Anker 727 Charging Station長期レビュー|(GaNPrime 100W)超薄型の卓上向け6-in-1USB-C電源タップ
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9月19日(木)20:00〜9月24日(水)01:59
- MacBook・iPad・iPhoneなどをすべて急速充電したい
- 薄型の高出力充電ステーションがほしい
- デスク周りをスッキリさせたい
このような方におすすめできる充電ステーションの「Anker 727 Charging Station」を本記事で紹介します。
Ankerの新プロダクトGaNPrimeシリーズの第一弾で注目を浴び、今もなおAnker公式サイトでは、売り切れが続出している本機。
これまでにないほど超薄型+超高出力を実現しているため、他充電器にはない魅力が詰まっています。
デジタルデバイスを複数抱えることが多い現代人にとって、充電機器を一元化するって夢じゃないですか?
Anker 727 Charging Stationがあれば、この夢を超省スペースで叶えることができます。
本機は、USB-C×2・USB-A×2・AC×2の合計6ポートを搭載しているため、ありとあらゆるデバイス・家電へ給電することが可能。
サイズはなんとiPhone 14 Pro とほぼ変わらないくらいのサイズ感。
ゆえに持ち運びやすい利点もあるため、普段の外出時や出張・旅行時にもうってつけの充電ステーション。
何よりACコンセントが1,000Wまで使えるのも魅力的です。
発売日に購入して、使用して数ヶ月経ちましたので、今回は長期レビューとして本記事を書いていきます。
Anker 727 Charging Station
評価:
※評価日:2023年1月2日
こんな人におすすめ
- デスク上をスッキリさせたい
- Ankerの高級ラインが欲しい
- 100W高出力を求めてる
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の基本情報
Anker新技術の「GaNPrime™」を備えたAnker 727 Charging Stationの特徴・スペックを見ていきます。
GaN (窒化ガリウム) のパワー・放熱性などをさらに進化。より安全性を高めかつコンパクトで、高出力の100W以上に対応を実現可能したAnkerの最高峰充電技術です。
特徴
- USB-C・USB-A・ACコンセントを2つずつ合計6つを同時に使える6-in-1
- USB-Aは最大12W(複数使用時は合計15W)
- USB-Cは最大100Wの高出力
- ACポートは最大1,000W
- Anker新プロダクトGaNPrimeシリーズ
- 卓上で邪魔にならないiPhone並の薄型タイプ
Anker 727の特徴は、6つを同時に給電でき、さらに小型+薄型で高出力なところです。
GaNPrimeシリーズは、Anker最高峰技術を詰め込んだ夢のあるプロダクトですが、本気もこの夢を裏切ることがない製品に仕上がっています。
また本機は、従来の多重保護システムに加えて、ActiveShield™️ 2.0を備えていて、常に温度を計測し制御してデバイスを保護してくれるよ!
スペック
ブランド | Anker |
製品名 | 727 Charging Station GaNPrime 100W |
重量 | 約400g |
サイズ | 横幅:161mm 奥行:79mm 厚み:18mm |
カラー バリュエーション | ブラック ガンメタのツートンカラー |
ケーブルの長さ | 約1.5m (プラグ部除く) |
出力 USB-C PD対応 | 5V=3A 9V=3A 15V=3A 20V=5A 合計最大100W |
出力 USB-A | 5V=3A 合計最大15W 単ポート使用時は12W |
AC定格電圧・電流 | 100-125V ~ 50 / 60Hz 10A (定格電力1000W) |
Anker 727 Charging Stationの開封レビュー
Anker 727 Charging Stationの開封レビューをしていきます。
パッケージ/付属品
さすがAnker社の高級ライン。予算が注がれたであろうことがわかるズッシリしたパッケージです。中の梱包もいつも以上に丁寧でした。
付属品は本体組めて5点。
- Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W) 本体
- 1.5m電源コード
- 取扱説明書
- 24ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) の案内
- カスタマーサポート
外観デザイン
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の本体は全体マット質感。ブラック×ガンメタのツートンカラーになっていて充電器?と思わないくらい普通にかっこいい。
これがAnkerの本気なのか。
厚みは18mmなので、まぁビックリするくらい薄いです。本当にここから100Wの出力でるの?って疑うくらい。
側面には、 GaNPrimeの刻印とともにボーダーデザインが施されています。
充電機器やハブ類のこういうスリットのようなモノが入っていることが多いんですよね。理由は放熱性を確保するため。
上記の理由で、デザインされているケースが多いですが、本機はそうではなさそう。たぶんただのデザイン。(理由は、溝がかなり浅いため)
ただ、指紋はやや付きやすい印象。拭けばすぐとれるタイプですけどね。
いっそブラック筺体のガジェットはすべて指紋がつかないような技術ができてほしい。
底面は各種仕様・規格と滑り止めラバーが4箇所が備わっています。
この滑り止めのおかげで、デスク上(卓上)に設置しても全然すべらないので、主にポートやコンセントの抜き差しの時に役立ちます。
ポート・コンセントまわり
USBポートは全部で4つ、ACポートは2つ備えています。
USBポートはUSB-C×2・USB-A×2の合計4ポート
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)のポートはUSB-C・USB-Aともに2ポートずつ備えています。各出力は以下のとおり。
- USB-C:最大100W
- USB-A:最大12W(複数利用時に合計で15W)
USB-Cに関しては、MacBook Pro 16インチクラスも最高速度で充電できる超高出力の100Wです。
この出力があれば、デスク上で使用できるUSB-C端子搭載の小型ガジェットはほぼ充電できます。かなり強力。
ボクが本機を買った1番の理由がこの超高出力でさらに超薄型ってところが刺さったんだ!
逆側に電源ケーブルを差し込むポートがあります。ケーブルは付属品対応。
コンセント部分は使用時のみレベルがあがる
買った時に、こんなに薄いのにどうやってAC部分にコンセント差すんだ?って思ったのですが、これにビックリ。
差し込むと下からコンセント部分が盛り上がって差し込み部のレベルがあがります。
なるほど、普段は収納できているからコンパクト設計になっているんだ!これ普通にいいね!
使用時はLEDライトにより出力がわかる
- 青色に点灯:90W-100W
- 白色に点灯:90W以下
点灯する色によって、現在の出力が確認できるようになっています。
これが重要かと言うとそうではないけど、正常に動作しているか確認できる1つの指標として使えます。
サイズ/重量
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の重量はケーブル込で約400g。ケーブル抜きだと270gです。
同社の充電ステーションだと525 Charging Stationとほぼ同じくらいの重量。
サイズは約161 x 79 x 18mmなので、自分がデスクにおいているスピーカーAudioengine A2+ Wirelessより、横幅が小さく、iPhone 14 Proよりやや大きいくらいのサイズ感。
付属のケーブルはプラグ部分を除いて約1.5mです。ケーブルってこの1.5mサイズが1番汎用性高くて使いやすいですよね。
たとえばこの長さがあれば、FlexiSpot E8のような電動昇降デスク上においてて、昇降動作をしても可動部分の大半をカバーすることができます。
- サイズ;約161 x 79 x 18mm
- 重量:約400g
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の充電性能レビュー
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)は、最大6台同時に給電でき、かつ最高100W出力ACは1,000Wと薄型充電器としては申し分なしのスペックを誇ります。
各ポートの使用時の出力数は以下のとおり。
出典:Anker
この強力な充電性能を実際にチェック。
USB-Cポートは最大100W
USB-C1も2も単ポート使用時は最大100Wで充電できます。この出力があればApple製品だとほとんどのデバイスを最高速度で充電することが可能。
MacBook Pro 13インチを最大速度で充電可能。ざっくりですが、0%→100%までの充電時間は1時間30分くらいでした。
高出力が必要なMacBookを例に挙げてみますね。
Appleデバイス | 推奨出力 |
---|---|
iPhone | ~20W |
iPad 無印 mini Air | 20W〜30W |
iPad Pro | 30W〜45W |
MacBook Air | 30W〜65W |
MacBook Pro 13インチ | 45W~61W |
MacBook Pro 14インチ | 96W |
MacBook Pro 15インチ | 87W |
MacBook Pro 16インチ | 96W~140W (M1M2 Pro M1 Max=140W) |
M! Pro/Max のMacBook Pro 16インチ以外は、推奨出力を上回っているので、驚異の充電出力を誇ることがわかります。
USB-Aポートは最大12W(同時使用時は合計15W)
USB-Aは単ポート使用時は12W。両方使用する場合は、合わせて15Wです。
合わせて15Wというのは、接続デバイスによって、10W+5Wみたいな組合せで充電してくれるってことだよ!
単ポート使用時の12WでiPhone 14 Proを充電すると2時間かからないくらいで、0%→100%充電ができます。
USB-C・USB-Aをすべて同時に使用した場合
本機はUSB-C×2+USB-A×2で充電できるため、画像のようにMacBook・iPad・iPhone・iPhoneのような充電方法がラクに可能。
4台同時で使用するときも左から
- USB-C1 45W
- USB-C2 30W
- USB-A 1と2 合計15W
と最大90W出力で4デバイスをフル充電できます。
USB-Cポートが45Wと30Wを維持しているのは大きいですね!45WあればM1 Pro MacBook ProのハイスペMacBookでもなんとか充電しながら使用できます。
ちなみに30Wあれば、M1 MacBook Air、M2 MacBook Airを充電できますよ!
ACは最大1,000W定格電力
※定格電力1,000Wあれば、一般的なたこ焼き器や電気ポット、さらには洗濯機までまかなえる出力です。
デスク周辺で使うには、ほぼ困ることがない出力を誇ります。
定格電力とは定格周囲温度において、連続動作状態で使用できる電力の最大値です。
出典:ローム株式会社
デスク周辺だとハンドヒーターも便利
冬だとタイピングする手が辛いときありますよね。そんな時に一役買ってくれるのがハンドヒーター(約300W)。
本機の727 Charging Station があれば、ACコンセントに差し込んで使用できて、手をぽっかぽかにできます。
ボクが使ってるのはセラミックヒーターは300Wだから、1時間でだいたい8円くらい!
使用時の温度はMAX40°くらい
1時間USB-Cポート全部使用して、発熱を測ったら39.7°でした。
ザックリいうと40°前後くらいなので、充電性能とこのサイズ感から考えると、GaNPrimeシリーズの強さだからこそ発熱が抑えられていることがわかります。
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)のおすすめ設置場所・使用場所
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)のおすすめ設置場所・使用場所をまとめました。
- デスク上
- デスク天板裏側
- 事務作業をする場所
デスク上(卓上)
デスク上がこれまでケーブル類が色んな場所から交わり、ガチャガチャしてた人は本機を使用すれば一元化でき、一気に解消できます。
デスク天板裏側
デスク上にはできる限りモノを載せたくない!でも拡張したい!
こんな人はデスク天板裏に貼り付けましょう!ボクもFlexiSpot E8を手に入れて、この記事を書いてからはこの方法です。
著者が使用しているマステと両面テープ
ホルツは100均一マステより品質良いですよ↓
事務作業をする場所
職場やちょっとしたスペースで事務作業をしてる人も、Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)が1つあるだけで、環境を劇的に改善させることが可能です。
リビングや洗面台付近もなしじゃない
リビングだと延長ケーブルのように使用することもできるので、 例えばMacBookやiPadをソファ上で充電しながら使用したい人なんかはおすすめ。
また、人によっては洗面台もなしではない。ACコンセントが1,000Wに対応しているため、ヘアアイロンなどをぶっ刺して使用可能です。
髪の毛セットやメイク中に、MacBook・iPad・iPhoneのどれかを充電しながら使用することも可能です。まぁとはいえ、ややスペックオーバーなのであまりおすすめじゃないですけど。
洗面台とかで拡張したいなら、延長ケーブルとMacBook用の充電器を揃えれば普通に拡張できるからね!
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の良かった点・気になった点
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)を長期間使用して良かった点と気になった点をまとめました。
良かった点
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の良かった点は4つ。
- 超薄型で高出力+6台同時給電可能
- 複数ポート利用時も高出力を維持
- デザインが充電ステーションっぽくない
- 持ち運びやすい
超薄型で高出力+6台同時給電可能
なんといってもiPhoneほどの薄さで出力100Wと6台同時に充電できる他充電ステーションにはない、ハイパフォーマンスを披露してくれる部分が本機の最大の魅力でありメリット。
逆に、このメリットに魅力を感じないなら、あなたの求めてる充電ステーションはこれじゃない、と言い切れます。その他は他充電ステーションでもカバーできますからね。
複数ポート利用時も高出力を維持
最大出力〇〇って謳い文句の充電機の罠の1つに、同時使用時は最大出力と乖離するときがあります。本機はその心配がありません。
ポートを4台同時使用時でも「USB-C:45W+30W」+「USB-A:2ポート合わせて15W」と合計値90Wと高出力を維持したまま充電可能。
よって、買ったあとにこんなはずじゃなかった…みたいなケースを避けることができます。
デザインが充電ステーションっぽくない
見た目重視の人が特に刺さるポイントがこれ。ただの充電ステーションなのに、ガジェット感があるってやっぱりいいんですよね。
普通にかっこいい。デスク上に設置するなら、スタイリッシュに設置したい人も多いはず。この要望に答えてくれる質感とブラック×ガンメタのツートンカラーです。
持ち運びやすい
重量は約400gと決して軽くはないため重さだけで言うと運びやすいかと言うとそうではありません。
じゃあなんで持ち運びやすいの?ってとこですが、それは「薄い」から。
ガジェットポーチにも入るサイズ感は、普段の外出から出張や旅行のお供にも使いやすいです。
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気になった点
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)の気になった点は2つ。
- 同時使用時の電力配分が自動振り分けなら最高だった
- 価格がネック
同時使用時の電力配分が自動振り分けなら最高だった
これどういうことかというと、ポートを同時使用時にUSB-C 1とUSB-C 2が固定されてるんですよね。
例えば、4台同時充電時にMacBook Proを充電したいなら「USB-C 1」で充電するのがベストです。USB-C 2じゃないんですよ。
理由が、本機の出力が「USB-C 1=45W・USB-C 2=30W」だからです。
自動振り分けに対応していると、接続したデバイスに合わせて、適切な電力を給電してくれるんですが、本機はこの機能がありません。
だから、出力が必要なものはUSB-C 1に使用する!って覚えて差し込む必要があるんだよね!
価格がネック
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)というか、Ankerの新プロダクト「GaNPrimeシリーズ」はAnkerの最高傑作が集結しています。
ゆえにどのモデルも価格が1万円以上するハイエンドモデル。
本機も例に漏れず、高価格帯ですので価格を重視したい人は大きなデメリットといえます。
この価格の高さを補って余りあるスペック・外観の良さ・魅力・ロマンが詰まってるけどね!
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)をおすすめの人・おすすめできない人
最後にAnker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)をおすすめの人・おすすめできない人をまとめました。
盲目的ではないですが、やっぱりAnker製品×高価なハイエンドモデルはそれだけ満足度が高い製品です。
決してコスパが良いとはいえませんが、ロマンがある充電ステーションが本機の727 Charging Station (GaNPrime 100W)です。
デメリットでも挙げたとおり、電力配分だけが本当に惜しい点。これは下位モデルでも対応していることもあるので、残念です。
この電力の自動振り分け機能が必須の方はおすすめできません。
価格がネック・電力自動配分がネックなら代案として525がおすすめ
自分はAnkerの充電ステーション525 Charging Stationも使用しているのですが、この子は本当にコスパが良くてビックリです。
本機と似たようなスペックを誇っているのに価格が半分ほどですからね。
727より劣る点としては、「分厚い」「出力が最大67W」という点でしょうか。
上記の点が問題なく、価格や電力自動配分の有無が気になる方は、525 Charging Stationをぜひチェックしてくださいね!きっと気に入るはず。
関連 Anker 525 Charging Station レビュー
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)レビュー【まとめ】
Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)のレビューを書きました。
- 超薄型で高出力+6台同時給電可能
- 複数ポート利用時も高出力を維持
- デザインが充電ステーションっぽくない
- 持ち運びやすい
- 価格がネック
- 価格がネック
充電機器って市場にはいっぱいあるのですが、自分が求めてるものを突き詰めていくと中々満足行くステーションに出会えなかったりします。
ボクはこの727 Charging Station (GaNPrime 100W)がほぼ理想通りの充電ステーションでした。
デスク上をスッキリさせたい
高出力の充電ステーションがほしい
USB-CもAもカバーしてなおかつACコンセントを使用したい
このような人は是非一度チェックしてみてください!ではまた!