Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) モバイルバッテリー レビュー|高出力65W・大容量24000mAhのパワフルタイプ
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
本記事はモバイルバッテリーAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) のレビュー記事です。
Appleユーザーの方は現在、M1やM2のMacBook Air/Pro持ちの方は、バッテリー改善されたことから外出時にバッテリー切れを起こしにくくなりました。
と、言ってもあくまでも1日数時間〜10時間程度の話。遠出の外出・出張・旅行となると話は別です。
幾日かMacBook Air/Proのバッテリーを耐えれるようにするには、どうしても充電器やモバイルバッテリーが必要になってきます。
充電器だと外出先のコンセントが必須で、コンセントがないと充電できません。このリスクを考慮して、未だにモバイルバッテリーが人気です。
今回は、このような人向けに24,000mAh大容量かつ最大65W出力を誇る、ハイスペックモバイルバッテリーを紹介します。
使った感想は、サイズ・重量は旧型とほぼ変わらないものの、まとまりのあるデザインや複数ポート同時充電時の出力構成の向上が見受けられ、使いやすくなった大容量モバイルバッテリーでした。
MacBook Air/Proを1回以上、高速充電できる大容量モバイルバッテリーを探している人はぜひ参考にしてください。
- 大容量24,000mAhでMacBook Pro 13インチを1回以上充電できる
- 最大65W出力あればMacBook Pro 13インチ・14インチを充電しながら使える
- 今までにない表面の高級デザインが美しい
- 小型・軽量化したとはいえまだまだ大きいし重たい
- MacBook Air/Proを所持しててフルスピードで最低1回以上充電したい
- デジタルデバイスを2台もしくは3台以上所持している
- MacBook・iPad・iPhoneを同時に充電したい
- 容量24,000mAh・出力65Wで安全で使いやすいモバイルバッテリーが欲しい
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) はどんなモバイルバッテリーか
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) が一体どんなモバイルバッテリーなのか、「特徴」「スペック」を順に紹介していきます。
特徴
- USB-C×2ポート・USB-A×1ポートの合計3ポート搭載
- 最大出力はMacBook Pro 13インチを約1時間45分で満充電できる65W
- 本体への給電は30Wで満充電時間は3時間30分
- iPhone 14を約5回、MacBook Pro 13インチを1回充電できる大容量24,000mAh
本機は小型・軽量で攻めるタイプではなく、高出力・大容量を武器とした高出力が必要なデジタルデバイス向けのモバイルバッテリーです。
スペック
製品名 | Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) |
サイズ | 約160 x 85 x 27mm |
重量 | 約500g |
容量 | 24,000mAh |
ポート数 | 3ポート USB-C×2 USB-A×1 |
USB-C 出力 | 5V=3A 9V=3A 12V=1.5A 15V=3A 20V=3.25A (最大 65W) |
USB-A 出力 | 5V=3A 9V=2A 10V=2.25A 12V=1.5A (最大 22.5W) |
USB-C 入力 ※USB-C1のみ | 5V=3A 9V=3A 12V=1.5A 15V=2A 20V=1.5A (最大 30W) |
急速充電規格 | USB PD対応 PowerIQ 3.0 (Gen2) 対応 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
カラー | ブラック ホワイト |
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) レビュー
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)のレビューを書いていきます。
パッケージ付属品
Ankerのモバイルバッテリーでよくあるパッケージ。付属に充電ケーブルが1本ついているので、必ず別途用意する必要はなし。
- Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W )
- USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)
- 取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)
- カスタマーサポート
外観デザイン
本体は全体樹脂系タイプの材質で滑りにくく持ちやすいです。
見る角度によって色味がかわる
表面は最近のAnker充電機器に多い、一見ガラスっぽい見た目の樹脂で光の当たり具合で表情が変わる、モバイルバッテリーなのにモバイルバッテリーじゃないようなオシャレ設計。
背面下部に、充電規格・各種認証マークが設置。
各出力が書いていると3ポート以上になってくるとわかりやすいので、充電に迷ったらここを見れば解決できます。
専用ポーチ付き
専用ポーチは厚めのメッシュ地で、持ち運ぶ時により安全にかつ落下防止できます。
これまでAnkerのモバイルバッテリー買ったことある人は、いつもついてるポーチだと思って大丈夫。
ポート
ポートはUSB-C×2、USB-A×1の3ポート構成。すべて出力は対応で、入力はUSB-C1ポートのみ。
容量・最大出力
本機の容量と出力はこちら。
どれくらいのスペックか | |
---|---|
容量24,000mAh | ・iPhoneを約5回、iPadを1.5回以上、MacBook Air/Proを1回以上充電できる容量 |
最大出力65W | ・MacBook Pro 13インチをフルスピードで充電できる出力 ・MacBook Pro M1/M2 Pro 14インチを約8割のスピードで充電できる出力 |
サイズ重量
サイズと重量はお世辞にも小さくて軽い!とはいい難い、ガッチリずっしりボディです。
それでも昔の容量20,000mAh超えのモバイルバッテリーよりは随分小さくなったので、持ち運びやすさに関しては明らかに改善されています。
- サイズ:約160 x 85 x 27mm
- 重量:約500g
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) の充電性能・発熱
MacBook Pro 13インチをフルスピードで1回満充電できるAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) の「充電性能」「発熱」をチェックしていきます。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) の出力/入力
USB-C 出力 | 5V=3A 9V=3A 12V=1.5A 15V=3A 20V=3.25A (最大 65W) |
USB-A 出力 | 5V=3A 9V=2A 10V=2.25A 12V=1.5A (最大 22.5W) |
USB-C 入力 ※USB-C1のみ | 5V=3A 9V=3A 12V=1.5A 15V=2A 20V=1.5A (最大 30W) |
単ポート給電:最大65W
単ポート出力理論値 | 実測値 |
---|---|
USB-C:65W USB-A:22.5W | USB-C:約57.6W USB-A:約18.9W |
USB-Cは、どちらのポートでも単ポート使用なら最大65WでMacBook Pro 13インチをラクラク急速充電可能です。
出力は実測値も理論値と乖離せず問題なし。
USB-Aは、最大22.5W出力可能でGalaxyなどのAndroid端末などと相性が良いです。iPhoneだと〜15Wくらいまででしか充電できません。(Apple規格の仕様上)
したがって、iPhoneやiPadをフルスピードで充電したい場合は、単ポートでもUSB-Cを使用しましょう。
2ポート給電:45W+20Wの合計65W
2ポート出力理論値 | 実測値 |
---|---|
USB-C+USB-C:45W+20W | USB-C+USB-C:43W+18W |
USB-CUSB-Cで、2ポート使用した場合は45W+20Wで急速充電できるので、MacBook Air+iPad/iPhoneやiPad Pro+iPad/iPhoneのような組み合わせがベストマッチ。
Appleデバイスでいうと、2ポート使用時は、MacBook AirクラスとiPhone〜iPadクラスの同時充電がおすすめです。
3ポート給電:
3ポート使用時した場合の目安になる理論値なるものはカタログスペックに記載がありません。
実測値でいうと、43W+12W+3W(USB-A)でした。
3台同時充電時にも、USB-C1最大45W確保できるみたいなので、MacBook Air/Proを充電しながら残りの2ポートを使えまます。
USB-Aに関しては、デバイスを入れ替えたりしましたが、最大5Wもでないため、AirPods ProやApple Watchなどの低電力充電仕様になります。
モバイルバッテリー本体充電は入力30W
本体入力はUSB-C1(右側のIN/OUTポート)を使用して30Wで満充電まで3.5時間かかります。
充電するには、iPadおすすめ充電器やMacBook Air/Proおすすめ充電器で最低30W以上の急速充電器が必要なので、ない人は一緒に準備すると良いですよ。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) のメリット・デメリット
実際に使ってわかったAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) のメリット・デメリットを書きます。
メリット
- 大容量24,000mAhでMacBook Pro 13インチを1回以上充電できる
- 最大65W出力あればMacBook Pro 13インチ・14インチを充電しながら使える
- 今までにない表面の高級デザインが美しい
もともと市場に多くない容量20,000mAh超えの大容量、高出力65Wタイプのモバイルバッテリーは、存在だけで貴重。
本機は安心・信頼のAnker製で保証も24ヶ月と充実しているため、高額なMacBook Air/Pro用モバイルバッテリーとしては最適な1台といえるメリットがあります。
あと、普通にビジュアルがかっこいいのがズルい。これまでのAnker大容量モバイルバッテリーより数段イケメンです。
デメリット
- 小型・軽量化したとはいえまだまだ大きいし重たい
サイズは、約160 x 85 x 27mmで重量も500gあるので、イメージとしては薄い500mlペッボトルを持ち運ぶ感じ。
したがって、ちょっとした荷物になるため、これで手荷物を軽快にして〜みたいなことを考えていると想像とは違う状況になるので注意してください。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) はこんな人におすすめ
市場でもそこまでおおくない大容量で高出力モバイルバッテリーAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) がどんな人におすすめかまとめました。
- MacBook Air/Proを所持しててフルスピードで最低1回以上充電したい
- デジタルデバイスを2台もしくは3台以上所持している
- MacBook・iPad・iPhoneを同時に充電したい
- 容量24,000mAh・出力65Wで安全で使いやすいモバイルバッテリーが欲しい
このように基本的には本機のハイスペックを活かす運用方法がおすすめ。
コスパを良くするためにMacBook Air/ProのようなノートPCをメインで充電するモバイルバッテリーとして推奨したいです。
こんな人にはおすすめできない【iPhoneやiPad向けのモバイルバッテリーが欲しい】
iPhoneやiPadのみを充電するだけだと、スペックオーバーなのでそんな人にはあまりおすすめできません。コスパが良くないですからね。
そういう人は、AnkerモバイルバッテリーよりCIOモバイルバッテリーのや「SMARTCOBY Pro PLUG」や「SMARTCOBY Pro」がおすすめです。
おすすめの人
- モバイルバッテリーと充電器一体型のハイブリッドタイプが欲しい
- 出力30WでiPadやMacBook Airクラスを充電したい
- 外出時に荷物を減らしたい
おすすめの人
- コスパ最強のiPad用モバイルバッテリーが欲しい
- 出力30WでiPadやMacBook Airクラスを充電したい
- 卵サイズの小型軽量で持ち運びやすさを求めてる
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) レビュー【まとめ】
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) レビューでした。
- 大容量24,000mAhでMacBook Pro 13インチを1回以上充電できる
- 最大65W出力あればMacBook Pro 13インチ・14インチを充電しながら使える
- 今までにない表面の高級デザインが美しい
- 小型・軽量化したとはいえまだまだ大きいし重たい
利便性の高いMa旅行・出張などにお供させるなら最高のモバイルバッテリーの一つです。
また、普段からもMacBook Air/Proを外出先で充電するならスペック的にもドンピシャなので、気になる方はぜひ商品をチェックしてみてくださいね!ではまた!
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります