iPad Proのメモリは16GB必要か8GBで十分足りるのか|どっちがおすすめか解説
- iPad Proで8GBと16GBどっちを買うべき?
- iPad Proで16GBが必要な人はどんな人?
- iPad Proの容量が足りないとどうなる?
iPad最高峰モデルであるiPad Pro。価格も高いからこそ、メモリ選びで失敗したくないですよね。
本記事で、iPad Proの「メモリは8GBか16GBのどちらを買ったらいいの?」という悩みが解消できます。
プロクリエイターや中古モデル購入者以外は8GBのiPad Proがおすすめできるケースがほとんど。
記事内で8GBがおすすめな人・16GBがおすすめな人を紹介しているので、どっちがいいかがわかりますよ。
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
iPad Proのメモリ8GBと16GBの違い
メモリは「作業スペースの広さ」を表すスペック。
メモリの数字が大きい方が同時に複数の作業を快適にできます。
iPad Proのメモリは選ぶストレージの量で変わる
iPad Proのメモリは、ストレージと連動して決まります。
モデル | メモリ8GB | メモリ16GB |
---|---|---|
M2 iPad Pro 11インチ Wi-Fiモデル | 124,800円〜 | 236,800円〜 |
M2 iPad Pro 12.9インチ Wi-Fiモデル | 172,800円〜 | 284,800円〜 |
M2 iPad Proでメモリ16GBを選びたい場合、ストレージは最低でも1TBを選ぶ必要があります。
価格差はなんと112,000円!本当に払う価値があるのか、しっかり検討したいですよね。
iPadProでメモリが16GB必要なケース
16GBのiPad Proが必要になるケースは3つ。
- M1orM2チップ以外の中古iPad Proを買う人
- iPad ProをMacBook代わりにしたい人
- iPad Proでクリエイティブ作業・マルチタスクを長時間する人
順に見ていきます。
M1orM2チップ以外の中古iPad Proを買う人
古いCPU(チップ)はメモリを圧迫して動作の安定性に影響する
分かれ目はM1チップより古いか新しいか。
iPad Proの場合、2020年以前に発売のモデルがAチップです。
- 11インチiPad Proだと第2世代
- 12.9インチiPad Proだと第4世代
上記より前のモデルを中古で購入するなら、16GBあった方が安心です。
発売年 | iPad Proモデル | チップ |
---|---|---|
2022年 | 11インチ:第4世代 12.9インチ:第6世代 | M2 |
2021年 | 11インチ:第3世代 12.9インチ:第5世代 | M1 |
2020年 | 11インチ:第2世代 12.9インチ:第4世代 | A12Z |
2018年 | 11インチ:初代 12.9インチ:第3世代 | A12X |
iPad ProをMacBook代わりに使いたい
ノートPCほどタフに使いたいなら16GBあった方が安心
iPad ProはMagic Keyboardはじめ、外部キーボードやマウスと接続すればノートPCのようにも使えます。
M1・M2チップのモデルを選べばCPU性能面もグラフィックスの美しさでも満足できるでしょう。
ただし、MacBookのようなパワフルさで長時間使用したいとなると8GBだとパワー不足感あり。
16GBを選んでおく方が安心です。
iPad Proで「マルチタスク」+「高画質動画の長尺編集などをする」「イラストレーターで何時間も連続でイラストを描く・トレースする人」=クリエイター
長時間マルチタスクや重い作業をするなら16GBの方がサクサク快適
iPad Proでクリエイティブな作業をしたい、中でも「仕事や副業・本格的な趣味」目的で使いたいなら16GBがおすすめです。
マルチタスクや長時間の作業でメモリを圧迫すると、作業の快適性に大きく影響します。
特に高画質な4K動画などを長時間編集するなら、メモリは16GBあったほうが安心です。
