Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビュー|MacBook AirやiPad Proを急速充電できるハイブリッド型充電器
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9月19日(木)20:00〜9月24日(水)01:59
- 充電器とモバイルバッテリーを一元化したい
- コスパ最強のハイブリッド型充電器がほしい
- 2台同時に充電したい(MacBook Airクラス含む)
ハイブリッド型充電器といえば、充電機器の雄「Anker製品」を避けては通れない充電器のジャンルです。
今回はこのAnkerから登場した2023年現状ハイブリッド型充電器としては、コスパ最強のAnker 521 Power Bankを紹介していきます。
本機は、最大45WとMacBook Airを急速充電できる性能を誇りながら、モバイルバッテリーとして外出時に持ち運ぶことが可能。
しかも、従来型から約20%サイズダウンしてより使いやすくなっています。
Ankerの新技術ActiveShield™️ 2.0も搭載されていて、これまで異常にパワフルに使用できるのに、より安全・安心に使用できるハイブリッド型充電器
これから、充電器・モバイルバッテリーを買いたい!と考えていた人は是非参考にしてください。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビューを書いていきます。
この記事でわかること
- Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビュー・体験談
- MacBook Air・iPad Proを急速充電できるハイブリッド型充電器について
Anker 521 Power Bank
PowerCore Fusion 45W
評価:
※評価日:2022年1月18日
こんな人におすすめ
- MacBook Air or iPad Proクラスを所持
- 同時にデバイス2台充電したい
- 充電器とモバイルバッテリーをまとめる
- 持ち運びやすいハイブリッド型がほしい
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Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)基本情報
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)の特徴やスペックの基本情報です。
特徴
- 充電器とモバイルバッテリーのハイブリッド型
- 充電器時とモバイルバッテリー時の役割が明確
- USB-C×2ポート
- 最大45W出力で5000mAhで従来が型よりさらに小型タイプへ
- 持ち運びがさらに楽になった
先にいっておくと、本機521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)はハイブリッド型充電器を探している多くの人におすすめできます。
ポート構成もUSB-C×2と、USB-Aを排除したい人にしたら嬉しい構成ですし、出力も充電器時は最大45W(モバブ時は20W)と申し分なし。
45Wって絶妙なラインで、M2 MacBook Airを急速充電するためにちょうど必要な出力なんだよね!ここを攻めてくるのはさすがAnkerさん!
スペック
ブランド | Anker |
製品名 | 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W) |
重量 | 約200g |
サイズ | 横幅:71mm 奥行:60mm 厚み:31mm |
カラー バリュエーション | ブラック |
充電器時 出力 USB-C | 5V ⎓ 3A 9V ⎓ 3A 15V ⎓ 3A 20V ⎓ 2.25A 最大45W |
モバイルバッテリー時 出力 USB-C | 5V ⎓ 3A 9V ⎓ 2.22A 最大20W |
入力 USB-C | AC入力 100-240V ~ 1.5A 50-60Hz USB-C1 2 入力 5V ⎓ 2.1A 最大10.5W |
バッテリー容量 | 5000mAh |
安全機能 | 多重保護システム ActiveShield™️ 2.0 |
従来モデルのAnker PowerCore Fusion 10000よりサイズが20%ダウンして、より小型+軽量に成功。
出力も最大2倍の数値を誇るため、大幅進化しています。
ただし、MacBookやiPad用のモバイルバッテリーとしては容量が心もとない5000mAhとなっています。
ただ、これは問題点になりにくいです。
理由は、Appleシリコンを搭載したMacBook Airなんか丸1日バッテリーがもつので、その日使用のみなら外出時にモバイルバッテリーでMacBookを充電するようなことがないんですよね。
よって、モバイルバッテリーはスマホやiPad miniレベルのデバイスを重視することに特化。
結果的に充電器とモバイルバッテリーを明確に棲み分けさせ、小型+軽量性を重視したプロダクトになっていると推測します。
個人的には、M1 MacBook Airシリーズ以降のMacBook Air持ちの人には最強ハイブリッド充電器だと感じるよ!
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビュー
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)のレビューを書いていきます。
パッケージ/付属品
ここ最近の新しいAnkerのパッケージ。
従来モデルのパッケージにはなかった、シリーズ表記されるようになり、わかりやすくなりましたね。
付属品は、Ankerらしく本体とその他小物が多めに入っています。
Anker製品は保証が充実しているし、そもそも品質が高いので本当に安心できるブランドメーカーの1つ。
そりゃ業界でトップクラスまで数年で駆け上がりますわ。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)本体
外観/デザイン
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)は全体がマットブラックで、サラッとしているタイプ。
過去のモバイルバッテリーにあったようなシボ加工は施されていないので、デザインはツルンとしてミニマルな感じで高級感のあるキレイなビジュアル。
ただ、このビジュアル重視のデザインが原因で、本体はやや滑りやすく指紋が付きやすいです。
いつの時代もかっこよさと機能性や実用性ってトレードオフになりやすいね。
背面や側面はなにもなくツライチ使用。側面側はすべてシームレス使用でミニマルなデザインがいい感じ。
各種規格はプラグ側に印字されています。
ポート
USB-Cポートが2機搭載されていて、iPhone、iPad、MacBookといったスマホ〜ラップトップ持ちまで幅広く使用しやすいポート構成です。
USB-Aがありません。
おかげで、ケーブルは同じ物を使えるのが持ち物を減らすことができるし、管理しやすくて最高。
本機はケーブルが別途必要
本機は充電に必要なケーブルが付属していないため、充電ケーブルが必要です。
ボクが使用していておすすめなのが、Ankerの充電ケーブルなので参考にどうぞ。
特におすすめは絡まらないシリーズのケーブル!
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サイズ/重量
サイズはこれまでのハイブリッド型モバイルバッテリーとは比較にならないほど小さい。
これまでのAnkerのハイブリッド型充電器の遍歴を知っている人は、ナチュラルに「まじかっ」って言葉がでるはず。ほんと小さい。
重量は公称で200g。
この重さがどんなものかというと、容量が異なりますが、従来モデルのPowerCore Fuion 10000より39%重量ダウンというとんでもなく軽量に成功しています。
- サイズ:71×60×31mm
- 重量:200g
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)の充電性能や発熱
充電器として、モバイルバッテリーとしても使用できるAnker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)の充電性能や発熱をチェックしていきます。
充電器としての充電性能
1ポート使用時と2ポート使用時で、公式の通りの出力がでるのかと、充電規格をチェック。
1ポート使用時
理論値 | 実測値 |
---|---|
45W | 約43W |
充電対象デバイス:M1 Pro MacBook Pro
充電規格PD3.0で充電できており、最大出力45Wに対して、実測43W。安定して45前後の数値を叩き出していました。
この充電の性能があれば、M1 MacBook Air・M2 MacBook Airを余裕で急速充電できます。
>>M2 MacBook Airを急速充電する方法・ルールをチェックする
これは間違いなくMacBookにおすすめできる充電器といえるでしょう。
いやぁいいですねぇ。この小ささでこの出力、しかもハイブリッド型。
一見、ただの充電器富間違えるほどコンパクトなので、数年でここまで進化していることに驚きを隠せません。
2ポート使用時
/画像
理論値 | 実測値 |
---|---|
合計45W | 28W×14W 合計42W |
充電対象デバイス:M1 MacBook Air・MacBook Pro 13インチ
2ポートで充電器としての使用時は「5V ⎓ 3A / 9V ⎓ 3A / 15V ⎓ 3A / 20V ⎓ 2.25A 」から合計45Wで充電されます。
デバイスに応じて適切な電力供給されるから便利だよ!
今回MacBook AirとiPhone 14 Proで充電してました。
- MacBook Air側が14W出力で
→30分で約18%~充電可能 - MacBook Pro側が28W出力で
→30分で約27%~充電可能
ということで、MacBook Proは約30W近くで充電できているため、2ポート同時使用でも「MacBook Airクラス以下のデバイスなら」急速充電できます。
同時充電時をしたい場合のiPhone 充電器やiPad充電器としてもおすすめ可能。
モバイルバッテリーとしての充電性能
ハイブリッド型の真骨頂。外出時のモバイルバッテリーとしての性能をチェック。
1ポート
理論値 | 実測値 |
---|---|
20W | 約19W |
充電対象デバイス:MacBook Pro 13インチ
モバイルバッテリー時は充電記事より出力が25W 低下の約20W。
モバイルバッテリー使用時はMacBook Proのモバイルバッテリーとしては厳しいです。
この出力なら、iPadモバイルバッテリーやiPhoneモバイルバッテリーとしては完璧すぎるほどの相性の良さですね。
2ポート
理論値 | 実測値 |
---|---|
合計18W | 約8W+約5W 合計13W |
充電対象デバイス:MacBook Air・MacBook Pro
2ポートは合計18Wなので、iPadクラスのモバイルバッテリーとしての力不足感は否めないですが、iPhoneモバイルバッテリーとしての機能はしっかり果たしてくれます。
MacBook Air/Proは厳しいので、この使い方は全くおすすめしないよ!
発熱
いくら高性能な充電器・モバイルバッテリーとはいえ、安全性能が気になるもの。
本機搭載の安全機能
- 多重保護システム
- ActiveShield™️ 2.0
11の先進的な安全性と保護システムを組み合わせたAnker独自技術で、発熱、発火、爆発 のようなリスクを取り除き安心・安全を実現したシステム。
継続的な温度管理機能と出力制御により接続端末を保護するシステム。
従来システム「ActiveShield™」の進化系で、温度上昇の監視回数がこれまでの2倍になっています。
要は簡単にいうと、より安全に使用できるようになっているのが本機の 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)ということだね!
実際に発熱の状況をサーモグラフィで内部温度と温度計で表面温度を計測していきます。
充電器として10分使用時【2ポート】
2ポート同時に使用した状態で10分経過後の温度です。ActiveShield™️ 2.0が効いているような数字を叩き出しています。
内部が人肌くらいで、表面温度は25度なのでひんやりするくらい。
充電器として60分使用時【2ポート】
さすがに1時間2ポートで充電すると、内部は60度オーバーの表面温度は約46.9度。
充電器は熱くて持てない!みたいな状態ではなく、許容範囲内の温かさ。
内部の発熱が外側まであまり届かない設計になっているのはさすがAnker製品ってところですね。安心・安全は間違いない。
このまま2時間使用しても温度はほぼ変わらなかったよ!誤差範囲だった!
本体充電:パススルー充電対応
本体充電と接続デバイスを同時に充電できるパススルー充電にも対応しています。
本体充電は約2時間もあればフル充電可能。
夜充電すれば、 朝には確実にフル充電できるので、毎日使用可能です。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)の良かった点・気になった点
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)を実際に使ってみて良かった点と気になった点があったのでまとめました。
メリットから見ていきます。
良かった点
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)の良かった点(メリット)は3つ。
- 充電器出力45WでMacBook Airを急速充電可能
- 充電器とモバイルバッテリーで明確な用途分け
- 小型+軽量で持ち運びが楽になった
- 従来型から大幅進化
充電器出力45WでMacBook Airを急速充電可能
従来型のAnker PowerCore Fusion 10000の約倍の出力を誇る45Wの出力を実現したため、ついにこのシリーズでMacBook Airをフルスピードで充電できるようになった。
これにより、自宅と外出時の充電器とモバイルバッテリーを一元化しやすくなったのが最大のメリット。
充電器とモバイルバッテリーで明確な用途分け
AnkerのハイブリッドタイプでPower Core Fusionシリーズはこれまで、充電器時の性能とモバイルバッテリー時の性能は変わりませんでした。
しかし、本機より充電器のときはよりパワフルに。
モバイルバッテリーは需要の多いスマホ〜タブレットのみ充電できるように明確な棲み分けを行った結果「中途半端」にならずに済みました。
おそらく、本機はApple製品、特にMacBook Airを意識して作られた充電器なんですよね。
Appleシリコン搭載のM1 MacBook AirやM2 MacBook Airになって、外出時も1日充電が持つようになった
なので、本機はモバイルバッテリー時は20Wに落として、その分持ち運びに特化させて「超軽量・超小型」を優先したんでしょう。
MacBook Air持ちとしてはめっちゃ良いですこのハイブリッド充電器。
これが非常に使いやすいんだよね!自宅ではMacBook AirやiPad Pro、iPhoneを同時に充電しつつ、外出時はiPhone・iPad用として使う!求めてた人も多いんじゃないかな!
小型+軽量で持ち運びが楽になった
ハイブリッド型充電器の弱点といえば、「重い」「でかい」でしたが、どちらも完全にクリアしてきたのが本機Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)です。
ポケットや小型ガジェットポーチでもラクラク持ち運べるのは本当に便利。
従来型から大幅進化
521 Power Bank PowerCore Fusion 45W | PowerCore Fusion 10000mAh | PowerCore Fusion 5000mAh | |
---|---|---|---|
ポート数 | 2 USB-C×2 | 2 USB-A×1 USB-C×1 | 2 USB-A×1 USB-C×1 |
充電器時の出力 | 40W | 20W | 10W |
モバイルバッテリー時の出力 | 20W | 20W | 15W |
モバイルバッテリー容量 | 5000mAh | 10000mAh | 5000mAh |
サイズ | 横幅:71mm 奥行:60mm 厚み:31mm | 横幅:82mm 奥行:82mm 厚み:35mm | 横幅:72mm 奥行:70mm 厚み:31mm |
重量 | 200g | 278g | 189g |
おすすめ度 ※2023年1月時点 | |||
価格約 | Amazon 8,990円 | Amazon 5,990円 | Amazon 3,590円 |
※価格は2024年4月時点
このように性能だけグンッと上がって、これまでのハイブリッド型充電器をなきものにするほどのスペックの高さ。
これから、上記3つの中から購入を検討するなら、有無を言わさずして本機521 ProwerBankをおすすめします。
気になった点
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)の気になった点(デメリット)は1つ。
- モバイルバッテリー時は立ち回りが限定される
モバイルバッテリー時は立ち回りが限定される
持ち運びや軽量化を優先したため、モバイルバッテリー時の出力低下や容量を5,000mAhに抑えられています。
その分、充電器のときと同じ感覚で使用できないため、外出先のコンセントがない場所での使用はスマホもしくはタブレット用に制限されるんですよね。
よって、MacBook AirクラスのノートPCで本機を使用したい人は要注意。
MacBookのM1 やM2 のようなロングバッテリーノートPCを所持している人じゃないと外出時=モバイルバッテリー時の立ち回りが厳しいです。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)をおすすめの人
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)をしたからこそわかるおすすめの人とおすすめできない人を紹介。
本機はサイズ的には2ポート45Wの専用充電器としても申し分なしのスペックです。(サイズ・重量など含む)
記事内にも書きましたが、モバイルバッテリーとして「出力」「容量」を落として、その分持ち運びと用途分けに特化している本機。
だからこそ、モバイルバッテリー単体としてのハイパワーや大容量といった高性能を求める人には、やや不向きな充電機器と言えます。
よりハイパワーを求めるならGaNPrimeシリーズの733 Power Bankをおすすめ
項目 | 521 Power Bank | 733 Power Bank |
---|---|---|
ポート数 | 2ポート USB-C×2 | 3ポート USB-C×2 USB-A×1 |
充電器時の出力 | 40W | 65W |
モバイルバッテリー時の出力 | 20W | 30W |
モバイルバッテリー容量 | 5000mAh | 10000mAh |
サイズ | 横幅:71mm 奥行:60mm 厚み:31mm | 横幅:111mm 奥行:63mm 厚み:31mm |
重量 | 200g | 320g |
価格 | Amazon 8,990円 | Amazon 14,990円 |
※価格は2024年4月時点
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Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビュー【まとめ】
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)レビューでした。
- 充電器出力45WでMacBook Airを急速充電可能
- 充電器とモバイルバッテリーで明確な用途分け
- 小型+軽量で持ち運びが楽になった
- 従来型から大幅進化
- モバイルバッテリー時は立ち回りが限定される
- MacBook Air or iPad Proクラスを所持
- 同時に2台充電したい
- 充電器とモバイルバッテリーをまとめる
- 持ち運びやすいハイブリッド型がほしい
このような人はぜひ一度チェックしてくださいね!きっと気に入るはず!