Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wレビュー|PPS対応2ポートモバイルバッテリーiPhone13の相棒に
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
本機は新型でています↓
こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wについて
- 大人気モデルの新型のこと
- Anker初のPPS対応モバイルバッテリーのこと
普段から持ち運ぶデバイスはiPhoneなどのスマホは必須の世の中になりましたね。
さらに最近はApple WatchやAirPods Proなども常時持ち運びするデバイスも増える中、同時にバッテリー切れのリスクが日々増加中。
外出先でバッテリー切れは、スケジュール管理・決済管理・リマインドなどをデジタルデバイスで管理している方からすると恐怖でしかありません。
そこでバッテリー切れのリスクを簡単に解決してくれるモバイルバッテリーがまたまたAnkerさんからまたまた登場。
その名は「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」!
旧モデルより、最大出力が7Wアップしてスマホをさらに急速充電(爆速)が可能になったよ!
それでは「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wレビュー|PPS対応2ポートモバイルバッテリーiPhone13の相棒に」を書いていきます。
- モバイルバッテリーの買い替えを検討中
- iPhone13を2回以上できるモバイルバッテリーがほしい
- iPhoneを最大速度で充電したい
- iPhoneの他にAppleWatchやAirPodsのような小型デバイスを充電したい
- iPad miniクラスのタブレットも1回前後充電したい
- GalaxyなどのPPS対応スマホを持っている
- 安心できるメーカーのモバイルバッテリーがいい
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの特徴
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、「急速充電(PD/PPS対応)」「出力25W」「全モデルより安い」10,000mAh容量のモバイルバッテリーです。
特徴をまとめると下記の通り。
- 約10,000mAhの大容量
- iPhone12を約2.3回充電
- Galaxy S21を約1.7回充電
- iPad miniを約1.3回充電
- 最大出力25Wでスマホ以外にタブレットも充電できる
- 最大入力18Wで本体を約3時間で充電
- USB-CとUSB-Aの2台同時充電
- 2台同時充電時は最大合計15W
- 全モデルとほぼサイズが変わらずパワーアップ
スマホ用のモバブとして、最前線で活躍するための機能が備わっています。
いつもの通り、Anker製品はiPhoneシリーズへの相性は抜群。
本製品でAnkerモバイルバッテリー初の※PPSが搭載されているため、PPS対応機のAndroidスマホは「3.3-6V=3A」「3.3-11V=2.78A」の最大25Wで充電できます。
PPSはProgrammable Power Supplyのことだよ!一部のGalaxyやXperiaなどに対応してるよ!
電力供給時の電圧/電流を小刻みにコントロールする機構のこと。スマホやモバブが必要以上に熱くならずに、最短の時間で充電が可能になるUSB PD3.0のオプション規格。
PPSモバイルバッテリーの流通はまだまだ多くありません。
本ブログで紹介しているPPS対応モバイルバッテリーは「CIO SMARTCOBY 20000mAh」「CIO MB20W-10000」などがありますのでご参考までに。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの製品仕様/スペックは下記の通り
PowerCore 10000 PD Redux 25Wの製品仕様/スペックをクリックしてみる
ブランド | Anker |
製品名 | PowerCore 10000 PD Redux 25W |
重量 | 194g |
サイズ | 横幅:10.7cm 奥行き:5.2cm 厚み:2.7cm |
カラー バリュエーション | ブラック |
入力 USB-C | 5V=3A 9V=2A ※最大18W |
出力 USB-C | 5V=3A 9V=2.78A ※最大25W |
出力 USB-C PPS出力 | 3.3-6V=3A 3.3-11V=2.78A ※最大25W |
出力 USB-A | 5V=3A 9V=2A 12V=1.5A ※最大18W |
同時出力 USB-C & USB-A | 最大15W |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
保証期間 | 最大24ヶ月 |
PowerCore 10000 PD 25Wの容量は10,000mAhでiPhoneを2回以上充電することが可能。
10,000mAhの目安
iPhoneに限らず、スマホ全体的に1.5回〜2回強くらい充電が可能。タブレット系はiPad miniサイズなら1回以上は充電できる容量です。
iPhoneにもAndroidにもタブレットミニサイズにもおすすめできるモバイルバッテリーが本機だよ!
