【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンド 風・月 レビュー|これまでになかった和風っぽいデザインがきた
この記事ではアラミド繊維カーボン調でおなじみのPITAKA Apple Watchバンドの【風花雪月】をレビューしていきます。
ん?花鳥風月じゃないんだ!風花雪月か!…ってか風花雪月ってなんだ?!ってなってググってみた。
さすが我らのG様!ちゃんと答えくれましたよ。
ファイヤーエムブレムのタイトルがでてきた。そうか開発者はファイヤーエムブレムが好きなんだっ!っていうのはさておき、本当の意味?テーマ?は付属品に入ってました。
登用の美意識の中で最もロマンティックな自然のイメージである風、花、雪、月をテーマにしています。中国最古の辞典『詩経』から、四季を詠んだ恋の永遠の悲しみと喜びを歌うセンチメンタルな詩を4編選びました。
とのこと。自分ごときがレビューしていいのか、と思うほど壮大なバックボーンがあり意味を持つバンドでした。
で、本バンドがどうだったのか結論からいうと、確かに四季を感じる珍しいバンドだった。
- 春/夏はWind(風)バンドで涼し気な雰囲気を演出
- 秋、特に落ち葉の季節以降から真冬にかけてはMoon(月)バンドで月夜を楽しむ
こんなシチュエーションを想定しながら使えるバンドのように感じる。
服装だと、フォーマル/セミフォーマルでは正直使いづらいけど、ジャケパンとかならあり。基本はカジュアルな格好で使うのが理想。
ただボクはノーマルのPITAKAバンドが原点であり至高だと思ってるので、TPOを選ばないバンドを好むならスタンダードの「レトロ・モダン」や「ラプソディ」をおすすめしたい!
では、【風花雪月】PITAKA Apple Watc バンドのレビューをしていきます!
【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンドの特徴レビュー
Apple Watchバンドでも特に人気のPITAKAバンドの新作「風、花、雪、月」の「風、月」バンドをレビューしていきます。
アラミドやカーボン調の味のある重みと軽やかな雰囲気(カラー)の調和で唯一無二感ある
PITAKAと言えばアラミド繊維・カーボンみたいなところありますよね。本バンドはこのPITAKAらしさにそれぞれのテーマをプラスオンしてうまく調和しています。
「風(Wind)」「月(Moon)」はこれまでなかったPITAKAの一面を見せてくれる代表的な作品になりそう。
本来出会うことがなかった素材と柄が良い塩梅でミックスされて、他ブランドのバンドにはない特徴的で唯一無二感を味合うことができます。
気分や季節に合わせてコーディネイトできる
もちろんトータルコーディネイトあっての話ですが、シンプルコーデや無彩色コーデならワンポイントにもなりやすいデザイン。
尖ったコーデが好きならそれなりのセンスは必要ですが、普通にカジュアルに着用するなら全然あり。
ただし、TPOは結構選ぶので、スーツ系には厳しい感じ
軽量で高耐久バンドといえばPITAKA
PITAKAバンドはApple Watch シリーズ 6の頃に登場したときから使っていますが、未だに現役バリバリでむしろ脂が乗ってきて今が全盛期?!と思うくらい良い感じでUSED感がでてます。
レザーエイジングとは異なりますが、PITAKAバンドのアラミドも長期間使ったからこその良さみたいなのを感じる。特に手入れは不要だけど。
これまで3年使っても、まだまだ使えるところから鑑みるに、高耐久でおしゃれなApple Watchバンドが欲しいならPITAKA一択だなぁって思える。
特許を取得してるスクラブ(留め具)がまーじで便利
過去のPITAKAバンドの「レトロモダン」「ラプソディ」のレビューでも書いてきましたが、このスクラブ(留め具)が忖度なしでApple Watchバンドの中でも一番使いやすいと思う。
マグネットでピタッとくっつけるだけってのが本当に最高で、急いでる朝とか本当に便利だし、バンドの着脱もストレスを感じにくいんですよね。
しかも、マグネットって聞くとチープな印象を持つ人もいると思いますが、本バンドは全くチープではなく重厚感・高級感を感じる仕上がりになってます。
PITAKAバンドはこのスクラブが日常に置いて便利すぎるので、今日Apple Watchバンド何つけようかな?って決まらなかったらだいたいPITAKAバンド(レトロ)になる
Apple Watch Ultraのチタニウムとも相性は悪くない
完全に過去の自分に向けての特徴紹介みたいなものですが、Apple Watch Ultraの購入を迷ってるからは覚えててほしいなと。
Ultraのチタンだと合わないんじゃない?!って思いますよね。いや、これが意外や意外、合うんですよね。
PITAKAのバンドが優秀なのか、Apple Watch Ultraのチタンが優秀なのかわからないけど普通にありだなと感じました。
【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンドの開封レビュー
ここからは【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンドの開封レビューをしていきます。
付属品
価格だけあってしっかりした梱包で届きます。
本体バンドの他に、Apple Watchの40mmや41mmの小さいケースに対応しているコネクターも同梱してて、過去のバンドと異なりサイズごとの購入が不要になってます。
- ケース違いのコネクター(両サイド)
- バンド調整ピン
- 予備にバンド1コマ
それぞれのカラー特徴
Moon(月)は、ブラックとブルーに明るめのホワイトをあわせて、月光を印象づけるようなデザインカラー
Wind(風)は、ブルー・グリーン・ホワイトがバランス良くあしらわれていて、そよ風や草原と青空のようなデザインカラー
専用文字盤は公式サイトからダウンロード
専用の文字盤はPITAKA公式サイトの下の方にあるので、欲しい壁紙をダウンロードする。
Apple Watchの文字盤を好きな画像へ交換する方法は、Watchアプリを開く>写真>写真の同期>アルバム同期を選ぶ
これでサクッとできます。
Wind(風)は春や夏といった穏やかな風が吹く草原のようなデザインイメージ
装着時のイメージ
シャツなら明るいカラーが合いやすい。
Moon(月)より、Wind(風)のほうがカジュアル向けに感じる。
Moon(月)は秋が深まってきた夜長月を形容したようなデザインイメージ
装着時のイメージ
シャツなら濃いめのダークカラーが合いやすい。
ジャケパンにも悪くはない。特にネイビー系のジャケットなら、色味も合うのでマッチしやすいですね。
サイズおもさ
サイズは、フリーで自分で調整できます。さらに付属品のパーツにコネクターの交換用パーツがついてて以下のサイズに適用。
- 小ケース:38/40/41mm
- 大ケース:42/44/45/49mm
要は、これまで販売されたすべてのApple Watchに互換性があり問題なく使用できます。
おもさはバンド調整する前で33g。見た目の重厚感に対して、かなり軽い仕上がりでボクがPITAKAバンドを好きな理由の1つ。
Apple Watchバンドの中でもかなり軽量タイプのバンドだから、つけててもおもさがきになりにくいバンドの1つです
着用前にバンド調整は必須
バンドはよくある金属バンドの調整法と似たような感じでサイズ調整する必要がある。
普段自分でバンドのサイズ調整をしてる人ならサクッとできると思うけど、やったことない!って人はムズッ!ってなると思うので簡単に紹介しておきます。
ちなみに取扱説明書に方法は書いてて、You Tubeにも参考動画があがってます。
バンドの調整方法
- 手順①:ピンを差しこむ
- 手順②:ピンを差し込みながら抜くように力を入れて片側外す
- 手順③:逆側も手順②と同じ方法をとる
- 手順④:コマが外れ完成
手順②が最初難しく感じると思うで、注意点としては「ピンを押す」→「バンドを引っ張る」の作業をわけて行うこと。ピンを押すとバンドを引っ張るを同時にするとうまくいきません。
戻すときは逆にするだけ
- 手順①:コマをはめる
- 手順②:ピンで押し込む
- 手順③:完成
【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンドの気になった点
本バンド【風花雪月】PITAKA Apple Watchバンドの気になった点を2つ紹介します。
- スタンダードモデルより手が出しにくい価格帯
- TPOは選ぶ
- 光の当たり方でチープに見える
スタンダードモデルより手が出しにくい価格帯
スタンダード(レトロ/モダン) | 9,999円 |
風(Wind) | 15,999円 |
月(Moon) | 15,999円 |
表のとおり、お高いんでしょう価格になってて、スタンダードがかなり安く見える結果に。
これから初めて買う!って人で、「風」「月」バンドが欲しい明確な理由がないなら、個人的にはスタンダードなレトロ・モダンバンドを推奨したい。
どこでも使いやすいですからね!価格以上の満足感を得れます。(たぶん)
TPOは選ぶ
本記事の中でもちょこちょこ書きましたが、癖は強めのバンドなのでTPOは選びます。
iPhoneケースとかと違って、腕は隠せないですからね。
- カジュアルに使用する
- デザイン・カラーが好みだ
- すでにPITAKAのレトロorモダンorラプソディバンドのいずれかを所持してる
上記のような方は、本バンドを購入しても困るシチュエーションは少ないと思うので、前向きに検討してOK!
光の当たり方でチープに見える
バンドの凹凸が少なく素材感を感じにくい作りのため、光の当たり方が悪いとノペッとした印象になってしまいちょっと残念な感じに。
一見、凹凸がありそうなデザインで素材感を感じるように見えるからこそ、対極の「フラット」+「ツヤ感」に違和感を覚えちゃうんですよね。
結果的に光が変にあたると価格より安いバンドに見えちゃいます。
同素材のレトロやモダンでは光が当たってもチープに感じなかったけど、この差はおそらく複数の色が入ってることも影響してそう
まとめ【風花雪月】はスタンダードモデルを使って気に入った人の次のバンドだと思う
Apple Watch大人気バンドのPITAKAバンドの新作「Wind(風)」「Moon(月)」のレビュー記事を書きました。
個人的には風・月バンドを経験したことにより、レトロ・モダンの偉大さを再認識できたことはかなりの収穫でした。
やっぱりPITAKAバンドのレトロ・モダンは至高。
本バンドを購入するなら、「絶対にこれじゃないと嫌だ!」って人や「PITAKAが好き、レトロもモダンも持ってる」って人ならいっちゃいましょう!って言えるバンドかな、と。
Apple Watch最初の一本としては癖があるので正直おすすめできないのが本音です。2本目以降ならあり!
本記事を参考にして、ベストなApple Watchバンドを購入してくださいね!ではまた!
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