Anker 525 Charging Station レビュー| あると便利なバランスの良い充電ステーション
- MacBookやiPadを同時に急速充電したいなぁ
- 充電機器の環境をもっとスッキリさせたい
- 充電器と延長ケーブル一体型で使いやすいアイテムを知りたい
本記事では、上記の要望を満たす充電機器「Anker 525 Charging Station」を紹介します。
ワイヤレス充電が主流になってきたとはいえ、まだまだ〇〇の充電(有線)をしなきゃ。というケースが多々あると思います。
デスク周りだけで思いつく部分を考えても、ワイヤレスタイプの「キーボード」「マウス」はほぼ必須ですし、その他小物ガジェットを使用していると3台、4台と必要なはず。
冬だと卓上で使用するACコンセント類のハンドヒーターなどの家電も使用したいけど「コンセントが足りない」と言った状況もあり得ます。
この問題を一気に解決できるのがUSB-C×2・USB-A×2・AC×3の合計7ポートを搭載した本機Anker 525 Charging Stationです。
同時に7台のデバイスを接続できるスペックを誇る本機ですが、小さいペットボトルほどの重さ372gで、サイズも長辺が11cmと手乗りサイズなので持ち運びも可能。
よって、出先や出張先でACコンセントが足りない!充電器がない!って困るシチュエーションをお助けすることもできます。
さらに、最大出力も67WとMacBook Proも急速充電できるため、充電器単体も顔負けの充電能力。しかも727より半額というコスパモンスターっぷり。
これから充電器単体を探す方の参考にもなるはず。興味があれば最後までチェックしてみてください。
本機Anker 525 Charging Stationのレビューを書いた結果を先に共有すると以下のとおり。
Anker 525 Charging Station
評価:
※評価日:2022年12月29日
こんな人におすすめ
- デバイスを複数台持っている
- MacBookクラス13インチないし14インチクラスを充電したい
- デスク上をすっきりさせたい
- 取り回しやすい充電ケーブルが欲しい
Anker 525 Charging Stationの特徴
Anker 525 Charging Stationは、USB-A・USB-Cポートがバランス良く4つ備わり、ACポートも3つ搭載している万能充電ステーション。
先に特徴は以下のとおり。
- 合計7台の機器を同時に充電できる(USB-C×2・USB-A×2・AC差し込み口×3)
- ケーブルが1.5mあるのでフレキシブルに使用可能
- 充電ケーブルまわりを一元化できる
- 性能の割にコンパクトかつ軽量で出張や旅行先にも使用しやすい
- 50 / 60Hz対応で国内エリアで多くの家電が使える
- 多重保護システムとActiveShield 2.0搭載の安心設計
特徴のとおり、ただの7ポート充電ステーションではないんですよね。
また、安全設備もAnkerのニュープロダクト「GaNPrime」にも搭載されている新技術ActiveShield 2.0が備わっていて、より安全に配慮された設計になっています。
従来型のActiveShieldが進化し、監視システムの向上により発熱を抑えたAnker独自の安全機能
Anker 525 Charging Stationのスペック
ブランド | Anker |
製品名 | 525 Charging Station |
重量 | 約362g |
サイズ | 横幅:117mm 奥行:64mm 厚み:44mm |
カラー バリュエーション | ブラック ホワイト |
ケーブルの長さ | 約1.5m (プラグ部除く) |
出力 USB-C PD対応 | 5V = 3A 9V = 3A 12V = 3A 15V = 3A 20V = 3.35A 合計最大67W |
出力 USB-A PowerIQ 3.0 (Gen2) | 5V = 2.4A 合計最大12W |
AC定格電圧・電流 | 100-125V 50 / 60Hz 11A (出力 1000W MAX) |
Anker 525 Charging Station 開封レビュー
早速、Anker 525 Charging Stationのレビューをしていきます。
パッケージ
ここ最近のAnkerニューパッケージ。本体が超小型ってわけではないので、そこそこの大きさ。
本体含めて3点入っています。
- Anker 525 Charging Station 本体
- ケーブル
- 取り扱い説明書
外観デザイン
マットな質感で、光の加減により黒くなったり、やや青みがかっているかのような色味。本体持った感じズッシリした感じもありません。
USBポートはすべて前面に集約されており、最大12WのUSB-A×2、最大67WのUSB-C×2の合計4ポートです。
ブラック筺体なのに、ガンガン触っても指紋が目立ちにくいのが好印象。サラサラしたさわり心地ですが、滑りにくいので落下リスクも少ないです。
背面部分は、4箇所ラバータイプの滑り止めがあり、小さいサイズですがしっかり役割を果たしてくれるのでデスク上などで使用してもすべりません。
PSEマークなど各種認証と各ポートの出力数、同時使用時の出力構成が表示されていて、取説なくてもわかりやすいです。
背面は、100-125Vの最大1000W出力を誇るACが3口。延長ケーブルのような使い方も可能で、小型の電気ストーブくらいまでならまかなえる仕様です。
サイズ/重量
サイズは117×64×44mで、成人男性の手のひらに収まるくらいのサイズ感。大きめのガジェットポーチにも収納できるため、持ち運びも可能です。
ただ、メインは自宅や事務所など固定で使用するのが好ましいサイズ感。
- 横幅:117mm
- 奥行:64mm
- 厚み:44mm
- 重量:362g
- ケーブルの長さ:1.5m
Anker 525 Charging Station を使用してみた
実際にAnker 525 Charging Stationを使って色々確認していきます。
ポート周りは最大同時に7台使用可【出力表あり】
USB-C×2・USB-A×2のバランスが良く使いやすい合計4ポート。
AC差し込み口が合計3つで、あらゆる家電を使用することが可能。
本機はこのように最大7台のデバイスへ同時に給電することができるため、これまでガチャガチャしていた充電機器周りを一掃してスッキリさせることができます。
ポート出力表
出典:Anker
複数ポートから単ポートまで、使用しやすい電力配分です。癖が少ないので、使いやすく感じる充電器。
USB-AポートはPower IQ、USB-CポートはPower Deliveryに対応していて、強力な最大67W給電が可能です。
USBポートに接続された機器を自動判別し、適切な電流で急速充電するAnkerの独自技術です。
67Wといえば、MacBook Air/Pro 13インチまでなら最大速度で充電できる強さだよ!M1 Pro MacBook Pro 14インチだと8割くらいの速度!
電圧チェッカーでチェック
USB-Cポート最大67Wの理論値に対して、MacBook Proへ55Wの給電を計測できました。正常ですね。
放熱効果に直結するActiveShield 2.0の効果だと思いますが、温度上昇もゆるやかで長時間充電してもアッツアツになりませんでした。
モデルによるけどMacBook Air/Proなら1時間30分もあればほぼフル充電できるスピード
USB-AでiPadを充電時にもApple2.4Aで給電できており、本機のUSB-AはPowerIQ 3.0 (Gen2) 対応で、MAX 12Wで給電することができます。
デスク上がスッキリ
これまで複数台の充電器を使用していた人も、Anker 525 Charging Stationが1つあればデスク上をスッキリ整理させることが可能。
作業スペースの余白を生むためにも一役買ってくれます。
通電ランプは優しい光
充電機器類で気になるのが、通電時のLEDライトやランプの明るさ。
本機 525 Charging Stationは、出張先のホテルや自宅寝室で使う時にも睡眠に配慮された目に優しい光に抑えられています。
ランプ形状が輪型で見やすい
光量が少なくても、ランプの形状が輪型なので見やすく設計されているため、視認性が高いのは良いポイント。
ドッキングステーションを使用していても活きる道あり
CalDigit TS4のようなドッキングステーションを持っていたとしても、ACポートを増設できる本機を併用しやすいので共存させることができます。
天板裏などに貼り付けて拡張もあり
人によっては、ドッキングステーションがあれば充電機器類をデスク上に増設したくない!って人もいるでしょう。
そんなときは、デスク裏へ両面テープ等ではりつけることもできるので、ご参考までに。
両面テープは、マスキングテープをかましてから貼り付けると天板を傷つける心配が減るよ!
ホルツは100均一マステより品質良いですよ↓
Anker 525 Charging Stationの良かった点・気になった点
Anker 525 Charging Stationの良かった点と気になった点を順に見ていきます。
良かった点
- 合計7台の機器を同時に充電できる
- MacBookやiPadを同時に充電しながらデスクで使用可
- ケーブルが1.5mあるのでフレキシブルに使用可能
- 性能の割にコンパクトかつ軽量で出張や旅行先にも使用しやすい
- USB-Cポートの電力配分が賢い
合計7台の機器を同時に充電できる
合計7ポート(USB-C×2・USB-A×2・AC差し込み口×3)を一気に使用することができるのは強烈です。
単純に充電機器としてのスペックが高いので、多くの人の充電周りの悩み解消をしてくれます。
MacBookやiPadを同時に充電しながらデスクで使用可
最大出力67Wあるため、iPadはProモデルまですべてフルスピードで充電できます。
MacBookは13インチまではフルスピードで充電可能。
Apple製品でiPhone以上のサイズに関しては以下の推奨出力になっているので参考にしてください。
Appleデバイス | 推奨出力 |
---|---|
iPhone | ~20W |
iPad 無印 mini Air | 20W〜30W |
iPad Pro | 30W〜45W |
MacBook Air | 30W〜65W |
MacBook Pro 13インチ | 45W~61W |
MacBook Pro 14インチ | 96W |
MacBook Pro 15インチ | 87W |
MacBook Pro 16インチ | 96W~140W (M1M2 Pro M1 Max=140W) |
このように接続するApple製品によっては、4台同時に充電が可能。
MacBook充電器やiPad充電器を検討している人は本機1つでいろいろまかなえるようになるからぜひ検討してほしい!
ケーブル長さ1.5mありフレキシブルに使用可能
ケーブルの長さは1.5mほどあるため、よくある延長ケーブル的な使い方をしやすいです。
デスク周り以外にも
- リビング
- 出張先のホテル
- 外出先のケーブルのコンセント
から引っ張って、手元に電源環境を簡単に構築できます。
それこそ、「延長ケーブルと充電器をあわせて買おう!」って考えている人には、充電器と延長ケーブルが一体型になったような本機をおすすめします。
コスパ的にも別々で買うより安くなるケースがあるよ!
性能の割にコンパクトかつ軽量で出張や旅行先にも使用しやすい
出張用として使用する人が多い無印のポーチにもスッポリ収まるサイズ。
ガジェットポーチでイチオシの TOFTPOUCH+(Lサイズ)にもキレイに収まります。
USB-Cポートの電力配分が賢い
本機は、3台、4台同時充電した場合のUSB-Cポート部分の電力配分がかなり優秀です。
何が優秀かというと、USB-Cポートに接続されているデバイスに応じて出力が20W⇄30Wの自動切り替えを行ってくれるんですよ。
つまり、USB-Cポートであれば、MacBookやiPadをどちらに差しても適切な電力供給をおこなってくれるため、より効率的な充電を行えます。
この手の充電器って、各ポート部分があらかじめ決められた出力でしか対応されていないものも多いため、いちいちどのポートがMacBook用で〜とか覚えなきゃならなかったんです。
上記を解消してくれているのが本機というわけ。
気になった点
- AC差し込み口は大きいタイプを設置しにくい
- さらに小さければ最高だった
AC差し込み口は大きいタイプを設置しにくい
ACコンセント部分は3つあるのですが、すべて近距離戦です。
よって、ゴツゴツしたACアダプターを差して使用すると必然的に2口埋まってしまうので、実質2口しか使えなくなります。
さらに小さければ最高だった
体積でいうと、Baseus PowerComboのほうが明らかに小さいです。
まぁこちらはACコンセント部分がサイドについているため、やや不格好になる場面も見受けられるデメリットもありますが。
よりコンパクトに抑えたい方は一度チェックしてください。
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Anker 525 Charging Stationをおすすめの人
Anker 525 Charging Stationをおすすめの人・おすすめできない人は以下のとおり。
Anker 525 Charging Stationは、とにかくデスク上をスッキリさせたい。延長ケーブル・タコ足のように使用できる電源ケーブルが欲しい。
このような人は、これを求めてたんだよ!ってアイテムになります。
逆におすすめできな人は、デスクで使用するにも充電機器類は足りている。
充電器もしくは延長ケーブル単体の要素を求めているなら、本機はではなく充電器やケーブル単体を買った方が良いです。
Anker 525 Charging Station レビュー【まとめ】
Anker 525 Charging Station レビューを書きました。
- 合計7台の機器を同時に充電できる
- MacBookやiPadを同時に充電しながらデスクで使用可
- ケーブルが1.5mあるのでフレキシブルに使用可能
- 充電ケーブルまわりを一元化できる
- 性能の割にコンパクトかつ軽量で出張や旅行先にも使用しやすい
- AC差し込み口は大きいタイプを設置しにくい
- さらに小さければ最高だった
最近、本格的なドッキングステーションを導入したボクでも、共存させて使用しやすいと感じる本機でした。
価格も6,000円台とコスパが良く、一昔前のコスパ最強Anker製品を触っている感覚になりました。
GaNPrime シリーズのようなロマン砲もいいけど、Ankerのコスパ良い製品大好きな人も多いと思うので、こんなんもっと欲しいですAnkerさん!
これから充電周りをスッキリさせたい人や充電器と延長ケーブルが一体型になったアイテムをさがしている人は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!
ではまた!
本機はこんな人におすすめ
- デバイスを複数台持っている
- MacBookクラス13インチないし14インチクラスを充電したい
- デスク上をすっきりさせたい
- 取り回しやすい充電ケーブルが欲しい
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