CIO ハイブリッドワイヤレスモバイルバッテリー レビュー|iPhoneをMagSafe+Apple Watch同時充電【MB20W-5000-MAS】
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- CIO-MB20W-5000-MASのレビュー・使用感
- iPhoneをMagSafeワイヤレス充電+スタンドにできるモバイルバッテリーのこと
- Apple Watchも充電できるも汎用性が高いモバイルバッテリーのこと
iPhone用モバイルバッテリーでMagSafe対応が続々と増えて、ようやく性能が高いモノがふえてきました。
しかし、iPhoneとともにApple Watchも一緒に充電できるモバイルバッテリーって市場にほぼでていません。
今回はまたしてもCIOさんがやってくれました!満を持して「CIO-MB20W-5000-MAS」が一般販売開始!
なんとiPhoneのMagSafeに対応しながら、Apple Watchの磁気部分に対応しているモバイルバッテリー折りたたみスタンド付きです。
CIO製のおすすめモバイルバッテリーに仲間入りです。
ここまでのマルチは初だ!強すぎて、え?ほんまに?ってなるけど本当なんだ!
それではCIO-MB20W-5000-MASのレビューを書いていきます。
- MagSageのマグネット対応のモバイルバッテリーが欲しい
- 7.5W出力のMagSafeモバイルバッテリーが欲しい
- 有線充電時に最大20Wで充電したい
- パススルー充電機能が欲しい
- Apple WatchもAirPodsも充電したい
- 充電しながらスタンド利用をしたい
他の人はこちらも検索
ハイブリッドモバイルバッテリー CIO-MB20W-5000-MAS レビュー
それでは概要だけみると、スペックの高さが際立っているCIO-MB20W-5000-MASの特徴から紹介。
1分でわかる特徴
- 最大7.5Wワイヤレスでくっつけながら充電
- Apple Watchも充電できる
- 充電しながらスタンドとして使用可
- ワイヤレス充電時の充電量はだいたい10分8%
- 有線で充電時はiPhoneを20Wで急速充電
一番注目すべきポイントは、MagSafeでワイヤレス充電とApple Watchを直接充電することができること。
そして、さらにスタンドとしても利用可能でマルチで大活躍できる性能・実用の高さがピカイチ。
スペック
ブランド | CIO |
製品名 | CIO-MB20W-5000-MAS |
重量 | 150g |
サイズ | 横幅:94.5mm 奥行:63.0mm 厚み:16.5mm |
カラー バリュエーション | ブラック ホワイト |
出力 ワイヤレス | 5W/7.5W ※Androidは10W可能 Apple Watchは2.5W |
出力 USB-C | 5V/2.4A=15W 9V/2.2A=18W 12V/1.6A=20W 最大20W |
入力 USB-C | 5V/3A=15W 9V/2A=18W 12V/1.5A=18W 最大18W |
パススルー充電 | 対応 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
本体とモバイルバッテリーを同時に充電できる※パススルー充電にも対応。
デバイス機器とモバイルバッテリーを同時に充電する仕組みのこと
外箱/内容物
CIOの白を基調に紫文字で視認性の高いパッケージ。
付属品は合計3点。USB-C&USB-Cのケーブルあり。ボクはポートがUSB-Cだけで歓喜するちょれー勢です。
- CIO-MB20W-5000-MAS本体
- USB-C&USB-Cケーブル
- 取扱説明書
サイズ/重量
重量は150gで厚みは1.6cm。軽くも薄くもないタイプだが、これはしょうがない気がします。
現状は唯一無二と言っていい「iPhone・Apple Watch・AirPods」どれでもワイヤレスで充電できるので、重量やサイズ感より性能を重視した感じかな?と。
どうしても技術・機能を盛り込むサイズ感に影響でるよね!この辺りはトレードオフって感じ
- 横幅:94.5nm
- 奥行:63.0nm
- 厚み:16.5mm
- 重量:150g
本体外観/デザイン
表面はマットタイプで高級感もあるミニマルデザインで良い感じ!傷がつきにくいタイプだが指紋がつきやすい。
iPhoneに装着しながら充電するタイプなので、グリップ力が高くて困ることはまずないからこの質感はありがたい。
1.3mmのAnker 622 Magnetic Battery MagGoと比較すると1.6mmはやや厚みを感じる
iPhoneにくっつけてもカメラ周りに干渉しません。
内側は従来型と同じく「マグネット充電パッド+Apple Watchの磁気部分」になっていて、Apple Watchをくっつけやすいようにややくぼんでいる。
CIO-MB20W-5000-MAS 充電時の出力数
- iPhone→ワイヤレスで最大7.5W(有線時は最大20W)
- Apple Watch→最大2.5W
未だにApple認定のMagSafe充電規格の最大15Wで充電できるiPhone用MagSafeモバイルバッテリーはでてきていないね!
Anker 622 Magnetic Battery MagGoでもかきましたが、側面にUSB-Cポートがあれば完璧だった。
このくっつくタイプのモバイルバッテリーの規格上、側面にポートをつけるのは難しいのかな〜?疑問だ…
反対側の側面にはスペックとPSEマークなどが記載。
本体の下部が左側から「電源ボタン、USB-C、4段階LEDインジケーター」が搭載されています。
電源ボタンをおすとバッテリー残量に応じてLEDインジケーターが点灯して確認可能。
- LED1点灯→0~25%
- LED2点灯→25%~50%
- LED3点灯→50%~75%
- LED4点灯→75%~100%
本体への充電する時の入力は18Wで急速充電が可能。
CIO-PD20Wの充電器があればフルスピードで充電できます。
パススルー充電対応
モバイルバッテリーを充電しながら、iPhone(Apple Watch or AirPods)を充電する「パススルー充電」も可能です。
背面のつまみを横に展開すると簡易スタンドになる
つまみを上に持ち上げるだけで、収納式スタンドがでてきます。
安定感はそこまである感じではないかな〜。
立てた時の角度がまっすぐに近くディスプレイが見づらいので、スタンド機能はおまけ程度に考えていた方がよさそう。
ピタッとiPhoneとくっつくと充電開始するのはめちゃくちゃ便利。
CIO-MB20W-5000-MASの良かった点
- iPhoneもApple WatchもAirPodsもワイヤレス充電
- 急いでいるときは最大20Wで充電可能(有線)
- 折りたたみスタンドつき
- モバイルバッテリー本体の充電が最大18Wで爆速
- ミニマルデザインでおしゃれ
順に確認していきます。
1.iPhoneもApple WatchもAirPodsもワイヤレス充電
全部1つのモバイルバッテリーで充電できるのは普通に嬉しい。しかも、全部ケーブルが不要って部分が最高。
現段階では、Apple3種の神器をケーブルなしで充電できるモバイルバッテリーは有名企業からだとCIOとSatechiからしか出ていません。
モバイルバッテリーは充電器が熱くなる記事でも解説している通りよくわからない中華製を購入すると火事などのリスクが高いから控えてね!
Satechiの4台同時充電の最強モバイルバッテリー
2.急いでいるときは最大20Wで充電可能(有線)
MagSafeでくっつけてワイヤレスでiPhoneを充電した場合は、7.5W出力充電になるので10分/7〜8%しか充電できません。
急いでいる場合はライトニングケーブルでiPhoneとつないで有線で充電すると10分/15%前後で高速充電可能。
3.折りたたみスタンドつき
これまでによくあったMagSafe対応モバイルバッテリーは、スタンド機能はついていませんでした。
なのでこれまでは、iPhoneをデスクに置く時にMagSafeでワイヤレス充電時はどうしても平面になって画面が確認しにくかった。
CIO-MB20W-5000-MASは背面のスタンドで支えることが可能。
PC作業をしながら横に充電中のiPhoneをおいて通知の確認などができてかなり便利です。ただちょっと角度が真っ直ぐに近いのでボクは使いにくい。
4.モバイルバッテリー本体の充電が最大18Wで爆速
CIO-PD20Wのような小型の20W急速充電器があればモバイルバッテリー本体を急速で充電できます。
CIO-MB20W-5000-MASの残量が0%の状態から100%になるまでの時間は約1時間程度。
昔のモバイルバッテリーが3時間くらいかかっていたことを考えると急速を越えて爆速も越えて神速だわ、ってなります。
関連記事 CIO-PD20W レビュー|500円玉サイズの極小2ポートの20W急速充電器
5.ミニマルデザインでおしゃれ
これはボクのようなミニマルデザインが好きなタイプにはグッサリとぶっ刺さるのではないでしょうか。
無駄な装飾がなくブランドロゴもプリントタイプではなく、刻印タイプなので長期間使用しても汚く剥がれたり薄くなったりしないはず。
CIO-MB20W-5000-MASの気になった点
- iPhoneに装着している時の安定力に安定感
- スタンドの角度がちょっとキツイ
- スタンド使用時にモバイルバッテリーは充電できない
順に確認します。
1.iPhoneに装着している時の安定力に違和感
去年までなら違和感を覚えることもなかったのですが、MagSafe対応のモバイルバッテリーの性能が上がってきていることもあり気になったのがiPhoneにくっつけた時の磁力。
手で持っていて背面のモバイルバッテリーに手が当たると、下部のマグネットがない部分だけ動くんですよね…気になる人は気になるな〜って感じがします。
ちなみにボクはかなり気になってしまう…
2.スタンドの角度がちょっとキツイ
- 左:Anker 622 Magnetic Battery MagGo
- 右:CIO-MB20W-5000-MAS
CIO-MB20W-5000-MAS使用時の角度
本記事でも何度か、スタンドの角度について書きましたが、この急な角度が苦手な人もいると思います。
ちなみにボクはMOFT Snap-On スタンドのゆるやかな角度になれているので苦手でした。
だからスタンドはおまけ程度に考えることにしたよ。
関連記事 iPhone12/13対応MOFT Snap-On レビュー
3.スタンド使用時にモバイルバッテリーは充電できない
CIO-MB20W-5000-MASでiPhoneを充電+スタンドとして、使用しているときははポートが下にあってモバイルバッテリーを充電できない…
せっかくのパススルー充電機能+スタンド機能が同時に使えないのが痛すぎる。
側面にポートがあれば使用感がバク上がりするので、最高だった。
Anker 622 Magnetic Battery MagGoとCIO-MB20W-5000-MASを比較
性能や特徴が似ているので、本記事で何度も登場したAnker 622 Magnetic Battery MagGoと本機のCIO-MB20W-5000-MASを比較していきます。
外観はどちらも高級感があり魅力的
- Anker:滑らかなさわり心地のラバータイプ
- CIO:サラッとしたハードタイプ
どちらにも共通していることは、すべりにくいということ。
内側
Anker製の充電パット部分はQiワイヤレスのみに対してCIOはApple Watchの磁気充電に対応しているので、CIOのほうが汎用性が高い性能・デザインになっています。
CIO製はAnker製より厚みが0.3mm厚く1.6mmです。
iPhoneに直接つけるならできれば薄い方がよいので、Anker製のほうがつかいやすい。
iPhoneのワイヤレス充電速度はどっちも7.5Wで同じ
充電スピードはほぼ変わらず、10分で約8%前後の充電ができます。
iPhoneのバッテリーが50%くらいになってくると、10分/4~5%の充電に。
バッテリー残量80%以降はAppleのトリクル充電仕様でかなり低速になって、どちらもiPhoneのフル充電は4時間近くかかります。
安定感はAnker製の方がある感じ。あとで説明しますが、理由はマグネットとスタンドがAnker製のほうが使いやすいから。
有線ケーブルはCIO製のほうが一枚上手
ライトニングケーブルで有線でiPhoneを充電する時のそれぞれの出力は下記の通り。
- Anker 622 Magnetic Battery MagGo→最大12W(30分で40%前後の充電が可能)
- CIO-MB20W-5000-MAS→最大20W(30分で50%前後の充電可能)
有線での充電は最大出力20WのCIOが圧勝です。
Apple Watchの充電するならCIO製一択
Apple Watchをワイヤレスで充電するなら、CIO一択です。AnkerはApple Watchの磁気充電部分の機能は非搭載。
これはこれで、めちゃくちゃ便利なのでApple Watchを外出先でバッテリー切れをよく起こしてしまう方は重宝しますよ。
マグネット部分の磁力やスタンド部分はAnker製が良い
iPhoneにモバイルバッテリーをピタッと装着している時はAnker製の方がズレにくいので、気になりません。
ほぼズレないし、外れそうにならない
結構ズレやすいし、外れそうになる
CIOはすこし手があたるとマグネットを搭載していな、下側がススッと動くのでやっぱりボクは気になります。
これ多分ですけど、マグネットの強さもですが、本体サイズも影響しているのかな?と▼
Anker製はiPhoneとほぼ同じ横幅ですけど、CIO製は本体の小ささが仇となり、側面の隙間が大きく指がちょっと乗っかる余裕があってその余裕のせいで指で押しちゃう感じなんですよ。
なんでもコンパクトがいいのか?というと、やっぱり違うんだな〜って自分も勉強になりました。
全長は短いから、iPhone 12/13のminiを使用している人はAnkerよりCIO製の方がおすすめ!Anker製ははみ出るから気をつけて!
スタンドもAnkerの方が使いやすい
スタンドもマグネット部分同様にAnker製のほうが使いやすいな〜と感じたんですよね。
スタンドを作った状態で2つ並べたらわかりますが、CIO製のほうが角度が急になっていてAnker製のほうが角度がゆるやか。
また、支える面も「Anker製は底面すべてで支える」に対して「CIO製は一点で支える」ので安定感と安心感もAnker製のほうが勝っています。
上画像の通りなので、モバイルバッテリーをiPhoneにくっつけて、デスクに置いて画面を確認しやすいのがどっちかというと
MOFT Snap-Onにより角度が近いAnker 622 Magnetic Battery MagGoのほうが使いやすく感じます。
で 結局Anker製とCIO製どっちがいいの?【結論:重視するものによる】
上記のとおり、どちらも一長一短の性能や特徴なので、何を重視したいかでおすすめが変わります。まとめると下記の通り。
こんな感じで、iPhoneのMagSafeでくっつくモバイルバッテリーとして優先したいならAnker 622 Magnetic Battery MagGo
iPhone以外の汎用性の高さ重視するなら、本機のCIO-MB20W-5000-MASって感じです。
関連記事 Anker 622 Magnetic Battery MagGo レビュー
ハイブリッドモバイルバッテリー CIO-MB20W-5000-MAS レビューまとめ
CIO-MB20W-5000-MAS のレビューについて書きました。
CIO-MB20W-5000-MASは、iPhone・Apple Watch・AirPodsのApple3種の神器すべてをワイヤレス充電できるミラクルなモバイルバッテリーでした。
しかもスタンドにもできるというおまけつき。スタンドの角度(立てた場合)は好みがあるとおもうのですが、ボクはもうちょい倒れて欲しいってのが本音。
マグネットの強さと、装着している時のズレがやや気にはなるものの
- 外出先でシームレスな充電をしたい!
- 急いでいるときは20Wでフルパワー充電したい!
って、方には超おすすめできるモバイルバッテリー。冒頭でもいいましたが、完全にCIO製のおすすめモバイルバッテリーに仲間入りです。
それでは良きモバイルバッテリーライフを!
iPhone MagSafe対応モバイルバッテリーのおすすめ記事はこちらから↓
iPhone MagSafe対応アクセサリー・周辺機器のおすすめ記事はこちらから↓
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります