CIO NovaPort TRIO 65W レビュー|ガジェット・デジタルデバイスを3台同時に急速充電するUSB-C・USB-A急速充電器
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
- MacBook・iPad・iPhoneクラスを3台同時充電したい
- 小型充電器でもMacBook Air/Proクラスを急速充電したい
- コスパが良く自宅・外出どちらも使いやすい充電器がほしい
本機の新型でました↓
急速充電器って、世の中にたくさんあって、どれを選べば良いのか。
Amazonでみても、ハズレを引いたらどうしよう。って不安になりますよね。
これから紹介するCIO NovaPort TORIO 65Wは、多くの充電器難民を救出できるポテンシャルを秘めています。
- 最大65W
- 3台同時充電
- 超小型(卵サイズ)
- 100gを切る軽量タイプ
と、3ポート高出力充電器として、求められてる要素がふんだんに詰め込まれているんですよね。
MacBook充電器としてもiPad充電器としても使いやすいスペックです。
高出力+小型+複数ポート充電器って1台あるだけで、自宅と外出用でひとまとめにできるので、充電器を一元化したい人も本記事をぜひ参考にしてください。
しかも、Apple純正の67W充電器の約半分以下の体積。
かさばらないため、ポケットやガジェットポーチにスッと忍ばせて外出先にも持ち運びやすいサイズ感にまとまっています。
ではいきましょ!
CIO NovaPort TORIO 65W
評価:
※評価日:2022年1月17日
こんな人におすすめ
- 自宅・外出時併用の充電器が欲しい
- デジタルデバイスを3つ以上所持してる
- MacBook Air、iPad、iPhoneクラスを同時に充電したい
- 日本企業製品が欲しい
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CIO NovaPort TRIO 65Wの特徴
早速、CIO NovaPort TORIO 65Wの特徴やスペックの基本情報を見ていきます。
- 最大65W出力
- USB-C×2 ・USB-A×1の合計3ポート
- 電力自動配分のNovaIntelligence機能搭載
- 65W+3ポート内の充電器では世界最小級サイズ
- 安全性能がありコスパ抜群の高出力充電器
CIO充電器の中でも驚異的な性能の高さとコスパの良さを誇る65W高出力の3ポート小型充電器です。
スペック
ブランド | CIO |
製品名 | NovaPort TRIO 65W 型番: CIO-G65W2C1A-N |
重量 | 約92g |
サイズ | 横幅:59mm 奥行:43mm 厚み:28mm |
カラー バリュエーション | ブラック ホワイト |
出力 USB-C | 5V⎓3A 9V=3A 12V⎓3A 15V⎓3A 20V⎓3.25A 最大65W PPS 3.3-11V=4.05A |
出力 USB-A | 5V⎓3A 9V⎓2A 12V⎓1.5A 最大18W |
急速充電性能 | PD3.0 PPS QC3.0 |
電力自動振り分け | Nova Intelligence |
使いやすい充電性能と「Nova Intelligence」が搭載されている。
3台デバイスを同時に充電したいなら、最有力候補といっても過言ではない。スペック表がそう物語っています。
CIO NovaPort TRIO 65Wレビュー
CIO NovaPort TORIO 65Wのレビューを書いていきす。
パッケージ/付属品
CIOのブランドカラーのパープルが目を引く、シンプルな簡易パッケージ。
かげで販売価格を抑え、高コスパ充電器を実現している1つの要因となっています。
本体の他に取説も入っていて、CIO充電器は日本企業の製品なので、付属の取説は日本語対応。
- CIO NovaPort TORIO 65W本体
- 取扱説明書(日本語・英語対応)
付属品に充電ケーブルはなし
本機は充電に必要なケーブルが付属していないため、充電ケーブルが必要です。
ボクが使用していておすすめなのが、CIOの充電ケーブルやAnkerの充電ケーブルなので参考にどうぞ。
特におすすめは絡まらないシリーズのケーブル!
関連 Anker PowerLineⅢ Flow『USB-C&ライトニングケーブル』『USB-C&USB-C』レビュー|高耐久で柔らかく絡まらない
外観デザイン
本機のNovaPort TORIO 65Wに限らず、CIOからでているシリーズ「NovaPortシリーズ」 はすべて同じデザイン・素材を採用。
- 表面は傷がつきにくい
- 傷がついてもわかりにくい
- 滑りにくく手馴染みがよい
といった3つの特徴を合わせ持つシボ加工を採用。
よって、ザラッとした手触りです。
国内の有名デザイナー監修のフォルム、ラウンドとエッジを組み合わせ、さらにデバイスとの相性を保持しつつ、手に持ちやすいデザインに仕上げたみたいだよ!
で、基本的にCIO製品は今の時代好きな人が多いミニマルデザインを採用しているため、充電器周りがシュッとして自宅で使用してもインテリアに馴染みやすいです。
これは兄弟機のNovaPort QUAD 65Wと同じ。
側面、背面も同様でどこから見てもシンプルデザイン。
パッとひと目でCIO NovaPort TORIO 65Wと認識できるミニマルデザインです。
プラグは収納式で90°スイング
小型充電器でも必須になったプラグ収納式デザイン。
本機CIO NovaPort TORIO 65Wも使い勝手を考慮して、最小クラスながらプラグ収納にもしっかり対応したモデルです。
ポート
ポートは
- USB-C×2
- USB-A×1
の使いやすいバランス型の合計3ポート。
急速充電規格は「PD3.0」「QC3.0」「PPS」の3規格に対応していて、多くのデバイスに対応している充電器です。
急速充電早見表
CIO公式が発表している急速充電早見表です。
こちらを写真と表で照らし合わせると以下のとおり。
CIO NovaPort TORIO 65Wの出力チェック
ポート | 最大出力 |
---|---|
USB-C 1 | 65W |
USB-C 2 | 65W |
USB-A 1 | 18W |
3ポート時でもUSB-C 1が45W 出力維持できているのは、MacBook Proクラス以上のデバイスを持っている人は特に嬉しいポイント。
兄弟機のNovaPort QUAD 65Wは3ポート使用時は最大20Wだったので、ここが両機をどちらかにするかのジャッジポイントですね。
充電性能や発熱の詳細はあとで書きます。
サイズ/重量
卵Mサイズと並べてわかると思いますが、65W3ポートとしては圧巻の小ささ。これ本当に65Wでるの?3ポートなの?と疑ってしまうほど。
ちなみに、今はガジェットブロガーが卵と充電器を比較するようになったけど、これCIO公式の比較から始まったんだよね!めっちゃわかりやすい比較物。
- サイズ:59×43×28 mm
- 重量:92g(実測96g)
CIO NovaPort TRIO 65Wの充電性能や発熱
CIO NovaPort TORIO 65Wの1番重要な「充電性能」「発熱」について書いていきます。
本機は次世代半導体のGaN搭載型の充電器で、標準的な充電器より高出力+小型+発熱を抑えた充電器仕様です。
高出力+小型化+発熱を抑えることができる
充電性能の特徴
- 最大3ポート利用可能(USB-C×2・USB-A×1)
- 最大65Wで充電可能
- NovaIntelligence搭載
- 5AのPPS出力に対応でGalaxy S22 Ultra(最新)だと最大45Wの超急速充電2.0で充電が可能
充電性能の特徴としては、これまでにない利便性+小型を実現した3ポート高出力充電器。
ボクがCIO充電器のNovaPortシリーズで大好きな「NovaIntelligence」も搭載されています。
本機の充電スペックは先にレビューを書いたNovaPort QUAD 65Wとほぼからないよ!大きな違いは3ポート利用時の出力!
1ポート最大65W
理論値 | 実測値 |
---|---|
65W | 約58W |
MacBook Pro 13 インチ充電時間:0%→100%まで約1時間45分
1ポートだと最大65W PD3.0で充電できます。実測値も問題ない58Wで充電。
65Wあれば、MacBook Pro 13インチまでのラップトップをフルスピードで充電できる充電性能です。
M1 Pro MacBook Proなんかも7~8割程度ですが、充電しながら使用することができる高出力と呼べるW数。
よって、MacBook Proをメインに使用している+その他デバイスを+2台持っている人は相性バツグンの充電器がNovaPort TRIO 65Wです。
USB-A 1ポートなら
USB-A1ポートの使用なら最大18Wで充電できるため、iPhoneを急速充電することが可能。iPadも充電できます。
iPhone 14 Proで充電したところ11Wくらいで安定して充電していました。
理論値 | 実測値 |
---|---|
18W | 約11W |
iPhone 14 Pro 充電時間:0%→50%まで約35分
2ポート最大63W
理論値 | 実測値 |
---|---|
合計65W | 39W+19W 合計58W |
MacBook Pro 13 インチ充電時間:0%→100%まで約2時間30分
iPad Air 充電時間:0%→100%まで約2時間00分
2ポート利用は、NovaIntelligence搭載のおかげで、NovaPort QUAD 65Wは接続デバイスに応じて自動で電力を振り分けてくれます。
より充電環境の自由度が増すので、あれやこれやと考えなくてもブスッと差し込んで充電するだけでOK。
各デバイスに適切なW数で充電することが可能。
これにより
- MacBook Pro+iPad=45W+15W
- MacBook Air+MacBook Air=30W+30W
のように電力配分を自動で行ってくれるのが本当に便利でラク。
3ポート最大60W
理論値8 | 実測値 |
---|---|
45W+TOTAL15W 合計60W | 40W+10W+5W 合計55W |
本機NovaPort TRIO 65Wが使いやすい!と言えるのがこの3ポート同時充電時。
3台同時に充電しても、USB-C 1部分が最大45W出力を確保してくれます。
これの何が良いかって、すべてのポートを使用して充電しても、MacBook Proクラスを充電しながら使用できることです。
実は、兄弟機のNovaPort QUAD 65Wは3ポート使用時は各ポート20Wしかでないんですよね。
つまり、「3台充電」「MacBook Air/Proクラスも一緒に充電」という状況を考えるなら、本機より1ランク上のNovaPort QUAD 65Wより本機NovaPort TRIO 65Wの方が使い勝手が勝ります。
これにはビックリだね!ちなみにボクは4台同時に充電するケースより、3台でMacBook Proも一緒に充電できる方が助かるから、NovaPort TRIO 65Wのほうが好み!
発熱はいい感じで熱くならない?【長時間は熱くなる】
次世代半導体のGaNを搭載とはいえ、GaN自体今はほとんどの充電器に搭載されています。
問題は搭載しているかどうかではなく、効率的に作用して「本当に小型なのか」「本当に発熱を抑えているのか」が重要なポイント。
小型はいうまでもなくクリアしているので、ここでは発熱をチェックしていきます。
10分経過時
10分使用だと、ほぼ温度上昇は見られません。触るとひんやりしているくらい。
60分経過時
3ポートをフル稼働で1時間使用すると、結構温度上昇がありました。
GaN搭載充電器としては、そこそこ発熱していると言えます。
ただ、Anker充電器などもGaN搭載充電器でこのくらいの温度上昇は見られるので、安全に使用できる許容範囲なんでしょうね。
CIO NovaPort TRIO 65Wの良かった点・気になった点
CIO NovaPort TRIO 65Wを使ってみて良かった点と気になった点を順に紹介します。
良かった点(メリット)
CIO NovaPort TRIO 65Wの良かった点は4つ。
- 65W3ポートは多くの人が使いやすいポート数と出力
- 2台同時と3台同時出力の電力配分が完璧
- 自宅でも外出先でも使いやすいベスト充電器になる
- NovaIntelligence搭載や発熱が少ない
65W3ポートは多くの人が使いやすいポート数と出力
充電性能でもチェックできた通り、癖が少なく高出力を維持したまま、MacBook・iPad・iPhoneを同時に充電することが可能。
