Canon albos Light&Speaker レビュー|間接照明と音楽でリラックスできる空間を創れる
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- 音と光を同時に楽しめる小型のライトやスピーカーが欲しい
- スペックだけでなくデザインもこだわったデザインガジェット(家電)ないかな
このような人におすすめできるのが本記事で紹介する「音と光」を同時に楽しめるCanon albos Light&Speakerです。
本製品のコンセプトは、“人生に日常を忘れるスポット”
Canonが叡智を結集して「音響」と「照明」の開発に挑んだ現代テクノロジーに挑んだ新製品です。
あのカメラのCanonが音と光を共存させたガジェットを販売?!ということで気になりすぎて、MAKUAKEから応援購入しました。
で、到着したのでこの製品は結局どうなんだ、と。
結果を先に言うと、心地よく癖になるライティングを楽しめ、聞き流しても邪魔をしてこない音質だったので、2022年買って良かったアイテムの1つ!
上記の理由などを体験談としてレビューしていきます。
本機Canon albos Light&Speakerがおすすめの人とおすすめできない人を先に紹介。
ではいきましょ!
Canon albos Light&Speakerってどんな製品
Canon albos Light&Speaker は、日本の大企業Canon albosブランド初のプロダクト製品です.
本機は、クラウドファンディングサイトのMAKUAKEで応援購入金額2,200万円越えの超人気製品でした。
albosはalways by our sideという想いから付けられたブランド名で、コンセプトは“人生に日常を忘れるスポット”と、カメラトップメーカーらしい想いが込められたブランドです。
1分でわかる特徴
- 最大10Wのフルレンジスピーカー
- アルミ削り出しのボディ
- パッシブラジエーターを搭載
- 6段階の調光機能あり
- 各パーツの可動域が広く自由度が高い
特徴のとおりalbos Light&Speakerは、音響と照明を同時に楽しめる製品となっていて、1度で2度楽しめる魅力的なスピーカー・ライトに仕上がっています。
スペック
製品名 | albos Light&Speaker |
サイズ | 台座直径122mm×高さ310mm |
重量 | 1.6kg |
スピーカー | 50mmフルレンジ |
エンクロージャー | パッシブラジエーター方式 |
バッテリー | リチウムイオン 2,600mAh |
連続動作時間 | 5時間 ※スピーカーのみ使用時 |
充電時間 | 3時間 |
可動部分 | アーム25° 土台360° ライト270° |
材質 | アルミ合金 |
対応コーデック | SBC |
対応プロファイル | A2DP |
調光機能 | 暖色:3段階 白色:3段階 |
Bluetooth | Ver5.0 |
使用温度範囲 | 5~35° |
シチュエーションに応じて使い方をアレンジできる調光機能のライトが搭載された、フルレンジスピーカー搭載のalbos Light&Speaker。
さらにパッシブラジエーターを配置して、やや冒険したデザインながら流行りに左右されにくい美しい円筒型のフォルムのライト・スピーカーです。
Canon albos Light&Speakerのレビュー
音・光を同時に楽しむことができるCanonの叡智を結集したalbos Light&Speakerをレビューしていきます。
パッケージ/付属品
MAKUAKEで応援購入なので、パッケージはかわるかもですが現状はダンボール材で届きます。硬めのタイプかつ丁寧に梱包されているため中身本体は安全。
カラー時はブラックとシルバーの2色展開で、ボクはシルバーを購入しました。
付属品は、本体 / USB-A to USB-Cケーブル / 取説2種の合計4点です。
サイズ重量
- サイズ
→台座直径122mm×高さ310mm - 重量
→約1.6kg
デザイン
材質は、削り出しのアルミ材を主としており、アルマイト処理されています。(ブラック・シルバーともに)
アルマイト処理ってなんのメリットがあるんだっけ?
アルマイト処理をすると、機械部品の耐食性が向上して錆びにくくなります。
さらに光沢もでるため、見た目も鮮やかに仕上がります。
その他、傷がつきにくくなるし、様々な色調を出すためにもアルマイト処理をするんだよ!
指紋がほぼつかないため、取っ手部分ではなく本体部分を持ち運んでも気になりません。(シルバーの場合でブラックは不明)
スピーカー部分とライト部分が向き合う設計。この上下配置がライティング時にエモ空間を演出します。あとでチェックしますね。
この円筒形がボディー内の空気を振動させ、コンパクトでありながらも臨場感あるサウンドを360度全方位から体感可能です。
ボタン周りもシンプルでガチャガチャしていないし、長年Canonのカメラを愛用してきたボクからするとこのロゴがまたたまらんです。
ただ、ロゴは刻印ではなくプリントタイプなのでもしかすると長期利用すると剥げていくかもしれません。
ボタン周り
本体ボタンはシンプルに物理ボタン4つのみ。
ボタン周り左から
- 電源ボタン
- 音量下げる
- 再生/停止
- 音量上げる
ボタンはすべて押して操作
電源ボタンは1秒押すと電源がはいります。
レスポンスが良いので、「あれ?電源入ってるの?」みたいな不安になることなし。切る時も1秒電源ボタンを押すだけ。
Bluetoothでワイヤレス接続も簡単
ペアリング方法
- albos Light&Speakerの電源ボタンを押す
- 接続デバイスのBluetooth画面を開く
- albos Light&Speakerの表示を選択すると接続完了
ものの1分もかからずにデバイスと接続できます。
底面・ポート・充電
リサイクルマークなど基準適合マークの表示あり。 この辺りはCanonなので全く心配なし。入力は5V=2Aの10Wです。
合計8つのゴム足がついていて、本体重量1.6kgが倒れないように安全に配慮された設計。
充電ポートはUSB-Type-Cで付属のケーブルを使って充電できます。充電時間やバッテリー動作時間は以下のとおり。
- 本体充電時間:3時間
- 本体動作時間:5時間スピーカーのみ使用時、ライト(強)のみ8時間、ライトスピーカー併用(3時間)
Canon albos Light&Speakerのライトは約300ルーメンの暖色3段階・寒色3段階の6段階調光
albos Light&Speakerは全光束約300ルーメンの明るさ。※電源あり強設定
本体株の暖色と寒色をボタンを押すごとにチェンジ調光することが可能です。
調光機能があると使用場面にあわせて変化できるのでいいですよね。
暖色3段階
弱 → 中 → 強の3段階です。
暖色って結構幅広いですよね、電球色(約2,500K)ではなく温白色(3,500K)くらい。公称3,450K
暖色系は、いわゆるエモい光・空間を演出しやすい色温度だね
暖色使用時は、albos Light&Speakerを設置している付近の空間が温かみがあり、室内だとザ・間接照明!的な役割を果たします。
寒色3段階
寒色3段階もそこそこ青みがかっている6400Kです。いわゆる昼光色って色温度です。
これはこれで、クールな印象をもたらしてくれるので、普通にかっこいい。
albos Light&Speakerを設置している付近の空間がギュッと締まります。
本体土台部分の可動域は360°
albos Light&Speakerの土台の可動域部分は360°回転式でつっかかり等もなくスムーズに動かせます。
ライトを照らしている方向を変えたい時に一方向で回せば、間違いなく照らしたい場所に光を向けることができる。
つまり、「あれ?こっち回転でここまで照らせるっけ?」みたいなストレスなく、照射したい部分にライトを当てることができます。
ライトの可動域は270°
ライト本体の可動域は90°+180°で合計270°です。
アームと土台の可動域と組み合わせて自分の手元や逆側、側面、さらには天井などあらゆる方向にライトを向けることが可能。
アルミの重厚感が手元にほどよく感じながらもライトはピタッととまるため、任意の場所に当てやすく使用感良し。
アームの可動域は25°
アームは25°でちょうど、手元を照らしやすく、土台もずっしりしてて揺れなく倒れる心配もありません。
照らす以外にも、 この斜めに向けた状態でなんとも言えないガジェット臭がプンプンしていてデザイン家電とかが好きな人は刺さりそう。
自分もこのアームを傾けた雰囲気でよく使用していて、かなりいい感じ。空間から集中力を作りに行くスタイル。
Canon albos Light&Speakerのスピーカー音質
柔らかい光を演出するだけではないCanon albos Light&Speakerのスピーカー性能・音質を確認します。
低音域から高音域まで癖のない音質
※音源は著作権フリーの音源を使用しています。
※録音環境:iOS純正ボイスメモ 距離15cm ボリューム真ん中
対応コーデックはSBCのみで、音質に関してはそこまで期待していなかったのですが、低域から高域までこもることなくクリアでしっかり表現されています。
ゆえに、アップテンポの曲から、クラシック、ゆったり落ち着いた曲まで幅広くクリアな音質を楽しむことができます。
ただいろんな歌手を聞いていてボクが感じたのは低音が結構前に出てくるな?という印象もありました。
体感は低音がちょっと強く前にでてくる印象
特に女性ボーカルが歌っているような曲を聴くと顕著にわかるのですが、ボーカルよりバックミュージックの低音部分がかなり強調されて全面に出ちゃう。
聴く人によっては、音の前後感がおかしく感じます
これは本体下部のパッシブラジエーターが搭載されているためかな、と。
で、この辺りをalbos Light&Speakerは細かく調整できないので、もう少し低音を控えめにしたくてもできないため、好みがわかれそう。
ちなみに、本体構造の関係で共振を抑制されているため、低音の重みに対して振動はほぼないです。
これはこれで賃貸や隣の部屋が薄い壁の家の人は嬉しいポイント。
Canon albos Light&Speakerを使ってわかった良かった点【購入メリット】
音楽と光を同時に楽しむことができるCanon albos Light&Speakerを使用してよかった点をメリットとして紹介します。
ライティングと音楽を同時に楽しむ人は100点以上満足できる
Canon albos Light&Speakerの最大の魅力はコレにつきます。
心地よくながら聴きができる音質と変幻自在の柔らかいライトを同時に楽しむことができる、数少ないガジェットがこのCanon albos Light&Speaker。
光と音をバランス良く生活や趣味の一部に取り入れるにはもってこいの製品です。
また画像にあるBenQ ScreenBar Haloとのコンビネーションは驚異的な相性の良さ。デスク空間を一気にエモエモにしてくれます。
ボタンの感度が程よい感じで直感的に使いやすい
ボタンは物理ボタンなので、多少暗い場所でも手の感覚で操作することができるので、この辺はさすがCanonって感じです。
たぶんこのデザインだと夜バルコニーで使う人もいるでしょうから、操作性重視のデザインを採用したのでは。と思います。
で、このボタン感度が程よく良いので操作時にちょっと待たされる…すぐに反応しすぎる….みたいなことがありません。
消したいなぁ、着けたいなぁ、今は反応しなくていいよ、これらの思いを裏切ることなくスムーズにボタン操作できるのはかなり良いなぁと感じました。
電源ボタンを入れていて音楽をつけていなくてもホワイノイズのような雑音は聞こえない
スピーカーによっては電源をつけているだけで、ホワイトノイズがあるのですが、この子はボクの耳では聞こえないです。
ただし、電源オンの状態でスピーカー部に耳が当たるまで近づけると、ホワイトノイズではない中の本体内部の“なにか”の音がすこーしだけ聞こえます。
全く気になる音じゃないし、少しでも離れると何も聞こえない!
Canon albos Light&Speakerを使ってわかった気になった点【購入デメリット】
Canon albos Light&Speaker実際に使ったデメリットは以下のとおり。
音楽のこだわりが強い人は不満があるかも
対応コーデックがそもそもSBCのみ!ってところから鑑みるに、スピーカー性能にステータスを振り切っているスピーカーではありません。
ハッキリ言って、音質は感動するレベルではないです。(あくまでもボクの場合)
よって、Canon albos Light&Speakerを購入する場合は、デザイン+音+光の三位一体で本領発揮するガジェットだと認識する必要がありますね。
防水・防塵性能は皆無
これは個人的にはかなり残念でした。
というのも、光+音がでるアイテムで持ち運べるサイズ感、さらにワイヤレス接続の安定性などを考えると、普通にキャンプや外出時などにも持って行きたくなるもの。
ただ防水・防塵性能が無いとなれば話は別で、基本的には室内、だしても快晴時のバルコニーくらいでしょうか。
おしゃれなデザイン性で利便性の高いアイテムだったからこそ、2-in-1的な使い方ができれば最高でした。
スピーカーとして考えると価格が高い
最大のネックは5万4800円という価格で、個人向けBluetoothスピーカーと考えるとかなり高価である。スポットライトのような指向性が必要という人には欠かせないが、気軽に試すには敷居が高い製品と感じた。
とはいえ光と音を同時で楽しめることを考えるとそこまでの価格ではない
ライトもスピーカーもデザインが良いものを単体同士で買うと購入費用も
Canon albos Light&Speakerはこんな使い方がおすすめ
このCanon albos Light&Speakerを使うと以下のようなシチュエーションで楽しめます。
- デスクまわりのライティング・音楽環境を構築
- 読書をするための明るさ確保
- リビング・ダイニングの間接照明
- 寝室でベッドライトや睡眠BGM
このように小型でワイヤレス対応タイプなので、室内水回り以外ならどこでも使用できる万能ガジェットになっています。
切りっぱなしのアルミデザインが無骨で、これまたかっこいいから飾るだけでも絵になるよ!
あとはボクみたいなブロガーで夜や朝の作業のお供にも最適です↓
さてalbos Light&Speakerをお供にして、この空間に酔いながらブログ書こうか。って、自己満足で悦に浸りつつブロガー人生を謳歌してます。
Canon albos Light&Speakerがおすすめの人
室内をエモく照らして、心地よい音楽やBGMをかけて好みの空間を創りだせるCanon albos Light&Speakerをおすすめの人とおすすめできない人をまとめました。
ハッキリ言って、albos Light&Speakerは安くないですし、Canon側もおそらく価格で他社と勝負していません。
この唯一無二のデザイン+音・光の性能で、フレキシブルに使用できる小回りの効きやすさという性能もといロマンで勝負しているはず。
上記に魅力を感じるすべての人に本機albos Light&Speakerはおすすめできます。
Canon albos Light&Speaker レビュー【まとめ】人生に日常を忘れるスポットを与えられたかもしれない
Canon albos Light&Speakerのレビューを書きました。
ちょっと小洒落ているデザイン家電でも性能も重視したい!そんな人はぜひ一度Canon albos Light&Speakerをチェックしてみてくださいね!
手に入れるときっと今より日常にスポットライトを浴び、素敵な音色に囲まれた自分だけのこだわり空間を楽しむことができますよ!
ではまた!
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります