CIO LilNob レビュー|クレカ1/2サイズの3ポートUSB-C(PD)急速充電器【G65W2C1A】
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こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- CIO LilNobの使用レビューについて
- デバイス3台同時できるクレカ1/2サイズの充電器のこと
- MacBook Pro13インチレベルのノートPCも充電できる充電器のこと
MacBook Air/ProのようなノートPCとその他のデバイスを同時に充電したい!
でも、重たくて大きいのは嫌。どんな充電器が良いかわからない。
本記事でご紹介する「CIO LilNob」では上記のような悩みを一撃で解決することができます。
CIO LilNbは最高出力65WでMacBook Pro13インチを急速充電でき、かつiPad(タブレット)、iPhone(スマホ)など同時で3台まで充電できる3ポート搭載の充電器。
ノートPCは常に高出力で充電できるようにノートPCとその他の小型デバイスを自動で識別して、適した電力供給を流してくれます。
さらにクレカ1/2サイズで世界最小級という凄さ。その性能の高さからMacBookのおすすめ充電器にも選ばれている充電器。
Apple純正充電器のかわりの充電器を探している人は、ぜひ使ってみてほしい!充電器ってこんなに使いやすく出来るんだ!って気づくよ
それでは本記事『CIO LilNob レビュー|クレカ1/2サイズの3ポートUSB-C(PD)【G65W2C1A】』について1年以上使用したボクがレビューしていきます。
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CIO LilNobの特徴
「CIO LilNob」はUSB-C×2+USB-A×1の3ポートタイプの65W出力の超小型USB−C急速充電器です。
特にMacBook Pro13インチクラスと相性が良い充電器やよ!
クラウドファンディング(Makuake)でたった1ヶ月間で1100名の方に応援購入されたCIOの人気充電器の一つ。
そんな「CIO LilNob」の特徴の確認をしますね。
- MacBook Pro13インチを約2時間でフル充電
- 最大出力65Wの高出力
- デバイス3台同時充電
- GaN(窒化ガリウム)搭載
- クレカの1/2サイズ
- PD3.0&QC&PPS対応
3ポートのマルチポートで「窒化ガリウム搭載」かつ「高出力&高速の給電規格」で、コンパクトで高出力充電に必須の要素がギュッと詰まっています。
「CIO LilNob」の製品仕様/スペックが気になる方は下記をクリックしてくださいね。
CIO LilNobの製品仕様/スペック
ブランド | CIO |
製品名 | LilNob G65W2C1A |
重量 | 110g |
サイズ | 横幅:6.6cm 奥行き:3.0cm 高さ:4.1cm |
カラー バリュエーション | ブラック |
出力 USB-C ※PD3.0 | 5V=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A 最大65W |
出力 USB-C ※PPS | 3.3V-11V=3A |
出力 USB-A ※QC3.0 | 4.5V=5A 5V=4.5A 9V=3A 12V=2.5A 20V=1.5A 最大30W |
対応急速充電 規格 | Power Delivery 3.0(PD) Quick Charge3.0(QC) 等々 |
保証期間 | 最大6ヶ月 |
LilNobに限らず、CIO製品の保証期間は約6ヶ月とやや短めの設定になっています。
CIO LilNobのレビュー
「CIO LilNob」はUSB-C×2+USB-A×1の3ポートタイプの65W出力で超小型USB−C急速充電器です。
内容物
同梱品はCIO LilNob本体と含め2点。
- CIO LilNob
- 取扱説明書
外観/デザイン
いつものCIO製品と同じで、側面にロゴ入り。全体が黒白オンリーでシンプルデザインだからロゴ入っていても悪くないですね。
「CとI」に遊び心あるのが良いよね〜
反対側は何もなし。本体手触りはサラサラ質感で指紋汚れがつきにくいのがGood!
正面側にUSB-C1~2とUSB-Aの3ポート備わっています。一番上のポートは3台同時使用でも45Wを維持してくれるので、ノートPCやニンテンドースイッチのようなデバイス向けのポート。
USB-C1とUSB-C2は1ポート使用時は最大65W出力可能やよ!MacBook Pro13インチをフルパワーで充電可能!
ポートの裏側は、プラグは収納式で使いやすい。よりコンパクトに持てるように配慮された設計です。収納式は耐久に問題がある製品が多いですが、CIO製品は安定しています。
サイズ/重量
MacBook Pro13インチのApple純正61W充電器と比較してみると小ささがよりわかりやすいです。
Apple純正61Wとサイズ比
Apple61W純正充電器と重ねるとちょうど半分ほどのサイズ。
ポートは1対3で「CIO LilNob」のほうがフレキシブルに充電可能。
重量はApple充電器より、約100g軽い結果に。持ち運びを考えているなら、100gの差は馬鹿にできない。「CIO LilNob」の本体細さ+コンパクトさが持ち運びやすいのが良い。
- 横幅:6.6cm
- 奥行き:3.0cm
- 高さ:4.1cm
- 重量:110g(実測105.5g)
CIO LilNobの各ポートの充電仕様の確認
CIO LilNobに限ったことではありませんが、3ポートや4ポート同時出力できるタイプの充電器やモバブはかなり仕組み/ルールが初心者の人からするとかなりややこしいかと思います。
なので、CIO LilNobの充電時の各ポートの仕様を簡易表とイラストで確認。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-A | 合計 |
---|---|---|---|
65W | 65W | ||
65W | 65W | ||
30W | 30W | ||
45W | 18W | 63W | |
45W | 18W | 63W | |
45W | 18W | 63W | |
USB-Aと 合わせて15W | USB-C2と 合わせて15W | 15W | |
45W | USB-Aと 合わせて15W | USB-C2と 合わせて15W | 60W |
結構複雑ですよね。わかりやすく上表をイラストに起こす下記の通り。
こちらを元に何パターンか出力のチェックを行って、出力(W)がメーカーの理論値通りか確認しますね。
CIO LilNobで充電して出力チェック
CIO LilNobの各ポート出力チェックします。
3ポート以上を同時に充電できる充電器は少々難しいので先にポイントまとめを▼
- ノートPCを充電するなら上のUSB-Cポートに挿す
- 2台、3台同時充電時は上のUSB-Cは45Wになる
- 3台同時充電時は、真ん中と下のポートを合わせて15Wになる
最初の1ポートUSB-C1以外は見たい人だけクリックして開いて見てね!
1ポート「USB-C 1」で充電
充電するデバイス
- MacBook Pro13インチ
理論値 | 測定値 |
---|---|
65W | 56W |
USB-C1ポートだとLilNob最大出力の65Wで充電が出来る。
USB-C1はノートPC系のためのポートと考えて良いでしょうね。MacBook AirはもちろんProも13インチまでなら最高出力で充電することができます。
65WあればMacBook Pro13インチだと約2時間でフル充電できるから安心!
1ポート「USB-C 1」+「USB-C 2」で充電
充電するデバイス
- MacBook Pro13インチ
- iPad Air4
理論値 | 測定値 |
---|---|
45W+18W | 41W+18W |
USB-C1とUSB-C2は一番使用するパターンになりそうな組み合わせ。
同じUSB-CでもUSB-C1は45Wまで、USB-C2は18Wまでの出力。
出力が高いUSB-C1はMacBookのようなノートPCをUSB-C2はタブレットやスマホなどを充電することをオススメします。
45W+18Wは本当に使いやすいよ!PC、タブレット、スマホ、ワイヤレスイヤホンなど全部の組み合わせに対応できるからね!
3ポート「USB-C 1」+「USB-C 2」+「USB-A」で充電
充電するデバイス
- MacBook Pro13インチ
- iPad Air4
- iPhoneSE2
理論値 | 測定値 |
---|---|
45W+(合計15W) | 40W+(10W+4W=合計14W) |
CIO LilNobは3ポート同時充電時でも、USB-C1は最大45Wまで出力があります。
よって、ノートPCの充電をするなら基本は「USB-C1」を使用しないといけないことがわかります。
残りの2ポートは合計で15Wになるように調節してくれるので、しっかりスマホ+タブレットの組み合わせやスマホ+スマホなども可能。
挿しているデバイスを自動で識別してくれてベストな出力を選んでくれるから安心やよ!
全ポートを使用して感じたことは、一番上のポートが常に45W~65Wを維持できるのは「ノートPCを使う人」は非常に使いやすい!と感じます。
もう一度、出力のポイントまとめを置いておきます。
- ノートPCを充電するなら上のUSB-Cポートに挿す
- 2台、3台同時充電時は上のUSB-Cは45Wになる
- 3台同時充電時は、真ん中と下のポートを合わせて15Wになる
購入後にわからなければ、先述の各ポートの出力チェックを参考にしてくださいね。
要チェック
CIO LilNobで急速充電するためには高出力対のケーブルが必要
ボクも使っている急速充電対応のおすすめUSB-Cケーブルはこちら▼
iPhoneを急速充電したい方は、絡まらなく高耐久のUSB−C&ライトニングケーブルがおすすめ。
Anker絡まらないライトニングケーブルのレビューを見る
CIO LilNobの良かった点
「CIO LilNob」を使用した感想は、「超小型の使い勝手の良い3ポート充電器」って感じです。
良かった点は5つ。
良かった点5つ
- MacBook Pro13インチと相性抜群
- ノートPC以外にもニンテンドースイッチなどを急速充電
- クレカ1/2サイズで超小型
- 長方形だから隣と干渉しにくい
- PPS対応でAndroidなどを充電しやすい
順に確認しますね。
1|MacBook Pro13インチと相性抜群
「CIO LilNob」は一番上のポートUSB-C1が常に45W以上を維持してくれることがノートPCユーザーとしては、超メリットです。
モノによっては複数デバイスを同時充電したら、均等に電力供給する仕組みの充電器もあります。
それぞれ一長一短ですが、ノートPC充電をメインで考えている人は均等に振り分けられるより、一箇所だけでも高出力を維持してくれる方が使いやすいです。
ボクは、MacBook Pro13インチ+何かを充電したいことが多いから、CIO LilNobが非常に使いやすい!
2|ノートPC以外にもニンテンドースイッチなどを急速充電
ニンテンドースイッチの純正ACアダプターと同等レベルで充電が可能。
買い替えなどを検討している、かつ複数ポート利用したい!と考えているなら「CIO LilNob」がピッタリ。
3|クレカ1/2サイズで超小型
「CIO LilNob」はGaN(窒化ガリウム)搭載のため、超小型化に成功しており、クレジットカードの半分サイズという驚くほどコンパクトに仕上がっています。
ガジェットポーチ(デイズポーチ)にも胸ポケットやズボンポケットにもスッと収納できるサイズ感なので、軽くて持ち運びやすいはやっぱり正義。
しかも、高出力可能なUSB-PD対応ときてるのでまさに小さな巨人。
下記のおすすめのガジェトポーチならどれでも収納可能でした▼
4|長方形だから隣と干渉しにくい
自宅でメイン使用を考えていても、小型なのでコンセント使用時に隣と干渉しないのもGood!
5|PPS対応でAndroidなどを充電しやすい
最近は増えてきましたが、それでもPPS対応している充電器は多くはありません。
電力供給時の電圧/電流を小刻みにコントロールする機構のこと。スマホやモバブが必要以上に熱くならずに、最短の時間で充電が可能になる。
PPSはスマホやタブレットがAndroid端末であれば相性抜群の充電器といえます。
Galaxy系と特に相性が良いよ!
CIO LilNobの気になった点
「CIO LilNob」の気になった点は1つ。
気になった点1つ
- 壁コンセント挿すと結構飛び出る
1|壁コンセント挿すと結構飛び出る
「CIO LilNob」は壁コンセントに挿すと、長方形だから結構飛び出ます。
長方形のプラグって重力にも弱いから、新幹線などの常時振動がある壁コンセントだと落ちやすいところは注意点。
壁に挿してめっちゃ安定させたい!って方はほぼ正方形の「CIO LilNob Share」をおすすめします。
似ている『LilNob Share』との違いはポート数と出力ルール
本製品のLilNobと酷似しているLilNob Shareの大きな違いは「ポート数」と「充電時の出力ルール」が異なります。
どちらがおすすめなのかは「自身が何のデバイス充電を優先するか」により異なります。
ざっくりまとめると下記の通り。
どっちがおすすめ
- 小型デバイスを複数同時充電メインにして、ノートPCも充電したい→LilNob Share『G65W3C1A』
- ノートPCをメインに他の小型デバイスも充電したい→LilNob『G65W2C1A』
もっと詳しく知りたい方は「LilNob ShareとLilNnobの違いを比較」にて比較表などを見比べて確認してくださいね。
CIO LilNob レビューまとめ
「CIO LilNob」はノートPCも充電できる、さらに最大3台までスマホなどを急速充電できる「高出力3ポートでクレカ1/2サイズのコンパクトUSB急速充電器」でした。
GaN採用のおかげで、世界最小級のサイズを実現しているため、想像以上に小さい!
MacBookやノートPCの充電をメインに他のデバイスも合わせて充電したい方にドンピシャと言える充電器となっています。
CIO LilNobは性能の高さから、MacBookのおすすめ充電器にも選ばれています。
一つあれば、ノートPC含めて3台同時充電できる強みがあるため、他のノートPC用の充電器で満足いかなかった方はCIO LilNobですべて解決しましょう。
それでは良き充電器ライフを!
他の人はこちらも検索
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります