UGREEN HiTune X6レビュー|価格は据え置き5,000円で質感高まりノイキャン搭載になって進化した
こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- UGREEN HiTune X6のこと
- 約5,000円でANC搭載のワイヤレスイヤホンについて
完全ワイヤレスイヤホンのUGREEN HiTune シリーズがX5から正当進化して、X6として登場!
パワフルでクリアなサウンド・音質を維持したままANC(アクティブノイズキャンセリング機能)を新たに搭載しました。
10mm DLCドライバーを採用して、0.05秒の低遅延モードも備えているので、ゲーム環境サウンドも大幅進化。FPS系アプリだと足音や銃声もクリアに聞き分けることができます。
旧モデルにも驚かされたけど、新形モデルも価格以上の品質の良さに驚き!
数万円もするワイヤレスイヤホンはちょっとな、コスパが良いワイヤレスイヤホンが欲しい…と、考えている方はぜひお付き合いください。
- Bluetooth5.1
- 最大26時間再生(ケース充電込)
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- SBC/AAC対応
- 操作時のタッチセンサー搭載
- 癖の少ない音質
- 低遅延のゲームモード搭載(0.05秒低遅延)
- ペアリングがストレスフリー
- 片耳利用が可能
- 防水規格IPX5でちょっとした水濡れ問題なし
では「UGREEN HiTune X6レビュー」を書いていきます。
UGREEN HiTune X6レビュー
まず製品紹介に行く前にUGREENを知らなかった!って方は下記を見てくださいね。
UGREENの充電器もおすすめで使いやすくて人気ですね。
そんなUGREENから出ているワイヤレスイヤホン「UGREEN HiTune X6」です▼
UGREEN HiTune X6 は5,000円台ながら、人気機能のアクティブノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホンです。
スペック
商品名 | UGREEN HiTune X6 |
メーカー | UGREEN |
役割 | 完全ワイヤレスイヤホン |
重さ(約) | 約50g イヤホン片方約5g |
充電端子 | USB Type-C |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング |
通信方式 | Bluetooth5.1 |
Bluetooth接続距離 | 10m |
対応コーデック | SBC / AAC |
耐水 | IPX5 |
通常時 再生可能時間 | 最大6時間 |
ケース込み 再生可能時間 | 最大26時間 |
充電時間 | 約1時間30分 |
急速充電 | 10分で1時間再生が可能 |
操作 | タッチ式 |
その他 | 低遅延モード(70ms) TrueWireless Miroring |
スペックでちょっと残念なのが、対応コーデックapt-Xに非対応になってしまいました。
apt-Xって圧縮率低めで高音質なのが特徴!
でもiPhone等では対応してないから、Appleユーザーは恩恵ないかな。
スペックをさらに詳しく確認するにはUGREEN公式サイトに表記されています。
パッケージ/付属品
厚紙ベースのパッケージで、ブラックタイプということもありかなりイケメンオーラあり。
本体がマットな質感でツートンカラーに変化していました。見た目から質感があがったので、デザイン的にもサブ機→メイン機で使えそう。
UGREEN HiTune X6本体と合わせて梱包物は5点。カナル型イヤーピースは本体に装着しているモノと合わせて「S,M.L」の合計3サイズです。
旧型はイヤーピースが4つ入っていたけど3つに減少したね。利用人口が少ないxsサイズがなくなったよ。
- UGREEB HiTunes X6本体
- イヤーピース×3サイズ(1つは本体に装着)
- USB-C&USB-Aケーブル
- 取り扱い説明書
- 安全ガイド
外観/デザイン
UGREEN HiTune X6の本体は光沢がないマットタイプです艷やかなビジュアル。旧型X5はツヤ光沢ありタイプだったので、ガラッと表情がかわりました。
スペースグレイ×ブラックのツートンカラーがいい味だしてる!
