iPadセルラーモデルで後悔するケースと理由【結論】Wi-Fiモデルのテザリングで十分
iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデル、後悔しないのはどっち?
こんなお悩みが解消できる記事をまとめました。
結論
- ほとんどの人はセルラーモデルは不要
- 「一部」おすすめな人もいる
iPadは、基本的にはWi-Fiモデルの方がコスパ良し。ネットワーク問題もテザリングでカバーできるので、ほとんどの人は「Wi-Fiモデル」を選ぶのがおすすめです。
とはいえ、セルラーモデルの方がおすすめな場合もあります。後悔ない選択ができるよう、本記事を活用して「あなたのベスト」を確認してくださいね。
この記事でわかること
セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いをもっと知りたい人はこちらの記事が参考になります↓
iPadセルラーモデルを買って後悔するケース
iPadはWi-Fiモデルとセルラーモデルで20,000円以上の価格差があります。
Apple Pencilやカバーなどのアクセサリが買えちゃうくらい。
買ってから失敗した!とならないために、セルラーモデルを買って後悔してしまうよくあるケース・3つを紹介します。
セルラーモデルで後悔する3つのパターン
- セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いをわかっていない
- 携帯ショップや家電量販店の店員に勧められて
- iPadを単体で使う場面が少ない
ケース1:セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いをわかっていない
初めてiPadを購入する方に多いのが、セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いがわからず、なんとなくセルラーモデルを購入してしまうケースです。
セルラーモデルとWi-Fiモデルの大きな違いは、iPad単体でモバイルデータ通信ができるかできないかがポイント。
iPad単体で持ち運ぶことが少ない人は、Wi-Fiモデルでも十分楽しめます。
ケース2:携帯ショップや家電量販店の店員に勧められて
携帯ショップや家電量販店の店員にセルラーモデルを勧められて契約するケースもあります。
そもそも携帯ショップではデータ回線もついているセルラーモデルしか販売していません。
携帯ショップでありがちな2年後に端末を返却するプランにすると、月々の支払いは1,000円台〜のモデルもありお得な気がしがちですが、Wi-Fiモデルに比べて総額は高いです。
しかもモバイルデータ通信を利用するには通信料が別途かかります。
安いプランは2年後に端末を返却しなくちゃいけないから、レンタルしてるイメージだよね。
ケース3:iPadを単体で使う場面が少ない
セルラーモデルを購入したものの、実際にiPad単体で使う場面が少なかったケースもあります。
ホテルやカフェでは無料Wi-Fiがあります。万が一Wi-Fiが繋がらなくてもスマホのテザリングで通信可能になるので、あえてセルラーモデルを選ぶ必要がなかった、と後悔するケースです。
そもそもiPadはスマホに比べると大きくて重い…。だんだん持ち運ぶのが億劫になってそのうち家の中専用になるのもよく聞くパターンです。
セルラーモデルを買って後悔する理由
後悔の理由
セルラーモデルは「導入コスト」「維持コスト」が高いから
【導入コスト】セルラーモデルの方がWi-Fiモデルより端末価格が高い
現行のiPadのWi-Fi・セルラーモデルの価格差を比較しました。
iPadモデル名 | セルラーモデル | Wi-Fiモデル | 差額 |
---|---|---|---|
iPad 第9世代 | 69,800円 | 49,800円 | 20,000円 |
iPad 第10世代 | 92,800円 | 68,800円 | 24,000円 |
iPad air 第5世代 | 116,800円 | 92,800円 | 24,000円 |
iPad Pro 11インチ 第4世代 | 148,800円 | 124,800円 | 24,000円 |
iPad Pro 12.9インチ 第6世代 | 196,800円 | 172,800円 | 24,000円 |
iPad mini 第6世代 | 102,800円 | 78,800円 | 24,000円 |
上記のようにセルラーモデルの方がWi-Fiモデルより20,000円〜24,000円も高い。
セルラーモデルの予算でWi-Fiモデルにすれば浮いた差額でおすすめのiPadアクセサリーやApple Pencilが買えます!
アクセサリーを充実させた方が、さらに快適なiPadライフを楽しめるよ。
ちなみにApple Pencilの価格は以下のとおりです。
Apple Pencilの価格
第1世代 | 第2世代 |
---|---|
14,880円 | 19,880円 |
セルラーモデルは月額通信料がかかる
セルラーモデルをiPad単体で使うには、モバイルデータ通信料が毎月かかります。
スマホとセットで契約すれば、スマホのデータ通信量をタブレットとシェアできるプランもあります。
キャリア | 月額(税込) |
---|---|
docomo | 1,100円 |
au | 1,100円 |
SoftBank | 1,078円 |
Wi-Fiモデルなら月額料金は無料です。
しかも、Wi-Fiモデルでもテザリングで外出時もデータ通信が可能となります。
テザリングとは
スマホなどモバイルデータ通信ができる端末を利用して、パソコンやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続できる機能のことを言います。
テザリングは無料で利用できる場合がほとんどですが、携帯会社やプランによってはオプション料金(500円〜1,000円程度)別途かかる場合もあります。
セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いの比較
セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いをわかりやすくまとめました。
比較表
項目 | セルラーモデル | Wi-Fiモデル |
---|---|---|
端末価格 | × | ◎ |
iPad単体での使いやすさ | ◯ | △ |
GPS機能 | ◯ | △ ※通信時 |
eSIM | ◯ eSIM・AppleSIM対応 | ー |
デザイン | △ ※アンテナデザインが入る | ◯ |
端末価格の違い【Wi-Fiモデルがおすすめ】
iPadセルラーモデルとWi-Fiモデルの端末価格の比較にある表の通り、セルラーモデルはWi-Fiモデルより24,000円ほど高い設定です。
よって、コスパ重視で考えればWi-Fiモデル一択となります。
iPad単体での使いやすさの違い【セルラーモデルがおすすめ】
セルラーモデルはiPad単体でどこでも通信ができるのが最大のメリットになります。
そのためセルラーモデルならスマホ代わりにメイン機として使うことも可能です。
GPS機能の違い【セルラーモデルがおすすめ】
セルラーモデルにはGPS機能が付いていて、位置情報がよりリアルタイムで更新されると言われているのでカーナビ代用の相性が良いです。
ただ、実際にWi-Fiモデルで使用してるボクの体感としては、ほぼ変わらないレベルなのでそこまで拘る必要なしかな?とも感じます。
iPadをカーナビとして使うのがメインなら、iPad mini6がサイズ的にもめちゃくちゃ使いやすいですよ。
eSIMの違い【セルラーモデルがおすすめ】
セルラーモデルは物理SIM以外にもeSIMに対応している機種もあります。
eSIMは、iPad Proは第3世代〜、iPad Airは第3世代〜、iPadは第7世代〜、iPad mini第5世代〜以降のセルラーモデルに搭載されています。
eSIMとは
機種変更時などに出し入れする物理的なSIMカードと違い、電子回路としてデバイス内に組み込まれているSIMのこと。
Wi-FiモデルにはそもそもSIMは搭載されていません。
デザインの違い【Wi-Fiモデルがおすすめ】
セルラーモデルは裏面にアンテナが配置されているため、正直ちょっとダサく見えてしまいます。
シンプルなデザインのWi-Fiモデルの方がかっこいいのは間違いないですが、セルラーモデルもカバーをつけてしまえばデザインの違いはそれほど気になりません。
セルラーモデルがおすすめな人
ほとんどの人はWi-Fiモデルで十分ですが、一部セルラーモデルがおすすめな人もいます。
- 家にWi-Fiがない
- テザリングを使うのが面倒
- スマホの代用としてiPadをメインで使いたい
- GPSの精度が必要(カーナビやポケモンGOなどのゲーム)
- スマホに負荷をかけたくない
家にWi-Fiがない
家にWi-Fiがない場合、iPad単体でモバイルデータ通信ができるセルラーモデルの方が便利です。
テザリングでも対応できますが、高画質の動画やゲームはスマホのデータ通信料が高額になってしまったり、通信速度制限がかかって遅くなってしまったりする可能性があります。
テザリングするのがめんどくさい
家にWi-Fiがないと毎回テザリングをするのが面倒に感じる人もいます。
また、携帯会社やプランによっては別にオプション料金がかかる場合もあるので注意が必要です。
スマホの代用としてiPadを使いたい
スマホの代用としてiPadを使いたい人は、iPad単独で使えるセルラーモデルがおすすめです。
ただし、電話やタッチ決済は使えないので完全にスマホ代わりに使うのは難しいかもしれません。
GPSの精度が必要
GPS機能でリアルタイムの情報が必要なゲームやカーナビとして使いたい場合には、セルラーモデルがおすすめです。
実際カーナビとしてWi-Fiモデルは使えますが、若干精度が落ちるとの噂も…。それが心配な人はセルラーモデルにしておいた方が無難です。
スマホに負荷をかけたくない
テザリングするとどうしてもスマホ本体が熱くなり、バッテリーの消耗も早くなります。
スマホ本体に負荷をかけたくない人は、iPad単独でモバイルデータ通信ができるセルラーモデルの方が安心です。
Wi-Fiモデルがおすすめな人
一方、Wi-Fiモデルがおすすめな人は以下のとおりです。
- 初めてiPadを買う
- できるだけ安くiPadを持ちたい
- 家にWi-Fiがある
初めてiPadを買う人
初めてiPadを買うならまずはWi-Fiモデルで間違いないでしょう。
万が一セルラーモデルが必要な場面が多かったなら、その時に買い替えるのもありです。
Apple製品は人気があるので下取り価格も高額です。
実際に「やっぱりセルラーモデルが必要だった」というケースはほとんど聞いたことがないよ!
できるだけ安くiPadを持ちたい
できるだけ安くiPadが欲しいなら、端末価格が安いWi-Fiモデルを選びましょう。
さらにコスパがいい中古のiPadを購入するのもおすすめです。
家にWi-Fiがある人
家にWi-FiがあってiPadを使うのはほぼ家の中!という人には、間違いなくWi-Fiモデルがおすすめ。
家のネット回線に繋げば、動画やSNSもiPadでサクサク観れますよ。
セルラーモデル?Wi-Fiモデル?結局どっちを選べばいいか
セルラーモデルとWi-Fiモデルがおすすめな人はわかったけど、結局どっちを買うべき?って迷っている人は、下記の表で当てはまる項目が多いモデルを選ぶと失敗しません。
外出先や車の中などiPadを使う場面が明確に想定できる人は、セルラーモデルでもきっと後悔しません。
多少コスパは悪くても、その分使い勝手はいいので「セルラーモデルにしてよかった」と満足感を味わえます。
一方、家やカフェなどWi-Fi環境下での利用がメインの人なら、Wi-Fiモデルを購入すれば後悔せずに済みますよ。
セルラーモデルもしくはWi-FiモデルどちらのiPadを買うか決めたら安く買う方法からiPadを手に入れよう↓
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iPadセルラーモデルで後悔するケースと損する理由【結論】Wi-Fiモデルのテザリングで十分
セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いがわからずにセルラーモデルを購入してしてしまうと、後悔してしまう可能性があります。
iPad単独で使えるのが特徴のセルラーモデルですが、Wi-Fiモデルでもテザリングでほぼカバーできます。
そのためほとんどの人は端末価格も安くコスパのいいWi-Fiモデルで十分なんですよね。
買ってから後悔することがないように、あなたに合ったiPadを選んでください!
それでは!