Logicool MX Keys Mini レビュー|成熟したテンキーレスワイヤレスキーボード【KX700PG】

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こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- Logicool MX Keys Miniの使用感について(レビュー)
- ミニマルかつスタイリッシュで機能的なキーボードのこと
MacBook Air/ProのようなPC作業に勤しんでいる方が今以上にラクにかつオシャレに作業ができるキーボードがLogicoolから発売されました。

Logicoolのキーボードで名機の「MX Keys」のNEWモデルです。MX KeysとMX Keys Miniでどう進化したか簡単に言うと。
- キーレスになりコンパクト・スタイリッシュになった
- 新機能が搭載でさらに機能性が向上
- 価格が安くなった
びっくりするほど良い事づくめのスペシャルキーボードなので、気になる方は本記事を最後まで読んでも損はしません。ぜひお付き合いください。
それでは「Logicool MX Keys Mini レビュー|成熟したテンキーレスワイヤレスキーボード【KX700PG】」を書いていきます。


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Logicool MX Keys Mini レビュー
本機のLogicool MX Keys Miniのレビューをしていく前に、すぐに確認できる特徴からご紹介。
1分でわかる特徴
画像を横で切り替えることができます▲
- 最大3台のデバイス接続をワンタッチ切り替え
- 指先の形状にあったキーで正確なタイピングが可能
- オリジナルファンクションキー搭載
- 自動バックライト点灯で暗所でも作業がラク
- ミニマルかつスタイリッシュなのに機能的
MX KEYS(KX800)のテンキーレスモデル/70%のサイズで省スペースで使用できるスタイリッシュな高機能キーボード。
本機は公式がミニマリストモデルとも謳っています。
製品仕様/スペック
項目 | MX Keys Mini |
---|---|
商品画像 | ![]() |
ブランド | Logicool |
キー配列 | US/JIS ※日本ではJISのみ |
充電方式 | USB-C |
マルチペアリング | 3台 |
押下圧 | 60±20g |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 1.8mm |
カラー | ペールグレー グラファイト ローズ |
価格 | 約13,000円 |
非常にバランスの取れたスペックになっています。さすがLogicoolのフラッグシップモデルのキーボード。
外箱/内容物

ミニマリストモデルでスマートさが売りの本機ですが、外箱からは重厚かつ高級感が漂っている。イカス…
いや〜欲しい物や好きなものを開封するこの瞬間って本当にアドレナリンがドバドバ越えてダバダバ(よくわからない)でてしまう。

美しい。キーボード表面に傷がつかないようにキレイに包んでくれています。

同梱品は上記のとおり。ケーブルはUSB-C&USB-Aです。
- Mx Keys Mini本体(JIS配列キーボード)
- USB-C充電ケーブル(USB-A & USB-C)
- 取扱説明書
- 保証規定
外観/デザイン

横幅が約29.5cmで、フラッグシップ機のMX Keysの横幅約43cmと比較すると14cmほど短くなっていて、よりミニマルに省スペース向けの仕様になっています。

裏面は滑り止めゴムが5つ配置されています。おかげでタイピングしてても微動だにしないのでいい感じ。

ミニマリストモデルでテンキーレスなので、キー数は少ないですが配列も癖がなく標準的。
なので、テンキー有りを使用していた人も違和感なく、テンキーレスの本機に移行して使用できるようになっています。

軽快かつ精度が高く文字を打ち込むことができる点は、Logicoolのフラッグシップキーボードといったところ。
ハイクオリティとはまさにこのことです。

高さは約2cm、傾斜角度は約5度。
パームレストがあってもなくてもつかいやすいバランス良い高さと角度です。


電源は物理つまみなので押し間違い等もほぼない感じでつかいやすい。AppleのMagicKeyboardとほぼ同じ位置に同じ形で配置されています。
インターフェースはUSB-C(USB Type-C)が1つあり、充電はこのポートから。

付属のUSB-A&USB-Cケーブルで充電可能。MX Keys Miniのバッテリー事情は下記の通り。
週5日・1日8時間の使用を想定
- バックライトオンの状態で約10日間
- バックライトをオフで最大5カ月間
キーボード性能の特徴

キーボードの特徴をまとめるとこんな感じ▼
- キーピッチ19mm
- キーストローク1.8mm
- FLOW対応
- キー構造はパンダグラフ式
- キートップに窪みがあり心地良い

キーには指先の形状にあった球状にくぼんだ形状を採用しているので、めちゃくちゃ打ちやすい。余談ですけどiPhone 13 Proのマクロ撮影すごくないですか?

このくぼんだ形状はパーフェクト・ストロークキーって言うんだよね!

打ちこんでいる感覚が強いので気持ちいい
キーのどこを打ってもタイプミスしにくい設計。
押下圧は60±20g。このキーボードの押下圧の感覚を伝えます▼
キーを押し込むと、徐々に圧がかかっていき、1mmほど押し込むと「スッ」と圧が抜けて気持ちの良い打鍵感を生み出す感じ。

なので、すべてのキーストロークを滑らかで精確に行うことができるので、タイピング嫌いな人でもいつの間にかタイピングが好きになっちゃうレベルで文字打ちしやすい。
ペアリング方法も簡単

F1、F2、F3ボタンを長押しして接続したいデバイスのBluetooth画面を開いて「MX Keys Mini」を選択すると一瞬でワイヤレス接続できます。
何度やってもペアリング(接続)出来ない方はLogicool公式サイトで確認してくださいね。
FLOW対応モデルのマウスがあれば最強

Logicool MX Master 3
MX Keys MiniはLogicool MX Master 3のようなFLOW対応マウスがあれば最強になります。理由はこちら▼

画像のとおり、パソコン間でテキスト、画像およびファイルを簡単に転送できる機能があります。
例えば、パソコン上でコピーし、別のデバイス上で貼り付けるだけでファイルを送ったり移動が簡単にできちゃうんです。
クラウドサービスを利用したり、自分自身に添付ファイル付きのメールを送信の必要がなくなる快適さ。
特に画像やデータファイルを日々使っている方はこれだけでキーボードもマウスも変えるメリットがあります。
よかったらFLOW対応のマウス記事MX Master 3のレビューやLogicoolのマウス比較をみてくださいね。
サイズ感/重量

サイズ
- 高さ: 131.95mm
- 幅: 295.99mm
- 奥行き: 20.97mm
重量は公称506g(実測500g)なので、持ち運びを考えているなら結構ギリギリの重量かな?と。ボクはこれくらいの重みのあるキーボードが好きです。
理由は、そこそこ重量がある方が、安定感がでやすくタイピング中にずれることなく、文字を打ち込むことができるため。
変に持ち運び優先する重量にして、中途半端にならなくてよかったと感じますね。

Logicool MX Keys Miniを使って良かった点
- 最大3台のデバイス接続をワンタッチ切り替え
- オリジナルファンクションキー搭載
- 自動バックライト点灯
- ミニマルでスタイリッシュなのに機能的
順にみていきます。
1.最大3台のデバイス接続をワンタッチ切り替え

一度体験すると中々、以前の環境に戻れなくなるのがこのBluetoothでワイヤレスマルチペアリング機能。
キーボードのデバイス操作を切り替える際にいちいち電源を〜みたいな操作がなく、一瞬でMacBook→iPhone→iPadみたいな3台同時で切り替えが可能。
仕事で、複数ディスプレイを使用している方は特に恩恵を受けます。
例えば、メインディスプレイ(作業場)サブディスプレイ(連絡ツール)などを使用していても切り替えのストレスなく一瞬で横断でできるので作業効率化がどんどん進みます。

仕事や趣味のメイン作業がパソコン作業の方は、これだけで1日数分、1週間で数時間、1ヶ月で数日分の時間を確保できると言っても過言でない。

ボクみたいなブロガーとかはTwitterやInstagramと連動してる人が多いから、そういう人も簡単にデバイス横断できて最高だよ!
この最大3台デバイスをシームレスに移動できる機能は本当にたまらない。
体験したことがない人はぜひ体験してほしい。良い意味でPC人生が変わりますよ。
PC作業の効率化は非常に重要ですよね。下記の記事でパソコン作業の効率をびっくりするほど高めることができるので一度みてくださいね。

Logi Boltにも対応
MX Keys Miniの通信機能の目玉はマルチペアリング対応だけではなありません。
「Logi Bolt」というロジクール独自接続にも対応しています。
Logi Boltとは

対応デバイス最大6台に1つのUSBで接続可能な安心・安全なクローズドなLogicoolの通信規格の新技術。
本機には付属していないのでこちらで別途用意する必要があります。
2.オリジナルファンクションキー搭載

新たなファンクションキーのショートカットは非常に便利。
キーの最上部にファンクションキーが新たに3つ登場
- F6 ディクテーションキー
- F7 絵文字キー
- F9 マイクのミュート/解除
それぞれの機能の役割は下記の通り。
ファンクションキー | 役割 |
---|---|
ディクテーションキー | 音声入力機能を呼び出す。検索ボックで押すとOSの音声入力に対応。 ※MacOS&Windows共に対応 |
絵文字キー | 主にSNS時に利用。TwitterなどのSNS入力時に押すと絵文字が一覧表示される。 |
マイクのミュート/解除 | PCのマイクの「ミュート・ミュート解除」がワンタッチ操作で可能。 ※Logicool Optionのインストールが必要 |
SNSをしている人は特に「絵文字キー」が便利に感じるはず。
通常のKeyboardだと絵文字が選択しにくかったり、わざわざ変換を探したりする必要がありますよね。

Mx Keys MiniのF7ボタンを押すと簡単に選べるので、これまで絵文字に手こずっていた人のストレスも解消されます。
マイクのミュートはリモートワーク(テレワーク)が当たり前になってきた時代では必須とも言える機能。
画面共有時に(自分が写って画面に映っていないとき)に水分とる取る時とかくしゃみが出そうなときは即ミュートボタンがかなり役に立つんですよね。
ZOOMなどで打ち合わせシている時もまわりの音がガヤガヤっとする瞬間などがあるので、ミュートの即切り替えは非常にありがたい機能。
fn+escでファンクションキーとショートカット機能を切り替え可能
F7ボタンで絵文字ではなくカタカナを表示させたい時はfn+escを同時押すとファンクションキー⇄ショートカット機能にきりかえることができます。
もちろんF8を押せば半角にすることも可能。
3.自動バックライト点灯

手を近づけると、周囲の明るさに合わせてバックライトが点灯するスマートイルミネーションが搭載されています。

自動バックライトが不要な時や自分がデスクを離れた時は自動でオフに切り替わるのでバッテリー消費を最小限にとどめてくれます。
ただし、バックライトはONだとバッテリーが平均10日しか持たずオフにすると平均5ヶ月持つので、個人的には必要時以外はオフで推奨。
なんだ10日も持つなら1週間に1回充電すればいいやん!ってなりますけど、実際に10日に1回の充電って結構面倒に感じるんですよ(ボクは)

暗い場所でも上記の通り、視認性が高くなるためPC使用環境によっては使い勝手がよくなるので無いよりある方が良いといえるのがバックライトですね。
お子さんがいて夜暗い場所で作業する人などはバックライト機能はかなり重宝します。

MacBookのキーボードとかもそうだけど、ボクは基本バックライトはオフ派!理由はバッテリーの持ちがわるくなるから!
4.ミニマルでスタイリッシュなのに機能的

ミニマルデザインでおしゃれシンプルなのに、機能が充実していてコレひとつあれば困ることがないキーボード。
おしゃれと機能性・実用性ってトレードオフな側面もあるのですが、MX Keys Miniは違います。
本記事でこれまでに解説している通り、どちらも兼ね備えている現状ではスペシャルなキーボード。
MX Keys Miniに惹かれて購入している人の大半はこの理由ではないでしょうか。

ボクもキーボードは合計7つほどあるのですが、メインキーボードは本機のMX Keys Miniになりました。
ミニマルかつスタイリッシュかつ機能性が高いってまじで最強。
Logicool MX Keys Miniを使って気になった点
- 有線使用はできない。充電のみ
- 明るい場所でのバックライトはキーボードが逆に見えづらい
2週間ほどフルで使用して気になる点は2点でした。
1.有線使用はできない。充電のみ

USB-Cケーブルでの接続はあくまでも充電のみ。
MacやWindowsのPCと直接しても有線での接続になりません。
自宅で固定して使用している人は有線が良い!って方も一定数いるとおもうので、この辺りは無線/有線選べると最強だったな〜と感じます。
2.明るい場所でのバックライトはキーボードが逆に見えづらい
これはあーだこーだ言わずに画像を見てもらうとわかりやすいかと。まずはバックライトなし
明るい場所でのバックライトなし

文字も記号もハッキリ見えます。
明るい場所でのバックライトあり

視認性が逆に落ちてしまい見えづらい…
これはもしかするとボクが選んだペールグレーだからかもしれません。ライトの色味とキーボードの色味が近いのでボケてしまっている可能性が高いです。
【Macユーザー向け】Logicool MX Keys MiniとApple純正Magic Keyboardを比較
MacBookユーザーなら誰しも一度は検討するであろうApple純正のMagic Keyboardと比較して行きます。
項目 | MX Keys Mini | Magic Keyboard ※テンキーレスVer |
---|---|---|
商品画像 | ![]() | ![]() |
ブランド | Logicool | Apple |
キー配列 | US/JIS ※日本ではJISのみ | US/JIS |
充電方式 | USB-C | Lightning |
マルチペアリング | 3台 | 機能なし |
押下圧 | 60±20g | 60±20g |
キーピッチ | 19mm | 19mm |
キーストローク | 1.8mm | 1.9mm |
カラー | ペールグレー グラファイト ローズ | シルバー |
価格 | 約13,000円 | 約10,000 |

下:MX Keys Mini
見た感じ、サイズ感はほぼ変わりません。どちらもJISなので、キーボードの刻字はややガチャガチャしていますが、それでも双方ともにミニマルなデザイン。
最上部のFキー列がMX Keys Miniのほうがスマートなサイズになっているのは個人的に好み。

右:MX Keys Mini
高さはほぼ倍くらいの高さの違いがあります。実測のサイズは下記の通り
一番高い部分を計測
- Magic Keyboard:1cm
- MX Keys Mini:2cm

右:MX Keys Mini
1cmの違いは手首への負担やタイピングにかなり影響するので、この差はかなり大きく感じますね。

ほとんどの人がある程度傾斜がある方が使いやすく感じるはずなので、MX Keys Miniのほうが好みの高さ&傾斜だと感じます。(角度は約5度)
どちらもアルミの加工は丁寧で精巧です。当然バリ等もありません▼


色味を比較するとAppleが「シルバー×ホワイト」Logicoolが「グレー×ホワイトグレー」のような印象。このMX Keys Miniはペールグレーという色味です。

打鍵感ですが、Magic Keyboardは言わずもがな安定のペチペチ感。MX Keys Miniは沈み込みを感じることができます。
キーストロークはMagic Keyboard 1.9mmに対して、MX Keys Miniは1.8mmで浅いはずなのですが打ってて気持ちが良いのは断然MX Keys Mini。
構造が異なるだけで同じミニマルなキーボードでもここまで異なるのか。と感銘をうけます。
Logicool MX Keys MiniとApple純正Magic Keyboardどっちがおすすめか

キーボードって指先の感覚が人によってかなり異なりますよね。
なので、ハッキリとこっちがおすすめ!とはいい難いですが、Apple純正を溺愛している!って方以外はロジクールのMX Keys Mini一択で良いでしょう。
Magic Keyboardのペチペチ感が得意な人ってあまりいないですし、マルチペアリング3台できる時点でMX Keys Mini一択じゃない?って感じます。

MX Keys Miniは機能性もだけど、見た目もミニマルでシンプルおしゃれなのが良いよね!


【おまけ】MX Keys Miniと相性良いアクセサリー・周辺機器

MX KeysMiniは、MacBookやノートPCに貼り付けできるMOFT Snapノートパソコンスマホホルダー&クリップとの相性が抜群。

MX KeysMiniがあれば、ワンタッチでMacBookとiPhoneの切り替えができ、「MacBookで文字をうつ→iPhoneに通知がきて、iPhoneに文字をうつ」みたいに作業効率化を図ることができます。

マルチペアリングができるって本当に魅力的!

Logicool MX Keys Miniはどこが一番安くお得に購入できるか
ロジクール公式サイトのMX Keys Miniページがセールをやっていれば公式サイトからでも安く購入できます。
セールじゃない場合は下記のネットショップはほとんど人が登録をしていて使いやすく、且つ安く購入できるのでおすすめ。
その時に一番お得になっているところで買うと良いですよ。
通常時からお得に購入するならAmazon
普段からお得に購入できるのはAmazonです。
なぜAmazonだと普段からお得なのか
Amazonギフト券をチャージしてから、購入すると最大2.5%のポイント還元ができるため。
なので、Amazonで購入する場合はAmazonギフト券をチャージしてからMX Keys Miniの販売ページへ行って購入してくださいね。
Logicool MX Keys Mini レビューのまとめ
「Logicool MX Keys Mini レビュー|成熟したテンキーレスワイヤレスキーボード【KX700PG】」について書きました。

感想は一言で、ミニマルスタイリッシュで機能性高く快適なキーボードを探している人に超絶おすすめできるキーボードでした。
フルキーボードと比較しても使用感が落ちずに気持ちの良い打鍵感、さらには機能向上。
こうなると古い型のキーボードを選択する理由って「価格」くらいになります。
ところがMX Keys Miniは新型なのに価格が旧型より安いので、マジで刺客なしのパーフェクトキーボードと言っても過言ではありません。
2週間ほど使用しましたが、チャタリングを含め、特に変な挙動もなく安定しているのでご安心を。
気になる方は一度見てくださいね。
それでは良きキーボードライフを!


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