背面には、電源リセットボタン&ペアリングボタンとUSB-Cポートがあります。充電はワイヤレス非対応で、有線充電のみ。5,000円でノイキャン搭載ってことを考えるとここのコストを削った感じですね。
フタに「UGREEN」のロゴが印字。フタのブラックと同系色なので、目立ちにくいのはGood
下部は何もなし。この部分がワイヤレス充電に対応していたら嬉しかったな〜と。
フタをあけるとバッテリー残量がわかります。イヤホン充電磁気部分がマグネット仕様なので、収納時はスルリと収まります。
イヤホン充電端子には絶縁シールがついているので取り除きましょう。取り除くと、ケースに戻せばイヤホンが充電可能になります。
豆型タイプの柔らかい印象のデザインを採用。豆型タイプは手に収まりやすく、持ちやすいので落下リスクが下がるようにかんじます。
イヤピースはカナル型 です。付属品含めて3つのサイズがあるので、大半の方はサイズ調整できそう。イヤホン本体は強力な耐水性能があります。
耐水性能の一覧表
等級 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 水の侵入に対して保護されていない |
IPX1 | 垂直におちてくる水滴によって有害な影響を受けない |
IPX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない |
どしゃぶりの大雨でない限り雨の中でも使用できるレベルの耐水性能がIPX5だね!
充電やバッテリー
Qiワイヤレス充電には非対応なので有線ケーブル充電のみ。付属のUSB-C&USB-Aケーブルで充電できます。充電時間は約1.5時間。
- イヤホン:最大約6時間連続再生
- ケース込みのバッテリー:最大約26時間
- ケースにイヤホン収納時:10分で1時間再生可能になる
- 本体ケース充電:約1.5時間
ノイキャンが搭載したことにより、旧モデルよりバッテリー持ちがやや悪くなってしまったね。
ノイキャンの搭載有無とバッテリー持ちってトレードオフになりがちだからね。
イヤホンバッテリー持ちの検証
音楽再生を音量40%ほどで楽しんで見たところ約6時間30分連続再生できました。(AAC)
サイズ/重量
重量は「ケース」「イヤホン本体」を合わせて約50gなので、ほぼAirPods Proと同じ重量です。
イヤホン1つ5gだと、耳に長時間装着しても痛くなりにくいよ。
AirPods Proの話がちょっとでたので、UGREEN HiTune X6とAirPods proを並べて見ます▼
サイズ・重量ともにほぼかわらないので、AirPods Proのサブ機としてて2台持ちでも使いやすいです。もちろんメイン機として単体使用もOK!
ガジェットポーチのような入れ物があれば気にならない『サイズ&重量』で忍ばせることができる!
UGREEN HiTune X6を使用してみる
製品が届いてから、10日間ほぼ每日使用したので使用感はかなり明確にわかっています。順に確認していきますね。
ペアリング方法
UGREEN HiTunes X6のペアリング方法は簡単です。まとめると下記の通り。
- UGREEN HiTunes X6のケースを開ける
- デバイス側のBluetooth設定で「UGREEN HiTunes X6」を選択
- 登録完了→接続
- 次からケースを開けると自動ペアリング
UGREEN HiTunes X6のケースを開ける
デバイス側のBluetooth設定で「UGREEN HiTunes X6」を選択
登録完了→接続
いつでもシームレスに接続可能
一度ペアリング登録すると次回からフタを開けてイヤホンを取り出してすぐにペアリングができるのでラクラク接続。
ペアリングが上手くできない場合
片耳だけペアリングできていない現象が起きない
低コストワイヤレスイヤホンによくある「片耳だけペアリングできていない現象」が起きません。
これは何気にありがたい!コストが抑えられているイヤホンは片耳だけペアリングできない。みたいなことが結構あるからね!
マルチポイントはなしでマルチペアリングは3台?
説明書に記載がないのでマルチペアリングが3台?までなのか定かではないですが、手持ちのiPhoneとiPadとMacBookでペアリングできました。
マルチポイントに対応していないので、普段電話を使う側で音楽を聞くようにすると良いですね。
マルチポイントに対応していると、例えば番号の異なるスマホ2台に登録している場合、どちらのスマホに着信があっても1台のイヤホンで通話が可能です。
装着感
カナル型なので、耳穴にすっぽり入ります。密着度も高くまるで耳栓をしている感覚。豆型タイプで、脱着もしやすい点も扱いやすい点です。
5,000円の安いワイヤレスイヤホンなのに※パッシブノイズキャンセリング効果をめちゃくちゃ感じるのはすごい!高級イヤホンレベル。
パッシブノイズキャンセリングは物理的に雑音を阻止すること。
装着している時の安定感が高い
ボクは週2~3回ほどランニングをしていますが、一度も落下なし。
某サイトの口コミでは頭を下げる動作で落下とありましたが、ボクは頭を振っても回してもとれないので、サイズが合うか合わないかがありそうですね。
階段の上り下りや縄跳びで跳ねるような動作時も落下の恐れはなかったので、イヤーピースをちゃんと合わせればすアクティブ動作時の着用もおすすめできます。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載していますが、密着度が高いのでパッシブノイズキャンセリングのみで車や雑音を結構カットしてくれるのも嬉しいポイント。
操作性
イヤホンには物理タイプや感圧センサータイプがありますが、本機の操作はイヤホンの側面をタップするタップ式です。
タップ式って、反応が過敏すぎたり反応速度が遅いイヤホンが多いですが、本機はこの部分をクリアしているので操作性は高級イヤホン質感です。
UGREEN HiTune X6
操作方法
再生/停止 | 右左どちらかをタップ |
曲送り | 右側を3回タップ |
曲戻り | 右側を3回タップ |
音量アップ | 右側を2回タップ |
音量ダウン | 左側を2回タップ |
ノイズキャンセリングのオンオフ | 右左どちらかを1秒押す |
音声アシスタント | 右左どちらかを2秒押す |
イコライザー ゲーム/音楽モードスイッチ | 右左どちらかを4回タップ |
電話応対時の操作方法
通話応答/通話雨量 | 右左どちらかを1回タップ |
着信拒否 | 右左どちらかを2秒押す |
電話対応時の操作もタップの「回数」「時間」で操作が決まります。
UGREEN HiTune X6の音質
ドライバーユニットは10mmの複合振動板を採用。音質の特徴を一言でいうと「癖がなくバランスの良い音質」で、ここは旧モデルのX5を踏襲しています。
ただ
低音から高音まで無駄に主張する音域はないのですが、低域時に「各音」の分離が不明瞭な感じがあるので、低音重視で楽しみたい方はやや物足りない印象です。
低域の各音の分離について言及しましたが、人によってはそこまで感じないのかな、とも思います。(ボク以外の人に使用してもらって感想をききました)
男性ボーカルも女性ボーカルも聴き疲れしない
全体的にフラットで聴きやすいので、男女ボーカルを選ばずに楽しむことができます。
特にノイキャンオフ時の方が開放感が強く、バックミュージックの重みも感じにくいのでながら作業時にも相性が良い印象!
高音域も割れずにクリアでしっかり伸びます。
伸びすぎる音質によくある刺さるような感覚はなし。
ノイキャン搭載で表現力が高いワイヤレスイヤホンが5,000円って、、すごい時代になったよね!
UGREEN HiTune X6の音質まとめ
ノイズキャンセリングは生活音レベルはほぼない世界
本機のUGREEN HiTune X6はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載していて、その性能はどうなの?って気になる方も多いハズ。
端的にまとめると以下のような感じです↓
- サーキュレータークラスやエアコンクラスの生活音はほぼ無音
- 人の声はノイキャンオフ時と比べて30〜40%くらいカットされる
- 外出時に車の音は安全を確保できるくらいの音は入る
- ホワイトノイズなどはなし
- 音質がそこそこ変わる気がする
ノイキャン自体、効きすぎると苦手、ノイキャン酔いをする、など人の好みがあると思うので、何をもってして良いかはわかりにくいですが
生活音を遮断する=ノイキャン性能が良いとするなら、5,000円のワイヤレスイヤホンとしては、アクティブノイズキャンセリング機能は優秀に感じます。
ただ、気になった点が音質が変化?するような感じがあったこと
気になった点はノイキャン時にやや音質がかわる
ノイキャンオフ時
ボーカル・バックミュージックともにクリアで伸びやかに表現されています。音1つ1つの粒感もしっかりしている印象。
ノイキャンオン時
高音が抜けにくくなり、低音がややこもってしまって表現力が落ちてしまう印象。
本機は密着度が高くパッシブノイキャン性能が優秀だから、騒音が激しいところ以外は音質を重視するためノイキャンはオフでいいかもしれない
低遅延モード0.05秒で遅延感なく動画視聴・ゲームも快適
UGREEN HiTune X6は、低遅延モード搭載しているので、スマホアプリゲームなどを快適に楽しみたい方におすすめできるイヤホンです。
ボクは普段スマホゲームはそこまでしないのですが、FPS系でちょっと試したところ足音のズレなどもなく位置や距離関係が把握しやすかったです。
また、Primeビデオ、Netflix、U-NEXTで試しましたが人耳では遅延はわからないレベル。
精密で高価な機器で計測したり、プロの耳を持ち合わせていると感じるかもしれないけどね!ボクのような普通の耳だとわからんって感じ。
UGREEN HiTune X6の「良かった点」「気になった点」
良かった点と気になった点は下記の通り。
- コスパが良い
- 質感が向上した
- アクティブノイズキャンセリングが搭載された
- 操作時のタッチセンサー搭載
- 低遅延のゲームモード搭載
- パッシプノイキャンが優秀
- 音質に癖がなく聞き疲れしにくい
- 片耳利用が可能
- Qiワイヤレス充電が非搭載
- apt-X 非対応
- ノイキャン時に音質が変わる
今回一番気になったのがノイキャン時の音質が変化してしまう点。
この点が仕様なのか不具合なのか不明ですが、ノイキャンでせっかく無音の世界になって没入するぞ!って環境を作っても流れてくる音楽が気になって、人によっては逆に集中力を欠くことに繋がるかも知れません。
ただ、5,000円でノイキャン搭載しているワイヤレスイヤホンで、パッシブノイキャンが優秀なイヤホンはそうそうないのでこの当たりの満足度はかなり高いです。
よくわからない激安ワイヤレスイヤホンを購入するより、本機UGREEN HiTune X6を購入することをおすすめだよ!
UGREEN HiTune X5と比較して進化した点
進化ポイントはこちら
- 本体ケースとイヤホン本体の質感がマット素材になった
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 充電ポートのUSB-Cが底面から側面に移動して使いやすくなった
- 全体的に音質がアップ(特に中音域と高音域の向上)
色味と質感は大きく変わったものの、その他は正当進化を遂げています。
X5を所持していて、乗り換えるか迷っているなら、乗り換え推奨できる進化でした。
操作性も簡単だし、はじめてワイヤレスイヤホンを購入する人にもおすすめしたいモデルだね!
UGREEN HiTune X6のレビューまとめ
前回より質感が高まり、高級感を感じるようになった本機。音質やその他機能から5,000円台とは思えないワイヤレスイヤホンに進化しています。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)がようやく搭載されましたが、オン時に音質が結構変わってしまう点は次回モデルの改善点かもしれません。
それでも、ANC搭載ワイヤレスイヤホン入門機としては、コレ以上にないのでは?というクオリティに仕上がっていると思いますので、気になる方はUGREEN HiTune X6をぜひ一度みてくださいね。
メイン機でもいいし、サブ機にもおすすめだよ!
それでは良きワイヤレスイヤホンライフを!