AUKEY Omnia Duo PA-B4 レビュー|これは強い!小型で65W2ポート

※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
こんにちは!コビガジェライフライフのこびぃです。
この記事で分かること
- MacBook ProやAirのおすすめ充電器がわかる
- ノートPCとタブブレット、スマホを同時に急速充電できる充電器のこと
- AUKEY充電器『Omnia Duo PA-B4』のこと
本記事の『AUKEY Omnia Duo PA-B4』はMacBook Air/ProをはじめとするノートPCやiPad(タブレット)もしくはiPhoneを同時に急速充電できる充電器。
一昔前は60W越えの充電器で2口ポート付きなんて、クソでかいイメージがありました。
しかし、本記事のAUKEY Omnia Duo PA-B4はそんなイメージをぶち壊してくれています。
なぜなら、AUKEYが次世代素材のGaN(窒化ガリウム)採用と同時に独自のOmnia Chipset を開発採用してきたから。
それでは本記事『AUKEY Omnia Duo PA-B4 レビュー|これは強い!小型で65W2ポート』についてレビュー記事を書いていきます。
- 新素材GaN(窒化ガリウム)採用
- 次世代チップ『Omnia Chiopest』採用
- 1ポート最大65W出力
- 2ポート利用時最大63W(45Wと18W)
- 65W充電器では最小サイズレベル
- Amazon参考価格 5,980円

AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートの特徴
AUKEY Omnia PA-B4 65Wの特徴は『Omnia オムニア』シリーズということ。
最新の『スマホ・タブレット・ノートPC』の急速充電を可能にする世界最小最軽量の充電器シリーズ
オムニアシリーズの開発背景には5Gがあり「CES2020」で注目された 「本体の小型軽量化」「充電速度」「スマート(インテリジェント)チャージ」3つの特徴を抑えています。

小型かつパワフルで劣化をおさえるような地球に優しく機能性と実用性が抜群の充電器ってことやね!
そのため、MacBook Air/Proと同時にiPad Air4やiPhone12も同時に急速充電することが可能。
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートは、iPhone12シリーズの販売とほぼ同時に発売された『AUKEY Omnia Mini PA-B1 20W』と同シリーズです。
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートのスペック
商品名 | Omnia Duo PA-B4 |
メーカー | AUKEY |
役割 | コンパクト充電器 急速充電可能 |
サイズ | (約)52.0mm×52.0mm×30.0mm |
重さ | (約)103.5g |
充電端子 | USB-C×2 |
入力 | AC 100V~240V 50/60Hz |
USB-C出力 | USB-C 1出力 (Power Delivery 3.0) DC5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.25A (最大65W) USB-C 2出力 (Power Delivery 3.0) DC 5V 2.4A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |

65W出力でこのサイズ感はいいよね〜
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65Wのスペックの高さから、MacBook Air/Proにおすすめの充電器と言える仕上がりになっています。

AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートの開封レビュー
AUKEY Omnia Mini PA-B4を開封していきます。
外箱と内容物、本体外観とデザイン、サイズと重量を順に書いていきますね。
外箱/内容物
『AUKEY Omnia Mini PA-B1 20W』の外箱

AUKEYはこの茶箱とプラ容器に入っている2種類ありますけど、商品の表情が結構かわりますね。


側面には、本機のカラーが表記されています。
内容物

『取扱説明書』と『保証書』が同封。保証が購入日より2年間あるのも結構ありがたい。
内容物はAUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポート内容物本体含め、下記の通り3点です。
- AUKEY Omnia Mini PA-B1 20W本体
- 保証書(購入日より2年間)
- 取り扱い説明書
本体外観/デザイン
前面

指紋と傷がつきにくい加工がされているので、持ち運びするときもあまり気にしなくて良いのがいいですね。
Ankerロゴはプリントではなく刻印で、ハゲる心配もなし。

ブラック×マットは締まってみえるから単純にカッコいい…
背面

ロゴも装飾もなくシンプル。
ポート部分

上段下段とわかれており、各ポートの最大出力はそれぞれ上段65W、下段18Wとなっています。同時使用時は合計63W(上段45W、下段18W)
一番上のマークはLEDインジケーターで電源・ケーブルと接続すると白色に光ります。やや光り方は抑えめ。
プラグ部分



プラグの硬さはまさに「ちょうどよい」といったところ。
硬すぎると、収納に大変。
逆に柔らかすぎると、壁コンセントに直挿しすると重力にまけて、落下したりするので新幹線の中などがかなり使いにくいので、この硬さはありがたい。
重量/サイズ


厚み3cmって実は絶妙なサイズ感で、コンセントに挿すときも横向きコンセントだと干渉しにくい設計が多いんですよね、
本体サイズまとめ
- 重さ:106.3グラム※公式サイトでは103.5g
- 横幅:5.2cm
- 奥行き:5.2cm
- 厚み:3.0cm
他の充電器と比較
60~65Wの他の比較対象となりやすい以下の充電器とサイズ感などを比較してみます。
- Apple:MacBookPro用 60W
- RAVPower: PD Pioneer 65W RP-PC133
- AUKEY:Omnia Duo 65W PA-B4

Apple純正充電器の大きさが際立ちます。AUKEYとRAVPowerは本当に似たような性能の充電器が多い。このままAnkerも含め三社で常に高めて言ってほしいもんです。


この3機種の中でも一番コンパクトです。

一番小さい理由はなんでなのカナ?
AUKEY Omnia Duo PA-B4がパワフル充電で小型化にできた理由
冒頭でも述べたように、GaN(窒化ガリウム)をベースに独自開発した次世代チップ「Omnia Chipset(オムニア チップセット)」により、従来品に比べ平均50%のコンパクト化に成功しているため
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートを使用して給電してみる
実際に『AUKEY Omnia Duo PA-B4』で給電してみます。もう一度各ポートの出力(ワット数)の確認。

1ポート使用時と2ポート使用時での上段の出力が変わることがわかっているので、下記の3パターンを計測してみる。
- 上段最大65Wを使用して1ポートで充電時の出力数
- 下段最大18Wを使用して1ポートで充電時の出力数
- 上段下段を同時に使用最大63W(上:45W 下:18W)2ポートで充電時の上段出力数
1. 上段最大65Wを使用して1ポートで充電の出力数
使用機器:MacBook Pro 13-inch(2018)


実測値:19.9V×2.88A=57.3W
上段を1ポート使用時の最大出力は65Wですが、実際に計測しているときは 60W前後をつねにウロウロしている感じで安定していました。
30分充電した場合
機種 | 30分経過 充電量 |
---|---|
MacBook Pro 13-inch(2018) | 0%→45% |
100%まで計測はしていませんが、このペースだと1時間45分〜2時間くらいで満充電になります。
※充電量80%以降はトリクル充電(バッテリー負荷を下げる低速充電)になるため
2. 下段最大18Wを使用して1ポートで充電の出力数
使用機器:iPad Air 4(2020)


実測値:11.9V×1.43A=17.0W
下段は1ポート使用時、2ポート使用時どちらでも最大出力は18Wです。実際に計測しているときは 15W前後をつねにウロウロしている感じで安定していました。
30分充電した場合
機種 | 30分経過 充電量 |
---|---|
iPad Air4(2020) | 0%→37% |
100%まで計測はしていませんが、このペースだと2時間30分~2時間45分くらいで満充電になります。
※充電量80%以降はトリクル充電(バッテリー負荷を下げる低速充電)になるため
3. 上段下段を同時に使用最大63W(上:45W 下:18W)2ポートで充電時の上段出力数
使用機器
上段:MacBook Pro 13-inch(2018)
下段:iPhone12Pro


実測値:20.0V×2.23A=44.6W
2ポート同時使用の場合は上段が1ポート時とくらべると65W → 45Wまで出力が落ちるのですが、実測値もそれに近い約44Wでした。測定中は継続して40W前後をウロウロする感じ。
30分充電した場合
機種 | 30分経過 充電量 |
---|---|
MacBook Pro 13-inch(2018) | 0%→34% |
100%まで計測はしていませんが、このペースだと3時間15分~3時間30分くらいで満充電になります。
※充電量80%以降はトリクル充電(バッテリー負荷を下げる低速充電)になるため
【給電時の注意点】急速充電対応のケーブルが必要
何故かというと、急速充電(PD)に対応しているケーブルが必要です。
簡単に言うと、次世代USBタイプでUSBの性能を最大限に引き出す規格のことで、急速充電やデータ転送の実現が可能な装置
さらにiPhoneなどで使用したい場合はUSB-A to LightningからUSB-C to Lightningを新たに購入しなければなりません。
急速充電のためにどんなケーブルがよいか
急速充電を行うためのケーブルに必須条件
- MFi認証
- PD対応
MFi認証とは『Apple社から認証済み製品』のことなので、いわばAppleお墨付きの高品質ケーブルです。
100円均一などに販売されているケーブルはほぼ100%Mfi認証されていない劣悪ケーブルに該当します。MFi認証を受けていないケーブルから実際に発火したり、スマホ本体が故障するといった事例も報告されているため購入はNGです。

【安物買いの銭失い】とは、昔の人はうまいこと言ったもんやね。iPhone本体が故障するとか代償が大きすぎるよ…
Mfi認証かつ急速充電(PD)対応の高品質ケーブルでおすすめできるケーブルは、ボクもメインで使用しているAnker製品はかなりコスパが良く、性能も良いためかなりおすすめ。
下記のケーブルがAnkerのパワーラインといってケーブルが高耐久でコスパ抜群ですよ!※約2年半くらい使用しても全く断線の気配なし
MacBook Air/Pro用 USB-C to USB-C

iPhone用 USB-C to Lightning


>> iPhoneを急速充電するために知っておくべきことまとめ
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートを使用して感じた良かった点 気になった点

実際に【AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポート】を使用してみて感じた『メリット・良かった点』『デメリット・気になった点』を挙げていきますね。
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W2ポートの『メリット・良かった点』
- 2ポート利用可能+最大出力65Wなのに超小型で軽い
- 縦長シルエットなので横の充電器などと干渉しにくい
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W2ポートのメリットはなんといっても、MacBook純正充電器より約50%コンパクトでありながら出力が純正より高くさらに2ポートあるということ。
はっきりいって一昔前の充電器事情から考えると、チート級充電器。

縦長と言うか、横幅が約3センチなので、コネクタ部分で干渉することがないのも良い点。
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W2ポートの『デメリット・気になった点』
- 2ポート利用時の出力配分が惜しい
1ポート時は最大65Wで2ポート利用時は63W(45W&18W)になります。まぁ贅沢なことを言うと2ポート時に60Wまで下がっていいから、接続機器に応じて「45W&18W」もしくは「30W×2」に調整してくれると最高ですね。

いうても18WあればiPadの充電は速度MAXは無理でも、問題なくできるからネ!
違う視点からいうと、MacBook Proを充電したい場合は45W出力の方が助かるので、ないものねだりですね。単純にAUKEYからも出ている90Wや100Wに近い2ポート充電器を買おう!って話になります。
もっとお得な情報
別ブランドになりますが、RAVPowerrからRP-PC128という最大90Wで各ポートが『5V=3Aの15W, 9V=3Aの27W, 12V=3Aの36W, 15V=3Aの45W, 20V=4.5Aの90W』から適切な給電をしてくれるスグレモノがあります。
AUKEY Omnia Duo PA-B4 65W 2ポートのレビューまとめ
- 新素材GaN(窒化ガリウム)採用
- 次世代チップ『Omnia Chiopest』採用
- 1ポート最大65W出力
- 2ポート利用時最大63W(45Wと18W)
- 65W充電器では最小サイズレベル
- Amazon参考価格 5,980円
本記事は『【レビュー】超小型でパワフル!AUKEY Omnia Mini PA-B1 は20W出力でiPhone/スマホのお供』について記しました。最後に以下に総評を記します。
総評=2ポート利用可で65W出力で超小型サイズは、はっきり言ってモンスターチャージャーと呼べる
評判通りの性能を持ち合わせた充電器で、まさに65W型2ポート充電器の標準になってきそうな革新的なモデル。
さすがはMacBook Air/Proにおすすめの充電器に選ばれている逸品。
超小型かつパワフルを実現することができるAUKEY独自のOmnia Chipset 恐るべき。これからもさらに注目したいAUKEYのOmniaモデルの充電器でした。