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのレビュー
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのパッケージもいい意味でいつものAnker感がまる出し。ニューパッケージは2022年とかなのかな。
開封するとモバイルバッテリー本体含めて、同梱品がみっちり入っています。
内容物
PowerCore 10000 PD Redux 25W本体を含めて全部で6点。ポーチの中にリストストラップが入っています▼
ポーチの中にリストストラップが入っているので取り出しを忘れないように。
これいいな〜って思ったのが、付属のUSBケーブルです。これがなんと片側が着脱式になっていて、USB-CとUSB-Aで切替ができます。
この着脱式のケーブルが同梱されていたのは、Anker製モバイルバッテリーでは初めて。(ボクの記憶と経験上)いや〜かゆいところに手が届くAnkerさん!脱帽です。
欲張りすぎるかもしれないけど、Lightningがあったら神やった。
- Anker PoweCore 10000 PD Redux 25W
- USB-C & USB-C(USB-A着脱式コネクタ)ケーブル
- メッシトラベルュポーチ
- リストストラップ
- 取扱説明書
- カスタマーサポート
LightningケーブルはAnkerケーブルが耐久性高くて安全で良いよ!数年間使用しても一度も断線なし!
著者のイチオシケーブル
Ankerの柔らかくて絡まらないライトニングケーブルが特にオススメです。
Anker 絡まらないライトニングケーブルのレビューを見る
USB-A to USB-Cケーブル
USB-C to Lightningケーブル
外観/デザイン
PowerCore 10000 PD Redux 25Wの素材は、ストラプメッシュのシボ加工で程よいマット感のあるデザインに仕上がっています。傷がつきにくいタイプの素材。
素材もそうだけど形も角が丸みを帯びていて手馴染み良いよ!
相変わらずコンパクト!これで最大出力が25Wというんだから、ビックリです。旧モデルより数ミリ厚みを感じます。(厚み:旧モデル2.5mm/本モデル 2.7mm)
側面には「USB-A(出力のみ)」「USB-C(出力&入力)」の小型の10,000mAhモバイルバッテリーとしてよくある2ポートタイプ。
前面とは異なりややツヤサラ感のある素材。規格が表示されているので、一応アップを載せておきますね。▼
CEマークやFCCマークもわかりやすく表示あり。充電規格って細かくてわかりにくよ!って方は下記を参考にしてくださいね。
- USB-C出力⇨最大25W
- USB-A出力⇨最大18W
- 2台同時出力⇨最大15W
- USB-C入力⇨最大18W
ストラップホールが一箇所、角に作られているので付属のリストストラップを着けると、手に持ったときに落とすリスクを軽減できます。
付属のストラップをホールに通す
より安全に持ち運べる
さらにトラベルメッシュポーチに本体を入れて持ち運ぶとより安全に。
モバイルバッテリーは持ち運び前提で使用することが多いので、付属品でトラベルポーチを付けてくれるのは地味にありがたい。
バッテリー残量のLEDランプは4段階・低電流モードあり
本機のバッテリー容量を確認するには、LEDインジケーターで確認が必要。上部の電源ボタンを押せば確認できます。細かい確認方法は下記の通り。
- LED1点灯⇨0~25%
- LED2点灯⇨25~50%
- LED3点灯⇨50~75%
- LED4点灯⇨75%~100%
電源ボタンは2度おすと緑色に点灯して低電流モードになります。低電流で充電するデバイス接続時に使用するモードです。
小型デバイスも低電流モードで安全に充電可能
Apple WatchやAirPods Proのような小型デバイスを充電するときに低電流モードに切り替えようね!
サイズ/重量
重量は公称194g(実測193.7g)で旧モデルPD Reduxより約2g重たくなっていますが、2gなので全然気になりません。
- 横幅:10.7cm
- 奥行き:5.2cm
- 厚み:2.7cm
- 重量:194g(実測193.7g)
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの「出力・入力」
PowerCore 10000 PD Redux 25WはUSB-AとUSB-Cで出力できます。※USBーCは入力と併用
出力を確認していきますが、「よく聞く出力や入力って何っ?」て方は下記を確認してくださいね。
出力/入力とは?クリックしてみる
- 出力
モバイルバッテリーや充電器からiPhoneやiPad/MacBookなどのデバイスを充電するときに送り出すエネルギー※数値が高いほどデバイスが急速で充電が可能 - 入力
モバイルバッテリー本体を充電するときに受け取ることができるエネルギー※数値が高いほどモバイルバッテリー本体が急速で充電が可能
先に、PowerCore 10000 PD Redux 25Wの出力ポイントのまとめ確認。
- タブレットを充電するならUSB-Cポートに挿す
- USB-Cは25W出力PPS対応(Apple製品は20W)
- USB-Aは18W出力(Apple製品は12W)
- 2台同時に充電時は、合わせて15W出力になる
- パススルー充電は非対応
- 本体は18W入力で約3時間で充電できる
では出力と入力の確認をしていきます。
USB-C(PD)はPPSに対応で最大出力25W
USB-C(PD)はPPS対応しているため、一部のGalaxyやXperiaのようなAndroid端末(PPS対応機)であれば最大25Wで充電可能。
Apple製品はAndroid端末と規格が異なります。よって、iPhoneは最大20Wで急速充電ができます。
iPhone12ProをUSB-Cで充電
約17.2W
理論値 | 測定値 |
---|---|
25W(iPhoneは20W) | 17.2W |
安定して15W〜くらいでiPhone12Proを急速充電することができています。
iPhoneは「シリーズ8~11」までは18W対応で、「シリーズ12~」は20Wの急速充電に対応しているよ!
iPhoneの急速充電の仕組みは、iPhoneを所持している人は絶対にしっておくべきことなので、わからない方は下記を参考にしてください。
iPad Air 4も急速充電できる
ちなみにUSB-CでiPad Air 4(2020)も25Wくらいで充電できたよ!
iPad Air 4で充電できたとおり、タブレットも充電できるパワーを発揮。
ただし、容量が10,000mAhなのでメインで使用というよりはタブレットの充電は臨時利用を想定するほうが現実的。
タブレットを同時に充電したい!って考えている方はiPad・タブレットにおすすめの厳選したモバイルバッテリーまとめを確認してくださいね。
USB-A(PD)は最大出力18W
USB-A側はPPS非対応で最大18W充電が可能。
iPhone12ProをUSB-Aで充電
約10W
理論値 | 測定値 |
---|---|
18W(iPhoneは12W) | 10.0W |
Apple製品はUSB-A側は規格的に最大約12W出力になります。それでも30分もあればiPhone12Proでも、40%くらい充電できるので十分な速度。
USB-A側だとフル充電は2時間ちょっとかかるね!USB-Cより+30分くらい多くかかるイメージでいいよ。
2台同時充電時は最大出力が合計で15W
iPhoneを2台同時充電
合計で約15Wで充電可能
理論値 | 測定値 |
---|---|
合計15W | 約10W+約4W=14W |
接続するデバイスの状況によって、自動で合計15Wになるように調整がはいります。
急いでいる時やスマホ2台持ちの方は、ストレス無く2台ともそこそこのスピードで充電できるのはありがたい。
モバイルバッテリー本体は最大入力18W
モバイルバッテリー本体は同社のAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのような急速充電器があれば最大18Wでめちゃくちゃ早く充電できます。
0%⇨100%まではだいたい3時間くらいで満充電になるよ!夜充電すれば朝には必ず充電できるのが便利!
関連記事 Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの実機レビュー
PD Redux 25Wはニンテンドースイッチ用のモバイルバッテリーとしても使いやすい
ニンテンドースイッチ本体とJoy-Conを一回以上充電できる容量10,000mAhを備え、出力が25Wかつコンパクトなので本機はニンテンドーSwitchモバイルバッテリー用でもおすすめできます。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの「良かった点・気になった点」
- 旧モデルとサイズ感はほぼ変わらずより最大7Wの出力UP
- iPhoneを2回以上充電できる容量
- 最大25Wの高出力で充電を急いでいるときに助かる
- 付属のケーブルが脱着式なのでUSB-AとUSB-Cの使い分けが可能
- PPS対応で一部のAndroid端末はかなり恩恵をうける
- 旧モデルよりなぜか安い
良かった点は数多くあり、本記事のまとめみたいになりますがざっと上記のとおりです。
特筆すべき点は、旧モデルより進化したにも関わらず価格が安くなるという逆転現象。
旧モデルの改良でマイナーチェンジのような形なので、開発費等が抑えられた結果でしょうかね。にしても消費者としてはまじでありがたい。
- パススルー充電がない
パススルー充電がないことだけが唯一ネックポイントでした。そこまで重要ではない機能ですが…あれば助かるかも!みたいな機能。
パススルー充電とは、デバイスとモバイルバッテリーを同時に充電する仕組みのことです。
この機能があればモバイルバッテリーを充電しつつiPhone(スマホ)を同時に充電できるので、いざって時に役立ちますからね。
もしパススルー充電機能つきで同じような性能のモバイルバッテリーがほしい方は「CIO MB20W-10000」がオススメ!
旧旧モデルと旧モデルのReduxと比較
ちょっとややこしいのですが、本機含めて似たようなモバイルバッテリーがAnkerから3台発売されています。それぞれの製品名は下記の通り。
- 本機⇨PowerCore 10000 PD Redux 25W
- 旧機⇨PowerCore 10000 PD Redux
- 旧旧機⇨PowerCore 10000 Redux
ちょっとわかりにくいよね!『25W』の表示がある『Redux』シリーズのモバイルバッテリーが本機だからね!>>製品ページを見る
本機のPowerCore 10000 PD Redux 25Wは2モデル前から外観はほぼ変わっていません。気持ち本機が数ミリ大きい程度。
関連記事 旧型と旧旧型のPowerCore 10000 PD Reduxの比較レビュー
インターフェースや各ポート最大出力数は各機異なります。すべて本機が利便性も性能も1番高い仕上がり。
ポート数はすべて2ポートで変わりませんが、画像右の2世代前はポートがMicroUSBでさらに最大出力12Wと今となっては取り回しがききにくい性能。
画像中央の1世代前も最大出力18Wとやや古い印象が否めない性能。
と、なると今買うなら本機のPowerCore 10000 PD Redux 25Wで間違いないでしょう。旧機を購入する理由が見当たりません。
豆知識として、iPhoneは12シリーズから最大20Wで充電可能です。12シリーズ以前は最大18W。iPhone急速充電の知っておくべきことの通り、iPhone8以前は急速充電がないので激遅です。
本機のPowerCore 10000 PD Redux 25Wを購入しておけば間違いなし
iPhoneやiPadなどのApple製品をメインに使用しているとモバイルバッテリーの出力は最大20W以上あるのがベストです。
よって、本機がベストチョイスになります。さらにサイズ感や金額がかわるのかと言うと、ほぼ全部同じですからね。
むしろ、1世代前の旧モデルより本機の新モデルのほうが安く購入できます。各機の比較表を確認してくださいね▼
製品画像 | 10000 PD Redux(25W) | 10000 PD Redux(18W) | 10000 Redux(12W) |
製品名 | PowerCore 10000 PD Redux 25W | PowerCore 10000 PD Redux | PowerCore 10000 Redux |
サイズ | 107×52×27mm | 106×52×25mm | 106×52×25mm |
重量 | 194g | 192g | 186g |
ポート | USB-A×1 USB-C×1 2ポート | USB-A×1 USB-C×1 2ポート | MicroUSB×1 USB-A×1 2ポート |
最大出力 | 25W | 18W | 12W |
最大入力 | 18W | 18W | 10W |
おすすめ | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) |
価格 | 約3,900円 | 約4,300円 | 約3,000 (販売終了) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
改めて比較表で見ると今のところ本機「PowerCore 10000 PD Redux 25W」一択で間違いないです。
旧モデルの「PowerCore 10000 PD Redux」の方が良い!ってなる場合はどういう時かな?って考えました。
結果は、iPhone11以前のモデルを持っている方や価格がかなり安くなっている時のみですね。
本機は新型でています↓
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのレビューまとめ
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのレビューを書きました。最後におすすめできる人とおすすめできない人をまとめておきます。
PowerCore 10000 PD Redux 25Wがこのタイミングで発表されたのは、まさに「iPhone13」を強く意識してだと感じます。
昨年のiPhone12発表時には20W充電器のAnker PowerPort Ⅲ Nano 20W が発売されたのは記憶に新しいね!
本機をiPhone13用に購入するには、まさに性能的には申し分なし。
iPhone13を2年間使うなら余裕でも元が取れるレベルの品質です。2年保証もありますし。
心機一転で新たにiPhoneを購入する方やPPS対応のAndroid端末をお持ちの方にはベストモバイルバッテリーとなることでしょう。
急速充電・爆速充電を体験して充電時にストレスフリーな生活を送ってくださいね。
それでは良きモバイルバッテリーライフを!
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります