CIO MB20W-10000 レビュー|PD対応で超スリム!スマホモバイルバッテリーの王座を奪う

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この記事で分かること
- CIO MB20W-10000について
- 「容量10,000mAh+出力20W+パススルー搭載」のモバイルバッテリーについて
iPhoneなどのスマホをはじめ、iPadのようなタブレットなどのデジタルデバイスに、もはや必須アイテムになったモバイルバッテリー。
特にスマホは持っている方も多いので、専用モバイルバッテリーを探している方も多くいるはずです!
購入しようにも、スマホ用のモバイルバッテリーはどれが良いかわからない。って、結構あるあるですよね。
そんな方に、モバイルバッテリーの収集マニアのボクが、おすすめできるモバイルバッテリーCIOから登場!
その製品名は「CIO MB20W-10000」です。一瞬で、CIO製のおすすめモバイルバッテリーの仲間入りを果たしました。
「容量が10,000mAh+出力20W+パススルー充電+超スリム小型」という、まさにスマホのために生まれてきたモバイルバッテリー。

なんといってもパススルー充電つきが非常に魅力的やわ!
本記事『CIO MB20W-10000 レビュー|PD対応で超スリム!スマホモバイルバッテリーの王座を奪う』のレビューを書いていきます。
- スマホをメインで充電したい
- iPhoneを2回〜充電したい
- 容量が10,000mAhのモバイルバッテリーが欲しい
- 超小型で高性能なモバイルバッテリーが良い
- パススルー充電機能が欲しい
- コスパ抜群のモバイルバッテリーが良い
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CIO MB20W-10000の特徴

CIO MB20W-10000は「急速充電(PD3.0QC3.0+)」「パススルー対応」「出力20W」「PPS対応」です。
特徴をまとめると下記の通り。
- 約10,000mAhの大容量でiPhone12を2回以上も充電できる
- 最大出力20Wでタブレットも充電できる
- 最大入力18Wで本体を3時間で充電
- USB-C(PD3.0)とUSB-A(QC3.0)の2台同時充電
- パススルー充電対応
- 圧倒的な小型サイズ化&軽量化に成功
まさにスマホ用のモバブとしては、必要なもの全部入りみたいなモバイルバッテリー。しかし、この強さ魅力的や〜!
CIO MB20W-10000の製品仕様/スペックは、見たい方だけ下記をクリックして見てくださいね。
CIO MB20W-10000の製品仕様/スペック
ブランド | CIO |
製品名 | MB20W-10000 |
重量 | 178g |
サイズ | 横幅:10.5cm 奥行き:5.2cm 厚み:2.5cm |
カラー バリュエーション | ブラック |
入力 USB-C | 5V=2.4A 9V=2A 12V=1.5A ※最大18W |
入力 Micro-USB | 5V=2A 9V=2A 12V=1.5A ※最大18W |
出力 USB-C | 5V=2.4A 9V=2.22A 12V=1.5A 3.3-11V 2A※PPS ※最大20W |
出力 USB-A | 4.5=5A 9V=2A 12V=1.5A ※最大18W |
同時出力 USB-C & USB-A | 最大15W |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
保証期間 | 6ヶ月 |
CIO MB20W-10000は、同容量帯の10,000mAhモバイルバッテリーの中でも、一際輝きを放っています。
10,000mAhの目安

スマホは1.5回〜2回強くらい充電が可能。タブレット系は1回前後は充電できる容量ですね。

ノートPCのような大型デバイスじゃなくて、小型デバイス系だとかなりコンパクトに持ち運びができる有能なモバイルバッテリーやよ!
では「CIO MB20W-10000」のレビューをしていきます。
CIO MB20W-10000のレビュー

CIOのパッケージって、いい意味で国産っぽくない感じが好きです。シンプル&必要な情報のみ!ってところが素敵。ガチャガチャしているパッケージは本当に見にくいですよね…
内容物

CIO MB20W-10000本体を含めて全部で3点。

ケーブルはUSB-C&USB-C(0.5m)です。「CIOさんわかってる〜」これは本当にありがたい人も多い感じ。

USB-Aケーブルは余っているけど、USB-Cケーブルは足りていない!って人が多いからね!
価格が抑えられているので、USB-A系のケーブルかと思ったのはここだけの話。
- CIO MB20W-10000
- USB-C & USB-Cケーブル
- 取扱説明書


LightningもUSB-AもAnkerケーブルが耐久性高くて安全で良いよ!数年間使用しても一度も断線なし!
Ankerの柔らかくて絡まらないライトニングケーブルが特にオススメです。
Anker 絡まらないライトニングケーブルのレビューを見る
USB-A to USB-Cケーブル

USB-C to Lightningケーブル

外観/デザイン

CIO MB20W-10000の本体素材は、ツヤあるブラックカラーにホワイトロゴ。めちゃくちゃ小さいのに性能がギュッとつまっていて、高級感が溢れ出ています。

指紋はつきにくいね!傷はつきにくいタイプではないから要注意!

持つとこんな感じ。やや滑りやすい印象を受けますがそんなに気にならないです。いや〜しかしコンパクト!

側面には「USB-A(出力のみ)」「USB-C(出力&入力)」「Micro USB(入力のみ)」の小型の10,000mAhモバイルバッテリーでは珍しい3ポートタイプ。

CEマークやFCCマークもわかりやすく表示あり。充電規格って細かくてわかりにくよ!って方は下記を参考にしてくださいね。
- USB-C出力⇨最大20W
- USB-A出力⇨最大18W
- USB-C入力⇨最大18W
- Micro USB入力⇨最大18W

3ポートと反対の側面には、これまた珍しいストラップホールがあります。使用時に手首に掛けたり、収納時に取っ手に掛けたり用途は様々。

ごめんなさい!今ストラップがなくて試せなかった。

手前側の側面に物理電源ボタンとLEDインジケーター

電源ボタンを押すと、4段階のLEDインジケーターが点灯
CIOのモバイルバッテリーでは、「CIO SMARTCOBY Pro」のような%表記タイプがありますが、本製品は4段階LEDインジケーター表記タイプです。

個人的には%表記の方が見やすくて好きだけど、このサイズ感だと導入するのが難しかったかもしれないね!
サイズ/重量

重量は178g(実測180g)っていう軽さ!だいたい卵×3つ分の重量です。
- 横幅:10.5cm
- 奥行き:5.2cm
- 厚み:2.5cm
- 重量:178g(実測180g)
CIO MB20W-10000の出力は最大20W
CIO MB20W-10000はUSB-AとUSB-Cで出力できます。※Micro USBは入力のみ
出力を確認していきますが、「よく聞く出力や入力って何っ?」て方は下記をクリックして確認してくださいね。
出力/入力とは
- 出力
モバイルバッテリーや充電器からiPhoneやiPad/MacBookなどのデバイスを充電するときに送り出すエネルギー※数値が高いほどデバイスが急速で充電が可能 - 入力
モバイルバッテリー本体を充電するときに受け取ることができるエネルギー※数値が高いほどモバイルバッテリー本体が急速で充電が可能
先に、CIO MB20W-10000の出力ポイントのまとめ確認。
- タブレットを充電するならUSB-Cポートに挿す
- USB-AはApple製品は最大12WまでAndroid系は18W対応
- 2台同時に充電時は、合わせて15W出力になる
- パススルー充電は約15Wで本体とデバイスを同時充電
では出力の確認をしていきます。
1.USB-Cで充電
充電するデバイス
- iPad Air 4


理論値 | 測定値 |
---|---|
20W | 19.4W |
USB-Cポートだと、CIO MB20W-10000の最大出力20Wで充電ができます。
タブレットも充電できるパワーを発揮。ただし、容量が10,000mAhなので、メインで使用というよりは臨時利用を想定するほうが現実的。

iPhoneは「シリーズ8~11」までは18W対応で、「シリーズ12~」は20Wの急速充電に対応しているよ!
iPhoneの急速充電の仕組みは、iPhoneを所持している人は絶対にしっておくべきことなので、わからない方は下記を参考にしてください。

2.USB-Aで充電
充電するデバイス
- iPhoneSE2


理論値 | 測定値 |
---|---|
18W(iPhoneは12W) | 9.5W |
USB-Aポートだと、最大出力18W(QC3.0)で充電ができます。
ただし、iPhoneはQC対応していないので、Apple規格の12Wまで。

iPhoneだと2時間くらいあればフル充電できるよ!
3.USB-C+USB-Aの2台同時で充電
充電するデバイス
- USB-C iPad Air 4
- USB-A iPhone SE2


電圧テスターがスペースの関係で入らずチェック不可でした
理論値 | 測定値 |
---|---|
合計15 | 不明 |
2ポート同時充電時は、接続デバイスに応じて合計15Wをバランス良く給電する仕組みです。
体感ですが、iPadもiPhoneもめちゃくちゃ遅い充電速度ではなかったです。
約30分充電してみて、それぞれiPad25%、iPhone30%ほど充電できていたので、出力は問題無い感じですね。
4. パススルー充電
デバイスを充電しつつ、モバイルバッテリー本体にも給電できる機能
充電チェックするデバイス
- USB-C MacBook Pro 13インチ
- USB-A iPhone12Pro


理論値 | 実測値 |
---|---|
?(おそらく15Wを分ける) | 7.2W+?(~8Wで調整) |
パススルー充電時の、最大W数が公式に明記されていません。
実際に計測したところ約5W+5Wなので10W程度になるので、急速充電ではなくなります。

パススルー充電は、モバイルバッテリー本体もデバイスも同時に充電を進めることができるのが便利よね!
ニンテンドーswitchを充電するモバイルバッテリーとしても大活躍

CIO MB20W-10000のコンパクトさと出力の高さから、スイッチ用のモバイルバッテリーとしても大活躍してくれます。iPhoneと同時に充電もできるので、スイッチ持ちユーザーは歓喜のはず。

CIO MB20W-10000の入力は最大18W

充電器は、最近のボクの推し「DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger」を使用。


理論値 | 実測値 |
---|---|
18W | 約17.9W |
本体への最高入力が18Wです。しっかりと上限付近で、CIO MB20W-10000本体を充電できています。
本体充電時間
- 約180分後:0%⇨100%
上記の通り、3時間もあれば、本体を0%⇨100%のフル充電。
やっぱり入力が18Wで20W近辺の数値だと、本体充電も早く終えることができますね。
20Wあれば本体へ急速充電できる

DIGIFORCE 20W USB PD Fast Chargerのレビューを見る
30WあればMacBook AirやiPadの急速充電器にもなる

Anker PowerPort Atom Ⅲ 30W Slimのレビューを見る
CIO MB20W-10000を使用して感じた『良かった点・気になった点』
CIO MB20W-10000を実際に使用してみて「良かった点」「気になった点」が見えたので、それぞれまとめて書きます。
良かった点
- 10,000mAhの容量かつで20W高出力
- めちゃくちゃ軽いし小型
- パススルー充電が便利ぎる
- スマホメインのモバイルバッテリーなのにタブレットも充電できる
- コスパが良すぎる
本記事でこれまでに紹介した内容の良さをまとめた感じですが、一言でいうと「めちゃくちゃ使いやすくてコスパ最強のモバイルバッテリー」です。
同性能の10,000mAhのモバイルバッテリーだと4,000円はくだらないのですが、本製品は約2,500円で購入が可能。

この性能で2,000円台はバグに近いやすさ!しかも、CIOブランドだから、安心!10,000mAhのモバブ単体では最強なのでは?
気になった点
- 人によってはMicro USBが不要だと感じる
- コンセント付きなら10,000mAhとして最強モバイルバッテリーだった
Micro USBはボク個人としては不要だと感じたのですが、人によっては助かるかもしれません。
あとはコンセント付きだと、Anker PowerCore Fusion 10000のような『モバイルバッテリー+充電器』の使い方ができるので、あったらなお良かった!みたいな感じですね。
なので、気になるというか、あればより一層嬉しい!みたいな感じです。
コンセント付きの『モバイルバッテリー+充電器』のハイブリッドタイプが欲しい方は、ぜひ下記を参考にしてくださいね。

同クラス帯のAnker PowerCore 10000 PD Reduxと比較

似たような性能の本製品の「CIO MB20W-10000」と「Anker PowerCore 10000 PD Redux」を比較していきます。
パッと見は両機とも、外観のデザインが異なるだけのように見えますが、実は異なる部分が結構あるので見ていきますね。

両機ともサイズはほぼ変わりません。比較するとこんな感じ▼
モバイルバッテリー名 | サイズ/重量 |
---|---|
CIO MB20W-10000 | 横幅:10.5cm 奥行き:5.2cm 厚み:2.5cm 重量:178g |
Anker PowerCore 10000 PD Redux | 横幅:10.6cm 奥行き:5.2cm 厚み:2.5cm 重量:192g |

あの超コンパクトAnker PowerCore 10000 PD Reduxより小さいってビックリだわ!


置いて側面から見ても、手で持った感じもほとんど同じです。

ポート数は「CIO→3ポート」と「Anker→2ポート」で異なります。
そのため、出力と入力にも違いがあり、さらにはパススルー充電の有無も異なるので、下表の通り簡単にまとめました。
モバイルバッテリー名 | パススルー充電 | 最大出力 | 最大入力 |
---|---|---|---|
CIO MB20W-10000 | 対応 | USB-C:最大20W USB-A:最大18W | USB-C:18W Micro USB:18W |
Anker PowerCore 10000 PD Redux | 非対応 | USB-C:最大18W USB-A:最大12W | USB-C:18W |
充電性能は、「CIO MB20W-10000」がすべての面で上回っています。さらに価格が2,000円近く安いんですよね…

Anker好きのボクでも、これはCIOの大勝利としか言いようがない状態。
最後に、両機の簡易比較表のまとめを置いておきます。
CIO ![]() |
Anker ![]() |
---|---|
サイズ | |
横幅10.5cm |
横幅10.6cm |
ポート | |
USB-C(PD) |
USB-C(PD) |
出力/同時充電 | |
最大20W/2台 |
最大18W/2台 |
価格 | |
約2,700円 |
約4,300円 |
Anker PowerCore 10000 PD Reduxレビューを見る
新型はこっち↓

CIO MB20W 10000のレビューまとめ

CIO MB20W 10000について本記事ではレビューを書きました。最後におすすめできる人の再確認です。
- スマホをメインで充電したい
- iPhoneを2回〜充電したい
- 容量が10,000mAhのモバイルバッテリーが欲しい
- 超小型で高性能なモバイルバッテリーが良い
- パススルー充電機能が欲しい
- コスパ抜群のモバイルバッテリーが良い
CIO MB20W 10000はスマホメインのモバイルバッテリーとして、相性抜群のモバイルバッテリーでした。
本体を充電しながら、スマホも充電できるし、状況によってはタブレットも充電が可能。外出時の荷物が減って、本当にラクになります。
やはり『10,000mAh+20W+パススルー充電』はスマホ用のため!と言い切れるほどの強い印象。
急速充電(PD)対応にも関わらず、価格も2,000円台に安く抑えられているため、かなりお買い得モバイルバッテリー。

これで外出時のスマホをはじめ小型デバイスの充電切れも怖くないね!一つは持っていて損はしないよ!
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