Anker 323 Charger (33W)レビュー|USB-C・USB-A2ポートで合計33Wの小型急速充電器
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10月4日(金)20:00〜10月9日(水)01:59
この記事では、Anker 323 Charger (33W)のレビューを書きます。
Ankerからまたまた新型充電機が登場!
33Wで2ポート搭載したUSB-C PD対応の急速充電器。iPhone×2台持ちや、iPad・MacBook Air持ちとも相性が良い急速充電器とのこと。
使ってみた結果ですが、スペックは良いかも!って思ったのですが、発熱が気になるのと充電器としての立ち位置が若干微妙に思えました。
個人的には本機より、2ポート搭載で40WのAnker 521 Charger (Nano Pro)もしくはAnker 523 Chargerがおすすめでした。
この理由なども、本記事内で書いているので是非参考にしてください。ではいきましょう!
- 小型ながら30W越えの2ポート仕様
- 2ポート同時使用でも10W以下にならない急速充電タイプ
- 持ち運びも楽なサイズ感
- 2ポート利用時の発熱が気になる
- 欲を言えば出力がもう少しほしかった
- iPhone、iPad、MacBook Airを所持している
- iPhone・iPadを同時充電したい
- 他にはない小型サイズの最大33W×2ポート急速充電器が欲しい
Ankerおすすめ充電器をまとめて見る↓
Anker 323 Charger (33W)はどんな充電器か
30W2ポート充電器の中でも、全体スペックがかなり高いAnker 323 Chargerは一体どんな充電器なのか、サクッとわかるように「特徴」「スペック」を書きます。
特徴
- USB-C・USB-Aの2ポートタイプで最大出力33W
- 2ポート出力時が20W+12Wで使いやすい
- iPhone・iPad・MacBook Airまでカバーできるパワー
- Apple純正30W充電器より約45%サイズが小さいコンパクト設計
- 折りたたみプラグ式
スペック
製品名 | Anker 323 Charger |
サイズ | 約40 x 35 x 35mm (プラグ部を含まない) |
重量 | 約56g |
USB-C 単ポート出力 | 5V=3A / 9V=3A / 11V=3A / 15V=2.2A / 20V=1.65A 最大33W |
USB-A 単ポート出力 | 4.5V=5A / 5V=4.5A / 5V=3A / 9V=3A / 11V=3A / 12V=2.5A / 20V=1.5A 最大33W |
2ポート同時出力 | USB-C + USB-A:20W + 12W 最大32W |
急速充電規格 | PowerIQ 3.0 (Gen2) 対応 |
保護システム | ActiveShield™️ 2.0 |
プラグ | 折りたたみ式 |
カラー | ホワイト ブラック |
Anker 323 Charger (33W)開封レビュー
Anker 323 Charger 開封レビューをしていきます。
パッケージ付属品
安定Ankerパッケージに必要最低限の付属品。本体は傷がつかないように袋にくるまれていましたさすがAnker充電器。
- Anker 323 Charger (33W)
- 取扱説明書
- 18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)
- カスタマーサポート
外観デザイン
USB-Cポート付近以外はマットな高級質感。ザ・Ankerらしさがあります。側面には、最近Ankerモバイルバッテリーにも採用されている大きなAnkerロゴいり。
プラグ側には、出力規格の表示やPSE技術基準適合マークが配置されています。
ほとんどのAnker製品は見えない部分へこのガチャガチャした数字やマークを表示してくれているのは嬉しいポイントの一つ。
プラグは折りたたみ式
プラグは折りたたみ式で、可動部分の重さもちょうど良い感じ。Anker充電器は長期利用しても、プラグ部分が全然へたらないので、本当にありがたい。今まで故障やへたれることは一度もなし。
サイズ重量
4.0cm四方より小さくてコンパクトな30W折りたたみプラグ充電器ってたまらない。めちゃくちゃ軽いし小さい。
昔は、もっと大きくて1ポートしかなかったことを考えると感慨深いなぁ。
MacBook Air以下のデバイスを持っている人はこの充電器一つあれば勝利だと思う。
- サイズ:約40 x 35 x 35mm (プラグ部を含まないプラグ入れると40mm→56mm)
- 重量:約56g(実測63g)
Anker 323 Charger (33W)を使って充電してみた
Anker 323 Chargerを使って充電をしてみます。
ちなみに、Anker 323 Chargerは、接続デバイスに最適な充電方法をとり、充電効率をあげてくれるAnker独自のPowerIQ 3.0 (Gen2)を採用しています。
単ポート最大33W
1ポート使用時の出力理論値 | 実測値(約) |
---|---|
USB-C 33W・USB-A 33W | 32.09W |
33Wあれば、MacBook Airクラスの充電できます。
他のノートPCでも…みたいな感じになりますが、公式サイトによるとMacBook Air以外のノートPCへの充電には適合していないとのこと。
ただし、手持ちのMacBook Proでは充電できているので、デバイスによっては大丈夫そうです。
- iPhone 14 Pro
→30分で約50%充電 - iPad mini 6
→30分で約45%充電 - MacBook Air
→30分で約40%充電
単ポート使用時におすすめのAppleデバイス
- Apple Watch関連
- AirPods関連
- iPhone関連
- iPad関連
- MacBook Air
2ポート合計最大32W
2ポート使用時の出力理論値 | 実測値(約) |
---|---|
USB-C(20W)+USB-A(12W) 合計32W | 20W+8W 合計28W |
USB-C20W+USB-A+12Wの2ポート合計最大32Wで充電が可能。
iPhoneやiPadを同時に急速充電できます。
iPhoneとiPadを同時に充電する場合は、USB-A→iPhone、USB-C→iPadで充電すればOKです。
2ポート使用時におすすめのAppleデバイス
- Apple Watch関連
- AirPods関連
- iPhone関連
- iPad関連
発熱
いつもながら過電圧保護や温度管理ができる優れた保護機能を採用しているので、長時間充電しても以上発熱は起きないとのこと。
実際にサーモグラフィで、使用から1時間後に計測してみると本機は70°越えているので、若干設計無理してるかもしれません。
一応、手で持てる熱さなので、内部温度と外部では20°以上は乖離してそう。
Anker 323 Charger (33W)のメリット
Anker 323 Chargerのメリット3つ紹介します。
- 小型ながら30W越えの2ポート仕様
- 2ポート同時使用でも10W以下にならない急速充電タイプ
- 持ち運びも楽なサイズ感
順に見ていきます。
小型ながら30W越えの2ポート仕様
iPhone、iPad、MacBook Airを急速充電できるパワーがありながら、2ポート搭載で超小型という点。これがAnker 323 Charger最大のメリットでしょう。
30W×2ポートで他に探しても無いくらいコンパクト設計は、荷物を小さくしたい人には特におすすめです。
2ポート同時使用でも10W以下にならない急速充電タイプ
2ポート以上の複数ポート充電器で30W出力レベルだと、2ポートの片側が5Wや10W未満になるケースが多いのですが、本機は20Wと12W で固定されています。
要は、iPadやiPhoneを同時に急速充電できるような充電構成なので、かなり利便性が高い出力を実現してくれているんです。
持ち運びも楽なサイズ感
GaNのおかげでパワフルかつ小型って30Wクラスの充電器では、当たり前になりました。なので小型だよ!って言われても驚きませんが、忘れちゃいけないのが、Anker 323 Chargerは1ポートではなく2ポート。
- 2ポート
- 急速充電
- 出力構成が優秀
- MacBook Air対応
- プラグ折りたたみ式
これらの条件を満たしている30Wクラスの充電器は、Amazonのよくわからない中華製だとあるかもですが、安心信頼できる企業からはほぼ発売されていないので、実は本機ってかなり優秀です。
Anker 323 Charger (33W)のデメリット
Anker 323 Chargerのデメリットは1つです。
- 2ポート利用時の発熱が気になる
- 欲を言えば出力がもう少しほしかった
2ポート利用時の発熱が気になる
本機のスペック的に問題はなかったのですが、2台同時に使用した時の発熱がどうしても気になりました。総合評価☆3の理由は完全にこの発熱のせい。
Ankerの最新技術をもってしても、このサイズ感で33W2ポート+折りたたみプラグは若干厳しかったのかもしれません。
欲を言えば出力がもう少しほしかった
デメリットというか、あくまでもボクのわがまま。できれば最大45W出力だったら最高だったなぁという欲がでてしまいました。
というのもAnkerには521 Charger (Nano Pro) USB-PD 40Wという、2ポートで40Wタイプの充電器があるんですよね。※ただしプラグ折りたたみ式ではない
サイズは大きいのですが、本機よりパワーが強く40W越えてくるとM2 MacBook Airを急速充電できる能力も保持しています。
Anker 323 Chargerのサイズで、45W、いや贅沢言わず40Wだったらもっと嬉しかったな、と素直に思いました。
追記:解決!それなら新型のAnker 523 Charger (Nano 3, 47W)を買えっていう新型が登場しました。
Anker 323 Charger (33W)がおすすめの人
最後にAnker 323 Chargerがおすすめの人をまとめました。
- iPhone、iPad、MacBook Airを所持している
- iPhone・iPadを同時充電したい
- 他にはない小型サイズの最大33W×2ポート急速充電器が欲しい
基本的には2台iPhoneやiPadで充電して、1ポートでMacBook AirやiPad Proを充電したい人向けの充電器と言えます。
あとは、持ち運びが苦にならないサイズと重量なので外出専用充電器としてもおすすめでしょう。
【どれがおすすめ?】Anker 323 ChargerとAnker旧型・新型の40W前後 2ポート充電器と比較
Anker 323 Chargerと似たような2ポート急速充電器で、10Wほど出力が高くよりパワフルな充電器でおすすめの2台をまとめました。
出力 ポート数 | おすすめの人 | |
---|---|---|
Anker 521 Charger (Nano Pro) | 40W 2ポート | ・コスパを求める ・1ポート最大40Wで良い ・20W×2ポートでOK |
Anker 523 Charger (Nano 3, 47W) | 47W 2ポート | ・スペックを求める ・1ポート最大47W欲しい ・27W+20Wの2ポートが良い |
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Anker 323 Charger (33W)レビュー【まとめ】
Anker 323 Charger レビューでした。
- 小型ながら30W越えの2ポート仕様
- 2ポート同時使用でも10W以下にならない急速充電タイプ
- 持ち運びも楽なサイズ感
- 2ポート利用時の発熱が気になる
- 欲を言えば出力がもう少しほしかった
発熱が70°越えていたので、どうしても率先しておすすめはできませんが、スペック自体は非常に魅力的でした。
他に気になる充電器がなければ、本機Anker 323 Charger (33W)で良いと思いますが、あまりおすすめできませんでした。
発熱が気になる人は「Anker 521 Charger」「Anker 523 Charger」のどちらかがおすすめ!
Ankerおすすめ充電器から探すのもありなので、本機以外に気になる充電器を探すと良いですよ!ではまた!