Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite レビュー|新旧比較ありさらにコンパクトに65W充電器
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こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- RAVPower RP-PC112の使用レビューについて
- MacBook Pro13インチ純正充電器と同じ最大61W出力の充電器のこと
Apple純正充電器の代わりと言えば、Ankerの充電器と言われるほど、Apple製品と相性が良い充電器やモバイルバッテリーを開発しているAnker。
そのAnkerさんがまたしても、やってくれましたよ。
Anker PowerPort Ⅲ 65W Podをさらに小型に成功した「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」が登場!
出力は従来モデルと変わらず、ついに重さが100gをきるという離れワザを披露。性能そのままサイズはよりコンパクトに。
改良型というかまさに進化した「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は約3,000円でApple純正の61W充電器からの乗り換えを叶えてくれます。
それでは本記事『Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite レビュー|新旧比較ありさらにコンパクトに65W充電器』について1年以上使用したボクがレビューしていきます。
もっと強力な65Wが登場
Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteの特徴
- MacBook Pro13インチを約2時間でフル充電
- 最大出力65Wのハイパワー
- Apple純正61W型より59%サイズダウン
- 65Wクラスで世界最軽量レベルの99g
- Anker独自技術のMiniFuelを搭載
- PPS規格対応
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は、1ポート65Wの高出力というApple純正61W充電器以上の出力。
さらに、59%サイズダウンを実現してきた超コンパクト充電器。
今回の製品はGaN(窒化ガリウム)非搭載だけど代わりにAnker独自技術MiniFuelを搭載しているよ!
「PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」の製品仕様・スペックは下記の通り。確認したい方だけ、下記をクリックして開いてくださいね。
従来型同様12V=3Aの出力がありませんが、そんな細かい点が気になるのはボクのような充電器オタク気質な方のみです。
影響は0に等しいので普通の人はそこまで気にしなくて大丈夫ですよ。
PPS(Galaxy系を爆速充電)にも対応しており、さらに流行りのGaNを非搭載でAnker独自のMiniFuelを搭載してサイズの小型化に成功。
小型タイプだから、コンセントに挿しても隣と干渉しにくいのが良いね!
Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteのレビュー
Anker PowerPortⅢ65W Pod LiteはPowerIQ3.0(Gen2)対応の、急速充電規格のPD(Power Delivery)やQC(Quick Charge)との互換性を高め幅広いデバイスを急速充電することが出来る充電器。
内容物
同梱品は「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」本体あわせて3つ。
- Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite本体
- 取り扱い説明書
- カスタマーサポート
外観/デザイン
Anker「PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」の外観は65Wの高出力と感じさせないコンパクトなサイズ感。ANKERロゴが大きく感じます。
逆側はなにも無くシンプルデザイン。この画像のシルエットだけみると、昔のiPhone5W充電器を思い出す。
側面にはUSB−C(PD)ポートPowerIQ3.0(Gen2)でほとんどのデバイスを急速充電してくれます。PPSに対応しているのでGalaxy S21などのAndroidを爆速に充電可能。
Apple製品もApple規格内で急速充電できるよ!
プラグは収納不可で、固定式です。プラグ根元部分に各種認証マークや充電規格(スペック)など表示あり。
PSEマークももちろん表示あるよ!
ガジェットというか充電器あるあるの手のひらサイズ。むしろ手のひらサイズ以外ってあまり聞かないですが…
このまま小型化が進んでいくと、いつかは指サイズとかになる時代きそう。
サイズ/重量(旧型と比較あり)
iPhoneSE2と並べるとこんな感じで「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」の小ささが際立ちます。従来型のPowerPort 65W Podと比較してみますね。
従来型のPowerPort Ⅲ 65W Podとサイズ比較
全長は「PorwerPort Ⅲ 65W Pod」より本製品の「PorwerPort Ⅲ 65W Pod Lite 改良型」の方がプラグの長さ分小さくなった感じ。
出力変わらず小さくなるのは最高やね
どちらもUSB-C(PD対応)の1ポート仕様で、側面の中央付近にポートが配置されています。本製品の改良型の方がやや角ばってます。厚みはほぼ同じで横幅がやや小さくなった感じ。
重量は約98g(公式では99g表記)で、なんと重量100gをきっているのは正直言ってすごい。
65W出力の充電器で現在100gを切っているのは、PowerPort 65W Pod liteだけじゃないかな!
- 横幅:5.2cm
- 奥行き:4.1cm
- 厚み:3.0cm
- 重量:97.6g(公式99g表記)
Anker PowerPortⅢ65W Pod Liteの充電性能『出力』チェック
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は、最大出力65Wまで対応。
65WあればMacBook Pro13インチも最大スピードで充電可能で、大半のノートPCを急速充電することができます。
MacBookのようなノートPC以外にも、タブレットもスマホも問題なく充電できるよ!
理論値 | 測定値 |
---|---|
61W | 約56.2W |
最大61W出力に対して、実測は約56.2W。
MacBook ProやAirの純正充電器は無くしたり、壊したりした場合に買い直すときは、純正より「PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」を購入するほうが良いということがわかる結果に。
約59%サイズダウンして、充電時の速度(パワー)も変わりません。
むしろ、4W出力が高くなるので、70Wや80Wのデバイスを充電するときは「PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」の方が良いですからね。
61WあればMacBook Pro13インチなら2時間あれば0%→100%充電できるよ!Apple製品はほとんど充電可能!
Apple製品は全部対応
モデル | ワット数 |
---|---|
MacBook Pro13㌅ | 約60W |
MacBook/MacBook Air | 約30W |
iPad【USB-C(PD対応)】 | 約30~40W |
iPhone*8以降 | 約18~20W |
Apple Watch/AirPods | 約5W |
上記の通り、Apple製品はMacBook15、16インチ以外はフルスピードで充電ができます。
MacBook Pro15インチは87W、16インチは96W必要なのでちょっと厳しいですね。
Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteの良かった点
連日「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」を使用してみて気づいた良かった点は3つ。
良かった点3つ
- Apple純正充電器より約59%小さい
- 高い充電効率&放熱性
- コスパが良い
順に確認します。
1.Apple純正充電器より約59%小さい
これはAnker公式も大々的にアピールしているポイントなので、当然と言えば当然ですが想像以上に小さかった。
正直、約◯%小さくなりました!って言われてもピンとこないんですよね。実際に手に取るとこれが59%サイズダウンの世界か…と1人で納得しています。
細かな点は異なりますが、基本的な性能はApple純正充電器と一緒。
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は余裕でApple純正充電器の代わりになりますね。
2.高い充電効率&放熱性
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」はAnkerの独自技術MinifFuelを採用していることにより、コンパクトデザイン+高い放熱性を実現して充電時もより安全に。
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」を使用してMacBook Pro13インチを使用しながら充電しても本体は35℃台と人肌やや低いくらいの温度。
モノによっては40℃超えるものって普通にあるから、やっぱりこの辺りはさすがAnkerの製品と言わざるを得ないよね。
一つのブランドを盲目的に信じるのも良くないですが、ほとんどの製品に良い結果がついてくるのでAnkerはボクのお気に入りブランド上位に常に位置しています。
3.コスパが良い
下記を確認してください。
Apple |
PowerPort Ⅲ 65W |
---|---|
サイズ | |
横幅7.5cm |
横幅5.2cm |
重量 | |
194g |
99g |
出力 | |
61W |
65W |
価格 | |
約7,500円 |
約3,300円 |
うーむ…これは。
両者の差は10数年来Apple好きのボクでも、今すぐに買い直すならAnker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteの購入一択になります。
あんまりコスパ!コスパ!って言いたくないけど、合理的に考えてコスパが良い製品は使いたいもんだよね。
Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteの気になった点
気になった点1つ
- プラグ収納できない
気になった点は一つだけありましたので、ご紹介。
1.プラグ収納できない(旧型やその他充電器と比較あり)
プラグは収納タイプではありません。どちらとも言い難いので好みの問題でしょうか。それぞれのメリットは下記の通り
プラグの型 | メリット | デメリット |
---|---|---|
収納型 | サイズをより小さくできる | 長期利用でプラグ部分のグラつきや故障が起きる |
固定型 | プラグ部分の故障が少ない&グラつかない | サイズがやや大きい |
人気があるのは壊れるリスクがやや高いけど、「収納型」かな!
収納型の「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は無いの?って方には従来型をオススメ▼
従来型の65W Podは収納可能
一つ前の型「PowerPort Ⅲ 65W Pod」だとプラグ収納が可能に。しかしもともと本体の形がやや大きい分、そこまで選ぶメリットはありませんかね。
さらに一回り小さいRAVPower RP-PC112もプラグ収納可能
「RAVPower RP-PC112(61W)」はプラグ収納可能で横幅は一回り小さい仕上がり。
出力は4W少ない61Wですが、MacBook Pro13インチなら60Wで良いので、問題なし。
高さは「RAVPower RP-PC112」の方が大きいですが、ほぼ正四角形の約4cm角でかなり使いやすい形で、今も超売れっ子ロングセラー商品です。
では上記の充電器を全部まとめてサイズ確認▼
左から
の順で全長が短くなります。
正直言うと、あえて今一番左の「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod」を選択する意味は無い気がします。
よって、上画像の中央「PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」もしくは右の「RAVPower RP-PC112」のどちらかでしょうね。
本記事でご紹介の「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」のみプラグ収納不可能ですが、4W出力が高い65Wです。ここをどうとるか。
4Wの差はあまり影響ないかも!MacBook Pro13インチなら60Wあればフルスピードで充電できるからね!
Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Liteのレビューまとめ
「Anker PowerPort Ⅲ 65W Pod Lite」は、65W高出力かつApple純正充電器の約59%サイズダウンしたコンパクト充電器でした。
これまでApple製品だからと、あまりわからずにApple純正充電器を購入していた方はぜひ一度試してもらいたい充電器。
サードパーティ製ですが、安定感は純正同等、スペックは純正より上ときたら買い直さない理由の方が少ないはず。気になる方は一度見てみてくださいね。
今後はAnkerは新テクノロジー『GaN Ⅱ』充電器界隈を席巻しそう
これからAnker社から、独自の新テクノロジー「Anker GaN Ⅱ」の充電器が徐々にラインナップを揃えていきそうな予感。
ちなみにAnker Nano Ⅱ 45W型やAnker Nano Ⅱ 65W型すでに販売されています。
MacBook Pro13インチも最高速度ではないですが使用しながら充電が出来る出力で、さらにコンパクト設計なので気になった方は下記事を参考にしてくださいね。
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