MOFT Float長期レビュー|アイデアは最高!iPadをフレキシブルに使用できる
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こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- MOFT Floatのこと
- 3つの形状に変化できるiPadスタンドについて
- iPadをミニPCにできるスタンドについて
本記事にたどりついた方殆どの方が、大好きであろうiPad。そんなiPadをミニPCのように使用したい!って思う方がいるかと思います。
でも約4万円するMagic Keyboardは高すぎて買えない。ってなりますよね。かと言ってよくわからないメーカーモノを購入するにはリスクが生じます。
本記事で紹介するMOFT FloatはiPadを1万円かからずしてミニPC状態にすることが可能!
理由はフローティングモードが搭載されているから。
それでは本記事『MOFT Float長期レビュー|アイデアは最高!iPadをフレキシブルに使用できる』について書いていきます。
- 11インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro
- 10.9インチiPad Air 4(2020)
マグネット着脱式の極薄MOFTスタンドはこっち
MOFT Flotのレビュー
Apple製品のアクセサリー周りに多大な貢献をしてきたMOFTのiPadアクセサリー「MOFT Float」のレビューをしていきます。
まずは特徴や製品仕様から確認です。
MOFT Floatの特徴
MOFT Floatの特徴は、うだうだ御託を並べるよりこの動画をご覧いただくと特徴が一瞬でわかります。
ワクワク感が止まらなくなりますよ▼
もうポチっちゃいそうや!
ってなりますよね。まぁもう少し本記事にお付き合いください。しっかり良い部分も気になった部分もお伝えしますので。
- 3つの形状変化が可能
- 角度高さの自由度が高い
- ダブルヒンジ構造で軽量+タブネスを実現
- ビルトイン形状なのでスタンド部分がスリムに収納できる
- フローティングモードでiPadをミニPC化
- フローティングモードはMacのSidecar(マルチディスプレイ)と相性抜群
MOFT FloatはノートPCがなくて、iPadを見にPCにしたい!って方の夢も叶えることができる機能「フローティングモード」が最大の魅力。
高さは最大8cmで角度も130°となっているので、自分好みの画面位置に調整できるのはありがたいですね。
ベストポジションを確保することで肩こりや目の疲れにも良いからね!
パッケージは目玉機能のフローティングモードをズドンと表紙にもってきています。背面パッケージだけでも、このMOFTでなにができるかひと目でわかるイラストつき。
外観/デザイン
MOFT FloatはさすがのMOFTさんの製品なので、梱包が丁寧です。
背面のOPENシールの部分を立ち上げると3形態のスタンドに形状を変えることができます。カメラ部分はPro向けのくり抜き。
iPad Air 4(2020)の人はカメラが3眼じゃなく1眼なので、くり抜き部分がガツンとあいちゃうから気になる人は気になるかも。
内側は緩衝材つき。こういう細かいところに気を配っている製品大好き。
緩衝材の下には本体内側がお出ましです。素材は一瞬マイクロファイバーに見えましたが、フェルト素材ですね。
下部にMOFTの印字あり。フェルト素材も程よいソフトな感じなのでiPad本体を小キズから守ってもらえます。
上下ともにくり抜きあり!サイズは本体とピッタリ
カメラ、電源、音量部分まわり
MOFT製品のいつもながらの「心遣い」「仕事の細やかさ」を感じます。
iPadを装着する前に立てた感様子
上記の他に縦置きもできます。
可動域はかなり広いため、個々にあわせた角度や高さで活用することを考えられていますね。
装着した感じ
- 縦置き
- 横置き
- フローティングモード
この3つの装着した感じを確認しますね。
縦置き
縦置きする場合は奥行きがやや必要
スタンド部分を半開き程度で縦置きが可能に
角度で言うと70°くらい。デスクなどの高さにもよりますが、椅子にすわって目線を送ると見やすい角度です。
横置き
スタンド部分を下げて高さをかえることも可能
横置きじのスタンドはこんな感じになっている
やや角度がついていますが、この角度でも書けなくはないですね。へんなグラつき等もなく安定しています。
フローティングモード
MOFT Floatの最大の魅力と言っていいこの「フローティングモード」
絵だけだとかなりキマってるね!
高さと角度の自由度が高いです
※ただし気をつけないと転倒おそれあり
トランスフォーマーのような風貌
フローティングモードを安定させるために
転倒防止機能がついています。スライドバーを後ろへ
シュッとバーが飛び出しiPadを支えてくれます
転倒防止機能の威力は想像していたより弱かった。この状態でiPad部分を強くタップすると転倒しちゃいます。フローティングモードのベストな使用方法は次の通りかな?と▼
フローティングモードでベストな使用方法
- 動画視聴
- タップ動作ではなくキーボードやマウスを併用時
- MacのSidecarでマルチディスプレイ
- メモを置いて確認しながらノートPCやデスクトップで作業時
あとでデメリット=気になった点でも書くけど、タップ動作とフローティングモードの相性はかなり悪いんだよね。
サイズ/重量
- 11インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro
- 10.9インチiPad Air 4(2020)
本体のメイン素材はポリカーボネートですが、ヒンジ部のみアルミニウム合金で設計しているため全体的に軽量に仕上がっています。その重量はなんと約378g(実測394g)なので、350mmの小さいペットボトルと重量はほぼ変わりません。
- 横幅:25.2cm
- 奥行:18.3cm
- 厚み:1.4cm
- 重量:378g
MOFT Apple PencilケースとMOFT 折りたたみキーボードが別途購入可能
MOFT「Apple Pencil Gen2ケース」も「ワイヤレス折りたたみキーボード」
応援購入時にどちらもオプションでつけることができました。
MOFT Apple Pencil Gen2ケース
Apple Pencil Gen2ケースはやわらかいTPU素材を採用して、ペン全体をしっかり覆いカバーすることができるので安心して持ち運びができます。
取り付けた状態で保管・持ち運びができるのは便利だよね!
このPencilケースは欲を言えば、ケースの同梱品としてほしかったですかね。
なくてもMOFT Floatの側面にくっつきますが、Apple Pencilを裸で持ち歩くのは勇気がいるので。
Apple Pencilを傷だらけにしたくないからね。
あとはApple Pencilを安全に持ち運べるSIGOSOTOのようなガジェットポーチを持っているなら、ケースなしでも気になりませんね。
関連記事 Apple Pencilを収納できるSIGOSOTOガジェットポーチのレビューを見る
MOFT ワイヤレス折りたたみキーボード
ベロア素材のポーチと充電用のUSBケーブルがついています
キーボードは約220g(実測200g)
3台までマルチペアリングできます。(1番右上の3つのボタンで切替え)
ペアリングボタンの下にはタッチパッド機能があるのでなぞるとiPad内のマウスポインターが動いて、ノートPCのように使用することができます。
開いている状態の厚みは約0.5cmとかなり薄い
打鍵感は沈みも浅くカチャカチャとややチープ感は否めない印象
オプションで付属することができるキーボードですが、これが一般販売価格では6,000円以上するのでお財布に厳しいです。
電子機器のスイッチやリレーの接点の動作不良のこと。キーボードではタイピングで「A」って打っているのに「AA」と入力されてしまったりすること。※詳しくはこちらに書いています。
MOFT キーボードがあればiPadミニPCの完成!
フローティングモードのおかげでiPadをミニPC化できるのは本機の最大の魅力!
このキーボードが一つあればミニPCとしてiPadを使用することが可能。タッチパッドが使いにくければ別途マウスを用意すれば問題なしです。
折りたたみから展開したときのサイズは最大約27cmなので、外出時にもそこまで苦にならないサイズ感。
「気になった点」後述しますが、個人的には6,000円出してこのキーボードを使用するなら他の製品の方がいいのでは?というクオリティに感じました。
全体的にチープで打鍵感もなんだかカチャカチャしすぎている気がして、ボクは使いにくかった。ただこのiPadのミニPC化はかなり良い!
MOFT Floatを長期使用して「良かった点」
MOFT Floatを長期間使用してみてよかった点は下記の通り。
- ダブルヒンジ構造で軽量なのにタフネス
- 縦・横・フローティングモードの3つのスタンド形態
- 角度・高さ調整の自由度が高い
- ビルトイン形状なのでサイズに無駄がなくスリム
- フローティングモードがマルチディスプレイ時やiPadをミニPC化時に重宝する
では一つずつチェックしていきます。
1.ダブルヒンジ構造で軽量なのにタフネス
動作確保のためのヒンジがダブルで設計されているので、軽量+タフネスを実現。
このヒンジ構造には、軽量かつ頑丈なアルミニウム合金が採用されていのでiPadをしっかり支えてくれます。
MOFTが約8,000回の開閉試験を実施。その後も全く問題なく使用し続けることができます。
半年近く使用したけど、新品開封時となんら硬さが変わらない状態が続いているから、見た目以上に耐久度は高いんじゃないかな!
2/縦・横・フローティングモードの3つのスタンド形態
iPadスタンドは「縦置き」「横置き」どちらもできますよ〜ってスタンドが多い中、MOFT Floatはフローティングモードで高さを上げて目線を上げる可能。
スタンド形態がこのように3つも変更できるのは現状、MOFT Floatのみ。(たぶん、自分は見たことがありません)
耐久度頭が変わらず、取り回しが効くことになるならメリットしかないもんね!
3.角度・高さ調整の自由度が高い
MOFT Floatは角度・高さの自由度が高い設計。
そのため「インターネットブラウジング」「動画視聴」「ミニPCのような作業」「Apple Pencilでメモ・イラスト」等、使い方に応じてベストポジションを取ることが可能。
4.ビルトイン形状なのでサイズに無駄がなくスリム
背面のスタンドは簡単に収納できます
スタンド部分とケース部分のレベル(高さ)がほぼ同じになる
違和感なく持てます。
1mm前後の段差違いあり。この状態でデスクにおいてもガタついたりしないので全然問題なしです。
5.フローティングモードがマルチディスプレイ時やiPadをミニPC化時に重宝する
ボクはPC作業時は、27インチディスプレイとMacBook Pro13インチとiPadの3画面で行います。
同じような環境の方はMOFT Floatのフローティングモードがめちゃくちゃ便利。
このブログも書く時はいかにマルチ作業をするかが重要だからね!3画面あると数時間単位で時短になるから!
キーボードやマウス・タッチパッドさえあればMagic Keyboardの代用として余裕で使えるもんね!
Satechiデスクトップスタンドとレベル(高さ)の確認
iPadのスタンドとして、個人的には王者だと思っているSatechiのデスクトップアルミスタンド!このスタンドとMOFT Floatを簡単に比較します。
Satechiのデスクトップアルミニウムスタンドまじでかっこいいだわ。剛性高いし、SMARTでおしゃれだから文句なし!!
通常のiPadケースだと、高さを上げるためにSatechiデスクトップアルミスタンドのようなタブレットスタンドが必須になります。
MOFT FloatがあればSatechiスタンドを使用した時と同じレベルまで持ち上げることが可能。
MacBookや外部ディスプレイをメインで使用しているボクはこれが1番便利だな〜と感じました。スタンドいらずになりますからね。
MOFT Floatのフローティングモードは、MacBook Air/Proの※Sidecarと相性抜群だよ!
「Sidecar(サイドカー)」とは、iPadをMac/MacBookの外部ディスプレイとして利用できる機能。詳しくはApple公式にて。
めちゃくちゃいいじゃん!となりますが、実はこのフローティングモードには弱点があるので後述の「気になった点」でご紹介します。
関連記事 Satechi アルミニウムデスクトップスタンドのレビューを見る
MOFT Floatを長期使用して「気になった点」
一見、良い部分しかないのでは?と感じるかもしれませんが気になった点もあります。
MOFT Floatを長期間使用してみて気になった点は下記の通り。
- Apple Pencilケースは付属でよかったのでは
- フローティングモード時にタップしにくい
- オプションのキーボードがお世辞にもクオリティが高いとはいえない
一つずつチェックしていきます。
1.Apple Pencilケースは付属でよかったのでは
Apple Pencilは裸で側面につけて持ち運ぶのは、何かと干渉してペン先が痛む恐れアリ。
ペンケースなしでも側面に装着できますが、ボクがよく使用するESRのiPadケースだとペンを収納する部分が保護されています。
そう考えると、MOFT Floatの「むき出しでペンを収納させる・嫌ならオプションを買おう!」前提の設計は優しくないかな?と感じました。
MOFT Floatの価格がそこそこするから余計にそう感じたね!
2.フローティングモード時にタップしにくい
正直言って、タップ時がかなり使用しにくい。ブルンブルン揺れます。
倒れないように神経すり減らす感じも好みではない。
MOFT好きのボクでもさすがにこれは褒めれない…
ただし、ボクはMacBookのSidecarで使用する時にフローティングモードにするので画面にタップしないので気にはなりません。
これはApple テック系YouTuberの平岡さんも同様の発言をされています▼
タップが強いと勢いで転倒の恐れアリ
転倒防止機能の背面のスライドバーを出していてもiPadの重みでグラグラしているので、タップの力次第で転倒します。
転倒防止機能があまり機能していないのはツライね…
MOFT Floatをタップして使用するなら「横置き」「縦置き」をメインで考えるべきですね。
ダメな部分だけではないのでフォローをすると、フローティングモードはマルチディスプレイとしてはめちゃくちゃ使いやすいのは事実です。
フローティングモード自体が問題ではなくて、フローティングモード時にタップ動作との相性が良くないって感じ!
3.オプションのキーボードはお世辞にもクオリティが高いとはいえない
キーボードが小さすぎてボクは使用しにくかったです。(30代男性やや大きめの手のサイズ)
持ち運びに特化しているので、全体的にスケールダウンしていることが要因ですかね。あとはややおもちゃ感が…
3台同時にマルチペアリングできるのはメリットなんだけどね。手が小さい女性とかだとこのキーボードは相性良いかもしれない。
Anker ウルトラスリムキーボードで問題なし
折りたたむことはできませんが、Anker ウルトラスリムキーボードで代用できます。
代用できるというか性能も打鍵もボクとしてはAnker製のほうが上だと感じるので、折りたたまず外出先でガシガシ使用したい方はAnker ウルトラスリムキーボードがおすすめ。
MOFT Float長期レビューのまとめ
MOFT Floatについてレビューを書きました。対応サイズだけ間違わないようにしてくださいね▼
- 11インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro
- 10.9インチiPad Air 4(2020)
iPadとキーボードを用意してミニPCとして使用したい方には、特におすすめできる製品といえます。
MacBookやiMac持ちの方でもSidecarでサブディプレイとして活用しやすくなるため、作業環境を見直したい方には相性の良いスタンド。
上記のような方からすると、フレキシブルに活用できるので最高の相棒になることができる製品ですよ。
またiPadをミニPC化するために「Magic Keyboardは高いけど…」ってApple純正品を諦めていた方にもピッタリの製品です。
肝心のフローティングモードはタップとの相性が良くないのでこの点をしっかり理解した上で購入検討してくださいね。
それでは良きiPadライフを!
マグネット着脱式の極薄MOFTスタンドはこっち
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