえるor聞こえないを選択していく
- テスト結果を保存する
- 名前を決めて保存(上記を繰り返すと最大5種類作れる)
チューニングを行うと、より自分に適した音声を聞くことができるので、この設定をするだけで音質がクリアになります。
音声モードは音楽、動画学習の各モードで最大5種類の専用サウンドを保存できます。
おやすみモードで就寝前のリラックス
サウンドスピーカーでリラクゼーション効果のあるミュージックや、ヒーリング効果のあるBGMを流しながら寝たい。でも寝た後の電源が気になりますよね。
treVolo Uは、そのような方のために「おやすみモード」を搭載しています。
おやすみモードをオンにすると、30分後に全体の音量を下げて、30 分後にスピーカーが自動的に電源オフになるため毎夜安心して使えます。
優れた音声処理機能かつ声用スピーカー「treVolo Uの音声テスト」
著作権フリーの音楽を使用して
- ノーマル
- 音楽モード
- 動画学習モード
- ライブ学習モード
の計4種類の音声テストをしているので参考にしてくださいね。
ノーマル
音声モードをオフにした状態ですが、通常の使用だとこの状態で問題ないくらいクリアな音声を実現しています。
よくある低音ブーストがききすぎたりしていないので、聴き疲れしないのも特徴の1つ。
音楽モード
音楽モードは癖がなく、高音域・低音域ともにバランスよく音楽・音質を楽しめます。
ミニスピーカーとしては音場も広いため、癖が少ない点との相性からクラシックやポップスどちらも楽しめます。
逆に重く激しいタイプのヘビメタ系なんかは、音を平たくしてしまうので苦手なタイプだと感じました。
動画学習モード
動画学習モードは、主にオンライン講座・eラーニング・オーディオブックに適しています。
自分はAmazonのAudibleで使用していますが、声の音そのものがより拾いやすく聞こえ、情景を思い描きながら聞くことができます。
Audibleファンも嬉しいモードの1つと言えるでしょう。
ライブ学習モード
ボク個人の一番おすすめはこのライブ学習モード!
というのもtreVolo Uに一番期待しているのは、雑音・環境音と声を分離して、より「声」に集中できる環境を構築すること。
このライブ学習モードを使用してから、オンライン系のトーク時に先方の聞こえにくい場面だと感じた声がこちらに届くようになりました。
おかげで、聞き直しも減るし、重要な場面での集中力低下も防げます。オンライン系で音声が重要な人は絶対に使ってほしい機能!
BenQ treVolo Uのメリット・デメリット
BenQ treVolo Uをガッツリ使い込んでみてわかったメリットとデメリットをまとめました。
メリット
BenQ treVolo Uのメリットは5個あります。
- オンライン会議でクリアに音質を拾える
- 英会話学習に最適レベルで聴き取りやすい
- 音声モード・安心モード機能が想像以上に便利
- バッテリー残量が可視化できる
- 勉強嫌いの子供にも嫌がられにくいデザイン・カラー
順に見ていきます。
オンライン会議でクリアに音質を拾える
オンライン会議で困るのはどっちかというと、自分の声が届かないときより、相手の声が聞き取りづらい時じゃないですかね。
BenQ treVolo Uを使用するとこの問題を解決できる可能性が非常に高いです。
普段聞き取りづらい方とBenQ treVolo U越しでZOOMをしましたが、クリアでより鮮明に声が聞き取れて安心してオンライン会議できました。
上記に関しては、もちろん相手のボリューム、滑舌にもよるところがあるので必ずしもとは言い難いですが、ボクの場合は普段と比較してハッキリと違いを感じました。
なので、今後は聴き取りにくい方とオンライン会議する場合はBenQ treVolo Uに助けを求めようと思っています。
英会話学習に最適レベルで聴き取りやすい
リスニングに最適とも言えるくらい、英語が聴き取りやすいです。
自分は昔海外ドラマ「フレンズ」のDVDを見ながらテレビのスピーカー越しにシャドーイングを行っていました。