よって、多くの人が使いやすい充電器が本機最大のメリットと言えます。
2台同時と3台同時出力の電力配分が完璧
同時使用時でも、USB-C 1が最大45Wを維持してくれるため、MacBookクラスのノートPCを何も考えずに充電できます。
扱いが難しい充電器だと、2ポートは充電できて、3ポートは出力が落ちすぎてMacBookクラスは充電できない。
みたいなことが発生するのですが、本機は電力配分が優秀なので、上記のようなことは起きません。
自宅でも外出先でも使いやすいベスト充電器になる
本機は重量が約90g、さらに1番長い横幅でも59mmと60mmより小さい超小型充電器。
このサイズ感であれば電源プラグにも並べてさせるし、外出時の持ち運びも簡単にできます。
NovaIntelligence搭載
本機に限らず、CIO充電器のNovaPortシリーズに搭載されているNovaIntelligenceのおかげで、電力配分以外にも発熱を抑えて安全に使用できるようになってるのも嬉しいポイント。
怪しい充電器でよくある、異常発熱、発火、爆発のようなリスクを避けることができます。
ただ、4ポート同時に長時間使用はそこそこ熱くなることを認識しておく必要あり。
気になった点(デメリット)
CIO NovaPort TRIO 65Wの気になった点は1つ。
- やや奥行きがある形状でコンセントによっては相性悪い
- 長時間使用だと表面は50℃くらいまで発熱する
やや奥行きがある形状でコンセントによっては相性悪い
本機に限らず、長方形タイプの充電器の宿命ともいえるのが壁コンセントとの相性の悪さ。
ただ、NovaPort TRIO 65Wは、よくある長方形充電器のようなバランスがガタガタで、すぐに外れる。
みたいなことはボクの使用環境では起きてません。
おそらくほとんどの人が問題なく使用できると思います。
長時間使用だと表面は50℃くらいまで発熱する
1時間使用時は約60℃くらいまで上昇。表面温度も50℃越えていたため、持てない感じではないですが熱く感じます。
CIO NovaPort QUAD 65Wは、4ポート同時使用時でも1時間使用時も表面温度は40℃くらいだった。
3ポートの本機の方が温度が高くなるのは意外でしたけど、より小型にした結果負荷がかかっているのかもしれませんね。
CIO NovaPort TRIO 65Wはこんな人におすすめ
CIO NovaPort TRIO 65Wがどんな人におすすめできるのかは以下のとおり。
- 自宅・外出時併用の充電器が欲しい
- デジタルデバイスを3つ以上所持してる
- MacBook Air、iPad、iPhoneクラスを同時に充電したい
- 日本企業製品が欲しい
基本的には、CIO NovaPort QUAD 65Wとおすすめの人とほぼ変わらりません。
それもそのはずで、ポートが3か4だけの違いですからね。
ただ、本機はこの3ポートってところがミソで、多くの人が同時に充電するデバイスの量って3台くらいが平均なはず。
4ポート→3ポートの充電器になるだけで、価格が安くなるし、サイズも小さくなるため、自分は4ポートいらないなぁ…って感じたら本機を強くおすすめします。
4台同時に充電したいならCIO NovaPort QUAD 65Wが良い
3ポートで物足りなく、自分は4ポート必要だ!って方は、同社の「NovaPort QUAD 65W」にすると良いですよ。
こちらは本機 TRIOと最大出力数はかわりませんが、USB-Cポートが1つ多い4ポートになっています。
関連 CIO NovaPort QUAD 65Wレビュー|MacBook・iPad・iPhone+1台の計4台を同時充電できるすごい充電器がきた
CIO NovaPorat TORIO 65W レビュー
CIO NovaPorat TORIO 65W レビューを書きました。
- 65W3ポートは多くの人が使いやすいポート数と出力
- 2台同時と3台同時出力の電力配分が完璧
- 自宅でも外出先でも使いやすいベスト充電器になる
- NovaIntelligence搭載や発熱が少ない
- やや奥行きがある形状でコンセントによっては相性悪い
本機は、3ポート充電器の中でも癖が少なく、扱いやすい充電器の1つ。
さらに癖が少ないだけでなく、高出力+小型軽量+電力自動配分と実用性が優れた急速充電器に仕上がっています。
MacBookクラスを急速充電できる自宅・外出先用の充電器を探している人は一度チェックしてくださいね!ではまた!
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