Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W レビュー|500円サイズでハイパワー!iPhone12/13の定番充電器
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最新PhoneシリーズはApple純正充電器が付属なくなりましため。エコだとか
この記事で分かること
- iPhone12や13にオススメできる充電器
- 『PowerPort Ⅲ Nano 20W』Anker充電器のこと
本記事の『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W』は新型iPhoneを急速充電することができる充電器です。
初めてiPhoneを購入する方や過去のiPhone(急速充電仕様前)などからの乗り換えであれば新型iPhone用の充電器が必須となります。
iPhoneを急速充電するための基本的なことを知りたい方は下記の記事で何が必要かわかるので参考にしてくださいね。
それでは本記事『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W レビュー|500円サイズでハイパワー!iPhone12/13の定番充電器』を書いていきます。
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Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの特徴
冒頭でもお話した通り、iPhone12シリーズや13シリーズを急速充電には20Wの充電器を用意しなければなりません。
そこで満を持して登場したのがこの『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W』です。
Anker Japanの猿遠さん(取締役COO)がツイッターでつぶやかれていました。
2020年10月14日にAppleイベントで新製品の『iPhone 12 シリーズ』が発表されました。
そして、1週間以内の10月20日に『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W』が発売開始というAnkerのスピード感はさすがすぎます。
当時iPhone12ユーザーで充電器難民が多かったので、この発表はかなり救われた記憶があるよ!
Anker PowerPortⅢ Nano 20Wのスペック
商品名 | PowerPort Ⅲ Nano 20W |
メーカー | Anker |
役割 | コンパクト充電器 急速充電可能 |
サイズ | (約)27mm×27mm×30.5mm |
重さ | (約)30g |
充電端子 | USB-C |
入力 | 100-240V~0.6A 50/60Hz |
USB-C出力 | 5V=3A 9V=2.22A |
一番の特徴は、何と言ってもチロルチョコサイズのコンパクトさに20Wの急速充電というサイズからは似つかないパワーを持っていること。
サイズがめちゃくちゃ小さい!ライバルのAUKEYのOmnia Mini PA-B1 は20Wよりさらに小さいね!
>> AUKEY Omnia Mini PA-B1 20Wのレビュー記事はこちら
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのレビュー
iPhone12シリーズとほぼ同時に発表されて、話題のAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wを開封。
外箱・付属品
『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W』の外箱。
いつものAnkerの箱です。ただし、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの外箱はエンボス加工がなくマットプリントの化粧箱ですね。
裏面も表面同様の素材。
最近のAnker製品の外箱はApple製品同様に全部保管しています。AnkerはAppleのようなスマートさと上品な感じが本当に好き。
付属品の内容物を見ていきます。
『製品保証とカスタマーサポート』と『Anker取扱説明書』が同封されています。今までのAnker製品の充電器と異なる点を見つけました。
説明欄に日本語以外の表記がなくなりました。よりAnker Japanという感じがしますね。
以前までは日本語以外の言葉も表記されていました。上場した影響でしょうかね。
Ankerは年々外箱からもブランド力を感じるようになってきて、自分の仕事の成長と共にAnkerの成長も感じることができ、一ファンとして感慨深いです。
余談ですが、『Anker』上場おめでとうございます!
Ankerのような企業努力を積み重ねて、顧客目線を大切にしている企業は今後も本当に応援したいです。
本体外観/デザイン
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20WはこれまたAnkerらしい配色の白×青のコンビネーション
本当に20Wの高出力に関わらず、最小サイズです。数年前の市場では考えられないコンパクト×パワフルさを感じる充電器になっています。
過去のiPhoneシリーズに同封されていたApple純正充電器とほぼ同じサイズです。
Anker PowerPortⅢ Nano 20Wの差し込みは1ポート USB-Cの※PowerIQ3です。
Apple純正5Wの差し込みは1ポート USB-Aです。ほぼ同じサイズで充電パワーはなんと4倍の差があります。
※PowerIQ3はAnker独自技術で『フルスピード充電』『圧倒的な出力』『幅広い互換性』が特徴
Apple純正充電器5Wに対して、同じサイズ感で単純計算で4倍の20Wの出力の充電器。これは画期的な超小型のUSB充電機。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの本体は公式で世界最小最軽量の500円サイズと発表
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20WはAnker公式で世界最軽量で500円サイズと発表されています。
500円サイズという表現は、手のひらサイズやフリスクサイズよりもさらに小さいサイズを形容するにはわかりやすいですね。
横幅・高さが2.7cmなので、本当にちいさい!
500円=ワンコインって親しみあるよネ
実際に500円とならべてみるとすいませんきれいな500円玉がなかったです。
縦横サイズは500円と寸分のくるいもないくらいピッタリです。
『Anker PowerPortⅢ Nano 20W』は世界最小・最軽量
一辺約27mmの超コンパクトサイズで、重さは単3電池 約1本分のわずか30g。小型軽量デザインに高出力を搭載しました。
出典:Anker公式サイト
※20W出力以上のUSB Power Delivery対応USB充電器として世界・最小最軽量 (プラグ部を除く / 2020年9月時点 Anker調べ)
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W 充電出力の確認
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wですが、サイズ感は文句なしで使いやすい。
iPhoneのみに使用するなら『Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W』で問題はありませんし、おすすめできるUSB急速充電器と言えます。
iPhone12に限らず近年のiPhone(8以降)であれば専用で固定して使うには、コスト・サイズ・スペックでいうと最適解であり、現状最強充電器の1つです。
念の為、出力を確認します。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの出力をiPhoneで計測
iPhone12Pro
8.82V×1.90A=16.75W
iPhoneSE2
8.84V×1.75A=14.0W
どちらも急速充電と言われる15W前後で常に充電することが出来ていました。ちなみに充電中は19W〜9Wくらいを計測していました。
充電残量が0%の状態で30分充電した場合、0%からどれくらい充電できるかは以下の通り
機種 | 30分経過 |
---|---|
iPhone12Pro | 0%→54% |
iPhoneSE2 | 0%→57% |
iPhoneSE2のほうが30分後はやや充電量が多かったです。
理由は、iPhone12ProよりiPhoneSE2の方がバッテリー容量が小さいためその分充電残量が5%程iPhoneSE2の方が多く充電することが出来ました。
30分で50%以上の充電は本当に急いでいるときは助かる!
iPhone12シリーズから実装されたMagSafe充電も問題なく対応出来ていました。
>> Apple純正 MagSafe充電器のレビュー記事はこちら
【給電時の注意点】急速充電対応のケーブルが必要
何故かというと、急速充電(PD)に対応しているケーブルが必要です。
簡単に言うと、次世代USBタイプでUSBの性能を最大限に引き出す規格のことで、急速充電やデータ転送の実現が可能な装置
過去のiPhoneに付属していたケーブルはこのPDに対応していないケーブルなので、急速充電器を購入してもケーブルが原因で急速充電できないため、新たに準備をする必要があります。
急速充電のためにどんなケーブルがよいか
急速充電を行うためのケーブルに必須条件
- MFi認証
- PD対応
MFi認証とは『Apple社から認証済み製品』のことなので、いわばAppleお墨付きの高品質ケーブルです。
100円均一などに販売されているケーブルはほぼ100%Mfi認証されていない劣悪ケーブルに該当します。MFi認証を受けていないケーブルから実際に発火したり、スマホ本体が故障するといった事例も報告されているため購入はNGです。
【安物買いの銭失い】とは、昔の人はうまいこと言ったもんやね。iPhone本体が故障するとか代償が大きすぎるよ…
Mfi認証かつ急速充電(PD)対応の高品質ケーブルでおすすめできるケーブルは、ボクもメインで使用しているAnker製品はかなりコスパが良く、性能も良いためかなりおすすめ。
2021年買ってよかったものの1つAnkerの絡まらないケーブル「 PowerLineⅢ Flow」が充電器用ケーブルとしてはダントツでおすすめ。
全く絡まらず、ノンストレスでiPhoneを充電できるこの快適さを体験したことがない人はぜひ一度手にとってほしいケーブル。
関連 絡まらないケーブル Anker PowerLine Ⅲ Flow レビュー
最新版のiPhoneにおすすめのUSB-C急速充電器から選択もおすすめ
おすすめできるiPhone用の20W急速充電器他にもあります。
「1ポート」「2ポート」「3、4ポート」とポート別にも紹介しているので、ご自身のデバイス環境に合わせて今購入したい充電器を選択すると良いですよ。
iPadの充電器としても最軽量サイズとしておすすめ
iPadは30W出力があれば最高スピードで充電が可能。
本機の20Wでも7~8割ほどでiPadを充電することができるので、Anker PowerPortnano 20WはiPadおすすめ充電器として紹介もしています。
関連記事 iPadおすすめ充電器【まとめ】
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのレビューまとめ
最後におすすめできる人とおすすめできない人を書いておきます。
『Anker PowerPortⅢ Nano 20W』の魅力は、非常にコンパクトな形状であるにも関わらず20Wの急速充電ができるという点。
最新のiPhoneを30分で約50%、1時間少しあればフル充電できるパワーはやはり魅力的です。
そして、単純に安い。
弱点はiPhone以外の使いみちが難しいため汎用性に欠けるところ。
総評:iPhoneにしか使わない充電器を探している方なら、間違いない充電器
信頼のAnker充電器なので一度はチェックしてみてみくださいね。
急速充電(PD)に対応しているMFi認証ケーブルも必要
あなたにおすすめ関連記事
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