RAVPower RP-PB201 レビュー丨MacBook Pro充電可能。大容量&高出力60Wの20,000mAhモバイルバッテリー
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こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- RAVPower RP-PB201の使用レビューについて
- 2ポート同時で最大60Wで充電ができるモバイルバッテリーのこと
- 容量20,000mAhで最大60WでMacBook Air/Proを充電できるモバイルバッテリーのこと
今やMacBook Air/Pro、iPad、iPhoneなど何かしらのガジェットを持っている人が多くなり、モバイルバッテリーって持っていない人がいないくらい当たり前のモノになりましたね。
iPhoneなどのスマホで使用しているモバイルバッテリーの大半は、MacBook Air/ProのようなノートPC用を充電しようとしても電源を入れながら充電が出来ません。
理由は、出力(充電速度)や容量が足りないから。
そこで「RAVPower RP-PB201」のような60Wも出る高出力のモバイルバッテリーを1つ持っておけば、問題解決!
2ポート搭載(2箇所充電可能)しているため、MacBook Air/ProのようなノートPCとiPhoneやiPadといったスマホ・タブレットを同時に充電することができる超優秀モバイルバッテリー。
それでは本記事『RAVPower RP-PB201 レビュー丨MacBook Pro充電可能。大容量&高出力60Wの20,000mAhモバイルバッテリー』について3ヶ月ほど使用したボクがレビューしていきます。
ノートPCおすすめモバイルバッテリーに選出
RAVPower RP-PB201の特徴
- 20,000mAh超容量でiPhone12を4回以上充電可能
- MacBook Air/Proも1回以上充電可能
- USB-A USB-C(PD対応)で2台同時充電可能
- 1つ持っていれば大体のモノに対応できる
- 大容量ながら、軽量化に成功
- 価格はそこそこする
「RAVPower RP-PB201」のスペックを確認します。見たい方だけクリックしてくださいね。
出力や入力って何?って方のためにが簡単に書いている下記を参考してネ!
出力 ⇨ モバイルバッテリーや充電器からiPhoneやiPad/MacBookなどのデバイスを充電するときに送り出すエネルギー※数値が高いほどデバイスが急速で充電が可能
入力 ⇨ モバイルバッテリー本体を充電するときに受け取ることができるエネルギー※数値が高いほどモバイルバッテリー本体が急速で充電が可能
RAVPower RP-PB201の開封レビュー
RAVPower RP-PB201を開封時の外箱/内容物・本体外観/デザインなどを確認していきます。
RP-PB201の外箱/内容物
外箱、内容物の順で確認していきます。
RP-PB201の外箱
マット調の厚紙ベース。ザ・RAVPower感が前面にでているパッケージ。ふと思いましたが、ザ・ラブパワーってすんごいパワーワード…
RP-PB201の内容物
付属のケーブルはUSB-C to USB-C
内容物はRAVPower RP-PB201本体含めて下記の通り4点
- RAVPower RP-PB201本体
- USB-C to USB-Cケーブル
- ユーザーガイド
- サポート案内
RP-PB201の本体外観/デザイン
本体外観/デザインを『表・裏・ポート部分・側面』等わけて画像つきで確認していきます。
RP-PB201の表・裏
指紋がつきにくい仕様。傷はそこそこつきやすい印象。
背面も前面同素材で、細かな製品仕様が記載されています。
RP-PB201のポート部分・側面
角はきれいな弧を描いていて、安全設計。つなぎ目は真ん中ですね。
USB−C(PD)60WとUSB-A(iSmart2=QC3.0)18Wのどちらも高出力で合計2ポート搭載。
RP-PB201のインジケータ
物理ボタンを押して、電源のオンオフ切り替え。
LEDインジケーターは青色でよくある4段階仕様で本体残量を表示。
- 1点灯⇨ ~25%
- 2点灯⇨ ~50%
- 3点灯⇨ ~75%
- 4点灯⇨ ~100%
RP-PB201の重量/サイズ
容量が大きい分本体サイズもそこそこ大きいもののすべりにくく、持ちやすく握りやすい形状&素材。
- 重さ:366.6g
- 横幅:15.1cm
- 奥行き:6.6cm
- 高さ(厚み):2.5cm
iPhoneSE2よりやや長さがあるもののほぼ同サイズ。ユウボク東京デイズポーチにはちょうどのサイズ感で非常に収まりが良いのでスッキリ。
他のRAVPower 20,000mAh以上のモバイルバッテリーと比較
RAVpower RP-PB058の容量は26800mAhと超大容量で、最高出力30Wで出力はやや低いですが、4ポートあります。2020年までずっとMacBook Pro充電用に使用していました。
モバイルバッテリーを持ち運ぶときに重要ポイントとして、モバイルバッテリーの本体重量やサイズ感が挙げられますよね。
本記事でご紹介のRAVPowerRP-PB201のすごいところは超大容量+高出力60Wにもかかわらず、コンパクトなサイズ感と軽量化を実現しているところ。
今は外で仕事がすることが減りましたが、外勤が多い方だと100g軽くなるのは、完全に助かりますよね。
バッグの中に入れる100gの違いはまさに「たかが100gされど100g」
持ち運びが前提条件になっているモバイルバッテリーは軽い・コンパクトは正義やで!
もっと小さくMacBookを充電しない方はRP-PB186がおすすめ
一回りサイズが小さく、重量も180g台で200gを切っています。
iPhone(スマホ)やiPad(タブレット)をメインで充電したい方はRAVPower RP-PB186がピッタリです。
RAVPower RP-PB201を使用して充電
「RAVPower RP-PB201」は容量が※20,000mAhある超大容量かつ最高出力60W(MacBook Pro13㌅を急速充電可)で充電することが可能なホームランもヒットも打てる万能モバイルバッテリー。
容量20,000mAhってどれくらい
上画像の通り、iPhone11Pro MAXだと2.6回充電可能。iPhone12だと4回以上充電可、MacBook Air/Proも1回以上充電できる超容量サイズです。
RAVPower RP-PB201の各ポートの仕様とオススメデバイスは下記の通り。
端子 | 最大出力 | デバイスの充電オススメ度 |
---|---|---|
USB-C | 60W | iPhone◎ iPad◎ MacBook Air◎ MacBook Pro◎ |
USB-C (同時利用時) | 45W | iPhone◎ iPad◎ MacBook Air◎ MacBook Pro◯ |
USB-A | 18W | iPhone◎ iPad◯ MacBook Air△ MacBook Pro✕ |
USB-A (同時利用時) | 15W | iPhone◎ iPad◯ MacBook Air✕ MacBook Pro✕ |
各ポートの出力やデバイスの相性を確認したところで、実際の充電時のワット数を測定確認。
RAVPower RP-PB201で各シチュエーションで充電チェック
それでは「RAVPower RP-PB201」を使用して下記の充電方法を順に確認していきます。
- USB-C(PD) ⇨ MacBook Proを充電
- USB-A ⇨ iPhoneSE2を充電
- 『USB-C(PD) ⇨ MacBook Pro』『USB-A ⇨ iPhoneSE2』2台同時充電
- RAVPower RP-PB201本体を充電
上記、1.〜4.を順に確認していきます。
1. USB-C(PD) ⇨ MacBook Proを充電
ケーブルはAnkerのUSB-C to USB-C
USB−C出力:19.1V × 2.98A=56.91W
RAVPower RP-PB201のUSB-Cの最大出力60Wに対して、実測値は約57W。
計測時のアベレージは50W〜55Wほど。
かなりの高出力で、Apple純正61W充電器と遜色ない数値なので、爆速で充電が可能。
MacBook Pro13㌅を使用しながら充電することが多いけど、使用方法によって2時間30~3時間30くらいで0%⇨100%って感じ!
2. USB-A ⇨ iPhoneSE2を充電
ケーブルはAnkerのUSB-A to ライトニングケーブルを使用。
USB−C出力:5.1V × 1.79A=9.2W
RAVPower RP-PB201のUSB-A(QC3.0)の最大出力18W。iPhoneApple製品はQCに対応していないので、18Wで充電は出来ません。
実測値は約9.2W。
計測時のアベレージは8W〜11Wほど。最大12Wくらいで充電出来ていました。
使用するケーブルによっても左右されるから、iPhoneを使っている人は急速充電の方法を知っておくと良いよ!
3. 『USB-C(PD) ⇨ MacBook Pro』『USB-A ⇨ iPhoneSE2』2台同時充電
2ポート同時接続時は、下記の通り制限がかかります。
- USB-C:60W⇨45W
- USB-A:18W⇨15W
45WでもMacBook Air 13㌅(30W)ならフルスピードで急速充電が可能で、MacBook Pro 13㌅(60W)でもフルスピードの80%くらいの速度で充電することが出来ます。
USB−C出力:19.2V × 2.23A=42.8W
USBーA出力: 5.1V × 1.71A=8.8W
テスターで実測値は上記の通り。ほぼほぼ理論値通りの数値で充電することが出来ていました。特に問題など3ヶ月使用していも感じません。
4. RAVPower RP-PB201本体を充電
付属のケーブルと充電器を使用してRAVPower RP-PB201本体を充電します。
USB-Cの30W以上のPD対応充電器との組み合わせでRAVPower RP-PB201本体を最速3時間充電。
一世代前では、20,000mAh充電器本体の充電は約6時間や7時間かかることはザラやったから、めっちゃはやくなったねん!
使用する充電器はRAVPower「RAVPower RP-PC133」最高出力65WのRAVPowerの名機。
USB−C出力:19.7V × 1.26A=24.8W
理論値30Wでの入力に対して、テスター実測値は24.8W。
計測中のアベレージは22W〜27Wくらいで急速でモバイルバッテリー本体を充電することができます。
RAVPower RP-PB201本体の充電は約3時間くらいで0%⇨100%になるよ!
本体充電に使用した充電器はこちら
RAVPower RP-PB201の良かった点・気になった点
良かった点
- 外出先でMacBook Air/Proを急速充電できる
- 容量20,000mAhで数日持ち運べます
- iPhone約4回 or iPad約1.5回以上充電できる安心感
- 2ポート同時充電できる
- 最大60Wの高出力
- USB-AもUSB-Cもどちらも使用できる
- 荷物が減る
荷物が減って、超大容量かつ高出力はノートPCなどをガシガシ使う人からするとめちゃくちゃ大きなメリットです。
気になった点
- 価格以上の性能・品質の良さは感じるが安くはない
- 軽量化されたとはいえ、10,000mAhくらいのモバブに比べると大きい
価格相応、もしくは以上の価値は感じますが、もとの値段が7,000円台なので安いとは言い難い。
ただし、デメリットを上回るメリットを感じるなら1つ持っておくと充電事情のQOL爆上がりは間違いない逸品と言えます。
荷物を減らして、まとめることが出来て、高性能ってことを考えるとコスパは良いんやけどね!
RAVPower RP-PB201をおすすめできる人・できない人
RAVPower RP-PB201をおすすめできない人の解決方法
- ノートPCは充電しない(20,000mAh欲しい) ⇨ Anker PowerCore Essential 20000
- 20,000mAh以下のコンパクトモバイルバッテリーが良い⇨ RAVPower RP-PB186
- 3台以上同時に充電したい ⇨ Anker PowerCore III Elite
関連記事
Anker PowerCore Essential 20000のレビューを見る
RAVPower RP-PB201のレビューまとめ
- 20,000mAh超容量でiPhone12を4回以上充電可能
- MacBook Air/Proも1回以上充電可能
- USB-A USB-C(PD対応)で2台同時充電可能
- 1つ持っていれば大体のモノに対応できる
- 大容量ながら、軽量化に成功
- 価格はそこそこする
総評:「RAVPower RP-PB201」は20,000mAhの超大容量かつ高出力60Wで軽量化に成功しているノートPCなどと一緒に持ち運べる高性能モバブ
ノートPC,タブレット、スマホなどを所持しているなら、1つあると安心できるよ!
現在約3ヶ月ほど使用していますが、外出時にメリットがデメリットを大きく上回ることを実感できる製品、MacBook Air/ProやiPadと相性抜群のイチオシモバブです!
ノートPCおすすめモバイルバッテリーに選出