Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) レビュー|コスト重視のMagSafeモバイルバッテリーとしてあり!
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
この記事はAnker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) のレビュー記事です。
iPhone用のMagSafeモバイルバッテリーをいくつも所持していますが、今回のAnker新作も気になったので購入して試してみました!
これからモバイルバッテリーを買う方は参考になると思うので、ぜひ最後までよんでみてくださいね!
おすすめの人
- 容量はiPhone充電が約1回分の5,000mAhでいいから小型かつ軽量モデルが欲しい
- とにかく購入コストを抑えて安全なモバイルバッテリーがほしい
- パススルー充電をメインにして活用したい
関連 iPhone MagSafeモバイルバッテリーおすすめ【まとめ】
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) レビュー
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) の開封レビューをしていきます。
スペック
製品名 | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) |
重量 | 124g |
サイズ | 横幅:94mm 奥行:63mm 厚み:15mm |
カラー バリュエーション | ブラック グリーン ピンク パープル ホワイト |
出力 ワイヤレス | 5W 7.5W |
出力 USB-C | 5V/2.4A=12W 最大12W |
入力 USB-C | 5V/2A=10W 最大10W |
パススルー充電 | 対応 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
入力が10W止まりですが、その分かなり軽量化されていて120g台。はじめて持った時にビックリするくらい軽い!って驚くほど。
全体スペックは控えめな分、日常的使いを意識した設計になっているなぁと感じます。
パッケージ付属品
Anker製品をいつも買っている人からすると普段どおりのパッケージ。
付属品は本体含めて3点。
- Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)本体
- 取り扱い説明書
- 充電用ケーブル
外観デザイン
マットブラックを基調としたいかにもAnkerらしいデザイン。
これを機に言うけど、最近のミドルレンジクラス以下のAnker充電機器に入ってる大きな文字で「ANKER」ってのは無い方が好き。だから少し前のデザインの方が好きだった。
電源ボタンは物理ボタンで、押し込むとポチッと触感あるし、LEDライトつくのでわかりやすい。LEDライトは残量に応じて4段階表示になってます。
底面にUSB-Cの充電ポートあり。ここから入力/出力が可能。
- 入力:5V=2A 10W(パススルー充電可)
- 出力:5V=2.4A 12W
側面には充電規格やバッテリー容量、各種認証マークの表示あり。
サイズおもさ
サイズは、約9.4×6.35×1.5cmです。
MagSafeモバイルバッテリーのサイズって「持った時の感覚に影響する厚み」が重要で、薄ければ薄いほど使いやすいんですよね。
本機は薄型タイプで使いやすいと言えるサイズ感ですが、Belkin BoostCharge Magnetic Wireless Battery 5000の方が0.1mm薄いので、薄さを求めるならBelkin製がおすすめ。
おもさもは124gで5,000mAhのモバイルバッテリーの中でもトップクラスに軽いです。その他はだいたい150g前後。
よて、持ち運びやすい・常時使用しやすいMagSafeモバイルバッテリーで常にモバイルバッテリーを持ち運ぶ民は歓喜できるおもさ。
- サイズ:約9.4×6.35×1.5cm
- おもさ:約124g(実測121g)
iPhone 14 Proにくっつけた感じ
iPhone 14 Proだと長さにスペースが約7mmほど開くミニサイズタイプ。
モバイルバッテリー本体に膨らみがなくフラットで、持ちやすい+置いた時にバランスが崩れにくいです。
横幅は5mmほどiPhoneとの境目があるので、すべりにくくグリップ力高めで装着した状態でも安定感があり把持しやすいです。
ポケット収納はやや窮屈です。これは本機に限らず、iPhoneを厚くするMagSafeモバイルバッテリーならどのタイプにも言えること。
厚みを増やさず充電したい人は、Anker Power Bank (10000mAh, 30W)のような、iPhone用モバイルバッテリーを選択すると良いですね。
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) の充電性能
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) の充電性能を確認していきます。
MagSafe充電:最大7.5W
MagSafe純粋の充電ではなく、Qiワイヤレス充電規格の7.5Wで充電できる。
実際にiPhone 14 Proを充電してみたので紹介します。
iPhone 14 Proを充電してみた(約3時間45分で0%→92%充電)
40分で22%充電
1時間45分で53%充電
3時間45分で92%充電できたところでモバイルバッテリーの容量切れ。
これまでのiPhone用MagSafeモバイルバッテリーの容量5,000mAhだと、iPhone 14 Proなら80%台までしか充電できなかったが、本機は90%を超えてきた。
おそらくだが、MagSafeの弱点である発熱を抑えることができ、充電効率があがったからだと言える。
ケーブル充電:最大12W
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) はMagSafe充電以外に、USB-Cケーブルでデバイスを接続して、有線充電もできます。
出力は12Wなので、決して早くはないですがワイヤレス充電よりは速度がでるので、急いでる時なんかは有線充電が便利。
発熱:かなり抑えられていて充電効率が良い
充電性能をチェックしていてた時に発熱が抑えられていると予想しましたが、やっぱりあってました。
充電から一時間経過しても、全体の温度が40°以下です。接地面は50°くらいですが、それでもMagSafeモバイルバッテリーの中でもほぼトップといっていいほど、発熱していない。
触っても全然あつくないんですよね。充電中にiPhoneを持つのをためらうくらい発熱するMagSafeモバイルバッテリーもあるので、これは嬉しい限り。
表面温度は35.7°。充電していなんじゃないか?って温度を計測できました。もう一度いいますが、これ充電から1時間経過後の温度です。
Ankerは最近のミドルレンジ以上の充電機器に、より安全に使用できるActiveShield™️ 2.0を採用しているので、その恩恵かな?と思いましたが本機は未搭載。
ただただAnkerの技術力が向上した結果なのでしょうね。
入力:最大10W
入力は、5V=2Aの10Wで充電できるので、出力的にiPhone用充電器10W以上が1つあれば、新たに購入する必要なし。
パススルー充電対応
パススルー機能も搭載。
パススルー充電は、iPhoneにAnker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) をくっつけた状態で、モバイルバッテリー側に充電ケーブルを差し込んで充電すると、iPhone→モバイルバッテリーの順で充電できる機能。
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) の気になった点
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)を実際に使ってみて感じた気になった点は「革新的なMagSafeモバイルバッテリーではない」ということ。
今や下位互換となった単純にAnker PowerCore Magnetic 5000より価格も安く性能もUPしているので順当な進化といえば順当な進化。
とはいえ、今更感があるAnker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) を発売したAnkerの狙いを考察してみた。
簡単にまとめると以下の感じかな、と。
- 手軽に買える価格帯のMagSafeモバイルバッテリーを販売したい
- MagSafeモバイルバッテリーがどんなものか初めて挑戦したい人向け
- MagSafeモバイルバッテリーを常時取り付けながら過ごしたい人向け
(そのための電源ボタンでのオンオフ切り替えとパススルー充電)
MagSafeモバイルバッテリーを何個か試してきてMagSafeモバイルバッテリーの利便性の高さに魅力を感じていると、1番最後の「常時取り付けながら過ごす」は結構メリットだと思う。
「電源ボタンでオンオフ」と「パススルーができる」ことにより、iPhoneに本機Anker 321 MagGo Batteryをずっとくっつけて過ごすことができるから。
寝室でパススルー充電して、そのまま朝持ち運ぶこともできるので、毎日モバイルバッテリーを使用する人は本機とかなり相性良し。
その他のMagSafeモバイルバッテリーと比較してみた
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) | Anker 622 Magnetic Battery MagGo | ESR HaloLock モバイルバッテリー | CIO ハイブリッドワイヤレス モバイルバッテリー | |
サイズ (約) | 9.4×6.3×1.5cm | 10.5×6.7×1.3cm | 9.9×6.4×1.7cm | 9.4×6.3×1.6cm |
おもさ (約) | 124g | 140g | 155g | 150g |
出力 | 有線:12W 無線:7.5W | 有線:12W 無線:7.5W | 有線:12W 無線:7.5W | 有線:20W 無線:7.5W |
入力 | 10W | 12W | 12W | 18W |
スタンド | ー | ◯ | ◯ | ◯ |
パススルー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
価格 (約) | 4,000円 | 6,500円 | 4,000円 | 5,500円 |
「軽さ・価格・発熱を抑える」を重視するなら、本機Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)が1番おすすめ!
スタンド形状時の安定感を優先するならAnker 622 Magnetic Battery、価格を抑えスタンドにもしたいならESR HaloLocck。
CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリーは、Apple Watchも充電できるし、有線時の充電能力が高いのでここを重視する人向けです。
大容量10000mAhのMagSafeモバイルバッテリーが欲しいならこれ一択
本機Anker 321 MagGo Battery の容量だともの足りない。
そんな方には、容量が倍の10,000mAhでさらにスタンドモードにできる同社の633 Magnetic Battery MagGoが1番おすすめです。
関連 Anker 633 Magnetic Battery MagGoレビュー
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) レビュー【まとめ】
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) レビューでした。
- 容量はiPhone充電が約1回分の5,000mAhでいいから小型かつ軽量モデルが欲しい
- とにかく購入コストを抑えて安全なモバイルバッテリーがほしい
- パススルー充電をメインにして活用したい
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) はこのような人におすすめできます。
iPhone用のMagSafeモバイルバッテリーの中でも、コスパはかなり良い方なので節約志向の方もぜひ導入してみてください!ではまた!