iPad Proでメモリが8GBで十分なケース
iPad Proのメモリが8GBで十分な人は以下のとおりです。
- iPad Proで検索や動画視聴をメインに使う人
- MacBookを持っていてiPad Proはサブ機として使う人
- 重い作業はSNSの投稿作成くらい
順に見ていきます。
iPadProで検索や動画視聴をメインにする人
iPad Proで検索や動画視聴をメインに使う人は、メモリは8GBで十分です。
特にM1・M2チップ搭載のiPad Proは性能が飛躍的に高まったので、簡単な動画編集やイラスト作成などの作業でも8GBでなんら問題ありません。
MacBookを持っていてiPad Proをサブ機として使う人
すでにMacBookを持っていてiPad Proをサブ機として使う人も、メモリは8GBで大丈夫です。
「軽い作業はiPad Pro、本格的な編集などの作業はMacBook」と使い分けしてもいいですね。
重い作業はSNSの投稿作成くらい
趣味や副業で動画や画像編集をしている人でも、SNSの投稿作成程度の長さなら8GBでも十分対応できます。
作業工程でマルチタスクする場面も多いかもしれませんが、立ち上げっぱなしのアプリは時々整理するとより快適に使えますね。
もし容量が足りなくなったら、な時の対処法3つ
iPad Proのメモリ16GBを選ぶ理由が「ストレージが1TBがいいから」という理由なら、対処方法があります。
メモリの8GB・16GBは購入後の増設はできませんが、ストレージは3つの方法で後から対処が可能です。
- 外付けSSD
- USBメモリ
- クラウド
性能は8GBでいいけどストレージが1TB以上欲しいという人は、上記3つの対処方法を選ぶと価格を最大10万円近く節約できますよ。(参考:M2 iPad Proのストレージの価格差は128GBと1TBで約112,000円)
一番のおすすめは外付けSSD。
理由は、
- 買い切りで簡単にデータ容量を増やせるから
- 高速データ転送が出来るものが多くいから
- 防滴防塵機能などの保護機能が充実しているものが多いから
おすすめ①
SanDisk SSD E61がおすすめの理由
- 最大読出し速度1050MB/秒、最大書込み速度1000MB/秒
- 防滴防塵機能と耐衝撃性が高い(P55)
- メーカー保証5年
おすすめ②
SanDisk SSD E61がおすすめの理由
- 最大読出し速度・書き込み速度2,000MB/秒
- スタイリッシュなデザインかつ小ぶり
- 防滴防塵機能と耐衝撃性が高い(P55)
以下の記事にiPad miniだけじゃなく、iPad Proにも使えるものを紹介しているから参考にしてみてね。
iPadProと一緒に買うべきおすすめアクセサリー
iPad Proを買ったらきっと欲しくなるおすすめアクサセリーを紹介しています。
iPad Proが便利になるものばかりなので、興味のある人はリンク先を覗いてみてね!それぞれ別の記事で詳しく紹介しているよ。
まとめ
iPad Proを購入するほとんどの人は、メモリは8GBあれば十分です。
「よくわからないからなんとなく」で16GBにしてしまうのはとてももったいないです。
間違って購入してしまわないように、もう一度それぞれに当てはまるケースをおさらいしておきましょう。
\ほとんどの人は8GBでOK/
- iPadProは検索や動画視聴がメインの人
- MacBookを持っていてiPad Proはサブ機として使用する人
- M1orM2チップ以外の中古iPadを買う人
- MacBookなしでiPad ProをMacBookやラップトップのようにパソコンがわりに使いたい人
- iPad Proで「マルチタスク」+「高画質動画の長尺編集などをする」「イラストレーターで何時間も連続でイラストを描く・トレースする人」=クリエイター
iPad Proは単なるタブレットに留まらない高性能マシン。どれを買ってもきっと満足できるはず。
スペックや価格より、自分に合ったiPad Proを購入をすることが大切です。
ベストな選択をして楽しいiPadライフを一緒に送りましょう。
それでは!
あなたにおすすめのiPad関連記事