TP-Link 「Tapo C325WB」レビュー|夜でもカラー撮影できる夜間に強い屋外セキュリティWi-Fiカメラ
物騒な昨今、防犯用のセキュリティカメラを設置する自宅も年々増えてると聞きます。
防犯用のセキュリティカメラはどうせつけるなら「移りや性能が良いものを!」と誰しもが思うこと。
そんな人向けのセキュリティカメラ「Tapo C325WB」が、ネットワークデバイスに強いTP-Linkより満を持して登場しました。
TPーLinkといえば、最近はスマートホームデバイスにも力を入れてきている今勢いある企業の1つ。
今回のセキュリティカメラも早速 Tapo スマートホームデバイスとの組み合わせで、不審者からすると猛威を振るう出来に仕上がっています。
昼夜のカラー撮影・録画に強いセキュリティカメラを探してる人はぜひ参考にしてください。
本機のおすすめポイント
- Thunderbolt 4を4基備えたコンパクトな 5-in-1 ハブ ソリューション
- 環境が合えばワークステーションを最適化できる
- 最大96Wの給電性能で16インチクラスの大型ラップトップまで対応
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
TP-Link 「Tapo C325WB」の特徴
早速、Tapoシリーズの中でも屈指の人気を誇る屋外セキュリティカメラの特徴をまとめます。
- ColorProナイトビジョン
暗がりの状況でも、スポットライトを使用することなくカラーで映し出すことがが可能。より高度なセキュリティ対策ができる - 大口径レンズ&大型センサー
F2.0よりも4倍の光量を取り込めるF1.0の大口径レンズと、1/2.7”センサーよりも高感度な1/1.79”センサーが、超低照度の環境でもカラフルな映像を生成できる - 2K QHD
HDの2倍以上の解像度2688×1520で、細かく鮮明な映像&画像を映し出す - 優れた検知機能
AIが人物・動物・車両を識別し通知→通知する - 検知エリアをカスタマイズ
動きを検知するゾーンや境界線を設置し検知→通知する - 安全なローカル&クラウドストレージ
本体に挿入したmcroSDカード(最大512GB)Tapo Careのクラウドストレージサービスを利用して保存できる - IP66準拠
屋外でも設置可能なIP66の防水&防塵性能を有してる - 有線/無線ネットワーク
カメラはWiFi・有線接続の2種類。設置場所も柔軟に選択できる - 広い視野
最大127°の広い視野で、より広範囲をカバー
Tapo C325WBのような特徴を持った屋外セキュリティカメラがあると
- 昼夜問わず設置場所から高画質映像で記録できる
- 手元のスマホアプリですぐにデータを確認して行動できる
- スマートホームデバイスのハブ「Tapo H100」と連動もでき使い方の幅がひろがる
このように、ネットワーク関連デバイスに強いTP-Link製品だからこそ、屋外セキュリティを安全に強化して、日常をより安心に過ごせるカメラに仕上がっています。
TP-Link 「Tapo C325WB」の開封レビュー
ここからTP-Link 「Tapo C325WB」の開封レビューをしていきます。先にスペックを紹介。
スペック
一般 | |
寸法 (高さ X 幅 X 奥行) | 148.7 x 137.9 x 90.4 mm |
動作環境 | <動作環境温度> -20℃~45℃(-4°F ~113 °F) <保存環境温度> -40℃~60℃ (-40°F~140°F) <動作環境湿度> 10%~90%RH, 結露を避けてください <保存環境湿度> 5%~90%RH, 結露を避けてください |
ビデオ・イメージ | 動画圧縮 H.264 |
ハードウェア | <アダプター入力> 100-240V 50/60Hz, 0.3A <アダプター出力> 9.0V/0.6A(DC電源) |
音声 | 双方向通話 |
付属品
防犯カメラ久しぶりなので、これからガッツリ会社の事務所外で使おうかと思ってます。
誰かにガラス割られたことあるので、今後は本機でバッチリ残してやろうってワクワクしながら開封。
本機の付属品で、壁への設置キットが入っているので、特別準備するものはなし。
- Tapo C325WB本体
- 電源アダプター
- 取り付け用アンカー
- 取り付け用ネジ
- 位置決めシール
- 防水パッキン
- 防水アタッチメント
- かんたん設定ガイド
デザイン
本体は幅が約14cmのコンパクトボディ。
手にちょうど乗っかるサイズ感。材質はプラスチックタイプで、接合部分にワンポイントで赤いラインが入って防犯カメラなのにダサくない。
長期利用すると黄ばむのかちょっと心配ですが、また変色などあれば追記します。
電源ケーブルは、窪みから逃がせるのですっきりデザインで設置可能。
本体下側にマイクとメディア記録用マイクロSDを入れるスロットがあります。
ネジで開け締めするタイプ。
稼働時にパン・チルト動作はできませんが、設置時に上下左右回して調整はできます。
TP-Link 「Tapo C325WB」を実際に使ってたレビュー
昼夜ともに安息の地を求めてるボクがここからTP-Link 「Tapo C325WB」を実際に使ってみたレビューをしていきます。
以下の中で紹介します。
- 設置方法
- アプリ設定
- できること
- 記録は
- 昼夜安心して使える
- アプリとの連動で
- カメラを複数台
- 防塵防水規格がIP66で安心
設置方法
これであとはコンセントに挿して、本体を任意の場所に設置して完了です。
有線LAN接続の場合
インターネットをWi-Fi接続ではなく、有線LAN接続の場合は保護キットの取り付けが必要。
取り付けた壁から常に監視・管理できます。
アプリ設定(必須)
本機は設置後、アプリ側から制御したり管理・監視するためスマホアプリは必須です。
こちらからアプリをインストールをしてください↓
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終えたらあとは以下のとおり進めます。
Tapo C325WBの初期設定・手順
- 手順①アプリ内右上の+ボタン
- 手順②Tapo C325WBを選択
- 手順③Wi-Fiに接続※無線で使う場合
- 手順④名称を決める
- 手順⑤設置場所を決める
- 手順⑥アイコンを選択して終了
設定を画像で確認する
手順①
アプリ内右上の+ボタン
手順②
Tapo H100を選択
手順③
Wi-Fiに接続※無線で使う場合
手順④
名称を決める
手順⑤
設置場所を決める
手順⑥
アイコン選択で終了
特に難しい操作はないので、安心してください。設定終えるとすぐにカメラの画像に切り替わります。
Tapo C325WBでできること
Tapo C325WBは防犯のためのセキュリティカメラですが、主になにができるかサクッとまとめます。
- リアルタイム映像
→2K QHD ナイトモード搭載で昼夜どちらもくっきり撮影 - スクリーンショットと録画
→ワンタッチでスクショをとり、録画は連続録画/検知で録画やスケジュールを組める - 音声通話で声を届ける
→スマホを通して Tapo325WBから声を出す - プライバシーモードで映さない場所を指定
→映像に収めたくない場所を隠せる - 動体検知・AI検知
→より高度なシステムにより人物だけを検知 - ライン通過検知
→設定した場所を超えると検知
順にみていきます。
リアルタイム映像
2K QHD ナイトモード搭載で昼夜どちらもくっきり撮影
カメラ | |
イメージ センサー | 1/1.79“ プログレッシブスキャンCMOS |
最低照度 | カラー:0.0005ルクス/0ルクス (スポットライト) |
解像度 | 2K QHD 4MP |
レンズ | F/NO:1.0±5%;焦点距離:4.58mm±5% |
視野角 | 127° |
ナイト ビジョン | ColorProナイトビジョン |
防塵 防水 | IP66 |
明るくなった朝の映像(天気くもり)
ちょうど7時ころだと、ノイズも無くキレイにくっきり視認できます。
普通に人間のシワなども見えちゃうので、悪いことしてる人の姿顔はバッチり。
はしごの文字も見えるので、カメラに映ってる範囲なら車のナンバープレートなども残せちゃいます。
レンズはF1.0の大口径レンズで、1/1.79″の好感度センサーを採用していて、光量も十分でバルコニーの細かいところ隅々まで確認できるのが画像からもわかります。
本来の朝3時暗さ
高度なHDRが露出オーバー/不足を抑えてくれます。(設定必要)
これにより夜間に家の周りをライトで照らしていても白飛びしにくく、細部まで映し出せるため、まさにセキュリティ向けのカメラと言えますね。
夜間使っていても安心感がハンパじゃない。
スクリーンショットと録画
ワンタッチでスクショをとり、録画は連続録画/検知で録画やスケジュールを組める
本機はアプリ上からすぐにスクショをとって保存できます。連射もできるので怪しい人いたらひたすら連打するもよし。赤枠部分を押すだけ。
録画は設定で「検知と同時」や「手動」さらに「スケジュールで管理」もできるので、設置環境に合わせて設定するとベストな録画環境をつくれますよ。
TP-LinkのアプリはUIが良いからめっちゃわかりやすい!
ちなみにローカルで録画するときのMicro SDは512GBまで対応です。
これは、2K QHDの映像を最長680時間(約28日間)録画可能とされている容量。
他に専用のTapo Care クラウドサービスが月額400円〜利用できます。
料金
月額
- 1デバイス:400円
- 2デバイス:800円
- 3デバイス:1,200円
- 10デバイス:1,380円
年額
- 1デバイス:4,000円
- 2デバイス:8,000円
- 3デバイス:12,000円
- 10デバイス:13,600円
音声通話で声を届ける
スマホを通して Tapo325WBから声を出す
スマホに話しかけた声をTapo C325WB本体から出すことが可能。
怪しい人間を検知して、ちょっと様子みておかしい動きしてたら、すぐに「ううぉおお近づくなああああああああああああああ」って声をかける予定です。(自分よりやばいやつがこの辺におるって思わしたい)
ボイスを美声で届ける!みたいな性能ではないですが(多分不要)、普通に聞き取れるだけの解像度あるので不満なし。
あとは戸建てで庭などに設置してて、子供とかに伝えたいメッセージを伝えたりもできるね!
プライバシーモードで映さない場所を指定
映像に収めたくない場所を隠せる
アプリから簡単に設定できるので、道路やお隣さんなど映さなくて良い場所を指定して、画面をブラックアウトさせれます。
動体検知・AI検知
より高度なシステムにより人物だけを検知
AI検知は人物含め、以下を検知できます。
- 人物検知
- 車両検知
- 動物検知
これらをただ検知するだけでなく、虫や葉の揺れも認識できる能力があるため、誤警報がほぼ鳴りません。
過去に使用したセキュリティカメラは、そこまで精度高くなく動くものに対して誤警報が結構多かったんだけど、本機は本当にないね!
注意!
赤丸部分に人が通ると検知する
かなり遠くの人間も検知するので、例えば道路が映り込む場所に設置すると、人が通過する度に通知がきます。この場合はプライバシー設定でブラックアウト化するか、人物検知→ライン検知のみにするなど、微調整していく必要あり。
それだけ高性能ってことだね!
ライン通過検知
設定した場所を超えると検知
超えてはいけない場所を予め設置することも可能。
設定したラインを通過すると検知されます。これは動体検知やAI検知と組み合わせながら、必要なら使うと良いかなと感じました。
カメラを複数台
画像のとおり、4台×8Pの最大32台まで対応。これにより自宅と職場と実家をすべて同時に管理できたりしちゃいます。
防犯カメラ系を買ったことがある人はわかると思いますが、昔はこんな便利な管理できなかったので、本当にすごい時代になったものだと感心。
特にTPーLinkは全体のクオリティが高く、かつ価格が抑えられているので非常に満足度が高いです。同時に複数の場所を管理したいすべての人におすすめしたい。
防塵防水規格がIP66で安心
本機はIP66で、防塵防水に関してはほぼ心配不要。
これがどれくらいかというと、強風による粉塵が内部に入らず、豪雨でも浸水の恐れがない防塵防水仕様と一般的に言われてます。
TP-Link 「Tapo C325WB」の気になった点
TP-Link 「Tapo C325WB」を1週間ほど使用して気になった点は以下のとおり。
- バッテリー駆動なしで電源確保が必須
- 設置は基本外壁に穴開けがいる
バッテリー駆動なしで電源確保が必須
防犯カメラは「バッテリー式」や「電池式」がありますが、本機は電源確保が必須です。
設置付近に電源があれば良いですが、もしない場合は延長ケーブルを使って伸ばすか、屋内へ引っ張り込らないといけません。
設置は基本外壁に穴開けがいる
電源確保と同じく、設置時の注意点。本機はポンッと置いてつかうようなカメラではなく、ガッチリ固定が必須です。置いて使う場合はC200がおすすめ。
見た目を重視して、きれいにケーブルを回しながら外壁へ穴をあけるなら、プロへお願いする必要があります。
簡易的に設置したいなら外壁用の強力シールを使うのもありだと思う。
あとはポールに取り付けるのもあり。>>Amazonでポール取付キットを確認する
TP-Link 「Tapo C325WB」と一緒にあると便利なモノ(スマートホームデバイス)
TP-Link 「Tapo C325WB」は単体でも使える屋外セキュリティカメラなので本来は何も不要。ですがあると便利かも!って思ったのが最近登場した「Tapo H100」と「T110」です
スマートホームデバイスのハブ「Tapo H100+T110」で室内からも警告する
例えば本機防犯カメラのTapo C325WBで不審者通知が届いた、でも外出中で自宅や事務所の中に入られた。でもドアを開けた瞬間に大音量アラームがなるとどうでしょうか。
不審者が恐れおののいて撃退できる可能性が高まります
本機のようなセキュリティカメラを検討してる人は、防犯意識が高い人だろうから、防犯カメラを突破されたことを想定して、H100やT110で二重、三重で守るアイテムは相性抜群だと思うよ!
- チャイム一体型のスマートハブ
- TP-Linkのアプリが使いやすいから管理がラク
- コンセントに直挿しタイプでケーブルレス
- Tapoスマートデバイスとの連携がスムーズ
- センサー精度が高い
- アプリ通知が早く即確認できる
- T110をとハブを中心に室内の安全管理ができる
- オートメーション化で自動ライト点灯や見守りカメラも使いやすい
さらに室内見守りカメラ連動させて最悪に備え証拠を残す
前述したスマート接触センサー Tapo T110を窓に取り付けて、不審者が入ったら自宅の見守りカメラで録画。
ありとあらゆる手段で不審者を滅することが可能になるのが、本機とその他Tapoシリーズのスマートデバイスの掛け合わせです。
昼も夜間も視認性が高い高画質みまもりカメラと連携も可能
見守りカメラや防犯カメラとしてめちゃくちゃ優秀なTP-Link Tapo C225が大活躍!万が一に備えて揃えておきたいですね。
TP-Link 「Tapo C325WB」レビュー【まとめ】
TP-Link 「Tapo C325WB」レビューでした。
- 高解像度の2K QHDで昼夜カラー録画が可能
- HDR設定もできるため夜間ライトの白飛びなどを防ぐ
- 簡単操作で検知→通知の細かな設定をアプリでできる
- 人物検知の精度がめちゃくちゃ高い
- バッテリー駆動なしで電源確保が必須
- 設置は基本外壁に穴開けがいる
これからセキュリティカメラを購入するなら、暗視カメラや赤外線カメラより断然Tapo C325WBをおすすめしたい!それくらい良かったです。
ボクは過去に事務所の駐車近辺でいたずらされているので、本機の力を借りてなんかあったら速攻退治できるようにします。
防犯カメラは特にケチらない方がいいものですが、高ければなんでもいいってものじゃないのでそういう意味でも手を出しやすい本機は選択肢として大いにありだと思います!
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