改めて、BenQ treVolo Uでフレンズの音声を聴いてみると、明らかにBenQ treVolo U越しの方が、よりクリアな音声で真似しやすい!と感じたんですよね。
よって、リスニング・シャドーイングなどの勉強方法にピッタリのスピーカーだと言えます。
音声モード・安心モード機能が想像以上に便利
音声モードで、「音楽・動画学習・ライブ学習」のモードを選択することにより、ベストな音質環境を作り出せるため、より集中できる空間に身をおけます。
安心モードは、「全指向性環境音オンマイク・赤外線検出システム」を起動することにより、人と環境音を検知して自動音量調節を行うシステム。
どちらも大人が勉強するときオンライン会議時や子供が使用する時にも搭載されてよかったと思える機能です。
バッテリー残量が可視化できる
大半のスピーカーってバッテリー残量が明確にわからないものが多いですよね。
よくあるのは、バッテリー残量を4段階で表示する。みたいな表示方法ですが、本機はもっと細かくバッテリー残量を把握できます。
「さぁこれから使うぞ!」って時にバッテリー切れを起こす可能性をグッと下げることができるので、これが思いのほか便利です。
勉強嫌いの子供にも嫌がられにくいデザイン・カラー
スピーカーって、ブラックやホワイトカラーが多いなか、本機はターコイズブルーのようなポップかつ優しいカラーリングです。
この手の色味って、女性や子供との相性が良いカラーリングだと思いますし、デザインも丸みを帯びたこれまでスピーカーの色味で諦めてた難民を救い出す一手にもなり得るデザインとカラーです。
デメリット
BenQ treVolo Uのデメリットは2個あります。
- カラバリが1つ
- 音楽や映像音質はそこそこ
順に見ていきます。
カラバリが1つ
せっかくポップなブルー+グリーンタイプの本体カラーなので、他にも赤・黄タイプのカラーがあれば、選ぶ楽しみがありインテリアにも馴染ませやすいかなと感じました。
音楽や映像音質はそこそこ
音楽を楽しむためにチューニングされた音質ではないため、音質そのものに期待するのは辞めてたほうが良いです。
イヤホンやスピーカーでよくある、低音が〜音場が〜粒感が〜とかを期待するスピーカーではないんですよね。
あくまでも「声」を聞き取るために特化したスピーカーと思って購入するべきです。
BenQ treVolo Uはこんな人におすすめ
BenQ treVolo Uはどんな人におすすめできるかまとめました。
- 「クリアに声を聞き取る」ことに特化したスピーカーが欲しい
- 本格的に英会話の勉強をしたい
- オンライン会議が多く専用のスピーカーが欲しい
- 子供教育向けに長期で使用できるスピーカーを探してる
これまでに何度も書いてますがBenQ treVolo Uは、音楽を楽しむスピーカーではないです。
本機は、細かくクリアな音質で「声」を聞くことができるチューニング技術やノイジーな音がのっからないエコーキャンセラー技術を活かした「学習用・仕事用」のスピーカーです。
よって、普段音楽や映像音質を楽しむワイヤレススピーカーを所持していても本機と棲み分けが可能。
探している用途と合うようであれば、別記のスピーカーを所持してても本機を購入するメリットは十分あります。
BenQ treVolo U レビュー【まとめ】
BenQ treVolo U レビューでした。
- オンライン会議でクリアに音質を拾える
- 英会話学習に最適レベルで聴き取りやすい
- 音声モード・安心モード機能が想像以上に便利
- バッテリー残量が可視化できる
- 勉強嫌いの子供にも嫌がられにくいデザイン・カラー
- カラバリが1つ
- 音楽や映像音質はそこそこ
音楽をメインというより、音楽も聞ける「語学学習・オンライン会議」をメイン用途としたワイヤレススピーカーとしてはピカイチな性能と使用感でした。
自分も英語勉強時には、treVolo Uを専用機として使用していきます。
本機が気になる方は一度チェックしてみてくださいね!ではまた!