CIO Polaris CUBE WALL レビュー|求めてた壁挿しコンセント+USB急速充電器がきた!
本記事はCIO Polaris CUBE WALL レビュー記事です。
ACコンセントが足りないから拡張したい、MacBook用の急速充電器が欲しい。
この2つを同時に叶えるACコンセント搭載の急速充電器「CIO Polaris CUBE WALL」が登場しました。
「あったらいいなこんなの」を形にした充電器だったのですが、文字だけで書いてもよくわからないため、実際にコンセントにさしこんだ状態をみるとわかりやすいです↓
従来タイプ
急速充電器とACコンセントが別に必要でデザイン的にもまとまりがない。
CIO Polaris CUBE WALL
急速充電用のUSBポートとACコンセントを3口備えていて、デザインにまとまりがある。
これまで他社製品でも同様の製品がありましたが、USBポート部分が貧弱なものが多かったのが欠点でした。
本機はUSB PD対応で最大67W急速充電できるため、欠点を克服しているので使用感が大幅に向上。
自分はキッチンカウンター付近で使うことにしたよ!その理由も本記事で紹介するね!
本文内で挙げるデメリットであげる注意点さえ気にならなければ、かなり使い勝手の良いACコンセント+USB急速充電器です。
何かいい壁さしコンセントや充電器ないかな?って探している人は本機CIO Polaris CUBE WALLのレビュー記事を参考にしてくださいね。
- コンセント周りをスッキリデザインにできる
- 充電器の抜き差し作業をなくせる
- なんちゃってUSBポートではなくPD3.0対応の急速充電モデル
- Nova Intelligence搭載により給電時の電力最適化
- 壁刺しコンセントの場所によっては安定しない
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CIO Polaris CUBE WALLとはどんな充電器か
CIO Polaris CUBE WALLがどんな充電器なのか把握できるように「特徴」「スペック」をさきにまとめました。
特徴
- 壁挿しコンセントタイプの急速充電器
- ACコンセント3口(合計1500W)+USBポート×3(最大67W)の合計6箇所あり
- 室内にも馴染みやすいシンプルデザイン
- NovaPortシリーズに備わっている電力自動配分機能Nova Intelligence搭載
CIO Polaris CUBE WALLは、65W3ポート急速充電器と1500W3口ACコンセントが見事に融合したこれまでにありそうでなかった充電器です。
USBポート・ACコンセント、どちらも実用性が高く使用者のアイデアにより無限大の可能性を秘めています。
これまで壁刺しACコンセントと急速充電を上下もしくは左右並べて使用していた人はCIO Polaris CUBE WALLを導入すると、ひとまとめにしてスッキリしたデザインにできるよ!
CIO Polaris CUBE WALL レビュー
ここからCIO Polaris CUBE WALLのレビューを書くので、スペックや外観デザインなどを確認してくださいね。
スペック
製品名 | CIO Polaris CUBE WALL |
サイズ | 約84x54x38mm |
重量 | 約180g |
入力 | 100-240VAC,50-60Hz,15A |
出力 | (USB-C1/C2):5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A(Max 67W)PPS:3.3-11V=5A (USB-C1+C2): Total 65W (USB-C1/C2):45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V=4.05A (USB-C1/C2):30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V=3A (USB-C1/C2):20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A) PPS:3.3-11V=2A USB-A:5V=3A/9V=2A/12V=1.5A(Max 18W) USB(C1+A):45W+18W(Total 63W) USB(C2+A):5V=3A(Total 15W) USB(C1+(C2+A)):45W+15W(Total 60W) |
急速充電規格 | PD3.0/PPS/QC3.0 |
カラー バリュエーション | ブラック/ホワイト |
スペック表のとおり、急速充電規格のQC3.0やUSB-C PD3.0にも対応、拡張規格であるPPSにも対応しています。
Appleデバイスを始め、アンドロイドデバイス、WindowsPCのどれでも柔軟に使うことができます。
付属品
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外観デザイン
本機カラーはホワイト・ブラックの2種類。ボクの自宅コンセントはよくあるホワイトコンセントなので、今回はホワイトを選択しました。
ボディはCIO NovaPortシリーズでお馴染みのシボ加工が施されているため、指紋がつきにくく傷もつきにくいのが特徴的なデザイン。
前面以外に、左右にACコンセントがついています。
ACコンセントは合計3つ備わっていて、出力は合わせて1500W。これは自宅備え付けによくあるコンセントとほぼ変わらない性能です。
内側に各種認証マークと、充電規格の表示あり。
収納式プラグ
プラグは、収納式で取り出しやすく溝が作られています。可動部分もガバガバじゃないので、安定したつけ心地を実現できそう。
サイズおもさ
CIO Polaris CUBE WALLのサイズは84×54×38 mmです。
同社SMARTCOBY Pro 35W CABLEと比較してみると、厚み以外はほぼかわらないサイズ感。
重さ186gあるので、そこそこズッシリしてる。よくある小型・軽量で持ち運び特化充電器とは逆を行くスタイル。
CIO Polaris CUBE WALLを使って充電してみた
では実際にCIO Polaris CUBE WALLを壁にさして使ってみたレビューをします。
コンセントをスペシャルコンセントに進化させれる
よくあるこの3方向コンセントと、3ポート充電器が合体したような充電器が本機CIO Polaris CUBE WALLですよ。
コンセントと充電器2つの機能を併せ持っているメリットは、「1つにまとめることができる」「壁挿し時の安定感が増す」です。
特に3方向から差し込むコンセントって、ぐらついたり、1つケーブルを抜くときにはずれやすかったりします。
ところが、CIO Polaris CUBE WALLはあとでデメリットでも書く注意点さえ気をつければ、コンセント使用時・USBポート使用時の安定感が高いため不意にケーブルが抜けにくくなっている。
これがストレス感じなくていいなぁ!って、よく3方向コンセントを使うときに落とすマンなボクとしてはありがたい。
シボ加工が本領発揮してくる
本機を差し込むと出っ張りがあり、むき出しの場所で使うことが想定されます。これが近年のCIO製品にあるシボ加工がより活かされる結果に。
どういうことかというと、掃除機を掛けた時などにガツンとあたるようなコンセントに使用していても、なかなかに傷が付きません。
充電器って傷が入りやすくて結構ショックなので、この傷つかない感じ良いですねぇ。
普段使うところでガッチリ固定して使用するのがおすすめの使い方
CIO Polaris CUBE WALLは、体積も大きくおもさもありボリューミーに仕上がってます。
したがって、持ち運びできなくはないですが、持ち運び用というより一箇所に固定して使い続けるほうが本機のポテンシャルを発揮しやすいと思う。
キッチンカウンターのような場所で固定すると使いやすい
コンセントは両サイドからストレートに出せるし、USBポートは左右どちらでも使えます。
ゆえに「カウンターキッチン」のように室内境界線とかで使うとどちらでも使えるのが良い。
コンセントなんかは、キッチン側でブレンダー差し込み用の電源コンセントとして使いやすく、ダイニング側ではIHコンロなどを使って、お鍋も囲めます。
これまで延長ケーブルを使っていた場面も不要になってスッキリできるね!
USB-C(PD対応60W超え)もあるからダイニングテーブルでノートパソコンを使う人もめちゃくちゃ便利じゃないかな
各ポート性能
CIO Polaris CUBE WALLの出力は画像のとおり
- AC
→3口合計1500W - USB
→出力最大67W(3ポート同時で60W)
安定した強さを感じるスペック構成になってます。本機はNova Intelligence機構を備えているので、各USBを同時使用時は電力配分が最適化させる仕組み。
ACは1500Wまで対応
ACポートは3口合計1500Wまで対応しているので、高出力なドライヤーをはじめ衣類乾燥機や洗濯機、さらにはオーブントースターまでも対応できるのでよくあるAC拡張3口タップのような感覚で使えます。
ただし注意点あり↓
対応している急速充電規格
充電プロトコルを検出した結果がこちら。
Apple2.4Aに対応しています。
その他にFast Charger Protocol/Super ChargeやAdaptive Fast Chargingなどに対応しているため、HUAWEIやSamsung端末もなどの各スマホベンダー独自規格にも対応。
PDと出力は公称どおり、3.0 67Wで計測できました。
各トリガーもPPSも公式発表の数値と同じで問題なく使用できます。
ラップトップ×タブレット×スマホから2台同時に急速充電が実現
2ポート使用時は
- 45W+20W
- 30W+30W
- 20W+20W
上記のように接続デバイスを認識して最適な電力を供給してくれるので、ラップトップ・ラブレット・スマホのどの組み合わせでも充電しやすい構造になってます。
3台同時充電時は45W+15Wになる
3ポート同時充電時のUSB-C1はMacBook Air/Pro 13インチまでのデバイスを急速充電できる45W確保。
USB-C2とUSB-Aの合計15Wを分けて使うことになるので、タブレットの充電はちと厳しい。
ってことで、スマホ×スマホとか、スマホ×ウェアラブル端末のような使い方がベストですね。
外出時も行く場所と人数によっては便利
大人数で旅行行く場合に、iPhone(スマホ)を室内で充電したい!
そんなときにCIO Polaris CUBE WALLが1つあり、室内に1コンセントあれば、3AC+3USBポートの合計6箇所拡張できるので家族旅行・カップルでの旅行時にも活躍間違いなし。
コンセント拡張できるから、旅行時の持ち物でACコンセントが必要なアイテムもより使いやすくなるよ!
CIO Polaris CUBE WALLの良かった点・気になった点
本機CIO Polaris CUBE WALLを約1週間使ってみて感じた良かった点と気になった点をまとめました。
良かった点
- コンセント周りをスッキリデザインにできる
- 充電器の抜き差し作業をなくせる
- なんちゃってUSBポートではなくPD3.0対応の急速充電モデル
- Nova Intelligence搭載により給電時の電力最適化
CIO Polaris CUBE WALLはその用途と使う場所を鑑みるに、CIOのミニマルデザインを活かしやすい。
さらに各ポートはCIO 充電器 NovaPortシリーズ同様に同社最新技術の「Nova Intelligence」を採用していて、複数ポート使用時にベストな配分で電力を供給してくれます。
充電器付きのコンセントと思ってもらえればわかるとおり、急速充電器の抜き差しが不要になるので充電毎のワンアクションが減るメリットもあり。
ボクは時々リビングで作業するんだけど、この時に充電器を準備しなくていいのがめちゃくちゃ楽に感じる
あと、なんちゃってUSBポートではなくPD3.0対応の急速充電モデルとメリットに書きましたが、以下のような楽天で売っているこういうタイプと比較するとわかりやすいです↓
このアイテムは一見CIO Polaris CUBE WALLと同じようみ見えますが、全くの別物といっていいでしょう。
なぜなら、ポートはUSB-Aしか搭載していなく、iPhoneをはじめiPadを急速充電できないんですよね。さらにMacBook Air/Proは充電することすら厳しい。
CIO Polaris CUBE WALLは、急速充電規格のPD対応ポートが×2こついていて、低速充電もできるUSB-Aがついている。これがなんちゃってUSBポートではない!とメリットとして挙げた理由です。
USBってなんでもかんでもいいわけじゃないので、よりスムーズになんでも充電したいなら、コンセント+ポートタイプの充電器はCIO Polaris CUBE WALLにしておけばへんな心配不要!
気になった点
- 壁刺しコンセントの場所によっては安定しない
注意点としては、コンセントの差す場所は選ぶということ。以下を見てほしい。
CIO Polaris CUBE WALLを3口コンセントの最下部に差し込んだ場合。結構外れやすいんですよね。
これは、真ん中と一番上のコンセント使用時にはおこりませんでした。
最上部コンセントにつけた場合
この形が一番安定するし、見た目も一番スッキリした形。
ただこうなると、壁側のコンセントがすべて隠れるので、コンセント拡張というよりACコンセントの位置が左右と正面に変更したような形になります。
よって、純粋に拡張できているのはUSBポートのみになります。
真ん中コンセントにつけた場合
3口の真ん中コンセントを使用するのがバランス的に一番おすすめ。
ぐらつきも少なく、CIO Polaris CUBE WALLが簡単に落ちることもなく、AC拡張とUSB拡張を一番できる形。
ちなみに2ポートの場合
よくあるこの2口コンセントにCIO Polaris CUBE WALLをつけてた結果がこちら。
上部は収まりもよいため部屋のインテリアとしても馴染みます。さらにAC・USBどちらも拡張できる形。
拡張できる量でいうと、3口ポートでいうところの真ん中コンセントを使用した結果と同じですが、この2口コンセントの方が収まりは良いので一番理想の形がコレ。
2口コンセントも下部は本体支えが足らずに安定感がないので、おすすめできません。
壁コンセントの下部部分は基本使えないと思って良いでしょう。これが本機CIO Polaris CUBE WALLのデメリットであり使用時の注意点です。
CIO Polaris CUBE WALLがおすすめの人
AC+3口とUSB-C+3ポートを同時に拡張しながら、インテリアにもなじませやすいミニマルデザインの壁さし急速充電器「CIO Polaris CUBE WALL」がおすすめの人をまとめました。
- 現在ACタップと充電器を別々で使用してる
- 自宅でガッツリ固定して使えるAC+USBを同時に拡張できる急速充電器がほしい
- スマホ・タブレット・ノートPCなどデバイスを3台以上所持してる
- 充電器の抜き差しをなくしたい
本機は尖った性能は保持していないものの、拡張性の高さと欠点の少ないため、ACポートと充電器をよく使うすべての人におすすめしやすい壁挿しコンセント。
ACコンセントが前面だけでなく、左右からでていることもあり、間切っている部屋同士をジョイントさせる役割も担ってくれます。
インテリアを重視したACコンセント+急速充電器としても活躍できちゃいますね。
さらに、充電器をいちいち抜き差しする煩わしさがなくなるので、普段からよく急速充電器を使用する場所に固定したい人におすすめです。
高出力の単体充電器が欲しいなら
欠点が少ないCIO Polaris CUBE WALLですが、100Wクラスの急速充電器には充電能力が及びません。
ACコンセントは非搭載で、よくある急速充電器ですが100W以上の急速充電器を探している人はCIO充電器の中でも人気トップクラスのNovaPort TRIO 140W3Cを推奨します。
関連 CIO NovaPort TRIO 140W レビュー
CIO Polaris CUBE WALL レビュー【まとめ】
CIO Polaris CUBE WALL レビューでした。
- コンセント周りをスッキリデザインにできる
- 充電器の抜き差し作業をなくせる
- なんちゃってUSBポートではなくPD3.0対応の急速充電モデル
- Nova Intelligence搭載により給電時の電力最適化
- 壁刺しコンセントの場所によっては安定しない
コンセントと急速充電器を一元化した人は、かなり相性が良い充電器でした。
デザインにもまりまりがあり、シンプル・ミニマルなアイテムが好きな人も納得できるデザインになっているため、こだわりの部屋にも使いやすくなっています。
気になる方は1度チェックしてくださいね!ではまた!