Ulanzi VideoGo Travel Video Tripod T099レビュー|コンパクトで持ち運びやすいカーボン三脚

Ulanzi Videogo

近年乗りに乗っているUlanziから剛性高いカーボン製でコンパクトかつ軽量の三脚「VideoGo Travel Video Tripod T099」が登場しました。

さすがUlanzi製だけあって、価格以上の実用性の高さ、質感の良さを感じましたので本記事で紹介します。

本来の目的であるビデオ三脚としてはもちろんのこと、微調整しやすい360°自由雲台を備えた万能タイプの三脚でした。

多少の揺れもOKな安定感も持ち合わせているので、自由度の高い三脚を探している人は参考になると思います。

クイックリリース機構の種類によって価格が異なります

  • アルカスイス:29,999円
  • F38:35,999円
  • Claw:33,999円

本記事はUlanzi様より製品提供いただき作成しています。

お得情報

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目次

Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodの製品概要

さっそく、Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodの「特徴」「スペック」を紹介します。

特徴

特徴
  • 自由雲台と水準器で水平ポジションをとりやすい
  • パン・チルト動作がスムーズ
  • 三脚の角度調整が可能
  • 1/4ネジ採用でアクセサリーを取り付けやすい
  • 130mmのローアングルまで対応
  • ハンドル伸びは比較的なめらかで微調整もしやすい

スペック

製品サイズ収納時:450mm
高さ最大:1460mm
高さ最小:130mm
おもさ3.31ポンド
約1.5kg
クイックリリースArca-Swiss/F38/CLAW
雲台耐荷重11.02ポンド
約5Kg
脚段数5
材質カーボン
アルミニウム合金
三脚開脚角度22/55/85 °
拡張両側1/4インチネジ穴

Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodのレビュー

パッケージ

ではここから、Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodのレビューを書いていきます。

付属品

パッケージ
収納ケース
収納ケース約45cm幅
本体ボディ
三脚本体
三脚取替
フットスパイク

厚紙パッケージで梱包されています。付属品は以下のとおり。

  • 三脚本体
  • F35クイックリリース(3種類から選択)
  • 持ち運びもできる収納ケース
  • 三脚用フットスパイク3つ(交換用)
  • 説明書

サイズおもさ

本体の状態別長さはこちら

  • 収納時:450mm
  • 高さ最大:1460mm
  • 高さ最小:130mm
軽い

収納時が50cmを切ってくるし、重さ約1,500gでモバイル使用としても苦じゃないおもさになってます。

軽量ながら、本体の耐荷重20Kg+雲台の耐荷重5Kgあるためカーボンタフネスということがわかりますね。

外観デザイン

クイックリリース
雲台
質感高い
外観

本体素材はカーボン×アルミ合金で、剛性高い質感になってます。

センターポール
土台下の留め具を回す
センターポールを使用
センターポールの伸縮が可

自由雲台を使用するときや高さをだすときはセンターポールを使用。これは外してローアングルにすることもできます。

自由雲台
三脚
クイックリリース

1つ1つ丁寧に作り込まれていてビルドクオリティの高さに興奮。

価格は30,000円するだけあって、それ相応のビジュルアルと質感の良さを感じます。

パン・チルト動作

雲台

Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodは自由雲台×ビデオ雲台タイプ。

パンとチルトを一度に操作できなめらかな構図移動ができます。ロック機構が優秀なので、ブツ撮り併用もできるレベル。(ギア雲台の微調整能力には劣る)

雲台の可動域
出典:Ulanzi

チルト

チルト操作
サイドのミニつまみで緩める⇄締めるが可
チルト
手前:角度50°
チルト下
奥:角度60°

ハンドルを持ちながら大きなつまみをひねって緩める⇄締めるでチルト動作ができます。

きつく締めたあとも微調整できるので、狙った場所で固定しやすいですね。

パン

下のつまみ
下のつまみを緩めるとパン動作ができる
左
右

360°回転

画像部分のつまみを回して強度を決めたらあとは左右どちらかに回してパン動作ができます。

強度の自由度もたかいため、なめらかな水平撮影や精度の高いパノラマもできますね。

自由雲台と付属の水準器で水平ポジションもとりやすい

雲台は360度回転
雲台下部のストッパーを外すと360°回転できる
水準器搭載
水準器搭載

雲台はもちろん自由度が高いことがメリットで動き回る被写体などを得意としてます。

その分きちっとしたポジションを構えにくいのがデメリットだったりしますが、標準で水準器がついていて、バシッと構図を決めたいときにも使いやすい自由雲台になってます。

ハンドルノブはなめらかで操作性良し

ドアハンドルなめらか

ハンドル操作はへんなつっかかりもなくスムーズに使えます。

段差
かみ合わせギアの部分

かみ合わせの部分も細かな段差になってるので、ポジションを微調整しやすく任意の位置でハンドル固定しやすいです。

3種類のクイックリリースプレート

クイックリリース
  • アルカスイスクイックリリースベース
  • F38クイックシューバース
  • Clawクイックリリースベース

本機は上記3つの機構を使えるので、手持ちのアイテムや機材に合わせて選り好みできます。

ボクはUlanziのFalcam F38クイックリリースシステム大好き人間なので、F38クイックシューベースでいくこと決定。いつもの感覚で使えるのでめちゃくちゃありがたい。

三脚の角度調節ができる

三脚バー

開脚角度ストッパを押し込むと角度調節ができます。バネ式でテンションも良く力いらずで動作はスムーズです。

ハンドル部分に多機能スパナ

ネジを回す

ハンドル部分の先端を回すと、7つの隠しネジがでてきます。

隠しネジの種類はこちらの7種類

隠しネジ7種類
  1. CR-V T6
  2. CR-V 3.5
  3. CR-V PH1
  4. CR-V PH2
  5. CR-V H2.5
  6. CR-V H3.0
  7. CR-V H4.0
ネジを回す
ハンドル部分にネジを装着

本三脚では、ネジ(CR-V H2.5)を使ってローアングル撮影ができます。

130mmのローアングル撮影が簡単

ネジを回す

隠しネジのCR-V H2.5をセンターポールの穴に差し込んで回すとセンターポールが簡単に着脱可能。

ローアングルで撮影

外した状態で開脚角度ストッパーをで調整すると、サクッとローアングル撮影できます。

足幅さえスペース確保できればミニ三脚とかも不要になりますね。

クイックリリース機構の種類によって価格が異なります

  • アルカスイス:29,999円
  • F38:35,999円
  • Claw:33,999円

展開時の三脚の足幅をチェック

三脚を展開したときの足幅の長さを確認しました。

  • 脚の段差を調節せずに展開時
  • 脚の段差を5段階調節して展開時
  • ローアングル展開時

上記3パターンのサイズを順にみていきます。

脚の段差を調節せずに展開時

29cm
足の幅29cm
29cm

約29cmで小スペースで展開できます。

脚の段差を5段階調節して展開時

95cm幅
足の幅95cm
95cm

約95cmで大きなスペースが必要です。

ローアングル展開時

65cmの幅
足の幅65cm

約65cmなのでデスク上などでの展開はやや厳しいかなと。

外や室内でも1畳以上の空きスペースがあれば問題なく使えます。

1/4ネジ採用でアクセサリーの互換性に長けてる

1/4ネジ穴あり

雲台下部に1/4ネジがあるので、カメラまわりに必要な機材を取り付けできます。

例えば1/4ネジのアームにモニターやバッテリー、さらにはLEDライト、その他の撮影機材(同時撮影用)などを取り付けたりできます。

クイックリリースが優秀

クイックリリース優秀
クイックリリース
ワンタッチで取り外せる

カメラの着脱をワンタッチでできるのは本当に神仕様だと思う。めちゃくちゃ便利。

最新モデルのF38が使用されてた

新型
左:新型(同梱品)
右:従来型 
新型
新型はより固定力が高まってる
従来型
従来型傾き防止プレートなどない

これは思いがけないサプライズで、付属のF38クイックシューが新型でした。うれしい!そしてめちゃくちゃつかやすくなってる。

縦構図
緩まない

新型は傾きにくく、さらにネジ穴にスペーサーが追加され緩みを防げるようになりました。

旧型だと、今手持ちのギア雲台XPROで縦構図に何度かすると、締りがゆるくなっていたのですが新型はゆるくならない!

正当進化しててうれしい。いや〜非常にうれしい!UlanziさんF38クイックリリースの新型を同梱するのさすがです。

ちなみに追加で単品でも買えます↓

Ulanzi VideoGo Travel Video Tripodの気になった点

VideoGoは非常に優秀な三脚にかわりはありませんが、気になった点もあったので紹介します。

気になった点

  • レバーロックのカラーがシルバー
  • 縦構図時はセンターポールを伸ばすことが必須

レバーロックのカラーがシルバー

シルバー

ボクは気にならないっちゃならないですが、レバーロックって一般的にはブラックが多いので、シルバーカラーは気になる人いるかもと思って気になった点に挙げました。

縦構図時はセンターポールを伸ばすことが必須

センターポール
留め具をひねる作業が必要
伸ばすことが必須
伸ばす必要あり

縦構図時は雲台と土台部分が干渉するため、角度に制約ができます。

したがって自由度高くスムーズに縦構図にしたい場合は、センターポールを伸ばして雲台の可動域を確保してから使用することがほぼ必須。

動作が増えることにより、シャッターチャンスを逃すこともありそうな点は気になりました。

まとめ:高機能で取り回しやすい自由雲台×ビデオ雲台搭載の三脚だった

ここ最近ボクのカメラまわりのアクセサリーがUlanziだらけになっているのですが、理由はいわずもがな「品質が良いから」

総合評価
( 4 )
メリット
  • ビデオ雲台ながら自由雲台搭載で幅広いシチュエーションで使いやすい
  • 130mmの超ローアングル対応
  • 三脚本体に1/4ネジを備えていてカメラ周辺機器を使いやすい
  • 軽くてコンパクトながら剛性高いカーボン×アルミ材質
デメリット
  • レバーロックのカラーがシルバー
  • 縦構図時はセンターポールを伸ばすことが必須

VideoGo Travel Video Tripod T099もやっぱり良い製品だったので、今後外出時の撮影などでは完全にスタメンです。

よく車と景色を撮影に出かけているので、これからはこの三脚をつかってさらに良い写真が撮れると思うとワクワクが止まりません。

コストを重視というより、品質・機能性を重視したい人にはおすすめできるので、気になった人はチェックしてくださいね!ではまた!

クイックリリース機構の種類によって価格が異なります

  • アルカスイス:29,999円
  • F38:35,999円
  • Claw:33,999円
Ulanzi Videogo

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この記事を書いた人

こびぃのアバター こびぃ ガジェットゆるミニマリストブロガー

Apple製品【MacBook・iPhone・iPad・Apple Watch】やガジェット関連を買って試して最高なアイテムを見つけることが趣味のゆるミニマリストブロガー

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