drip・レザースクエアポーチS レビュー|ガジェットポーチとしても優秀なレザー・自立型ポーチ
自立する、
おしゃれで機能的なガジェットポーチが欲しい
そんな人におすすめできる、drip・レザースクエアポーチSのレビューを紹介します。
「デスクの上のものをスッキリまとめたい」
「外出するときもそのまま持っていきたい」
「省スペースで置きたい」
そんなわがままが叶う「持ち運べる引き出しのようなガジェットポーチ」をずっと探していました。
そこで出会ったのがdripのレザースクエアポーチです。
dripはHALFDAYPACKやFLOORPACKといったミニマルなデザインのバッグや、MacBookスリーブ・iPadケースなど、Apple製品やガジェットと相性のいいアイテムを多く展開しているブランド。
今回ご紹介するレザースクエアポーチはメイクポーチとして開発されたもの。「どうかなぁ」と迷っていましたが、やっぱりdripさん。実際に使ってみたらガジェットポーチとしても優秀でした!
特におすすめしたい人は、気に入ったモノを長く大切に使いたいタイプの人。
価格はガジェットポーチの相場を考えると少しお高めで迷いましたが、素材が本革なのでお手入れしながら使っていけば10年以上は使えるはず。レザースクエアポーチSなら1年あたり990円の計算になるので、コスパも良いと判断しました。
本記事でdripのレザースクエポーチSをガジェットポーチとして使用した場合のレビューを詳しく紹介するので、気になる人は「こんな感じで使えるんだな」と楽しんでご覧くださいね。
ましかくの、フラットでエッジの効いたデザインがお気に入りです!
- 自立するから場所を選ばず使いやすい
- ミニマルでON・OFF問わず使えるデザイン
- 本革なので長く使えて愛着が湧く
- ガジェットポーチ以外でも使い道が幅広い
- drip製品を揃えると持ち物に統一感が出る
- 長くキレイに使うにはメンテナンスが必要
- 角の部分は傷みやすいかも
- 大容量のガジェットポーチを探している人には不向き
それでは「drip・レザースクエアポーチS レビュー|ガジェットポーチとしても優秀なレザー・自立型ポーチ」を紹介していきます。
このほかにもガジェットポーチのおすすめが気になる人は、コビガジェの記事で目的別のおすすめポーチを確認できます!
drip・レザースクエアポーチのスペックと特徴
dripのレザースクエアポーチのスペックと特徴は以下の通りです。
スペック
商品名 | レザースクエアポーチ |
サイズ展開 | S・M |
サイズ詳細 | S : 縦10cm・横10cm・奥行5.5cm M : 縦10cm・横15cm・奥行6cm |
カラー | ブラック・モカ・グレー |
素材 | ブラック・モカ:牛革(熟成レザー) グレー:牛革(姫路レザー) 内装:Tefox(テフロン加工された撥水素材) |
収納 | (内側) ファスナーポケット×1 メッシュポケット×1 |
重さ | S:73g M:210g |
Sサイズは正方形、Mサイズは長方形でフラットなデザインのポーチです。内装は素材は共通ですが、外側の色に似合わせた色がセレクトされています。
特徴
- 自立する熟成レザー/姫路レザーのポーチ
- 無駄がないミニマルなデザイン
- 「いま僕らが欲しいモノ」をコンセプトにするブランド・dripの製品のひとつ
- 人気美容YouTuber・宮永えいとさんとのコラボモデル
dripのレザースクエアポーチの素材はレザーの中でも牛革を採用。牛革の特徴として丈夫さと耐久性の高さがあり、精密なモノをしっかりと守るガジェットポーチとして使用するのに頼もしい素材です。
drip定番の熟成レザーを使ったブラックとモカは経年変化が楽しめるタイプ。グレーは姫路レザーをライトグレーに染め上げており、色があまり変化しないタイプです。
色選びでもし迷ったら、素材の特徴と「どんなふうに変わっていくか」もあわせて検討すればミスマッチを防げますよ。
- ブラック
- 使い込むとツヤっぽく変化していく
- モカ
- 色の濃さの変化など経年変化が1番わかりやすい色味
- グレー
- 初めて手にしたときの色味が長く続きやすい
わたしはブラックレザーのより濃く・ツヤっぽく変化していく様子が好きなので最後まで迷いました…!
が、最終的に「デスクの上に置きっぱなしでも使いたい・デスクの上の色をごちゃごちゃさせたくない」という目的を優先させて、主張が1番少ない色であるグレーにしました。
ちょうどモノカリでiMacをレンタルしているときにレザースクエアポーチが届いたので、コーディネートを変えて置き比べ。
グレーのレザースクエアポーチ、シルバーのiMacを置いた白系デスクとスペースグレイのMacBookAirを置いた黒系デスク、どちらのコーディネートにも馴染んでくれています!可愛い…
drip・レザースクエアポーチSのレビュー
drip・レザースクエアポーチSを5項目に分けてレビューしていきます。
1|パッケージ
ジャストサイズのdripオリジナルボックスに、不織布の袋に保護された状態でレザースクエアポーチが入っています。入っているものはポーチ本体のみで付属品はなしです。
2|外観デザイン
Sサイズは正方形。四つの角はそれぞれ折り込んで縫い閉じられているので「ちゃんと角がある」形となっています。丸っこさが少ないのでミニマルなデザインが好きな人や、可愛すぎるデザインが苦手な人におすすめ。
モノを何も入れてなくても自立します。自立型のポーチが欲しい人には超重要な項目。
ファスナーは3方を囲むようにぐるりと配置。開閉はスムーズで、角のところで引っ掛かりを感じることもなく快適でした。長くそばに置いておけるモノってデザインだけでなく使いやすさも重要なので好印象です。
3|コンパートメント部分
dripのレザースクエアポーチはシンプルな構造。コンパートメントは1つです。
ポーチの外側にあるファスナーを全開にしてポーチをがばっと開くと横側にマチがあらわれます。横のマチのおかげで、入れたモノが散らばりにくい構造になっています。容量を最大限活かして収納できるので嬉しい。
おしゃれなポーチって見た目を優先すると機能性が犠牲になるパターンが多いですが、レザースクエアポーチなら大丈夫。「モノが落ちやすいかも」という心配がなく、容量をムダなく使えます。開けるたびにポロッとモノが落ちるとめちゃストレスですもんね…
4|内側素材や内ポケットの収納力
ポーチ内側の素材にはTefoxが使われています。Tefoxはテフロン加工がされていて、撥水性があるのが特徴。メイクポーチとして開発された経緯が活きていて、機能性抜群ですね。
内側に霧吹きで水を吹きかけてみましたが、見事に水を弾いていました。完全防水ではありませんが、一時的な水濡れなら被害を最小限にできそう。
内側のポケット2か所の容量は写真のような感じ。ファスナーの幅は約8.5cmありますが本体側面のマチの干渉があるので、横幅がギリギリサイズのモノの出し入れは厳しそうです。
色々試してみた結果、ファスナーポケット・メッシュポケットとも「スムーズに出し入れできる」を条件にするとAirPodsProがギリギリくらいでした!
5|サイズ重量
わたしの元に届いたレザースクエアポーチSの重さは73gでした。天然のレザーを使用しており、個体差が多少あると思われますのでご参考までに。
サイズはSサイズの場合、縦・横10cmの正方形で厚みが5.5cmです。「ましかく」のデザインがありそうでなく、「欲しい!」の決め手になりました。
drip・レザースクエアポーチSをガジェットポーチとして使う
dripのレザースクエアポーチはメイクポーチとして販売されていますが、ガジェットポーチとしても優秀です。
レザースクエアポーチSの中身
- CIO・SMARTCOBY PRO PLUG
- キョンセーム
- AirPodsPro
- 小さなミラー
(右上のMacBookのおもちゃみたいなモノ) - USBスティック
- 目薬
- Lightningケーブル・type-Cケーブル
※リンク先はコビガジェのレビュー記事
わたしはレザースクエアポーチSをガジェットポーチとして愛用しています。普段はミラー・USBスティック・目薬・キョンセームのみを収納し、デスクの上に置きっぱなしにして使用。引き出しの代わりのようなイメージです。自立するのでどこでも気軽に置けるのが嬉しい。
写真は外出するときの中身です。まだまだ手放すつもりがない大切な愛機・iPhone13miniの充電切れのスピードが日に日にはやくなっているのでモバイルバッテリーは必須。パススルー機能があるCIO・SMARTCOBY PRO PLUGがお気に入りで、絶対に入ることが今回のポーチ選びの欠かせない条件でした。
AirPodsProは騒がしい場所で集中したいときに、ノイキャン機能で耳栓がわりにするために使用しています。AirPods Pro 第2世代はさらにノイキャンが進化しているようで、気になるところですね。
レザースクエアポーチSは、写真の内容を「スッキリとした見た目を保つ」という条件でギリギリ収納できるくらいの容量。ポケット部分に凹凸のあるモノを入れるとファスナーを閉じたときに形が崩れて見えて、見た目が悪くなるので気になる人は要注意です。
写真の内容で物足りなさそうだったらMサイズがおすすめ!
小ぶりのハンドバッグにも入るサイズ
写真のような小ぶりなハンドバッグでも余裕があるサイズ感。レザースクエアポーチSにガジェット類をまとめておけばバッグ内がスッキリします。バッグ内にiPadminiも一緒に入れておけばスキマ時間で作業できる環境が整い、時間を効率よく過ごせるようになります。
drip・レザースクエアポーチSのお手入れ方法
dripのレザースクエアポーチは本革素材なので、長くキレイに使うためにぜひお手入れしてあげましょう。
- 汚れ防止のために防水処理をする:2か月に1回くらい
- クレンジングと保湿をしてあげる:半年に1回くらい
お手入れ自体は1回5分もかからないほど。ちょっとしたひと手間で愛着も湧きますし、長持ちさせて10年以上愛用できればコスパもさらによくなります。Sサイズなら10年間使えば、1年あたりのコストが990円です!1日だと3円未満。これはお手入れする価値ありですね。
レザーバッグの老舗・土屋鞄のバッグを普段愛用しており、スタッフさんに教えていただいた方法をレザースクエアポーチでも実践しています!
汚れ防止のための防水処理:2か月に1回くらい
レザー製品は防水スプレーを使うとほこりなどの汚れがつきにくくなります。毎日のように使うアイテムの場合、購入後の初めて使う前と、以降は2か月に1回程度のお手入れがおすすめとのこと。
ベランダでスプレーをレザースクエアポーチの全周にふりかけ、ムラがでないようにレザーお手入れ用のクロスで拭きあげました。所要時間は1分ほどです。
クレンジングや保湿ケアと時期が重なるときは、防水スプレーは最後にしましょう。クレンジングや保湿オイルがレザースクエアポーチSに馴染む時間を考えると、半日以上明けるか、翌日以降にするのがおすすめです!
これからよろしくね!という意味も込めて丁寧に拭いてあげました
使用中のメンテナンス方法:半年に1回くらい
レザーはお肌と一緒で乾燥してくるとシワやひび割れができやすいなど劣化してきます。怖いぃ…
保湿のおすすめ頻度は半年〜1年に1回程度。土屋鞄のスタッフさんいわく、このタイミングでクレンジングもしてあげると汚れも落ちて、よりキレイが長持ちするとのことです。洗ってから保湿する、まさにお肌のお手入れと同じですね。
方法は簡単。
- レザーお手入れ用のブラシでささっとほこりを落とす
- ブラシは毎日してもOKなお手入れです◎
- レザークレンジング
- クロスにつけてのばし、レザースクエアポーチを拭きあげる
- レザー用のメンテナンスオイル
- 米粒大ほどの大きさ分クロスにつけてのばし、レザースクエアポーチを拭きあげる
ブラシは馬毛をおすすめしていただきました。
クレンジングやオイルをつけるときは、わたしは同じクロスでつける場所を変えながら使っています。こちらもあわせて5分ほどでできるお手入れです。
今回わたしが購入したレザースクエアポーチの色はグレーで、色味自体は経年変化が分かりにくい色。ですが、コンディションを維持するためにもお手入れは必須です。ブラックやモカを選ぶと色の変化が分かりやすくて、お手入れの時間をもっと楽しめそうですね。
拭きあげをしていると、レザースクエアポーチがますます愛おしくなります!
drip・レザースクエアポーチSのメリット
drip・レザースクエアポーチSのメリットは5つあります。
①:自立するから場所を選ばず使いやすい
ガジェットポーチを省スペースでスッキリと使いたいなら、ぜひおすすめしたいのが自立するポーチ。デスクの上に置いたままでも散らかって見えないのが嬉しい。バッグの中でも積み重ねて収納ができて使いやすいですよ!
②:ミニマルでON・OFF問わず使えるデザイン
レザースクエアポーチは無地で丸みがないスッキリとしたデザイン。さらに素材がレザーなのでビジネスなどかしこまった場所にも馴染むといった嬉しいメリットがあります。逆にカジュアルなシーンでもコーディネートのアクセントになりハマる。ON・OFF問わずいつでも使えるポーチです。
③:本革なので長く使えて愛着が湧く
本革のメリットはなんといっても丈夫で長持ちすること。レザースクエアポーチは本革の中でも特に丈夫な牛革を使っています。ガジェットのような「守りたいアイテム」を入れるのにぴったり!長く使える分愛着も湧き、もっとレザースクエアポーチのことが好きになれますよ。
④:ガジェットポーチ以外でも使い道が幅広い
外側の素材が牛革・内側の素材が撥水性のあるTefoxを使用しているので、メイクポーチとしてもガジェットポーチとしても機能的です。ライフスタイルの変化に合わせて使い道が変えられるので、ずっと一緒に過ごせます。
⑤:drip製品をそろえると持ち物に統一感が出る
ブラック・モカのスクエアレザーポーチの素材はdripの代名詞ともいえるくらい定番の熟成レザー。熟成レザーを使用したアイテムはミニ財布・MacBookスリーブ・iPadケース・ペンケース・カメラストラップなどたくさんあり、そろえると持ち物に統一感があります。
グレーは姫路レザーで熟成レザーのようにシリーズ化はまだされていませんが、ミニ財布のPRESSo L(トバログさんコラボモデル)あたりだと色味を似合わせて持てそう。レザースクエアポーチの方がやや黄色味があるライトグレーです。か、熟成レザーの黒と合わせるのもおすすめ!キリリと引き締まりますよ。
全カラーとも、素材は違いますが以前ご紹介したHALFDAYPACKや、FLOORPACKとの相性もばっちりです!
dripって?
dripは「いま僕らが欲しいモノ」をコンセプトにモノづくりをするブランド。開発メンバーはApple製品をはじめとするガジェット大好きな人たちがほとんど。それゆえApple好き・ガジェット好きに刺さるデザインや機能のあるアイテムを次々に発表しては購入者を沼らせる、誠にけしからんブランドです(愛を込めて)。
素材に妥協しない&大量生産に限界がある分価格がややお高めなのがネックなのですが、素材がいいのでメンテナンスすれば長く使えてコスパがいいのがメリット。等身大の「欲しい」に応えてくれるブランドだからこそ「ずっと続いてほしい」という想いも込めつつ、ついつい購入してしまうのです。
drip・レザースクエアポーチSのデメリット
drip・レザースクエアポーチSの、わたしが感じたデメリットは3つです。
①:長くキレイに使うにはメンテナンスが必要
本革素材は放っておくと乾燥して劣化していき、手触りや見た目にも悪影響があります。「メンテナンスは一切したくない」という人にはおすすめできません。
→メンテナンスは1回5分ほどで終わり、頻度も数か月に1回でOK!
②:角の部分は傷みやすいかも
ポーチの角がしっかりと「四角」を強調しているエッジの効いたデザインなので、擦れやすさがありそう。とくに色の変化がわかりやすいブラックやモカの場合「角だけ白っぽく擦れた感じ」や「経年変化の色むら」を感じやすいかもしれません。
→逆に言えばオンリーワンの経年変化なので、楽しむくらいの気持ちで使うのがおすすめ
③:大容量のガジェットポーチを探している人には不向き
大きさは10cm×10cm×5.5cm。写真のように、名刺入れは入りそうで入らなかったアイテムでした。惜しかった…
荷物をすべてひとつにまとめたい、大容量のガジェットポーチが欲しい!と考えている人にはレザースクエアポーチSは物足りない可能性があります。
→Mサイズは10×10×6cm。他にもコビガジェおすすめガジェットポーチ特集記事で大容量のポーチが紹介されています!
drip・レザースクエアポーチSはこんな人におすすめ
dripのレザースクエアポーチSをおすすめできる人はこんな人です。
- 自立するポーチを探している
- レザー素材のポーチが欲しい
- 荷物はミニマルにまとめたいタイプ
- 耐久性があり長く使えるポーチが欲しい
- どんな場所でも使いやすいデザインのポーチが欲しい
自立するレザーポーチでデザイン性と機能性を両立したモノって見つけるのに苦労するので、気になっている人はぜひ試してみて欲しいです!
dripのレザースクエアポーチはSサイズとMサイズがあります。入れたいアイテムの容量に合わせて選びましょう。もし迷ったら、Sサイズの方がよりミニマル感がありデザイン性の高さを満喫できる印象です!
【まとめ】drip・レザースクエアポーチS レビュー|ガジェットポーチとしても優秀なレザー・自立型ポーチ
drip・レザースクエアポーチS のレビューをまとめると以下の通りです。
- 自立するから場所を選ばず使いやすい
- ミニマルでON・OFF問わず使いやすいデザイン
- 本革なので長く使えて愛着が湧く
- ガジェットポーチやメイクポーチなど使い道が幅広い
- 同じ素材のdrip製品を揃えると持ち物に統一感を持たせられる
- 長くキレイに使うにはメンテナンスが必要
- 角の部分は傷みやすいかも
- 大容量のガジェットポーチを探している人には不向き
自立するレザーポーチを探していて、ミニマルなデザインが好きな人には刺さるポーチ。
たった5分のお手入れを数か月に1回するだけでキレイが長持ちするのでコスパがいいのも魅力です。気になっている人は、ぜひお揃いしましょう。あなたの感想もお聞きしたいです!