Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1 レビュー|軽量で薄い持ち運びに特化したイーサネット搭載のケーブル型USB-Cハブ
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この記事はAnker 341 USB-Cハブ 7-in-1のレビュー記事です。
AnkerUSB-Cハブを直近で3つ購入して順に試してます。
上から
- Anker 552 USB-Cハブ 9-in-1
- Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1(本機)
- Anker 343 USB-C ハブ 7-in-1
本ハブ以外に新作USB-Cハブをまとめて買って色々試した結果本ハブのAnker 341ハブはどうだったか。
結論からいうと、必要最低限のポートを全部盛りしつつ価格を抑えた万人受けするUSB-Cハブで、ライトユーザーにおすすめできる良きハブだった。
購入費用を抑えつつ、でも使い勝手も良いUSB-Cハブがほしい!
このように思っている方は参考になるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
- 多くの方が使用頻度の高いポートのみ厳選されている
- 出先のホテルなどでもデバイスの爆速通信が可能
- USB-Cが100Wで充電できる
- 薄くて軽量で持ち運びしやすい
- 通信速度10Gbosを超えるポートが非搭載
- HDMIは4K対応だがリフレッシュレート30Hzまで
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1ってどんなハブか【特徴・スペック】
ケーブル型でも特に軽量で薄いタイプの本ハブ Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1。
どのようなUSB-Cハブなのか「特徴」「スペック」から早速紹介していきます。
特徴
- 7ポート搭載のケーブル型USB-Cマルチハブ
- 最大4K高画質で画面出力(30Hz)
- USB-C・USB-AどちらもUSB3.2Gen 1対応で最大5Gbpsでデータ転送
- パススルー充電対応で最大100W急速充電可能(ハブ側に15Wもっていかれる)
- イーサネット(有線LAN)接続可
- 持ち運びやすいコンパクトサイズ
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1は、イーサネット(優先LAN)を有した7ポート搭載の持ち運び特化タイプのマルチハブ。
イーサネット搭載のハブって、スペックしかりサイズしかりなにかを犠牲にした上で成り立っているハブが多いが、本ハブは全スペックが万能タイプで非常に使いやすいモデルになっている。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Anker 341 USB-C ハブ 7-in-1 |
サイズ | 約120×58×15mm |
重量 | 約115g |
インターフェイス | 【7ポート】 ・USB-C PD対応×1(最大100W入力/最大85W出力) ・USB-C データ転送用×1(3.2 Gen1 最大5Gbps) ・USB-A データ転送用×2(3.2 Gen1 最大5Gbps) ・HDMI×1(最大4K 30Hz) ・イーサネット×1(最大1Gbps) ・SDカードスロット×1(最大104MB/s) |
カラー | グレー |
価格 | 6,990円 |
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1 レビュー
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1の開封レビューで「パッケージ付属品」「外観デザイン」「サイズ重量」の順で紹介します。
パッケージ付属品
本体とユーザーズマニュアルのみのシンプルな付属品。
- Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1本体
- ユーザーマニュアル
外観デザイン
アルミボディで全身あしらわれていて、カラーが濃いグレーに仕上がっていて、ビジュアルは悪くない。
合計7ポートがケーブル部分以外の側面に各ポートあり。
ケーブルはUSB Type-Cで、近年のラップトップなら基本対応している。もちろんMacBook Air/Proは現行モデルならどれでもOK。
入力は100Wで高給電できるタイプで、ちょっと前の時代ならハイエンドモデルのUSBハブにしかなかったスペック。
サイズ重量
見かけによらず全然ズッシリしてなくて、めちゃくちゃ軽い。
計測してみると重量は117g。カタログスペックだと115gなので、ノイズ程度のズレ。
7ポートでも150gほどのUSB-Cハブがあることを考えるとかなり軽い部類だとわかる。
- サイズ:約120×58×15mm
- 重量:115g(実測117g)
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1の各ポート役割
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1には名称のとおり、合計7ポート備わっているので、各ポートの役割やスペックをわかりやすく紹介。
合計7ポート
・USB-C PD対応×1(最大100W入力/最大85W出力)
・USB-C データ転送用×1(3.2 Gen1 最大5Gbps)
・USB-A データ転送用×2(3.2 Gen1 最大5Gbps)
・HDMI×1(最大4K 30Hz)
・イーサネット×1(最大1Gbps)
・SDカードスロット×1(最大104MB/s)
USB-C:2ポート(PD対応とデータ転送用)
USB-Cは2ポート。
1つは100Wパススルー充電専用で、もう1つは最大5Gbpsのデータ転送専用。
充電ポートは入力100Wの出力85Wで、MacBook Air/Proなどのラップトップを急速充電しながら使用できるほどの高出力を誇る。
データ転送用のUSB-Cポートは、最大5Gbpsでデータ転送が可能。5Gbpsの速度は以下のとおり。
データ通信速度 | 所要時間 |
---|---|
5Gbps | デジカメで撮影した写真1000枚分のデータ(約2GB)を 約3秒ほどでデータ移動できる |
USB-A:2ポート(3.2 Gen1)
USB-Aは合計2ポート搭載。どちらも最大5Gbpsでデータ転送できるので、多少重たいファイル・データでも軽くさばくことができる。
USB-Aを介して、重たいデータのやり取りをすることが減ってはきているものの、それでも早いに越したことはないので使いやすいポートになってる。
HDMI:1ポート(4K 30Hz)
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1はHDMIポートを備えているので、大画面の外部ディスプレイに映像出力が可能。
