Anker 312 Charger (20W) レビュー|iPhoneもiPadもいけるUSB PD対応20WUSB-C超小型急速充電器
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iPhone シリーズ12からiPhoneに充電器が同梱されなくなりまもなく3年が過ぎようとしています。
いよいよiPhone 15が登場しますが、これからiPhone用の充電器を探している人におすすめしたい20W急速充電器がAnkerから登場しました。
iPhoneにMagSafe搭載されたタイミングから程なくして、PD対応の20Wクラス充電器の初期型Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wが登場した時の衝撃は懐かしく感じます。
今回は今までの20W充電器よりさらに安全性能・汎用性を進化させて新たに20W急速充電器なので、これからiPhone用充電器を買う方は必見です。
- USB-C PDとPPS対応で最大20W給電によりiPhoneは30分で50%以上充電
- 軽量コンパクト設計で持ち運びやすい
- 独自の温度管理で高い安全性能を確保して長時間使用も安全
- プラグは収納できない
Anker 312 Charger (20W) レビュー
早速、Anker得意の20W充電器の新型「Anker 312 Charger (20W)」をレビューしていきます。
特徴
- USB-C PD対応最大20Wで給電できる
- iPhone 14 Proを30分で50%以上充電可
- 軽量コンパクト設計で持ち運びやすい
- 独自の温度管理で高い安全性能を確保して長時間使用も安全
パッケージ付属品
Ankerいつものパッケージで普段は見られない「iPhone+Android」の表記あり。
梱包も相変わらず丁寧で、充電器を保護材で守りつつ型抜きされたプラ材に埋まっています。
いつもながら18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) の合計24ヶ月保証ついているので、登録を忘れないように.
- Anker 312 Charger (20W)本体
- 取扱説明書
- カスタマーサポート
外観デザイン
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、ボクはブラックを選択。全体光沢も抑えられていてマットな質感で20W充電器ながら高級感あり。
それこそ、同社のPowerPort Ⅲ Nano 20Wよりはるかに質感が良い。これが3年の進化だ。
ポートはUSB Type-C PD対応モデルで、Anker独自技術のPower IQ 3.0を採用していて20Wの急速充電に対応しています。
サイズおもさ
サイズは35×31×31 mmで、旧iPhone 5W充電器より一回り大きなサイズ。
こんなに小さいが出力は4倍、充電速度は3倍を実現してます。
重量も40gと、軽量充電器と呼べるおもさで、ポーチのみならずポケットにもスッと忍ばせれる。
ほぼ3cm角サイズの小型タイプで、、延長ケーブルにあるコンセントにも干渉しにくいです。
Anker 727 Charging Stationのコンセント部のサイズとほぼ同じくらいの小ささ。
- サイズ:約35×31×31 mm
- おもさ:約40g
Anker 312 Charger (20W)の充電性能
PD対応の小型タイプ「Anker 312 Charger (20W)」の 充電性能をチェックしていきます。
急速充電規格PD 3.0 PPS対応
Anker 312 Charger (20W) 本機はPower IQ 3.0に対応しています。
このPower IQ 3.0は各ベンダー独自の規格に対して、柔軟に対応できる汎用性や100W高速充電できる性能がウリの反面、「Power Deliveryのパワールール」を違反していることから時折やり玉に挙げられている機能。
互換性の面では非常に便利でボクが所持しているデバイスに実害・デメリットはないけど、所持しているデバイスによって反応しないことがあるみたい。
実際にチェッカーでどの充電規格に対応しているか確認してみると
Anker 312 Charger (20W)が対応している急速充電規格
- USB PD3.0
- Quick Charge3.0 / Quick Charge 4+
- PPS
iPhoneをサクッと充電するには困ることがない構成。もちろんApple2.4Aに対応しています。
PPSにも対応しているので、Androidスマホも急速充電できます。
旧モデルより守備範囲が広くなっている
従来モデルのAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wは、PPSなどは非対応でした。
よって、iPhone+Android端末を所持していて充電器を併用したい人は、Anker 312 Charger (20W) に買い替えてもいいのではないでしょうか。
充電出力:USB-C1ポート最大20W
PD対応出力で、5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.67Aの合計20Wまで対応しています。
実際にiPhone 14 Proを急速充電した結果が以下のとおり。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
30分経過 | 60% |
45分経過 | 76% |
60分経過 (1時間) | 88% |
75分経過 | 95% |
このように1時間15分ほどあれば、iPhone 14 Proなら0%→95%のほぼ満充電ができるため、iPhoneにおすすめできる充電器としてしばらくおすすめし続けようと思います。
iPadも充電できる
ちなみに出力が20Wあれば、iPad Pro以外は使いながらでも急速充電できるため、iPad充電器と併用したい方にもおすすめ。
発熱:1時間使用で約40℃
本機はAnker高級充電器シリーズのGaNPrime™に搭載されている最新安全機能ActiveShield™ 2.0は非搭載ですが、これまでの経験が反映された充電器になっていて、安全面にも優れています。
24時間温度監視システムにや、排熱設計により使用時の温度が危険水域まであがることはありません。
実際に1時間使用したタイミングでサーモグラフィで計測してみたところ、平均的に熱を帯びています。
結果として局地的な過剰負荷もなく、バランス良く排熱できていることがわかります。
実際に手に持ってみてもほんのり温かい?いやむしろ熱でてる?くらいの感覚。
従来モデルのPowerPort Ⅲ Nano 20Wは長時間使用だと熱くなる時があったのでより安全に使用できるように進化してます。
Anker 312 Charger (20W)のメリット・デメリット
実際にプライムデーで購入して1ヶ月使用してみてわかったメリットとデメリットをサクッとまとめます。
メリット
- USB-C PDとPPS対応で最大20W給電によりiPhoneは30分で50%以上充電
- 軽量コンパクト設計で持ち運びやすい
- 独自の温度管理で高い安全性能を確保して長時間使用も安全
縦が他より4mm長いものの、この小ささにして「急速充電性能」「安全性能」に優れている充電器はさすがAnker産と言える。
とにかくおすすめのiPhone充電器が欲しい!って方は本機にして間違いないです。
デメリット
- プラグは収納負荷
プラグ部分は収納できないタイプなので、持ち運び時にガジェットポーチ内などで他小型デバイスや充電機器と干渉して傷つけやすくなってます。
まぁ20W充電器でプラグ収納型はほぼないから、これはこれで気にならないんだけどね。プラグ式+20W充電器でおすすめはDIGIFORCE 20W USB PD Fast Chargerだね。
Anker産でどうしてもプラグありにしたいならコレ
プラグが必須なら、Anker初の折りたたみプラグ搭載の511 Charger(Nano 3, 30W)が良いですよ。
出力が10W高いおかげで、なんとMacBook Airクラスまで充電できる性能を誇ります。ネックは価格が312 Charger (20W)より高いこと。
予算が許すならぜひ。
Anker 312 Charger (20W) レビュー【まとめ】
Anker 312 Charger (20W) レビューでした。
- USB-C PDとPPS対応で最大20W給電によりiPhoneは30分で50%以上充電
- 軽量コンパクト設計で持ち運びやすい
- 独自の温度管理で高い安全性能を確保して長時間使用も安全
- プラグは収納できない
- iPhoneやAndroid用の20W充電器を所持していない
- 今使用してる20Wクラスの小型充電器に不満がある
- iPhone 15 シリーズに向けて充電器を新調したい
iPhone充電器に迷っている方は、思考停止でこれを買っておけばまず問題ないです。
それくらいおすすめできる小型急速充電器だったので気になる方は1度商品チェックを!
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