ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー レビュー|冷却ファンのCryoBoost付きのMagSafe公認モデル
- 過去にMagSafe車載ホルダーを使ってみたけど、充電速度が遅すぎて使い物にならなかった
- 充電中のiPhoneが熱くなりすぎて不安を覚えた
iPhone持ちで車によく乗る人はこのような悩み抱える人が多いかと思います。
今から紹介するESRの新型MagSafe車載ホルダーですべて解決するのでレビューしていきますね。
性能はボクがコレまで使用してきたMagSafe車載ホルダーの中でもトップオブザトップでした。参考にどうぞ。
おすすめポイント
- 走行中にiPhoneがブレないしずれ落ちたりしない
- MFM認証でiPhoneを最大15WでMagSafe充電できる
- 冷却ファン機構「CryoBoost」の性能が進化しより冷却+静音に成功
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ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)の特徴レビュー
iPhoneの車載用MagSafeホルダーでも唯一冷却ファンをシステムを導入しているESR 15W MagSafe車載充電器ホルダーの特徴から見ていきます。
- MagSafe公認充電器
→ピタッとくっつき安全かつ急速充電を約束 - 車内なのに爆速充電
→出力の高さと冷却システムの融合で他にないスピード充電 - ESR人気の冷却ファンCryoBoost機構を採用
→冷却ファンと放熱技術で充電中のiPhoneを冷やして安全かつ効率的に充電 - 付属カーチャージャーとの組み合わせは最大30Wまで対応
→カーチャージャーがおまけモノではなく主力級の活躍をする - 安定したホルダー
→ひねって締め上げるタイプではないが上下でガチッと固定できる - くっつく磁力がパワーアップ
→2,000gの強力磁力で荒れた道路を走行中も安定力を保持できる
特徴を簡単にまとめると従来型のESR HaloLock車載磁気ワイヤレス充電器を正当進化したモデルですね。
ESRのMagSafe充電器はiPhoneに優しくCryoBoost機構で冷やしながら充電できるモノが増えてきたよ!
MagSafe公認充電器
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダーは、Apple MagSafe公認(MFM認証)の充電器です。
そのため、安全かつ急速で充電できることを約束された希少価値が高い車載ホルダー。
普段、太陽光で高熱になりやすい車内だからこそ、より安全なモノを使いたいのはだれしも思うはず。「大丈夫かな?」みたいな不安も本機を使えば一蹴されます。
車内なのに爆速充電
充電計測するために1%まで耐えてやりました
MagSafe充電がそもそも爆速充電ではないことを大前提としてお伝えします。
本機もMagSafe規格なので、当然有線ケーブルの充電には及びません。
しかしながら、車載に限らず多くのMagSafe充電器と比較しても、見劣るどころか上回る充電速度を発揮してくれます。
「車内なのになんでこんなに爆速充電なの?」って初見時に思うはず。これを支えているのが、ESR独自開発の冷却ファンCryoBoost機構です。
ESR人気の冷却ファンCryoBoost機構を採用
本機の15W充電をより効率的にできる冷却ファンCryoBoost機構。
このシリーズが発売されておそらく2年以上経つのですが、徐々にブラッシュアップされてきて、完成形に近づいてきました。
5cmほど離れたところから音声録音
冷却ファンの音がほぼなく車内空調機と外音しか聞こえない
冷却ファンのサーって砂嵐のような音が響く
充電を開始して耳を済ませるとファンの回る音が聞こえます。従来モデル(旧型)よりはるかに小さい音になっててビックリ。
車内に入ってくる外音やエアコンよりも小さいくらいの音で、ほぼ気にならない音量。
例えるなら扇風機弱の音を数メートル離れた場所で聞こえてくるちょっとした音ってイメージ。
走行中はロードノイズのほうが音がでかいから一切気にならないね!
付属カーチャージャーとの組み合わせは最大30Wまで対応
USB-C1/2:5V=2.4A,9V=2.22A,12V=1.66A
本機は付属のカーチャージャーも優秀で、USB-Cポート×2で合計30Wで充電可能。
つまり、iPhone以外にもiPadやMacBook Airも急速充電できちゃいます。
iPhoneをMagSafe充電15Wで2ポート同時に急速充電できるため、運転手側と、助手席側どちらにも15W出力のMagSafe充電が実現できます。
充電器と別でカーチャージャー買わなくて便利。ただその分、価格転嫁されてます
安定したホルダー
いくら機能が良くても、ガッチリホールドせずにMagSafe充電器ごとiPhoneが落下したら、設置する意味がありません。むしろマイナス要素。
本機は、車内空調機を上下に挟むような設計になってます。したがって、1点止めではなく2点止めでよりガチっと本体ごとホールドしてくれます。
くっつく磁力がパワーアップ
上下のツメで安定したホルダーをさらにより安全に使用できる理由があります。
それがMagSafeの磁力がパワーアップしたこと。ESR専用ケースとの組み合わせで、より強固なモノにしてくれます。
横向きも問題なし。
強力なMagSafe磁力のおかげで「あぜ道。砂利道、でこぼこ道」でiPhoneが落下せずに長時間安定しながら、ビタッとくっつけ運転できちゃう。
MagSafe搭載でも安定しない車載ホルダーもあるなか、この安定感とその他付随する本機の特徴の掛け合わせが最高だわ。
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)の気になった点
ここからESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)のデメリット・気になった点を挙げます。
- サイズが大きい
- 従来型より倍以上の価格になってしまった
サイズが大きい
サイズの大きさが気になる点は、冷却ファンCryoBoost機構を採用したESR 車載ホルダーすべてに言えることです。
そのため、主張がそこそこあり存在感あるデザインになっているんですよね。
ただiPhoneをくっつけると、サイズの大きさは全然わかりません。
よって、「iPhoneの発熱を抑えて寿命を長くしたい」「急速充電効率を上げたい」このメリットを重視する人はサイズのことをそこまで気にしなくて良いと言えます。
従来型より倍以上の価格になってしまった
価格 | 本機 | 従来型 |
---|---|---|
価格 | 14,599円 | 4,249円 |
価格がなんと、14,000円を突破。とはいえ、ただただ価格が上がっただけではなく、それなりの理由があるため下記にまとめました。
- MagSafe充電出力が7.5W→15Wになった(ESR車載ホルダー初のMFM認証)
- 3,000円〜4,000円するであろう性能のカーチャージャーが同梱されてる
- 冷却ファンの性能アップで静音化
これらを価格との天秤にかけ、価値があるかどうか判断すれば良いと思います。
価格でためらう人は一世代前がおすすめ
いくら性能が爆上がりして、かつカーチャージャーがついたとて、車載ホルダーに1万円以上だせないよ…って方は、上述した従来型のESR 車載ホルダーを推奨します。
一世代前↓
関連 【MagSafe対応】ESR HaloLock車載磁気ワイヤレス充電器
本機↓
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)開封レビュー
では最後にESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)の付属品や取り付け方を確認します。
付属品
付属品は驚きのカーチャージャーつき。しかも2ポートで合計約30Wというおまけではなく、こっちが主力?レベルの付属品。これだけでも3,000円〜4,000円するものが多いので、本機の購入費用の高さの理由が1つわかった。
- ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)本体
- USB-C 2ポートの合計30W出力のカーチャージャー
- USB-Cケーブル to USB-Cケーブル(約1m)
- 取り扱い簡易説明書
デザイン
アルミボディに見立てたプラ材質。見える範囲はチープな感じはありません。
iPhoneとの接地面はMagSafe充電とわかるデザインを採用。本機の背面には冷却ファンと固定ホルダーが2箇所。
ホルダー部分はラバー素材がついていて、車体の傷防止およびホールド力アップの役割をしてくれます。
本体はボーリングで上下左右好みの場所に調整可能。
上下だけでなく左右も可能。だいたい45°ずつくらい傾きOK!
従来モデルでは約78mmほど飛び出してた部分が50mmに抑えられたことにより、運転席から見た時の圧迫感などが軽減されてます。
サイズおもさ
サイズは91×76×80 mm。
車載ホルダーとして奥行きは普通ですが、横幅と高さがJOYROOM車載ホルダーのような小さいタイプより2cmほど大きな作りになってます。
おもさは133gと、機能てんこ盛りと重厚感ある見た目にしては軽いくらい。全体プラ材質で作られているのが軽量化に繋がってるのでしょうね。
取り付け方法
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダーの取り付け方法をサクッと紹介します。
- 本体とカーチャージャーのケーブルを接続
- シガーソケットに付属のカーチャージャーに差し込む
- 本体にケーブルを差して空調機に差し込む
- 完成
これでiPhoneを冷やしながら爆速充電できる車載充電環境が完成。MagSafe車載ホルダーでは希少価値が高いMagSafe 15Wで充電できます!
充電時の挙動
MagSafe対応のiPhoneならくっつけてラグなく、MagSafe充電で15W急速充電開始します。
充電時間が車載ホルダーの中でも郡を抜いて早い!
経過時間 | iPhone 14 Pro バッテリー残量 |
---|---|
30分経過 | 27% |
60分経過 | 50% |
長時間運転した時にまた計測しようと思ってるのですが、とりあえず1時間での充電速度が「数あるMagSafe充電器の中でも」尋常じゃないくらい早かった。
車載ホルダーではないけど、MagSafe充電スタンドでもダントツ人気のBelkin BOOST↑Charged Pro 3-in-1 充電パッドの数字はこちら↓
充電時間 | iPhone 14 Pro バッテリー残量 |
---|---|
30分経過 | 22% |
60分経過 | 37% |
比較してみるとこんなかんじ。
経過時間 | ESR 本機 | Belkin 3-in-1 |
---|---|---|
30分経過 | 27% | 22% |
60分経過 | 50% | 37% |
おわかりいただけただろうか。本機のすごさを。
充電から1時間経過後に約50%充電できるのが本機、実はこれBelkinの充電器が遅いとかではなく、MagSafe充電器のスピードってBelkinの充電器くらいのスピードなんですよね。
本機は、これまでのMagSafe充電の常識を覆す速度で充電してくれやがります!
MagSafe15W+冷却ファン効果の組み合わせ強すぎる
ボディサイズが大きいけど、充電時は気にならないから「iPhoneを車内でも安全かつ急速充電したい!」って方に全力でおすすめできるMagSafe車載ホルダー。
MagSafe充電器なのにほぼ発熱しない
iPhoneを充電してから1時間ほど経過したときの温度は、iPhoneとMagSafe充電器が設置した一番あつい部分で約45°
これすごくないですか。実際に手に取ると表面温度は40°ある?ってくらい。微熱くらいの温かさにとどまっています。
今期のESRのCryoBoostまじですげぇ。しかもMFM認証で15Wってすげぇ。って充電しながら、ずっと1人でブツブツ言ってました。
ケーブルをスッキリさせたいなら、U字型ケーブルがおすすめ
通常ケーブルだとどうしてもケーブルがごたつくし、ケーブルマネジメントも面倒。内張り剥がしでケーブルを逃がすのすら面倒だなぁって人はてっとり早くケーブルを変更すればOK!
これはUGREENのU字ケーブルですが、ケーブルを後方に流せるのでキレイスッキリできます。
こんな感じで見えずに背後へ。
ただ、このケーブル注意点があって、PD対応ケーブルではないので本機に使用できませんでした。もちろんもともと使用してたUSB-Aポートのカーチャージャーも使えず。
カーチャージャーは本機の付属品を使うとして、ケーブルをかえないといけないなぁってことで、調べたら対応方法が2パータンあったので紹介します。
対策2パターン
- PD対応のU字ケーブルを使う
- L字型変換コネクターを使って付属のUSB-Cケーブルや手持ちのUSB-Cケーブルを使う
27日に届くのですが、わけあって手にできるのが数日先になるので、またどっちがよかったか追記します。
LEDライトのステータス
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダーは、MagSafe磁力の付け根付近にLEDライトが搭載されています。
ステータス状況に応じて点灯方法が異なるので以下を参考にどうぞ。
充電時のステータス | 電源オン | スタンバイ |
---|---|---|
ライト | オン | オン |
ファン | 3秒間低速 運用語停止 | オフ |
充電時のステータス | 充電中 | フル充電 | エラー |
---|---|---|---|
ライト | ゆっくり点滅 | オン | オン |
ファン | 高速 | オフ | 停止 |
本機を搭載すると、主に充電中になることが多いと思うので、赤文字でわかりやすくしてます。
LEDライトは夜間気になるかな?と思ったのですが、iPhoneをくっつけて見えないのもそうですが、そもそも光量が抑えられているので杞憂におわりました。
アンビエントライトとかのほうが余裕で眩しい!って感じでした。
使用上の注意点
公式の説明書には、iPhoneをケースなしでつかうか、ESRの専用ケースを使用することを推奨する文面があります。
実際に色々ためしましたが、ボクが持っているケースは全部使えたので、おそらくMagSafe対応ケースならほぼ使用できると思って良し。
SatechiのマグネットシールでMagSafe化したiPhone SE3でも充電できました。
MagSafe充電ではなくQi充電仕様で、最大7.5W充電になっているので使う人は気をつけてください。
と、こんな感じで他のケースやMagSafe非対応モデルでも充電できることがわかりましたが、公式は推奨していないため使用上の注意点としてお伝えしておきます。
スペック
メーカー | ESR |
商品名 | 15W CARCHARGER WITH MAGSAFE |
出力 | 15W(MagSafe充電対応) 【付属のカーチャージャー】 5V=2.4A 9V=2.22A 12V=1.66A |
入力 | 27W 9V=3A |
冷却ファン | ◯ |
Apple認証 | ◯ Made for MagSafe |
価格 | 約14,599円 |
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダー(冷却ファンCryoBoost付き)レビュー【まとめ】
ESR 15W MagSafe車載充電器ホルダーレビュー記事でした。
- MFM認証でiPhoneを15急速充電
- 冷却ファンCryoBoostでiPhoneの発熱を抑える
- 冷却ファンの性能が従来モデルより進化
- MFM認証×ファンでMagSafe充電とは思えない速度で充電できる
- 付属品にPD対応ケーブル・PD対応2ポートカーチャージャーつき
- サイズが大きい
- 従来型より倍以上の価格になってしまった
おすすめの人
- iPhoneをピタッとくっつけて充電したい
- iPhoneを車の中で冷やして発熱を抑えながら急速充電したい
- サイズの小型化より性能を重視したい
これから車載MagSafeホルダーを探す方の参考になれば幸いです!ではよきカーライフを!