4K対応で高解像度まで対応しているが、リフレッシュレートが60Hz以上なく、30Hzまでの対応なのでMacBook Air/Proなどはポテンシャルを発揮しきれない。
ゲームや映像をメインで使用するためには若干心もとないが、通常の仕事や作業なら30Hzでも不便はない。
数値が低いと、コマ送り動画みたいに動的な映像はカクついてしまう。
イーサネット:1ポート(最大1Gbps)
最大1Gbpsのギガイーサネット対応のポートが1基あるので、サックサクの高速ネット通信ができる。
自宅や職場以外に、旅行先や出張先でも施設のWi-Fiなどが弱ければ、有線LANを通してインターネット接続できるハブはやっぱり便利。
1Gbpsの通信速度があれば、解像度360pで容量40MBのYouTube動画なら、ざっくりだけど0.3秒ほどでダウンロードできるくらい爆速
SDカードスロット:1ポート(最大104MB/s)
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1は、SDカードスロットはあるがMicroSDカードは備えていない。
おそらく一般人の使用率は圧倒的にSDカードのほうが多いからだろう。
ちなみにSDポートは、UHS-I相当の最大104MB/sのデータ通信が可能なので、現行で最高速度がでる規格ではないものの高速通信できるレベルの速度ではある。
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1を使ってみた感想【メリット・デメリット】
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1を使ってみたわかったメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- よく使うポートのみ厳選されている
- 出先のホテルなどでもデバイスの爆速通信が可能
- USB-Cが100Wで充電できる
- 薄くて軽量で持ち運びしやすい
よく使うポートのみ厳選されている
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1は、必要不可欠なポートを最低限に備えつつ、USB-Aポートに余裕を持たせた構成になっている。
SDカードスロットなんかも、一般人はあまり使わないMicro SDを非搭載にしているので、ポートは厳選しているイメージ。
不必要なポートを予め非搭載にして、その分コストを下げて買いやすい価格に調整してくれている印象。
価格6,990円でAnkerのマルチハブでもかなり安い部類
出先のホテルなどでもデバイスの爆速通信が可能
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1は、イーサネットを搭載しているため、自宅以外に職場や出張先のホテルなんかで、有線通信で安定したネット環境の中で作業ができる。
リモートワークの人や、出張が多いサラリーマンなんかは、本ハブ「Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1」がかなり重宝するはず。
USB-Cが100Wで充電できる
本ハブのように、価格が安いマルチハブの多くは一昔前だとUSB-Cの給電能力はいいとこ「60W程度」だった。
本機は、USB-Cポートで100W給電できるスペックを誇り、14インチ以上の大画面MacBook Proでも使いながら充電することが可能。
よって、MacBook本体側のThunderboltをハブの1ポート分しか使わずに充電できるので、これはかなり魅力的なポイントと言える。
薄くて軽量で持ち運びしやすい
長さ120mm、幅58mm、厚み15mm、重さ115gの手のひらサイズの軽量タイプモデル。
バッグにはもちろんガジェットポーチの少ポケット部分にそっと忍ばせれるほど小さいので、外出先でUSB-Cハブを使うシーンで本機は力を発揮しやすい。
デメリット
- 通信速度10Gbosを超えるポートが非搭載
- HDMIは4K対応だがリフレッシュレート30Hzまで
通信速度10Gbosを超えるポートが非搭載
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1はデータ通信するためのポートが多く備わっているが、最大で5Gbps止まり。
デメリットには挙げたが「4K高画質動画の長尺」みたいな超重たいデータではない限り、5Gbpsもあれば十分すぎるので多くの方はデメリットにも感じないと思う。
HDMIは4K対応だがリフレッシュレート30Hzまで
外部ディスプレイへ映像出力ができるHDMIポートを備えていて、高画質4Kは対応しているもののリフレッシュレート30Hzはやっぱり気になる点。
特に映画やアニメといった映像やゲームを楽しむ人にとってはカクつきが気になりやすいので注意が必要だ。
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1はこんな人におすすめ
実際に使ったからこそわかるAnker 341 USB-Cハブ 7-in-1はこんな人におすすめ。
本ハブは価格も安く及第点以上を挙げれる優秀なUSB-Cハブの1つだが、高スペックを求めている人にはややもの足りない印象はある。
コスパが良い癖の少ない万人受けするマルチハブのイメージ。このようなハブを求めているなら、買って大満足できますよ!
デメリットとおすすめできない人を補うAnkerハブはこれだ!
本ハブのデメリットとおすすめできない人に代案でおすすめできるUSB-Cハブを紹介します。
Anker 575 USB-Cハブなら
- 通信速度は最大10Gbps
- HDMI2.0で最大4K 60Hz対応
- さらにDisplayPort1.4(4K 60Hz対応)で外部ディスプレイを数珠つなぎできる
このようにデメリットを補って余りある性能を誇るので、本記事で紹介した「Anker341ハブがちょっとなぁ」って方は、このAnker 575にすると良い。
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1 レビュー【まとめ】
Anker 341 USB-Cハブ 7-in-1のレビュー記事でした。
- 多くの方が使用頻度の高いポートのみ厳選されている
- 出先のホテルなどでもデバイスの爆速通信が可能
- USB-Cが100Wで充電できる
- 薄くて軽量で持ち運びしやすい
- 通信速度10Gbosを超えるポートが非搭載
- HDMIは4K対応だがリフレッシュレート30Hzまで
外観デザインには特筆すべきポイントはないものの、性能や使い勝手はザ・Ankerの安定感!みたいなUSB-Cハブでした。
ケーブル型で使いやすいUSB-Cハブの最上位クラスと言っても過言ではないので、用途が合いそうならGOしちゃってください。きっと満足しますよ。
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