2024最新|充電器アンペア【1A・2A・3A】の違いは?どっちが良くてどっちを買うべきか
こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- 充電器のアンペアについて
- 1Aアンペア・2Aアンペアの違い
- 1Aと2Aどっちが良いか?どっちを買えばよいか?
iPhoneやiPadを所持していると、充電器を買う必要が出てくる場面が多々あります。
充電器を買おうにも「1Aアンペア?2Aアンペア?2.4A~3Aアンペア?」とアンペアがそもそもなんなのかわかりにくいって感じますよね。
ボクも昔はよくわからず、iPhoneだと昔付属していたAppleの純正ケーブルと充電器を使用していました。(下画像)
もう上の画像の組み合わせをおすすめできる機種ってほぼないんよね…
これから充電器を買う方は、損をしたくないから、1A・2A・3Aどっちが良くてどっちを買うべきか知りたいはずです。
充電器を購入する上で、実はこのアンペアが超重要項目なので、今回は上記のような困っている方に向けて充電器のアンペアについてわかりやすく解説します。
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充電器アンペア1A・2A・3Aの違いとは何?結局どっちが良いのか
はじめに結論を述べておきます。
アンペア(A)=電気の量の違い
数字が大きい2アンペア(A)のほうが流れる電気の量が多く、充電スピードが早い
基本は2アンペア(A)か3アンペア(A)以上を買っておくべき
10年ほど前のデバイスなら2Aや3Aに対応していないこともあるので、1Aもあり
上記についてすこし掘り下げていきますね。掘り下げずに2A以上のオススメ充電器教えてよ!って方はこちらをクリックすると飛ばすことができます。
よく聞く【アンペア(A)・ボルト(V)・ワット(W)】はすべて意味が異なる
1アンペア(A)・2アンペア(A)の前にボルト(V)やワット(W)について理解しておくと、今後は充電器を選ぶときにも困ることが減りますので、先に関係性を記しておきます。
上記のような関係性で、それぞれ役割が異なります。
文章に直しまとめると下記のような感じ。
- ボルト(V)=電気を押す力
- アンペア(A)=電気を流し届ける量
- ワット(W)=実際の電気エネルギー
ボルト(V)、かアンペア(A)のどちらかの数値が低いと、消費できるエネルギーのワット(W)も必然的に下がるため、アンペア(A)は低いより高い方が良いことのほうが多いというわけです。
ボルト(V)、アンペア(A)、ワット(W)の関係性はまさに一蓮托生。
最大許容量等もあるから、大きければ大きいほど良いってものでもないからそこは理解していてね!
アンペアは数字が大きいほど比例して充電速度が早くなる
iPhoneのようなスマホやiPadのタブレット、さらにはMacBookのようなノートPCすべてに言えることですが、前述の通りアンペアの数字が大きいほど充電速度が速くなります。
例えば、iPhoneの場合は対応アンペア(A)は下記の通り。
iPhone6以降の機種 ⇨ 〜1A、〜2.1A、〜2.4A
アンペア(A)にボルト(V)をかけ合わせることにより、ワット(W)が決まり、充電速度に繋がります。
充電速度は上記のような数式になるため、アンペア(A)は大きいほどiPhoneやiPad、MacBookを急速充電ができる仕組み。
急速充電についてもっと詳しく知りたい方は「iPhone急速充電まとめ」を参考にしてくださいね。
充電器アンペア1A・2Aの違いによるメリットとデメリット
これまでの内容を読んで、じゃあ数値が大きい2Aにしよう!
ちょっとまって〜。アンペアが高いデメリットもあるから!
1Aと2Aを比較した場合に生じるメリット・デメリットを理解しておきましょう。
アンペア数 | メリット | デメリット |
---|---|---|
1A (低いアンペア) | 小型デバイスならほとんど規格内 価格が安い | 充電速度が遅すぎて終わらない |
2Aや3A (高いアンペア) | 充電がめちゃくちゃ速くなる タブレットレベルから PCレベルまで充電可能 | 急速充電用のケーブルが必要 価格が高い 高いアンペアは機器が対応 していない可能性がある |
上表を見ると、アンペアが高い方がデメリットが多く感じますが、このデメリットを補うだけのメリットがあります。
ただし、低いアンペアの場合は、充電速度が本当に遅いので全く終わず、それに比べるとメリットが微々たるものなんですよね。
充電速度が遅いのは本当にいただけない…
低いアンペアは充電速度が遅すぎるデメリットが痛すぎる
iPhone購入時にずっと付属していたケーブルと充電器は1A×5V=5Wなので、今iPhoneの最新型を充電したとすると0%⇨100%は約3時間30分ほどかかります。
例えば、Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)であれば、3.0A×9V=約27W(最大1.5A×20V=30W)です。この充電器でiPhone最新型を充電すると0%⇨100%は約1時間45分ほどで済みます。
上記、充電速度の差はなんと約1時間45分ほど変わります。
これはアンペアが低いのは痛すぎるという理由がおわかりいただけるのではないでしょうか。
急いでいるときや車のシガーソケットからの充電時に全然充電が溜まらないのは中々のストレスですからね。
充電しながらデバイスを操作するのはNG
充電しながら、iPhoneやiPadの操作はバッテリーにあまり良くないです。
とはいえ、充電中にどうしても操作する必要がありますよね。充電時間が長いとその分充電しながらデバイスの操作時間が長くなってしまう。
上記の状態になるとiPhoneやiPadが異常発熱を起こしたり、充電器も必要以上に熱くなるので、よくない充電環境になります。
よって、充電しながらデバイス操作を控えるためにも低いアンペアは個人的におすすめできません。
充電器アンペア【1A・2A】の違いやどっちを買うべきかでよくある質問
ボクはガジェット、特にApple周りが好きなので本記事の内容は理解していますが、知人でガジェットに興味の無い方は「全然よくわからない!」ってよく聞きます。
そこで、よくわからない方から質問される内容があるので、QA方式で回答しておきますので参考にしてくださいね。
- アンペアが大きいとバッテリーが劣化するのではないか
-
2Aや2.4Aなどであれば、ほとんどのデバイスは規格内なので、必要以上に大きなものでなければ全く問題ありません。
※2.4A以上でも電流制御システムがついている充電器が大多数です。後でご紹介します。 - 結局どんな充電器を買えばよいの?
-
使用するデバイスに応じて異なりますが、スマホを充電する場合は、スマホもタブレットも充電できるマルチな充電器が個人的にはイチオシです。PCはまた別。
※後でご紹介します。 - Apple純正のiPhone充電器が1番良いの?
-
何を持ってして「1番」と決めるかは個人の感じ方によると思いますが、コスパを語る上ではApple純正より優れている充電器は存在しています。
>> iPhoneのおすすめ充電器はこちら
よくある質問について、上記の通りまとめました。
最後に結局2アンペア(A)以上だと、どんな充電器を選んだら良いのか確認します。
2アンペア(A)以上で本当におすすめできる充電器
iPhone(スマホ)を充電する場合
アンペア(A)=1.5A / 2.0A / 3A
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は、iPhoneならどの機種もすべて急速/爆速充電が可能です。
30分あればほとんどの機種が50%以上充電できるおすすめのAnker充電器のひとつです。
iPadもMacBookも充電する場合
アンペア(A)=1.5A / 3A / 4.5A / 5A
Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)があれば、iPhoneを始めとしたスマホの急速充電はもちろんのことiPad(タブレット)やMacBook Air、MacBook Proも同時に急速充電可能。
合計出力は最大150Wで4ポートあるので、複数のデジタルデバイスを所持している人はこれ一つで事足ります。
充電器以外にも2A以上に対応しているケーブルも必要
過去のiPhoneに付属していたiPhoneの充電ケーブルは2A以上に対応していません。
ゆえに充電器を購入したところで急速充電ができません。
そこで下記のようなケーブルが必要です。
USB-Cケーブル to ライトニングケーブル
USB-Cケーブル to USB-Cケーブル
関連 Anker PowerLineⅢ Flow『USB-C&ライトニングケーブル』『USB-C&USB-C』レビュー
充電器アンペア1A・2Aや3Aの違いとは?どっちが良くてどっちを買うべきか?まとめ
1Aか2Aの充電器で違いがわからなかった方や、どっちの充電器を買うべきか迷っている方は本記事で答えがわかったはずです。
1Aを選択する理由は、ほぼ皆無に等しいので、余程の理由が無い限り1Aより2Aや3Aの充電器を選びましょう。モバイルバッテリーにしても同様の考え方で大丈夫です。
2A以上の充電器でVがある程度高ければかなり便利。
なぜなら、あと30分や45分で家を出るって時でもスマホだったら50%以上の充電を行うことができます。
よって今から購入するなら、1Aではなく2Aもしくは3Aを購入するのがベストという結論にいたりました。
本記事で紹介した急速充電器と対応ケーブルはこちら
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